東方博麗社〜もし博麗神社に参拝客が来ていたら   作:だぴょん

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タイトルの通り5面まで進みます。

ちなみに、僕が紺珠伝で1番好きなスペカは

超特急【ドリームエクスプレス】ですね。

ではでは、三人称視点でどうぞ。

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《《活動報告でアンケートやってます!詳しくは活動報告まで!》》


清浄機の扇子と星条旗のピエロ

いま、霊夢達は面倒なことになっている。

 

生命力の塊、すなわち穢れの塊と化した妖精の大群が霊夢達を攻撃している。

 

早苗「これだけ掃除してるのにまだ湧いてくるなんて……」

 

尊朝「正直面倒臭いことになってますね……」

 

その時、急に後方から周辺の妖精が一瞬にして浄化された。5人はそれにびっくりし、後ろに振り向く。そこには……

 

霊夢「あら、あんた達は……綿月姉妹、だっけ?」

 

そこには、扇子を持った豊姫と依姫がいた。霊夢と綿月姉妹は、早苗が幻想郷に来た頃に様々な理由が重なり霊夢とはかなり仲が良いようだ。

 

依姫曰く、今回の異変で夢の世界に逃げ、封殺された人以外にも月の都に残っている月の民は少ないがいるという。サグメもそれらしい。

 

因みに言っておくと、依姫は詠夢に勝負を挑んだ時に、全く歯が立たずに詠夢に敗北したため、詠夢は月の都の中で目指すべき存在であり伝説になっているらしい。能力相性の関係で勝てただけだと思うが。

 

豊姫「ええ。八意様から聞いていた生身の人間というのはあなた方だったのね。ちなみに今のは、この扇子のお陰だわ」

 

そう言ってまるでお前はドラ○もんかと言わんばかりに上に突き出したその扇子は、豊姫曰く、この扇子を一振りすれば、純化されたものを一瞬で浄化し、穢れを無くせるというおっかない扇子なのである。

 

依姫「あら……そういえば、詠夢は?」

 

霊夢「ああ……どうやら嫦娥とかいう人の夫に体の内側から壊されたらしくて……。永琳のところで療養中よ」

 

依姫「あら……お大事にって言っておいて。ほらほら皆さん方、敵らしき奴が来たわよ。じゃあ、私たちはこれで行くわね。ごきげんよう」

 

そして、2人は豊姫の能力を使い消えていった。豊姫の繋げた先は幻想郷のようにも見えた。詠夢に会いに行くのだろうか。

 

5人は敵の方へと振り向き、戦闘態勢に移る。

 

早苗「あなたは誰ですか?」

 

クラピ「あたいは地獄の妖精クラウンピース」

 

クラウンピースは続ける。

 

クラピ「月の民は友人様の敵、友人様の敵はご主人様の敵、ご主人様の敵はあたいの敵だ!とてつもない力でお前達をやっつけちゃうぞー!」

 

早苗「望むところです!」

 

早苗が応戦し、戦いが始まった。

 

クラピ「獄符【ヘルエクリプス】」

 

早苗「なっ……早速耐久なんですか……」

 

今、主犯に純化され強くなっている、いや狂っているという言葉がお似合いのクラウンピースは、その強さをこれでもかという程見せつけてくる。

 

約1分ほどに及ぶ過激な弾幕を避け続け、遂に時間切れになる。

 

早苗「ふう、終わった……じゃあ行きますよ!土着神、諏訪子様のお力をお借りします!蛙符【手管の蝦蟇】」

 

早苗を中心にエネルギーがチャージされ始める。そして約3秒ほどで完了、広範囲に渡り爆発する。爆発と同時に全方位弾が発射され、それに沿って大量の小粒弾がばら撒かれる。後にその弾幕全てがクラウンピースを襲う。

 

クラピ「うわっ、ちょっ……」ピチュ-ン

 

実はこのスペル、弾消しのスペルを持ち合わせているか、気合いで避けるか、直ぐに遠くに離れないと回避は不可能な早苗の自慢のスペルなのだ。

 

早苗はあれ?という表情をして、

 

早苗「意外と……チョロいものなんですかね?」

 

と、舐めプ発言。

 

クラピ「くっ……綺麗にやられた……」

 

早苗「さあさあ、親玉を潰しに行きましょう!」

 

「「「「おー!」」」」

 

5人は異変の主犯の1人ーーー純狐のもとへと向かっていった。

 

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一方、永遠亭の病室にいる詠夢は、先程永遠亭に来た小鈴と一緒に、また同じように月を見上げていた。

 

しかし、さっきとは違い、窓越しに映る顔は口角が上がっていたのが突然の来訪者……豊姫と依姫にもはっきりとわかった。

 

依姫「久しぶりね、詠夢」

 

「ん……?あ、お久しぶりです。依姫さん、豊姫さん」

 

そして、詠夢は心配そうに訊く。

 

「あの、霊夢は……霊夢は、無事ですか?」

 

すると、豊姫は優しく詠夢の頭を撫で、こう言った。

 

豊姫「霊夢は無事よ。詠夢の為に異変解決を頑張ってるわ」

 

隣で小鈴がムスッという顔をしたことに気づいたのは詠夢だけだ。綿月姉妹はそれを何ともせずに優しく話しかける。

 

依姫「詠夢、嫦娥の夫と戦ったんだって?なに無茶なことをしてるのよ」

 

「無茶じゃないです……僕は…この幻想郷を、自分で守りたかったんです……あの方の周りの結界までは破壊できたんですが、そこからは覚えてなくて、気づいたらここに寝てて……」

 

結界を破壊できた、そのことを聞き2人は大層驚いた。

 

豊姫「えっ!?あの結界を!?1人で!?」

 

依姫「でも、無理しすぎよ!別に負けても良かったじゃない」

 

すると、バン!と、机を叩き、詠夢が叫ぶ。

 

「それじゃあダメなんですッ!」

 

小鈴「ちょっと詠夢、落ち着いて……」

 

その小鈴の声を無視して詠夢は続けた。

 

「この戦いに負けて、幻想郷を……第2の自分の世界まで失いたく無かったんです……」

 

詠夢は肩を震わせ、今にも泣きそうな表情で訴えた。

 

詠夢の知らないところで詠夢の過去のことを霊夢から聞いていた2人は、詠夢の主張は一理あると感じたのだ。

 

豊姫「そうよね……ごめんなさいね、主張を壊しちゃって」

 

「あ、いいえ……こちらこそ急に激昂してすみません」

 

依姫「ところでさっきから気になってるんだけどさ……」

 

大切な話が終わったあと、依姫は急に意地悪そうな表情を浮かべて話した。

 

「詠夢、その子と付き合ってるの?」

 

豊姫「ぶふっ!?」

 

依姫は「ちっ、違うもん……///」という初々しい反応を見せて欲しかったのだろう。しかし、

 

「はい、彼女の小鈴です」

 

小鈴「本居小鈴です、よろしくお願いします」

 

という、かなり慣れている返事が返ってきたので逆に依姫の方が驚かされてしまった。豊姫に至ってはついていけていない。

 

豊姫「え、じゃあどのくらい付き合ってるの?」

 

小鈴「かれこれもう半年ですかね?」

 

依姫「へえー、もうそんなに長く……。それでさ、詠夢。その頭に生えてるの、ネコ耳?」

 

「あれ、出てた?これはね……」

 

この後も4人の話は続き、それによって詠夢の心にぽっかりと開いた「霊夢」という部分を、一時的に埋めてくれたのかもしれない。




やっぱりほのぼのと団欒してた方が僕は得意かも……

戦闘向いてないわ。

さあ、次回は純狐戦ですよ!

それでは次回、またお会いしましょう。
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