永遠のライバル! ~紅き星の暴走 after side story~   作:はるかさん

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お待たせしました!
ラブライブ編の続きです。

タイトルは最後まで思い浮かびませんでしたので適当に決めましたw


予定では、あと2話でラブライブ編は終了となります。

では、どうぞ!


#4「借物競争」

前回のラブライブ!

 

 

 

 

 

常盤台中学で行われる玉入れ合戦の観戦に来た穂乃果たち。

そこで常盤台の超電磁砲(レールガン)、御坂美琴ちゃんと出会い一緒に競技を観戦することに。

 

ことり「美琴ちゃんは競技に出ないの?」

 

美琴「私はAチームでしたのでもう出場して来たんですよ」

 

初めて目にした能力は穂乃果たちに感動と感激と興奮を呼ぶものだった。

風を操る能力者が居たり、炎を操る能力者、そして能力を無効にする能力者が居たりと、様々な能力を目の前で拝むことが出来た。

 

そして競技が終わり、黒子ちゃん、飾利ちゃん、涙子ちゃんと合流。

みんな美琴ちゃんと友達らしく、一緒にクレープを食べに行くことに。

 

しかしクレープを食べてる最中に突然の事件が。

銀行強盗を起こしたであろう複数の男の人たちが逃走し、それを黒子ちゃんと飾利ちゃんがその場を対処。

黒子ちゃんは強盗相手に奮闘。飾利ちゃんは避難指示を出したりと、ジャッジメントの役割を遂行。

そして黒子ちゃんの活躍で犯人確保。そんな黒子ちゃんの雄姿に感動した穂乃果は黒子ちゃんに近付いた穂乃果に

悲劇が。

倒れ気絶していたと思い込んでいた犯人が穂乃果にビンタで攻撃。そのまま車に乗って逃走。

そんな犯人の行動が美琴ちゃんの逆鱗触れた。

 

美琴「こっからは私の個人的な喧嘩だから......悪いけど......手、出させてもらうわよ?」バチバチ......

 

そんな美琴ちゃんに対して突っ込んでくる1台の車。

そして美琴ちゃんはただただ茫然と立ち尽くし、起こした行動と言えば1枚のコインをポケットから取り出しただけ。そのコインを真上に弾き、落ちて来たコインを親指で放つと、そのコインがとんでもない速さで突っ込んでくる車に向かって行く。

 

黒子「あの方こそが学園都市の頂点。230万人中7人しかいない超能力者(レベル5)の第3位。超電磁砲(レールガン)こと御坂美琴お姉様。常盤台中学が誇る......最強無敵の電撃姫ですの!」

 

そしてコインが車に着弾した瞬間、その車は回転しながら宙を舞い、美琴ちゃんの後方にまで吹っ飛んでいった。

超能力者の壮絶な力の前にまともな感想も言えないμ's。

 

穂乃果「す......凄い......」

 

真姫「なに......これ......」

 

そんなことがあり、学園都市の醍醐味というか本質である能力を拝むことが出来た。

変なことに巻き込まれちゃったけどね。

でも穂乃果たちの目的は能力を見に来たことじゃない。

今日の夜に行われる学園都市のスタジアムでライブをすることなんだから!

 

 

 

 

 

今目の前で起こったことは明らかに非現実的。一台の車がたった1枚のコインに飛ばされたなんて普通に考えたらあり得ない。

美琴ちゃんの力は電気を操るもので、超電磁砲っていう能力は電気の力で物を飛ばす能力だってことは聞いてた。

だけどこんなに威力があるものだったなんて。

そのコインを放った美琴ちゃんの身体の周囲では未だに電撃がバチバチと走ってる。あれは触れたら間違いなく感電死するね。

 

そんな美琴ちゃんは倒れてる穂乃果に走って近づいてくる。

 

美琴「穂乃果さーん!大丈夫ー!?」

 

って言いながら。

ビンタされただけだから対して大きな怪我は負ってないから大丈夫と言えば大丈夫。

どちらかと言うと、車に乗ってた人の方が心配だなぁ。

近づいて来たのは美琴ちゃんだけでなく、黒子ちゃん、飾利ちゃん、涙子ちゃん、そしてμ'sのメンバーも。

気が付けばいつの間にかみんなに囲まれていた。

 

真姫「大丈夫?ほら」

 

そっと穂乃果に手を差し伸べる真姫ちゃん。普段素っ気ないところも多々あるけど、こういう時はすっごく優しいんだよね真姫ちゃんは。

 

穂乃果「うん、ありがとう」

 

真姫ちゃんの引っ張る力に何の抵抗もせずにスクッと立ち上がる。そしてある一点を見つめると、そこにはヒックリ返った車の光景が。

あんな何トンあるかわからない物をあんなに飛ばせるなぁなんて関心していたら

 

にこ「穂乃果がビンタされて怒りを感じてくれたのはありがとう。だけど街中であんな能力使って大丈夫なの?」

 

と、にこちゃんが美琴ちゃんに問う。

確かにその通りかも。たまたま人が捌けてたから良かったものの、もしあの車の下敷きになる人が居たりでもしたら。

 

黒子「確かに。軽率な行動だとは思いますのよお姉様。ですが万が一、近くに人が居た場合は私の空間移動(テレポート)で助け出してますの。それがお姉様と私のコンビネーションですの♪」

 

そうか。だから美琴ちゃんはあんな場面であんな能力を使ったんだ。つまりこの2人はお互いを信頼しきってるんだ。美琴ちゃんからすれば何かあったら黒子ちゃんがすぐさま能力を使い周辺の人を助けると美琴ちゃんは分かり切ってて、黒子ちゃんも美琴ちゃんがそう考えていると分かり切ってるんだ。

 

凛「いいにゃ~、凛もそういう相方的存在が欲しいにゃ~」

 

海未「凛。私たちμ'sだって、"信頼"という意味では負けていませんよ?」

 

そうだね。最初は3人だったけど、みんなμ'sに入って今ではμ's無しではいられないもんね。

前に辞めるって言ったけど、やっぱりμ'sがないと、ううん、μ'sのメンバーと一緒だから毎日が楽しいんだもんね。

 

黒子「お姉様、そろそろお時間ですの」

 

美琴「もうそんな時間?」

 

穂乃果「どこか行くの?」

 

佐天「この後はジャッジメントの支部に行かなきゃいけないんです」

 

強盗犯の件で何かあるのかな。それとも別の目的かな。

って美琴ちゃんと涙子ちゃんってジャッジメントだったのかな。でもそんな話は聞いて無いし......しかも言い方的には元々ジャッジメントの支部に行く予定が立ってた様な言い方だから別の目的な気がするなぁ。

 

初春「実はこの後ジャッジメント支部にお客さんが来ることになってて対応する予定なんです」

 

黒子「その前に私はアンチスキルに強盗の一件の事情を話さなくてはなりませんので、先に行っててくださいな」

 

そう言うとスタスタ走っていつの間にか"Keep Out"と張られていたテープの中に黒子ちゃんは入っていき、アンチスキルの人たちと現場調査、事情聴取を受け始めた。

あれ?あの人たしか......。

そうだ。どっかで見た事あるアンチスキルの人だなぁ~って思ってたらさっき案内してくれた黄泉川さんだ。

遠めだからわかりにくかったけど。

 

美琴「じゃあ私たちは支部に行きましょうか。穂乃果さんたちはこの後どうするの?」

 

海未「私たちはもう少し学園都市を見て回ろうと思います。せっかく来たのですから」

 

初春「そうですか、わかりました。ライブ頑張って下さいね!後で見に行きますから!」

 

そっか。飾利ちゃんはジャッジメントだからスタジアムに来る予定なんだ。

ってことは黒子ちゃんも来る予定かな。美琴ちゃんと涙子ちゃんはどうするんだろう。

 

佐天「勿論!後で見に来ますよ!」

 

美琴「え、えぇ!い、行けたら行くわ。アハハハ......」

 

佐天(御坂さんどうしたんだろう?あまり乗り気じゃないような......あぁ~、夜はナイトパレードがあってゲコ太の......なるほど)

 

美琴ちゃんたちにバイバイと手を振るμ's。そして美琴ちゃんたちはジャッジメントの支部へとトコトコ歩いて行く。

まさか本当に常盤台の超電磁砲と出会えるなんて思ってもみなかった。まぁ最初は穂乃果は知らなかったんだけどさ。

 

希「ええ子やね♪」

 

絵里「そうね。あれだけの力を持ってるのに高飛車でもないし、みんな親しみやすいわね」

 

ほんとほんと。だから美琴ちゃんの回りには能力レベルなんて関係なしに友達がいるんだろうなぁ。

穂乃果にもμ'sがいるから友達の大切さってよくわかるんだよね。そうでなくてもわかると思うけどさ。

またどこかで会えると良いな。他の能力も色々見てみたいしさ。

 

ことり「これからどうしよっか?」

 

海未「時間が中途半端に余りましたね。どこか他の学校の競技でも見に行きますか?」

 

すっかり時間が余ってしまった。他の学校の競技も凄く見に行きたい。スタジアムに戻って練習ってことは無いから時間に間に合うように戻れば良いだけの事だしね。

となると、またあの未来的な地図を使って周辺を検索しないといけないのかな。この辺のどこに学校があるかなんて穂乃果たちにはわからないし。スマホで調べたり周辺の人に聞くのも良いんだけど、あの地図もう一回使いたいってのもあるんだよね。わくわく。

 

真姫「ねぇ、とりあえず駅の方まで歩かない?ここに居ても仕方ないと思うの」

 

花陽「そうだね。道路の看板とか見て歩けば駅まではたどり着けるはずだし、駅前に行けば何かやってるかも」

 

そんなこんなで穂乃果たちは駅の方にまで歩き出す。道行く人たちのほとんどが学生。

しかも9割以上が体操着を着たまま。運動会だからそうなるんだろうけどさ。

ここは本当に未来都市って感じがする。この街の技術力には驚かされるばかり。飛行船にしたって、お掃除ロボットにしたって。ちなみにそのお掃除ロボットがさっきにこちゃんの回りをグルグル回っててにこちゃんがロボットに対して怒ってたよ。原因はわからないけど。

 

凛「これだけの技術を持った街ならクローンとか居てもおかしくないにゃー!」

 

にこ「アンタ何言ってんのよ。さすがにクローンはあり得ないでしょクローンは」

 

絵里「でも居たらちょっと面白いわね。要は自分がもう1人いるってことでしょ?何かと便利な気がする」

 

確かにそうかも。朝起きるのがしんどかったら......

 

 

 

~穂乃果スーパー妄想タイム~

 

...

......

.........

 

穂乃果「うぅ~ん......起きるのしんどい......代わりに学校行って来てぇ~」

 

穂乃果クローン「はい。わかりました。では穂乃果は行って参りますので、お嬢様はお休みください」

 

穂乃果「ありがとぉ~......Zzz」

 

 

穂乃果母「穂乃果ー?店番頼むわよー!」

 

穂乃果「じゃあ......お願い♪」

 

穂乃果クローン「かしこまりました。では行って参ります」

 

.........

......

...

 

 

 

すっごく楽出来るなぁ。テストも受けてもらって、店番や掃除や宿題もやってもらってー。

 

穂乃果「えへ、えへへ、えへへ」

 

ことり「穂乃果ちゃんどうしたの?」

 

海未「どうしたもこうしたも。恐らく穂乃果のことですから自分にクローンが居たらどれほど自分が楽を出来るかの妄想をしているに決まってます!あの顔は!」

 

穂乃果「うえぇぇ~!?そ、そんなことないよ!」

 

あちゃーバレバレだなぁ。にこちゃんにしろ海未ちゃんにしろ、今日は色んな人に心を見透かされてる気がする。

全く。プライバシーもあったもんじゃないね。うんうん。

変なこと考えてる穂乃果がいけないんだけどね。

 

真姫「にしても、人が多いわね。駅が近くなるにつれてますます多くなっていくわ」

 

本当だ。妄想していた所為か全く気が付かなかった。この周辺はどちらかと言うと親御さんの割合がさっきより多くなってる。それでも学生の方が人数は多いんだけど。この辺が集合場所なのかな。

そして歩いて行くと、道路の歩行者天国がここで区切られていた。穂乃果たちが歩いて来た道は歩行者天国だったんだけど、ここから先はむしろ道路に歩行者が入れないようになってる。なんか競技でも行ってるのかな。

 

にこ「むぅ~。人が多すぎて全く通れないんですけど!」

 

ことり「競技やってるみたいだから仕方ないよ」

 

何の競技なんだろうか。道路を見てると学生が走って交差点を曲がって行く。

マラソン?それとも何百メートル走系の競技かな。それにしてはなんか変だ。ノートパソコンを持って走ってる人もいれば、タブレットを持って走ってる人、違う体操着を着た人と手を繋いで一緒に走ってる人もいる。

これ、何の競技?

 

?「すみませーん......誰かぁ~。タロットカード持ってる人いませんか~?」

 

そしてその競技の参加者なのか。いや道路にいるから参加者だ。歩道を歩く周囲の人にそう問いかけてる。

そうか。この競技は借り物競争なんだ。だからさっき電子機器を持って走ってた人が居たんだ。

 

絵里「希の持ってるカードは?」

 

希「うぅ~ん......これウチにとって大事な物なんよ。疑う訳じゃないけど、後で返してもらえるのかどうか。付いて行くのも面倒やし......」

 

知ってる人ならまだしも、全く知らない人となるとねぇ。このまま希ちゃんがあの人と一緒に走ればカードは返してもらえるんだろうけど、付いて行けば穂乃果たちと離れちゃうしなぁ。かと言って見ず知らずの人にスマホの番号を教えるわけにもいかないし。

 

?「去年に引き続いて学園都市に無さそうな物を引かされるとは......」

 

去年は何を引いたのか少し気になる。科学の街である学園都市と相反する物......そして借り物競争に挙がりそうな物......お守りとかかな。

 

希「......まぁ人助け、と思えばええねんな。見た感じ悪そうな人でもなさそうやし」

 

そう言うと希ちゃんはタロットカードを手に持ち高く上げて、その人に向かって

 

希「あのー!タロットカードならウチ持ってますよー!」

 

と告げた。そしたらその声を聞いたその男の人の顔が、幸福と安堵の表情でこっちに向かって走ってくる。

今までどれだけの時間探してたんだろう。学園都市でなくてもタロットカードなんて持ち歩いてる人自体がなかなかいないと思うけどね。

 

?「ありがとうございます!すみません、ちょっとお借りします!」

 

と言い、その人は受け取ろうとしたが、何故だか受け取ろうとしていた右手を引っ込め

 

?「おっと......占いの効力でも消えたらマズイもんな」

 

と、半分意味不明なことを言い始め、最終的には右手ではなく左手で希ちゃんのカードを受け取った。

 

?「じゃあ、後で返します......つっても......」

 

希「夜にスタジアムでライブに出場するので、ジャッジメントか受付の人に渡しておいてください」

 

さすが希ちゃん。咄嗟の判断でその方法が出てくるとは。穂乃果が貸してたら間違いなくゴールまで付いて行ってその後に返してもらってた。穂乃果にもそのくらいの咄嗟の閃きというか回転力みたいなものが欲しいなぁ。

 

?「わかった!じゃあ受付の人に渡しておくよ!えぇっと~」

 

希「ウチ東條希♪」

 

上条当麻(かみじょうとうま)「こっちは上条当麻。じゃあちょっと借りますよ東條さん!」

 

そしてその上条さんは希ちゃんのカードを持ってそのまま走って行った。

ちゃんと後で返してくれるのかはわからないけど、何となくあの人はちゃんと返してくれそうな気がする。

それにしても上条当麻って言ってたけど、インデックスちゃんが言ってた"とうま"ってあの人のことかな。

もしそうだとしたら、さっきの競技に出ててこの競技にも出てるってことに。

そう言えば常盤台の相手の体操着と全く一緒だった。じゃああの人がインデックスちゃんの知り合いの人なのかも。もしそうだとしたらさっき美琴ちゃんとインデックスちゃんでやり取りされてた裏取引のことを教えてあげるべきだったかな。

 

絵里「大丈夫よ希。きっと返ってくるわ」

 

希「そうやね。何となくだけどあの人は返してくれるって気がしたから」

 

海未「では行きましょうか」

 

そして再び人の波の中を掻き割って駅前へと進んで行く。でもなかなか進めない。

本当にそれだけ人が多すぎる。みんなとはぐれない様にしないと。

ってあれ?にこちゃんがいない!?

 

にこ「待ちなさいよー!!」

 

振り返ると男の人なのに、何故かにこちゃんの声。

いや違う。この周辺ににこちゃんが埋まってるんだきっと。この人ごみの中に。

穂乃果は邪魔を承知でその場に立ち止まりにこちゃんが姿を現すまで待つ。そして数十秒後。

 

にこ「た、助かった......」

 

人と人の間から出て来たにこちゃん。顔が真っ青になって今にも倒れそな感じ。

これだけの人の波の中にいたら、にこちゃんの身長じゃ辛いよね。

 

絵里「大丈夫?」

 

にこ「だ、大丈夫に......決まってるじゃない......」

 

真姫「どう見ても大丈夫じゃなさそうだけど」

 

まぁまぁ。そしてみんな合流し、今度は9人みんなで固まって移動を始める。にこちゃんを真ん中に置いて。

また波に飲まれたりでもしたら探すの大変だし、にこちゃんが疲れちゃうしね。

何とかもう少しで抜けられそう。この先の交差点以降から再び道路が歩行者天国になってるから。

 

ことり「なんとか抜けれたぁ~」

 

穂乃果「ちょ、ちょっとしんどいねこれは......」

 

何人かが走っても無いのに息を切らしている。穂乃果、ことりちゃん、花陽ちゃん、にこちゃんの4人が。

なんか走るのが苦手な人ばかりな気がするのは置いておこう。

ようやくたどり着いた駅前。そして前方100メートル辺りに設置されている未来地図を発見。

 

穂乃果「地図だぁー!!!」

 

一瞬にし疲れを忘れて地図に向かって走る。この地図はもう一度触りたかった願望なのか欲望なのか。

それらが肉体疲労を回復させたのか忘れさせたのか。その地図まで一直線に走る穂乃果。

 

真姫「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

 

続いてμ'sのメンバーも走って追いかけて来る。

そして地図のところにまで辿り着き、その摩訶不思議な物を触ると画面が反応する。

前も言ったけど、この地図には画面と言う画面がない。液晶の様なハードウェアが一切ない。

空中に映し出されている、という表現が一番適切。

そして驚かされたことが。さっきの地図は周辺にはなく、穂乃果たちがいじってた1台しかなかったけど、この駅前周辺には他に4台くらい設置されている。台とか設置とかっていう表現が正しいのかはわからないけど。

親御さんや学生、そして隣の台では美琴ちゃんが操作してる。今日は運動会だからみんなこれで情報収集してるのかなぁ。

 

穂乃果「って美琴ちゃん!?なんでここに!?」

 

凛「美琴ちゃんにゃ~!この辺に支部があるとか!?」

 

美琴?「支部、と言うのはジャッジメント支部のことですか?っと、またお姉様は友達が増えて学生生活を満喫してんのかよーっと御坂10032号はお姉様に対して嫉妬心を燃やしつつこの人たちは一体どこのどいつだと疑問を抱きます」

 

へ?美琴ちゃんにしては変な喋り方。なんか感情が無いって言うか、明らかに別人と言うか。

そして更によくわからないのは、頭にゴーグルの様な物を付けていて尚且つ猫を抱っこしてる。

さっきまでの美琴ちゃんとは大違い。でも見た目は明らかに美琴ちゃん。まさか双子?

 

絵里「えっと~、お姉さんってことは御坂美琴ちゃんの妹さん?」

 

10032号「はい、御坂はお姉様の妹です。っと、正確には違うけど話をややこしくするのはめんどくさいのでその表現が一番適切です。っと、御坂10032号は精一杯気を遣ってみせます」

 

妹さんなんだ。しかもそっくりだから双子に違いないんだろうな。

でも10032号ってなんのことだろう?まさか双子じゃなくて10032子って、そんなわけあるはずないか。

姉妹で双子なのにここまで喋り方も違うとは。

 

凛「姉妹かぁー!じゃあ、凛たちは夜にスタジアムでライブに出るから絶対に見に来て欲しいにゃ♪」

 

海未「予定が空いてたら是非!他のスクールアイドルやプロのアイドルも出場しますので楽しめると思いますよ♪」

 

凛ちゃんに海未ちゃんは間違いなく営業に向いてる気がする。

PRも理由付けも誘い方もくどくないし。これで妹さんが来てくれたら嬉しいなー。

 

10032号「ありがとうございます。必ず行きます。っと、御坂10032号は誘われた嬉しさに心の中が喜びに満ち溢れていると心中を吐露します」

 

ことり「じゃあね!頑張ってステージから探すから♪」

 

そして穂乃果たちはその場を離れて電車に乗るために駅構内へと向かった。

が、美琴ちゃんの妹さん出現によって地図で何も調べていないことに気づく。

言い訳になるけど、それほど美琴ちゃんの妹さん出現はインパクトがあった。

穂乃果たちは次なる場所を探す。大きい会場で競技が行われる場所。

しかしこの付近で行われる競技は実際のところそんなにない。それもそのはず。穂乃果たちにとっての大覇聖祭は初日だとしても、大覇聖祭自体は今日が最終日。閉会式だってあるだろうし、片づけだってあるから時間的にももうそんなに競技も行われない。

 

絵里「どうしましょうか?さすがに今からスタジアムに戻っても時間が余るだけよ」

 

海未「リハが出来る雰囲気でもありませんでしたし、練習しようにも場所がありませんし」

 

穂乃果「良いんじゃないかな?スタジアムに戻っても。今から行く場所もないし、それならスタジアムに戻って休憩しつつ身も心もライブに備えようよ!私たちの目的はライブなんだから♪」

 

にこ「......それもそうね。にしても穂乃果の口からそんな言葉が出るとはねぇ」

 

む、なんか小馬鹿にされた気分。穂乃果だって言う時は言うよーしかもライブだし!

気合の入り方だって違う。まぁそんなことよりもとにかく電車に乗ってスタジアムまで戻ろう。

穂乃果たちは満場一致?でスタジアムに引き返すことに。

頭の中で今日のライブのこと、曲のこと、振り付け、歌詞などを思い出しつつ雑談もしつつ。

そんな電車内でのやり取りもあり、ちゃんと無事に戻って来れたスタジアム目の前。

 

絵里「さて、みんなここからは気持ちを入れ替えるわよ。本番は一回きりだから」

 

にこ「言われなくてもわかってるって!大丈夫!」

 

みんなの表情もさっきまでとは違い、真剣な眼差しと表情となっていた。

いつまでも遊び気分でいられないし、今日はμ'sやA-RISEだけじゃなくて各地から出場するスクールアイドルやプロのアイドルまでもが居るんだから。頑張らないと!

 

 

 

 

 

~スタジアム~

 

そしてスタジアムに入り、それぞれが楽屋へと入って行く。

入ろうとしたとき、ドリンクを買っていないことに気が付き穂乃果はみんなに断りを入れてスタジアム内散策も兼ねてドリンク調達を開始した。なんかドサクサに追加注文があったので受けたけど。

 

穂乃果「じゃあちょっとジュース買ってくるねぇ~ってか注文が多いんですけど!」

 

花陽「穂乃果ちゃんなら平気だよ♪いってらっしゃい♪」

 

穂乃果「もぉぉ海未ちゃんたちも手伝ってよー!」

 

 

 

 

 

~廊下~

 

穂乃果「広いなぁ~。ここでライブ出来るのかぁ」

 

たかだかスタジアムの廊下でもその場の雰囲気に呑み込まれそうになる。

廊下がこれだけ広ければ当然ステージもあの広さになるよね。ここでの経験は絶対に活かされる。

色んなアイドルのライブが見れて、大勢のお客さんに囲まれて、そんな中でやり遂げた時の達成感。

そんな積み重ねが1歩1歩前に進んで行く。

 

穂乃果「あ!自販機見つけた!」

 

ポケットから財布を取り出し、1枚1枚投入しボタンを押し出て来たドリンクを拾う作業×6回。

穂乃果の分以外に5人分のドリンクを持ち楽屋へと戻る。こんなに頼むんなら誰か手伝ってくれても良いのに。

と、頬を膨らませて歩いていたその時だった。突然曲がり角から人が飛び出して来て、案の定そのままぶつかってしまいその人は盛大に転び、穂乃果はジュースを落としてしまった。通路の内側を歩いていた穂乃果にも原因はある。

 

穂乃果「ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」

 

?「いたた~......こっちこそごめんなさい。大丈夫ですよ。転ぶの慣れてるんで......エヘヘ」

 

その目の前で転んでいる人は照れながら手で頭を掻き笑って返答してくれた。

そんな中、穂乃果はその人の事を見て驚いた。穂乃果は知っている。間違いなく知っている。

リボンを付けていて、いかにもドジッ子という存在。そしてこの人はアイドル中のアイドル。

手を差し出し、立ち上がるのに協力する。その人は"ありがとうございます"と言い、穂乃果の手を握りそのまま立ち上がった。

そしてその後に散らばったジュースを拾い上げ、その人もジュース拾いに協力してくれ、拾い上げたジュースを穂乃果に渡そうとしたが、穂乃果の手には既にジュースが両手に2本ずつ持っていたがために、その人はとりあえずジュースを持ってくれた。

そんな目の前の神様的な存在に、穂乃果はどうしても確認したいことがありその人に問いかける。

 

穂乃果「あ、あの......お礼ついでに名前を聞かせてもらえませんか?」

 

?「はい、勿論良いですよ」

 

間違いない。この人は......

 

天海春香(あまみはるか)765(ナムコ)プロの天海春香です。よろしくね♪」

 

やっぱりそうだーーーーーー!!!!!

あ、あ、あ、天海春香さんだぁぁぁ!!!!!

 

to be continue......




穂乃果「盛り上がっていこー!!」

春香「いぇーーい!」

海未「二人とも仲が良いですね♪」

ことり「ところで春香ちゃんから見てスクールアイドルってどんな感じなの?」

春香「う~ん、一生懸命頑張っててライブにも出てるって聞いたから......私たちと変わんないよ!うん!」

穂乃果「そう?私たちからすればプロのアイドルって凄いけどなぁ。なんか雲の上の存在って感じ!」

春香「そんなことないない。穂乃果ちゃんたちだって凄いよ。絶対にLoveLiveで優勝してね♪」

穂乃果「うん!頑張るね!ってなわけで、次回のラブライブ!」



次回のラブライブ!

#4 天海春香
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