島津飛翔記   作:慶伊徹

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✳︎戦極姫の設定だと毛利輝元は毛利元就の子供という事になっています。
つまり吉川元春と小早川隆景の弟です。紛らわしくて申し訳ありません。





四十八話 松永久秀から脅迫

 

 

四月三日、酉の刻。

夜の帳が降りた飯盛山城。

寝静まった城内は静寂に包まれている。

雲一つない夜空には半月が浮かぶ。後一週間もすれば満月だろうか。それでも、人工的な光源を持たない戦国の夜を煌々と目映く照らす。

三好家本城。その離れの茶室に案内された俺こと島津忠棟は、人知れず出口に視線を向けながらもそんな埒もない事を延々と考えていた。

一種の現実逃避だ。認めよう。

理由は簡単。誰しも納得できると思う。

目の前で松永久秀が茶を点てているからだ。

 

「掃部助殿には、御足労おかけいたしまして」

 

久秀が茶碗を差し出した。

恐らく名器なのだろう。触りたくない。

後でどのような難癖を付けられるんだろうか。

 

「かたじけない」

「ささっ、どうぞどうぞ」

 

俺に口を付けるよう促す。

わかってる。だから急かすな。

飲むときは飲む。今は飲みたくないんだよ。

二人きりで話したいことがあると松永久秀から夜分に誘いを受けた。そしてそれに応えたなどと国許にいる義久に知られたくない。只でさえ大事な時期だ。余計な負担は背負わせたくないというのが素直な気持ちだった。

俺は膝に手を置いたまま微動だにしない。

クスッと微笑んだ久秀はおもむろに切り出した。

 

「こんな夜分に掃部助殿をお呼びしたのは他でもないわ。今後の三好家と島津家についてどう考えているのか、腹蔵なく口にしてもらう為よ」

「某の考え」

「そうよ。今後の西国がどうなると思う?」

「はてさて……」

 

俺はわざと久秀から視線を逸らした。

茶室には二人だけしかいない。人払いは済ませてあると久秀は断言した。確かに気配など感じられない。これでも三太夫に鍛えられたからな。ある程度の距離ならば把握できる。

だが--気を緩める事はない。

相手は松永久秀。京の都を支配している三好長慶の腹心だ。往年の権力を失った室町幕府を裏から操る女郎蜘蛛でもある。

下手な事を口にすれば弾劾されかねない。

 

「公方様のお力で此度の講和が成され申した。不平不満を持つ不届き者もおられまい。西国の動乱は無くなると推察致す」

「ふふっ、久秀を甘く見てないかしら?」

「甘く」

「ええ。成る程、確かに何処も表立っては不平不満を漏らしていないわ。島津家も、毛利家も、三好家も。でも掃部助殿、他の勢力からしたら不満だらけだと思わないかしら?」

 

約四十日前、甘木の戦いは終結した。

肉を切らせて骨を断つ。

この一言に尽きる策略だった。九州戦線を早期に終わらせる為、島津家の多大な出血を容認した俺は、毛利元就の率いる軍勢を一日足らずで潰走させた。

毛利勢の本陣が総崩れとなった後、がら空きとなっていた北の方向に馬首を向けた元就殿は、予め岩屋城に先行させていた伊地知重政隊に足留めを食らい、背後から追い付いた家久様の手で討ち取られてしまった。

中国の覇者に押し上げた当主の死去。毛利家は揺れた。恐らく屋台骨が全て同時に崩れるような衝撃だったのだろう。経験したくないな、うん。

不幸中の幸いだったのは吉川元春が生きていた事だと思う。島津勢が勝利の余勢を駆って、秋月家を滅ぼした足で筑前と豊前を平定している間に、無事だった諸将と共に安芸国へ帰還したからこそ毛利家は総崩れにならなかった。

小早川隆景は雪さんによって囚われていた。

当時、元就殿が討死にした事で何の心構えも出来ていないまま家督を継いだ毛利輝元。不出来な弟を支えられたのは吉川元春だけだったのだから。

 

「生憎と見当もつきませぬな」

 

俺は涼しげな表情のままで惚けた。

言質を取られると面倒なことになる。

松永久秀とは女郎蜘蛛みたいな謀臣だ。もしも万が一、島津家に不利となるような台詞を口にしてしまえば一生付き纏われるのは必至である。粘着質な毒婦。それが俺の松永久秀に対する評価だった。

 

「尼子と長宗我部よ、掃部助殿」

「ほう?」

 

初めて気付いたように驚いてみせる。演技だ。

 

「確か昵懇の間柄だったわよね、島津家とは」

「否定はせん。特に我らと尼子の主敵は毛利家だった故。敵の敵は味方で御座りましょう」

「ええ。外交の基本ね、久秀も承知してるわ」

「なら、詰問される筋合いはないものと存ずる」

「毛利家に往年の力はないわ。旧領を回復したい尼子義久、伊予国を欲している長曾我部元親。毛利家領内、もしくは毛利家の同盟者を攻めないと思うかしら?」

 

甘木の戦いで敗れた毛利家は瞬く間に衰退。

毛利元就の調略で寝返った因幡の国人衆は直ぐに尼子家に鞍替えした。手首がねじ切れるような掌返しを行ったのである。尼子義久は不快感を露わにしたらしいが、出雲国を取り戻す千載一遇の好機を見逃す訳にもいかず、彼らの帰参を許し、本国に舞い戻った。

山陽地方では宇喜多勢が躍進。備前にて勢力を伸ばしていた宇喜多直家は、毛利家の混乱を利用して備中すら支配下に納めるに至った。

九州から島津家、山陰から尼子、山陽から宇喜多と云う四面楚歌の状態に見舞われた毛利。東国大名すら毛利家の終焉を幻視した程で、如何な大国も滅びる時は一瞬であると恐れ慄いたとされる。

後は貪られるだけの腐った巨人。

俺は長門と周防だけでも占領すると決めた。本州への足掛かりを得ようとした矢先、三好家と足利将軍家による邪魔が入る。

毛利と停戦、講和しろと云う傍迷惑な言葉だった。

 

「有り得ぬと断言はできませぬ」

「久秀も同じ意見よ」

「しかし、よ。公方様が制止なされれば、尼子と長宗我部も動けますまい。そう、今回の停戦を実現なされた手腕をお持ちの公方様なら容易き事でありましょう」

 

俺は冷笑を浮かべて煽る。

一ヶ月前の意趣返しである。

あの時、島津家には余力があった。

悲願だった九州平定を成し遂げたのだから。

博多も手中にある。莫大な金銭が手元に入る。

底が見え始めた兵糧を買い占め、消費したばかりの火薬や硝石を倉庫が埋まるほど商人から頂いた上、嫌戦気分の漂う百姓兵を国許へと返す代わりに有り余る金銭で新たに兵を雇った。

長門と周防の国人衆に対する調略も順調で、大した軍資金を用いずに一ヶ月程度で占領できる手筈だったのにも拘らず、足利義栄によって絵に描いた餅となった。

当然ながら背後に三好家がいると分かっている。

長慶殿を唆して、十四代将軍すら利用して、今回の講和を主導したのが目の前で笑顔を絶やさない糞女だと断言できる。

久秀としては島津家の膨張を止める為。

将軍としては幕府の権威を知らしめる為。

島津と毛利の争いは良いように使われた訳だ。

現に講和の交渉は畿内で行われた。毛利家から安国寺恵瓊が、島津家からは俺が参加した。

どうやら前以て三好家と毛利家は交渉を終えていたらしく、両家が島津家の拡大を抑える為だけの会議だった事は言うまでもない。

 

「詰まらないことを言わないで頂戴、掃部助殿」

 

久秀が口許を歪める。

真紅の双眸は剣呑な雰囲気を孕んでいる。

唐突に不機嫌となった松永久秀は吐き捨てるように言った。

 

「足利将軍家に力なんてないわ」

「……何を申されるか」

「掃部助殿だってわかってるはずよ、将軍家に大した力が無いことぐらい。朝廷を庇護できず、日ノ本全土に広がった戦乱を正す事もできず、無為無策に時を過ごすだけの存在だわ。不必要とも言えるわね」

 

ボロクソである。

容赦のない評価を下す久秀。

足利義栄を心の底から馬鹿にしている。

松永久秀の心情など前々から察していたけれど、まさか飯盛山城内の茶室で吐露するとは予想外であった。

肯定する訳にはいかない。

久秀の罠という可能性もある。

苦笑いを浮かべた俺は言葉を濁した。

 

「長慶殿は将軍家の忠臣だと耳にしており申す」

「長慶様はね。でも、この久秀は違うわ」

「ほう。ならば何故に御座るか?」

「ふふっ、講和の話かしら」

「然り。何故、足利将軍家の権威を高めるような事をなさったのか。矛盾しておられるように見受けられるが」

 

久秀は童女のように哄笑した。

 

「掃部助殿の言う通りね。素直に認めましょう」

「何がしか理由があったと?」

「ええ。美濃を平定した織田家に、足利義秋様が助けを求めたわ。これだけで掃部助殿なら理解できるでしょう?」

 

流し目を送る女郎蜘蛛。

挑発的な態度も次第と慣れてきた。

三年前の出会いも似たような物だったからな。

 

「近い内に義秋様を擁立した織田勢が京へ攻め込んでこよう。故に公方様の権威を高め、織田勢の上洛を防ぐ御所存か」

「ふふっ、御明察ね。信長殿みたいな田舎者に京を荒らされる訳にはいかないもの。京を支配するのは長慶様でないと」

 

扇子で口元を隠す久秀。

余裕綽々な雰囲気を保っている。

それでも織田信長に対する警戒は隠し切れていない。今はまだ百万石の大名が、いずれ戦国の世を変える風雲児なのだと心の何処かで理解しているからだ。

故に足利義栄様の権威を強めた。十四代将軍は健在だと天下に知らしめた。上洛しようとする織田勢へ味方する国人衆を減らす為に、だ。

 

「織田家と戦になると?」

「久秀の予想なら早くても来年の春かしらね」

「来年の春」

「美濃を安定させるには最低でも一年は掛かるでしょうから。足場を固めた後、織田家は上洛すると久秀は見ているわ」

 

情報を小出しする久秀。

吐息を洩らしながら俺は茶碗に視線を移した。

女郎蜘蛛の思惑は読み取れる。

来年から織田家と争わなければならない。

故に今、西国が荒れると困る訳だ。軍資金を使用するだけならいざ知らず、有限である百姓兵を減らすのは言語道断と云えよう。

来年は来年で西国に構っている暇などない。

久秀は言外に伝えているのだ。

取り敢えず二年間はじっとしていろと。

島津家の力で尼子と長宗我部を我慢させろと。

 

「ふむ」

 

はてさて、どう答えたものやら。

茶碗を持ち上げて、飲む振りをする。

時間を稼ぎながら俺は思考を早めるのだった。

 

 

 

 

◼︎

 

 

 

 

四月三日、戌の刻。

松永久秀は酷く上機嫌だった。

飯盛山城の離れに作らせた茶室にて、稀代の軍略家と呼ばれる島津忠棟と言葉を交わしているからだ。三好家中にも跋扈する有象無象の武将と異なり、島津家宰相に就任してから僅か一年足らずで九州全土を支配下に治めた怪物である。

この密会で三好家の将来が決定する。

格別の緊張感を味わいながら久秀は口にした。

 

「島津家に長門国を与えようと考えているわ」

 

瞬間、空間に亀裂が入った。

茶碗に視線を向けていた忠棟が顔を上げる。

戦国一の切れ者とまで称されるようになった男の切れ長な瞳は、久秀の心臓に早鐘を打たせるほど魅力的な雰囲気を宿していた。

 

「長門を?」

「ええ。毛利輝元殿も了承しているわ」

「了承……」

「勿論、誓詞血判を持って証明してもいいわよ」

 

了承と言ったが、実際は脅迫に近い。

毛利元就の息子と思えない程、毛利輝元は愚劣な青年だった。何か一つ決めるのにも元春と恵瓊に意見を伺う様は凡愚に等しく、武断派な元春と文治派な恵瓊の争いを止められない様は暗愚を体現していた。

確かに吉川元春は名将で、安国寺恵瓊は知恵者である。前者は戦場にて活躍し、後者は外交の場で他家から譲歩を引き出すだろう。

しかし--。

主君が莫迦ならば宝の持ち腐れと言えた。

島津家の脅威論を優しく教授してしまえば、後は輝元の方からどうすればいいのかと尋ねてくる始末。厳し過ぎる姉に辟易し、元就と常々比較する外交僧を疎ましく思っているのだと瞬時に見抜いた久秀は、より甘い言葉を使って、若すぎる当主をドロドロに溶かした。

 

「長門を譲る。故に毛利を許せと?」

「小早川隆景と交換、その方が正確かしら」

「別に構わぬ。誓詞を交わした暁には、小早川殿を即刻解放しよう」

「そう。久秀も嬉しいわ。これで島津と毛利に蟠りは無くなった物ね。つまり西国に動乱は起こらない、そうでしょう?」

 

織田家と全面戦争に至るのは来年と見ている。

故に今年は準備期間だ。

畿内における三好家の足場をより強固とし、織田家に付け入る隙を与えない事こそ肝要であると三好長慶からもお墨付きを得ている。

つまり西国に構っている余裕などないのだ。

これ以上島津家の勢力が拡大せず、適度な国力の毛利家が存続し、尼子や長宗我部、宇喜多と云った中規模の大名家が互いを牽制しつつある状況こそ望ましい。

既に間者を放ち、流言飛語を拡散させている。

尼子は毛利と敵対して、長宗我部家は伊予国を治める河野家を目の敵にして、宇喜多家は播磨や美作を狙う。元々雁字搦めのような状況である事を利用し、三好家が裏から手を回せば収拾のつかない状況へ落とし込めるだろう。

 

「ね、掃部助殿?」

 

そして、島津家に長門を与える。

『与える』という言葉から島津家宰相も察しているに違いない。毛利輝元の主家は誰なのか、もしも毛利領に攻め込んだらどうなるのかすらも。

対外的には此処まで毛利家は譲歩した。島津家に大義名分は無くなった。両家の蟠りも消失したのだと知らしめるだろう。

意訳すれば、島津と毛利が争う理由も無くなったのだから、尼子と長宗我部が暴れようとしたら問答無用で抑えつけろよという事でもある。

三好家の仲裁、幕府の面子。

二つを無下にしてまで島津家が動く利益は少ないと久秀は思う。

 

「しかしながら、久秀殿」

「何でしょう?」

「いつまでも変わらぬ世はありますまい」

 

微笑を浮かべた島津忠棟。

茶の湯を飲み干して、ホッと一息吐く。

 

「その時、島津が果たしてどう動くのか。それを決められるのは只一人。我が主君であらせられる島津義久のみに御座る」

「ふふっ。変わらぬ世、とは?」

「久秀殿の知恵才覚は妙人の及ばぬ所。お察しあれ」

 

不敵な物言いは、久秀の確信を強くさせた。

堺による出会いから三年間、島津忠棟に目を付けていた最大の理由。即ち、島津の今士元と称される男は足利幕府の先を見据えていると本能的に察したからだ。

松永久秀、織田信長と同類。

三好長慶ですら足利幕府を利用するだけに留まっている。他の大名も積極的に室町幕府を滅ぼそうと考えていない。現状の体制が未来永劫続くと盲信している節すらある。

つまり異常なのは島津忠棟、松永久秀、織田信長となる。

久秀が二人に惹かれ、警戒するのも至極当然だった。

 

「良いでしょう」

 

忠棟は織田家が畿内を制すると見ている。

さりとて世の仕組みが変わったら動き出すという事は、将軍が代わるまでは大人しく静観すると公言したも同然だった。

今はこれだけで構わない。

西国に於ける最大勢力と化した島津家が動かないなら、山陰の尼子家、山陽の宇喜多家も勝ち目の薄い博打は打たない筈だ。

当主が阿呆でも、毛利両川の名は健在だから。

必要な交渉は終わった。

西国の動乱は落ち着くだろう。

今回の一件は、実質的に毛利家を影響下に置いた三好家の一人勝ちだ。宇喜多直家には備前備中の支配を認めた。問題は尼子家だが、毛利家との合戦にて数多くの武将を失ってしまった故、ここ数年は軍事的行動などできない。

来年から始まる織田家との戦も随分と楽になるに違いない。

一ヶ月間、昼夜問わず働いた久秀の謀略も実を結んだと云えよう。だから此処からは公人ではなく私人としての用事を済ませようと思った。

 

「世が変わった時、久秀はどうしようかしら」

 

ポツリと呟いた言葉に、忠棟が眉を顰めた。

 

「どうとは?」

「田舎者に迎合するのは久秀らしくないわ」

「久秀殿の才智ならば、何処に仕官しても重用されると推察致す」

 

堂々とした口振りである。

決して嘘は吐いていないだろう。

だが、言の葉に隠れた真意は違った。

獅子身中の虫を家中に入れるつもりはない。九州に流れてくるつもりなら止めろ。何処へなりとも消えてくれというのが本音だと思う。

島津家宰相、戦国の鳳雛、今士元。西国一の弓取りとまで呼ばれ始めた男から、此処まで警戒される己の才覚を喜ばしく感じながら松永久秀は破顔一笑した。

 

「どうして他人行儀なのでしょうか、掃部助殿」

 

一歩、詰める。

 

「堺であんなに情熱的な口吸いを交わした相手なのよ、久秀は」

 

さらにもう一歩、身体を寄せる。

 

「もしも世が変わることあれば、よろしくお願いするわね?」

 

逃げようとした忠棟の手を掴む。

ガシッと。ガッチリと。力強く握り締める。

 

「何を……」

「そうそう。義久様は身籠もられたとか。久秀も文を書くことと致しましょうか。勿論、掃部助殿との出会いも含めて」

「貴様、脅す気か……!」

「さにあらず。脅すなんて暴力的な事、この久秀がする訳ないでしょう。ただ、こう伝えたかっただけよ」

 

艶笑を浮かべながら、耳元に口を寄せて一言。

 

 

 

「久秀は、貴方を逃がさない」

 

 

 

 






本日の要点。

1、家久「大将首だ!! 大将首だろう!? なあ 大将首だろうおまえ!首置いてけ!!なあ!!(ドリフターズ感)」


2、義久「身籠りました(三ヶ月目)」


3、忠棟「幕府と久秀が邪魔すぎる件について」


4、久秀「はじめてのチュウ、君とチュウ(キテレツ感)」


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