零のウィッチーズ   作:葛葉

6 / 8
零のウィッチーズ 5―自己紹介―

――――扶桑派遣艦隊のネウロイ襲撃事件から数日後

 

才人と宮藤は学校の教室のような場所にいた

 

「はーい、皆さん、新しく入ってきた仲間たちよ。仲良くしてね」

隊長である、ミーナ中佐が言う

 

「俺は、平賀才人少尉だ。よろしく」

「み……宮藤芳佳ですぅ」

才人はいつも通り、宮藤は噛みまくっていた

 

 

 

宮藤は、ブリタニアに着いてから、手紙が届けられたという住所に行ってみたが更地になっていて

宮藤博士は、やはり亡なっていたという。

 

だけど、宮藤は坂本少佐に恨むのではなく、連れてきたことに感謝し、人を助けるために

ストライクウィッチーズ隊に入りたいと言い出したそうだ。

 

ただ、潜在的な能力はあれど、実際能力は未知数なところもあるため

訓練生そして、衛生兵扱いとなった。

 

赤城での、救護活動を買われてのことだった。

 

才人が異世界人であることは、ほんの一握りの上層部にしか知らされず

後方の場所で研究などを行いたかったが、才人が人体実験を嫌い

更には、軍人気質から自分一人安全な後方に行けるわけないとゴネた。

 

 

すったもんだあげく、前線で実戦データや実験を数回提出することで、妥協された。

 

ただ、いつでも、後方に下げられるように、ブリタニアと強制的に決められたが

宮藤や坂本少佐と同じ部隊だったから、良しとしよう。

 

 

才人の前には、様々な少女がいた。オドオドする少女、楽しそうに笑う少女

キッと睨み付ける少女、眠たそうな少女

 

――――女子校にきた、男性の気分ってこういうことなんだろな

才人がぼんやりと思っていると、金髪で見るからにきつそうな少女が噛み付いてきた

 

「ミーナ中佐!男がなぜここにいらっしゃるのです?」

 

それを、聞いたミーナ中佐は、困ったような顔をしながら

 

「この人は、確かに男だけれども、魔力が使えるのよ。そこで、私たちが実戦データを

集めなければなららないの。それに」

 

そこで、一旦切るとキリッとしながら

 

「これは、軍の命令よ」

「ぐっ!」

 

軍の命令といわれて、金髪の女性の反論仕様がなかった

 

「ふん!それなら勝手にするがよいですわ!」

そういって、ズカズカと部屋から出る。

 

それをみたミーナ中佐は困ったように笑い

「あらあら、しょうがない子ね。これ以上は無理ね。それではこれより解散いたします」

 

語調を変えると、目の前の少女隊は一斉に立ち上がった。才人は、軍隊生活で見慣れたものであるが

始めてみる、宮藤は、えっ、ちょっ、と慌てていた。

 

「宜しい、自由行動始め」

ミーナ中佐は、そう言うと少女達は各々の行動を取り始める。

 

宮藤は、この展開に付いていけなくって、あわあわしていた。

「え?あ、あの、ど…‥どうすればいいのですか?」

 

 

なんというか、捨てられた子犬のようで、見ていて和む

 

 

そんな、宮藤の背後から魔の手が襲い掛かる

「うひゃー」

「へっへーーん、この大きさは残念賞だね」

ツインテールの少女が胸をモミモミしていた

 

「や…やめてくださーい」

そんな、少女達のじゃれあいとは別に一人の女性が近づいてきた。

 

「私の名前は、シャーロット・E・イェーガ―だ。シャーリーと呼んでくれ」

「ああ、よろしく」

そういって、握手をして、ギリギリと締め付けてきたが

操縦桿で慣れている才人には痛くもかゆくもなかった。

 

「へえ、あたしの握手を耐えられるなんて、堅物以外いなかったよ」

「それはどうも。それはそうと、堅物って誰のことだ?」

「あ、そうだった。バルクホルンのことだよ。眼鏡をかけた人とは別に部屋から

出て行った規則にうるさそうなやつがいただろ」

才人の脳裏に一人の少女が浮かび上がる。

 

「あいつは、バルクホルンなのか。ちゃんと、自己紹介したかったんだがな」

「ま、いずれできるさ」

そういって、ニカッと笑う。

 

 

その時、才人の腰に衝撃が走った。

「おっと」

才人が見れば、先ほどまで宮藤とじゃれあっていた、小さな少女が腰から背によじ登っていた。

 

「おいおい」

才人が呆れ果てていると、件の少女は、ついに肩まで上り詰めた

 

「おー!!やはり、でかいと、見える視点が高くていい!」

少女は、大層喜んでいるようだ。

 

「こらこら、迷惑を懸けるんじゃないぞ、ルッキーニ」

シャーリーが少女の名を言う。

 

「ルッキーニというのか、この子は?」

「そうだよ。まあ、迷惑じゃなかったら、肩組んでやってくれないかな」

「別にかまわん。子供は、我が儘を許されてもいい歳だ」

「そうか、それは良かった」

そういう、シャーリーの表情は、非常に穏やかな笑みだった。

 

 

そんなシャーリーの顔をじっと見ていた才人であったが

シャーリーがその視線に気づいた。

 

「ん?なんだ、私をじっと見て、もしかして、この胸が気になったのかな?」

そういって、ドーンと突き出すシャーリー

 

「シャーリーの胸は大きいけれど、この胸は私の物なんだよ」

頭の上からのルッキーニが言ってくる。

 

 

その行動に才人の反応は

「ん?普通だろ?」

そっけなかった

 

ピシッとなぜかガラスに罅が入るような音をその場にいた女性から聞こえた

 

「何だと……?」

シャーリーがありえない目で才人を見ていた

 

「あのー平賀さん、シャーリーさんのは、私達よりも大きいですよね」

宮藤が、消え入りそうな声で尋ねる。

 

言ってしまえば、女性として敗北した気分になってしまうからだ。

 

 

だが

 

「ああ、シャーリーは皆よりも大きいが、普通だろ」

やはり、聞き間違いではなかった。

 

 

 

 

その時、才人の脳裏に浮かぶのは

 

ハルケギニアにあった、女性達だ。キュルケ・シェスタ・アンリエッタと普通よりも

でかい巨乳たちもいたが、それよりもでかい神がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乳神テファだ

 

 

あの、乳は、ビッグという言葉では収めきれない。メガやギガと付けられても

納得がいくでかさだ。

 

あれこそ神乳だろう

 

 

――――みんなデカかったなー

才人がそう思っていると、目の前のシャーリーがorzの体形で床に倒れていた。 

 

「そ・・わた・・つう・・・だ・・・わた・・・・き・・・いる・・・か」

なんかブツブツ呟いていて怖かった。

 

 

「私は……私は……わたしは……ヒック」

とうとう泣き出してしまった。

 

「あーなんか、スマン」

才人が謝るが、シャーリーは止まらない。

 

 

「わ、私は、エイラなんダナ」

この微妙な空気を何とかしようと、エイラと眠さそうな少女サーニャが紹介された。

 

 

 

 

 

 

「よ……良かった。普通なんだ」

一人の内気な少女が呟いていたとか、呟いていなかったとか

 

 

そんな、微妙な空気を破るかのように、坂本少佐の声が響き渡る。

 

「よーし、自己紹介は済んだな!リーネ、この二人に基地を案内してやってくれ」

「あ……はい」

消え入りそうな声で呟く。

 

 

宮藤と才人がリーネに近づく。ちなみにルッキーニはすでに降りている。

「リネット・ピジョップ軍曹です。よろしく、お願いします」

「よろしくね!リネットちゃん」

「よろしく、ビジョップ」

三人は、部屋から出た。

 

 

その後は、各々が部屋から出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒック……ヒック……」

部屋には未だに泣き続けているシャーリーと懸命に慰めているルッキーニだけが残された。

 

 

 

 




乳を書きたかった。それだけだ。

まあ、あの胸をみた後では、こういう反応もありかもしれません。

連続投稿もおしまいです。

意見や感想をお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。