永遠のライバル! ~紅き星の暴走 after side story~ 作:はるかさん
SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録
のサイドストーリーです。
このストーリーはラブライブ!編です。
相変わらずの駄文ですが、よろしくお願い致します。
もし少しでも面白いと思って頂ければtwitterで拡散して頂けたら幸いです。
それではどうぞ!
#1「学園都市」
10月上旬。夏の暑さも徐々に控えめになり、過ごしやすい季節になって来た今日この頃。
私、
今日も学校の屋上で練習三昧。ストレッチから始まり、身体を温めるアップ、そして発声練習やダンスの練習と、様々な練習を行っています。
何故私がスクールアイドルをやっているかと言うと、春頃にこの学校の理事長から
「この学校は......廃校となります」
と告げられてしまったことが全ての始まり。
それがどう関係するのかと言うと話さなければならないことがちらほら。
まず私のお母さんは元音ノ木坂の生徒会長で、私も音ノ木坂に入学。しかし私の妹である
その話を聞いた時に雪穂がパソコンで見ていた動画はまるでプロのアイドルと言っても過言ではない実力を持っていたUTX学園のスクールアイドル"
相当な知名度の高さから、UTX学園に入学希望をする生徒が数多く、雪穂もそのうちの1人。
そこで私はそのスクールアイドルを直に見てみたくなり、その日の翌日の早朝にUTX学園に向かった。
その学校はまるでお金持ちの生徒しかいないのではないかという程の学校の設備や建物自体が綺麗で最新でかっこよすぎる学校。
その学校のスクリーンに突如映し出された映像がUTX学園に通うA-RISE。
それを見た私はスクールアイドルを創設することを決意した。長いけどこれが最初の経緯。
スクールアイドルになれば目立つ。目立てば学校の知名度が上がる。知名度が上がれば入学希望者が増える、と言う簡単な発想でスクールアイドルを始めました。
勿論最初は色んな人に否定されたりもしたけど、結局は周りの人たちも徐々に応援してくれる人が増え、今では学校生徒の全員が私たちのことを応援してくれるようになりました。
そして様々なイベントライブに出場したり。しかし私たちが目指しているのは
それに向けて今日も練習しています。
......1人で。
穂乃果「みんなどうしたんだろう......おっそいなー」
1人でする練習程寂しいものはないよね。
私はお水を手に取りハンドタオルで汗を拭きながら水分を取る。
いつもならこの時間にはもうみんな集まってるはずなのに、今日は誰1人来ない。
穂乃果「まさかみんな練習お休みだと思ってるのかな?もぉーみんなド忘れしちゃってー♪」
冗談染みに独り言を言いながら携帯を手に取りみんなに連絡をしようとし画面を開いた。
そしたらなんと画面には不在着信が8件も入っていてさすがにこの件数には驚いた。
その相手は私以外のμ'sのメンバーからだった。
なぜこんなに着信が入っているのか不明。みんなして練習をお休みする電話だったのかも知れない。
勿論誰かに掛け直した方が良い。それはあくまでも私の予想に過ぎないからだ。
そして折り返しで通話ボタンを押そうとしたときに、その相手から丁度タイミングが良く電話が掛かって来た。
ディスプレイに写し出されていた名前は
穂乃果「もしもし?海未ちゃん?」
海未『......どこで何をしているのですか穂乃果?』
何故だかいつもの様な覇気がない。何となく元気がないと言うか、疲れていると言うか。
穂乃果「もう!海未ちゃんたちこそ何してるのー!?練習だよ!練習!忘れちゃダメだよ~」
海未『穂乃果......昨日部室で何を話したのか......覚えていますか?』
部室で話したことっと言われても瞬時に思い出すことは出来なかった。所詮私の頭の出来はその程度。
それでも私は必死に昨日の部室でのことを思いだした。
そして思い出した瞬間、冷や汗が出始め恐らく顔が徐々に青白くなり変な汗を掻き始めている。
そう。思い出した。それは昨日の部室での会話。
...
......
.........
1人ずつ紹介していくね。
部長席からいきなり立ち上がりこぶしを固めて突然何かを決意したのはにこちゃん。
穂乃果の1個上の先輩で黒上ツインテールの女の子。アイドル研究会の部長で、1年生の時にスクールアイドルを結成したらしんだけど、ユニットの人たちが付いて行けないと次々に辞めていってしまい、解散しちゃったんだって。でも今はμ'sの一員としてものすっごく楽しくやってるんだ。ちなみにアイドル知識が豊富で特技は"にっこにっこにー!"ってやること。
次に言葉を発したのはことりちゃん。
ほわほわした性格でとっても気が利いて優しい同じクラスの親友で生徒会のお手伝いをしてくれてる。
μ's結成の初期メンバーの1人で、この学校の理事長の娘さんでもあるのです。
海未「一体どこで行われるライブなのですか?」
にこちゃんに疑問を投げたのは海未ちゃん。
成績優秀で弓道部と生徒会のお手伝いとスクールアイドルを掛け持ちしてて、ダンスの練習中にみんなに指示を出したりしてとっても頼りになる親友。私、ことりちゃん、海未ちゃんは同じクラスでμ'sの初期メンバーなんだ。
でも怒るととっても怖くて、それは電話からでも感じ取れるほどのプレッシャー。
にこ「確か......なんとか都市とか言う......に、にこも色々調べたいから詳しいことは明日報告するわ!」
思いっきりと言って良い程の緊急回避。海未ちゃんに質問されたあとのにこちゃんは汗が出ていてすぐさま後ろを振り向き何とかその場を乗り切ろうとした。
この人は絵里ちゃん。にこちゃんと同い年で元生徒会長。
元々敵視されていたんだけど、なんとか勧誘に成功。昔は怖かったというか生徒会長としてのプレッシャーが強くて近寄りがたい存在だったんだけど、今ではとーっても仲良くさせてもらってるんだ。
おばあちゃんがロシア人でえりちゃんは所謂クオーター。そして子供のころにバレエをずっとやってて、身体の使い方とか柔軟性のことで右に出る者はいません。
そして絵里ちゃんも妹がいて、その子は
この子は真姫ちゃん。とってもクールで冷静沈着。音楽室でピアノを弾いてたところに穂乃果が2回勧誘したんだけど、その時は入らないと断られちゃった。だけど色々な経緯があってμ'sのメンバーになってくれた。ピアノが物凄く上手くて、作曲も出来る。今のμ'sの原曲は真姫ちゃんが作ってくれたんだ。
ちなみに普段μ'sのことについては
"べ、別にただやってるだけだから!勘違いしないでよね!"
みたいなこと言ったりすることあるんだけど、実はμ'sのことが大好き。
照れ隠しもピアノも超一流。
この子は凛ちゃん。元気いっぱいで語尾に「にゃー」と付けるスポーツ万能の女の子。
元々陸上部に入るつもりだったんだけど、ある同級生をμ'sに入れる為に動いてたんだけど、結局凛ちゃんも加入したんだよね。実はその時、同じく真姫ちゃんも同タイミングで加入したんだ。つまり1年生3人がドンピシャで入ってくれたんだ。
そしてこの子がその同級生の花陽ちゃん。声がとっても綺麗でにこちゃんに負けないくらいのアイドル好き。
花陽ちゃんもアイドルに憧れていて、それでμ'sに入りたかったんだけど、決心が付かなかったところに凛ちゃんと真姫ちゃんが推薦して、それで入ってくれたんだ。
ちなみに凛ちゃんは花陽ちゃんのことを"かよちん"って呼んでるんだ。音読みにすると"かよ"だから、なのかな。
穂乃果「いやー!今日もパンが美味い!!」
この人は希ちゃん。にこちゃん絵里ちゃんの同級生で、元生徒会の1人で副会長だった。
絵里ちゃんと1年生の頃から仲良くて、実はμ'sの名付け親。面倒見が良くて色々μ'sを気遣ってくれたりしてくれた。趣味はタロット占い。そして胸をワシワシと掴んで攻撃?することも1つの楽しみみたい。怖い怖い。
穂乃果「うん!だいりょーぶだいりょーぶ!ライブやろう!!」
絵里「いやだからその詳細を聞くために明日は......」
まるで幼い子供が蒟蒻ゼリーを食べてるときみたいに穂乃果のことを心配する。
穂乃果「じゃあ今から練習だー!」
片手にパンを持ちながらもう片方の手をグーにして天井に挙げてライブへの意気込みをみせる。
でも何故だかみんなは"やれやれ"と言った表情をしている。何か間違ったこと言ったかな。
海未「はぁ......まぁ練習することには賛成ですが......穂乃果、明日はここに集合ですよ?」
穂乃果「モグモグ.....ゴクっ、うん!わかったわかったー♪」
......わかったわかったー......
..........わかったわかったー..........
..............わかったわかったー..............
.........
......
...
これが穂乃果が思い出した昨日の部室でのやり取り。
そうだった。今日は練習を中止にして部室でライブの話しをするんだった。
穂乃果「あーーーーーーーーーー!!!!」
大声あげるのも無理はない。だって約束してた上に同意した挙句、見事にすっぽかしてるんだから。
海未『やはり......忘れていましたね......』
怒ってる。絶対怒ってる。電話越しでも伝わる。合宿の時に叩き起こされた海未ちゃんと同一人物まである。怖いけど謝るしかない。
謝れば許してくれるよね。
穂乃果「ご、ごめんね海未ちゃん......えへへ、えへへ」
海未『えへへじゃありません!!直ぐに部室に来なさい!!!』
穂乃果「は、はいぃぃぃーーー!!!」
許してはくれなかった。部室に行くのは怖いけど行くしかない。
そして私は屋上の扉を勢いよく開けて階段をサッサと駆け下りアイドル研究会部室へと向かった。
~部室~
穂乃果「ごめんなさい!」
頭を下げて椅子に座りながらこっちを見ているみんなに謝る。
そして恐る恐る顔を上げてゆっくり目を開くと目の前には希ちゃんが立っていた。
もしかしたら代表して許してくれるのかも、なんて考えていた私が甘かった。
希「穂乃果ちゃーん、罰ゲームとしてワッシワシしちゃうよ~?」
とっても悪い顔で両手を私の前で握る動作を繰り返している。
これが希ちゃんの楽しみの1つで本性。
穂乃果「だ、誰か助けてーーー!!」
勿論私が悪いんだから誰も助けてなんてくれない。
ジリジリと寄ってくる希ちゃん。穂乃果の後ろは閉まってる扉。逃げ場なんてない。
花陽「それ......私のセリフ......」
にこ「何やってんのよ......ったく。じゃあ全員集まったから始めるわよ!」
何とかにこちゃんの言葉によりワシワシされずに済んだ。
そして私はさっさといつもの椅子に腰かけ、希ちゃんも少し残念そうな顔をしながら自分の席へと向かい腰を下ろした。
そしてにこちゃんの斜め後ろにあるホワイトボードをにこちゃんがガシっと掴み
にこ「驚いて泡吹くんじゃないわよ♪」
と言い、ボードを勢いよく縦にクルっと回転させて、そのライブの詳細が私たちの目の前に飛び込んで来た。
そう。今日の予定は昨日にこちゃんが言っていたライブに関しての話し合い。
にこ「再来週の土曜日と日曜日、東京西部にある学園都市主催の
学園都市。たしかそれは能力者を開発するための都市。
その地区の住民のほとんどが学生が住んでることから名づけられたとか。
そして大覇聖祭とは、学園都市の生徒たちが行う大運動会。ただし普通の運動会ではなく、能力の使用が許可されている。
競技自体は普通の競技なんだけど。大覇聖祭は例年1週間行われて、規模は都心の方まで。
ニュースでも毎年取り上げられてるし、その時だけ能力を拝めることが出来る。
ってお母さんが言ってた。
穂乃果「って!再来週って、申込み間に合うの!?」
大覇聖祭の紹介よりもライブの申込みの期限が知りたい。
花陽「大丈夫!申込み開始時間は今日の16時からだから!」
16時。今は15時50分。
つまり10分後に全国の出演希望者が申込みを開始するってことだ。当然その中にスクールアイドルも大勢いるんだろうな。
少しでも遅れたら漏れちゃうかも。ってことは、全国のスクールアイドルが今まさにパソコンの前に張り付いていてよーいドン!で一気にアクセス数が増加するんだと予想が付く。
真姫「でも何も準備してないわよ?そんなんでライブ出来るの?」
ジトっとした目で周りを見渡す。前回のライブに出てから、新しい曲での練習なんてしていない。
ことり「まぁ今までもなんだかんだ練習して乗り切ってきたから大丈夫なんじゃ......」
若干の笑顔で告げることりちゃん。確かにその通り。
μ'sは今までも割と行き当たりばったりで過ごして来たのは否めない。だから今回も行けそうっちゃあ行けそうなんだけど。
大覇聖祭でライブなんて規模が大きすぎるから絶対に失敗は許されないよね。いやそうでなくても失敗は許されないけど。
絵里「そうね。で、そのライブの詳細は?」
にこ「1チーム12人まで参加が可能で、持ち曲は1曲のみ。過去に使った曲でもOK。大会とかではないからランキングとかそういうのはない。出演者の能力使用は禁止。出演日は1チームにつき土曜日か日曜日のどちらか。曜日と時間に関しては向こうで決めるらしいわ。でも大勢の観客がいるし、もしかしたらテレビ局とかも来るかも知れないから知名度上げるチャンスよ!!」
良く調べて来てる。さすがにこちゃん。
っていうかテレビ局なんて来てたら歌えるか踊れるかわからないよ。
普通のライブでさえ緊張するのに。
にしても12人って微妙だよね。なんで12人何だろう。
何かを基準にしたのかな。
凛「にこちゃん凄いにゃー!!」
希「曜日がこちらで決められないってことは、それだけ参加者人数が読めないってことなんかな?」
絵里「こっちで曜日を決めれて、もし参加人数が多くて曜日が片方に偏ったら運営も調整するの大変だからってことじゃない?」
真姫「可能性あるわね。なら初めから運営が日程と時間を決めた方が良いわね。それにフリー参加が可能ならLoveLive出演を狙うスクールアイドルが居てもおかしくは無いから参加人数は多そうだし」
そう。これだけ規模が大きければ他のスクールアイドルも参加するに決まってる。
これほど知名度を上げられる機会なんて滅多にないし、他県から来る可能性だって十二分にあり得る。
ことり「大勢のお客さんって、何人くらいくるの?」
にこ「今回が初回らしく、運営側も何人来るかはわからないらしいけど、大覇聖祭の毎年の来場者数で予測の人数を立てたらしく、その人数が......10万人らしいわよ」
......え?
唖然。桁が違いすぎる。
海未「じゅ!?」
絵里「じゅうまんにん!??」
真姫「東京ドームの2倍じゃない!そんなに大きな会場あるわけないでしょ!!」
興奮した真姫ちゃんが両手でバン!と机を叩きつつ席から腰を上げ、にこちゃんを凝視する。
それに対してにこちゃんは、1枚の紙を取り出しそれを朗読し始めた。
にこ「収容人数に問題はありません。学生の能力で不可能を可能と致します。なお、その能力でお客様や出演者の方に危害は一切ありませんのでご安心ください。だって」
そんなことがあり得るなんて。大規模のライブでテレビ局まで来る可能性があって、能力を生で見られるかも知れないなんて。
凛「能力で何とか出来るなんてすごいにゃー!」
花陽「確かにどんな能力なのかちょっと見てみたいかも」
目をキラキラさせながら両手を組んで願望を告げる。
その気持ちはよくわかる。穂乃果も見てみたいもんね。
絵里「学園都市の区域は隔離されていて、内部に入るには特別な承認が得られないと入れないって言うし。学園都市の学生は余程の事情が無いと外には出られないし、大覇聖祭以外での外での能力使用は禁止だから私たちが生で拝めることなんてほとんどないから貴重ね。情報もあまり外には出ないし知らないことが多いわね」
希「聞いたことあるんは、
確かに情報はあまり流れて来ていない。これはことりちゃんのお母さん、つまり理事長から聞いたことがあるんだけど、学園都市の統括理事長が数か月前のある事件以来、大覇聖祭などの特例イベントを除いて内部の情報が外に漏れないようにより一層管理を強化したらしい。何があったのかは知らないみたいだったけど。
にこ「じゃあ申し込むわね!」
そして後ろの席に座りそこにあるデスクトップでカタカタと詳細を打ち込み始め申込みを始めた。
チラっとその画面を見たら、記入欄が多すぎて早くもにこちゃんが四苦八苦していた。
項目には申込者名、ユニット名、学校名、学校の連絡先、それぞれの本名、連絡先、年齢など、その何倍とも言える項目が存在していた。
自身の手帳を見ながら素早くカタカタ打ち込んでいく。その手帳にはみんなの住所までもが記載されていた。恐るべしにこちゃん。
そして待つこと数十分。
にこ「申し込み完了したわ!出るのは日曜日!」
と、満面の笑みで振り向き手でピースを作りハイテンションのにこちゃん。
ついに応募が完了した。ここまで来たら頑張るしかない。もしキャンセルなんてしたら再び応募なんて出来るかどうかわからない。
凛「やったにゃーー!!大覇聖祭最終日!頑張って練習するにゃー!!」
にこちゃんの言葉を聞いてテンションが上がったのは凛ちゃんだけじゃない。
穂乃果も含め、みんなのテンションが一気にマックスになっていた。
それだけ期待度の高いライブなんだから。
穂乃果「よーっし!会場をμ'sで盛り上げよう!!」
真姫「そうね。こんな機会滅多に無いし、規模だけで言ったらLoveLiveより大きいしね」
そうだ。この規模と観客予想人数を考えたら私たちが目指しているLoveLiveよりも大きい規模。でもだからこそ、このライブでμ'sが会場を盛り上げることが出来れば一気に知名度が上がり、LoveLiveのランクも上がり、出場が可能となるかも。
希「他のユニットはどれくらい出るんかな?」
にこ「他の出演者ね......確定していて有名なユニットはもうホームページに掲載されてるから見てみるわ」
再びデスクトップで大覇聖祭のホームページに飛び、そこからライブに関する情報を調べ始める。誰が出演するのか気になる。みんなが席を立ち、にこちゃんの座る椅子の後ろから画面を覗き込む。
凛「A-RISEとかも出るんじゃないかにゃー?」
花陽「そうだろうね。向こうだってLoveLiveの為に知名度上げようとするはずだから......あ!出演者リストにμ'sの名前がある!!」
もう更新されてるんだ。運営側は仕事が早い早い。
海未「恐らくA-RISEだけではなく、先程真姫が言ったようにスクールアイドルの出演依頼は殺到すると思いますよ」
にこ「どうもA-RISEは出るみたいよ。しかも曜日は日曜日」
パソコンとにらめっこしていたにこちゃんが声のトーンを少し下げて告げる。
その声のトーンからは若干の不安を感じる。それはそうだ。なんせLoveLive出場には知名度が必要不可欠。
その競合ライバルが増えたのだから。しかもA-RISE。
ことり「やっぱり......」
花陽「よりによって同じ日なんて......」
A-RISEが出場するとわかると、みんなのテンションが少し下がり気味になってしまった。そしてトボトボとにこちゃん以外のみんなはそれぞれの席に戻り、大きなため息を一斉に吐く。
確かにA-RISEは強敵。でもだからと言って諦めたり挫けたりはしない。
それはみんなの表情を見てもわかる。確かに溜息は出たけど、今はもう割り切って目が真剣な眼差しに変化してきている。A-RISEが出場するのも当然と言えば当然。
向こうだってLoveLive出場を狙ってるんだから。
真姫「まぁ仕方ないわね。頑張って練習しましょ。ところで他のチームはどう?にこちゃん」
頬杖を付きながら次第に笑顔になってこの中で一番早く冷静さを取り戻していた。
そしてA-RISE以外の強豪チームも同時に気になっていた。
確かに気になる。雑誌とかで取り上げられていたスクールアイドルとかも出て来るかも知れない。
絵里「画面見た限りだと、ざっと見で100チーム以上はもう既に登録してたわね。やっぱりどこもLoveLive出場を狙ってるのかしら」
にこ「ふっ、まぁでも他のユニットは大したことは無さそうね。現状注意するのはA-RISEだけだからμ'sで会場を............げっ!!!!!」
少し余裕の表情でマウスのローラーをコロコロしながら調べていたにこちゃんが急に席を立ち上がり声を荒げそのままマウスを床に落とした。
にこちゃんの中ではそれほど衝撃を受ける情報を得る事が出来たらしい。
良いのか悪いのかは別にして。
希「どうしたん?にこっち」
和気あいあいとしていた空気もにこちゃんの反応によって一瞬にして消え去った。
そしてパラパラ漫画みたいに徐々にこっちを振り向いたにこちゃんの顔はかなり引きつっていた。
そして......
にこ「ライブ会場をμ'sで釘付けにしてやろうと思ったら......」
絵里「......思ったら?」
にこ「このライブ......プロのアイドルも出るみたいよ!!!!!」
8人「.........は?」
にこ「.........」
8人「......プ、プロぉぉぉぉ~~!!??」
~数時間前 とある事務所~
ガチャ...
?「おはようございまーす!」
?「おはよう!
プロデューサー「春香!
春香「本当ですか!!?いつ、どこで、誰が出るんですか!!?」
プロデューサー「まぁ落ち着けって。日程は再来週の日曜日。舞台は......」
春香「舞台は......!?」
プロデューサー「学園都市のスタジアム!その日はあの有名な大覇聖祭の最終日!12人みんな揃って出演だ!!!」
to be continue......
穂乃果「いよいよ学園都市だね!」
凜「楽しみだにゃー!」
?「じゃあ次回は私が学園都市を案内しますね」
穂乃果・凜「よろしくー!」
凜「その花飾りかわいいにゃー!!!」
?「と、取らないでください~!」
穂乃果「ありゃりゃ。ってなわけで!次回のラブライブ!」
次回のラブライブ!
#2「大覇聖祭」