東方博麗社〜もし博麗神社に参拝客が来ていたら   作:だぴょん

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遂に評価に色が付きました!読んでくれている皆様、ありがとうございます。色づいたお陰か、何も投稿してないのに1時間UAが60いっててちょっと驚きました。

全話PVも10万突破しました。本当に有難い限りです。

今回も詠夢の登場部分は最後です。主人公登場しなくてどうするんだっていうのはありますので。久し振りにネコ耳弄ろうと思います。

はい、今回は純狐戦です。

それ以外言うことないです。だって純狐だもの。

「ピュアヒューリーズ〜心の在処」を流してお楽しみください。

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ピュアヒューリーズ

5人がサグメの命令と霊夢の勘とで異変の主犯を捜しに飛び回っていると、ふと、誰かが見えてきた。

 

??「いかに策を練ろうとも、相手はそれを乗り越えて来る。口惜しや、もう少しで宿敵に手が届くというのに」

 

急に此方に喋りかけてきたのは、ウェーブがかかったロングの金髪に、中国の民族衣装のようなものを着て、7本の紫色をした尻尾が生えている。

 

霊夢「あんた誰?」

 

純狐「私の名は純狐、月の民に仇なす仙霊である」

 

純狐と名乗った者は極めて大人しく、一見謙虚そうな人物だがどこか胡散臭いな、と霊夢は思った。

 

純狐「貴女ね、変なことを考えるんじゃないわよ。貴女、ここに来るま何回ミスを冒してきたのです?もしそうなら、私のこの純化の力で、貴女のような生身の人間は一瞬で殺せますよ。詰めが甘かったわね」

 

流石の霊夢も純狐のこの発言には血の気が引き、少し後退りする。

 

鈴仙「ここは紺珠の薬を飲んだ私たちがいるわ。みんなは下がってて。ほら尊朝、行くわよ」

 

尊朝「はい。行きますよ!」

 

尊朝が出て来た瞬間、純狐は相当驚いた様子だった。未来を見通す薬を飲んだとはいえ、こんな小僧が相手になるとは思ってもいなかったからだ。

 

すると、フッハハハ、と純狐が笑い出した。

 

尊朝「な、何がそんなにおかしいんですか?」

 

純狐「だって貴方、まだ顔立ちからして10にも満たない子どもですよね?面白いわ!」

 

次に鈴仙を指差し、笑いを抑えながら言った。

 

純狐「それに貴女、元々月の兎ですね?多分月から逃げた八意とかいう月の民の手下でしょう。面白い、嫦娥なんてどうでも良くなってきたわ。じゃあ2人とも!負けは認めるけれどしっかりとおもてなししてあげるわ」

 

鈴仙「そんな手荒な歓迎いらないけどね」

 

鈴仙は呆れつつも臨戦態勢に入る。

 

純狐「まあまあ付き合っていきなさい。【殺意の百合】」

 

すると、端のほうで停止する中弾を撃ち、停止後には花のような形でへにょっとした形のレーザーと小弾が中弾の中からばら撒かれる。

この弾は左右それぞれで停止すると真横にレーザーを発射し、一定の回数ごとに三発同時に真上へ撃ち出されて下向きに自機を貫きにくる。

 

鈴仙「なっ!?避けきれないわよこんなの!【障壁波動(イビルアンジュレーション)】」

 

鈴仙がスペルカードを発動し、彼女は3回被弾無効という余裕が出来た。鈴仙は一度落ち着きを取り戻す。そしてまた冷静に、かつ慎重に弾幕のパターンを覚えて避ける。

 

尊朝「危なっ!?そっちが本気なら行きますよ!屋島【与一射扇的事(与一扇形の的を射ること)】」

 

扇形の弾幕が純狐の方へ飛んでいき、一定時間が経つとその弾幕の中央から細いレーザーが貫通してくる。そしてレーザーが扇形弾幕に接触するとその弾幕の中から小弾がばら撒かれる。

 

純狐は苦しみながらも避ける。そして純狐は新しいスペルカードを発動させる。

 

純狐「ほう、小僧の割には遣るじゃない。【原始の神霊界】」

 

 

 

その後も、純狐と鈴仙、尊朝の耐久戦が続いた。

 

 

 

尊朝「はぁ……はぁ……」

 

あまりにも長い時間弾幕ごっこをしていたせいか、尊朝だけでなく鈴仙や純狐まで体力を消耗仕切っていたのだ。

 

すると純狐がある提案をしてくる。

 

純狐「なかなかやるわね……じゃあ次の貴方のスペルカード、私が被弾したら貴方達の勝ちでいいわ」

 

尊朝「……わかりました、行きます!【終焉の壇ノ浦(デマイスダンノウラ)】!」

 

すると、純狐も唖然とするしかない単純な弾幕の雨嵐。

 

純狐の前からは大レーザーが迫り、左右からはただただ小弾幕がばら撒かれ純狐の視界を覆い尽くす。

 

勿論回避はできず、純狐は被弾した。

 

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その後、その場で鈴仙は純狐に問い詰める。

 

鈴仙「取り敢えず私たちが勝ったけれど、月の民は開放してくれるの?」

 

純狐「そう、それなのよ。実は月の民を夢の世界の中に封殺したのは私じゃないのよ。ヘカーティアって子なんだけどね……」

 

そんな噂をしていると、尊朝たちの後ろからニュッと誰かが現れた。そこにはWelcome♡Hellと書かれた黒いTシャツを着ており、首輪のようなものをつけてそこからは鎖が3本、1つは頭の上の球体、もう2本は左右の手の球体に繋がっていた。

 

ヘカ「私がヘカーティアよ。地獄で神様やってるわ」

 

かなりふわふわした感じの神様に、5人はおもてなしを受けることになる。

 

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その頃、幻想郷にいる綿月姉妹は彼のネコ耳がとても気になっていた。

 

豊姫「ねえ、さっきから気になっているのだけど……その頭の耳はなに?」

 

「うーん…あまりわからないんですけど、ある朝起きたら生えてました。すっごい触り心地良かったしそのままで良いかなーって思ったんですよ。永琳に相談してみたけど生えた理由はわからないです。時間経てば引っ込みますし」

 

などと耳が生えた経緯を話していると詠夢は、依姫が触りたそうにしてとてもうずうずしているのに気づいた。

 

「あの、依姫さん?良かったら触ります?」

 

依姫「あ、うん。触らせてもらうわね」

 

依姫はふにふにと耳を触る。詠夢自身、この時は動物になった気持ちでもふもふタイムを楽しんでいる。

 

(あ、そうそう。そんな感じ。優し〜く撫でてくれれば良いの)

 

そんなことをやっているうちに、詠夢はだんだんと眠くなってきてしまった。ついつい大あくびが出てしまう。

 

「ふわぁー、眠くなってきちゃった……おやすみ……」

 

詠夢はベッドに体を寝かせ、意識を闇の中へと沈めた。

 

 

 

依姫「随分と寝顔がかわいい子猫ちゃんね、お姉さま」

 

豊姫「そうね。ずっと見てたいくらいだわ」

 

そんな中、小鈴が幸せそうな顔で言う。

 

小鈴「そんな詠夢が、私が好きになった理由かもしれないわね」

 

そして小鈴は詠夢の顔に顔を近づけ……

 

 

 

「おやすみ、詠夢」

 

自分の唇を詠夢のほっぺたにくっつけた。




必死に戦ってるのになにもふもふタイムしてるんだっていうツッコミは禁句です。

次回「Legacy of Lunatic Kingdom」紺珠伝最終回です。

それではまた、お会いしましょう。
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