この小説で出てくるキャラは「小説家になろう」の「ATK様」の小説で登場します。面白い小説なので、1度見に行く事をオススメします。それでは今回もどうかよろしくお願いします
番外編 龍と虎を従える者と守護者
「ほえ?教導の依頼ですか?」
モニターに映る強面の男に尋ね返す、1人の女性にモニターに映る男性は
「そうだ、六課に嘱託魔道師の指導を依頼したい」
強面の男性レジアス・ゲイズ中将がそう言うと
「んーでも明日は皆予定あるし…兄ちゃんしか空いてへんよ?そんでもええ?」
そう返答する女性、本来上司には敬語で話すのが当然だが、彼女にそんな事をいえる存在はそうは居ない、「漆黒の女神」の異名をとる「八神はやて」に上官や上の役職だからと言う常識は通用しない、彼女が管理局に居る理由…それは最愛の兄が居るから、それ以外の理由など無いのだから…
「構わない…それでは頼む…」
モニターが切れると同時にはやては立ち上がり
「んー教導の事は明日兄ちゃんに伝えれば良いか…ところで…なんでおるん?リヒト」
ベットでころころしている少女にはやてがそう尋ねると
「んー落ち着くからかな?にーさまのとこも好きだけど。はやてねーさまの所も落ち着くから好きだよ」
邪気の無い顔で笑うこの少女を見ながら、はやては
「これは…とりつかれてるということやろか…?」
「私はそんなつもり無いよー?」
はやてはその返答に
「複雑な心境や…」
妹としては可愛いが。彼女は過去にはやてを苦しめていた原因でもある…それは複雑な気分にもなるだろう…だが
「えへへ。はやてねーさま♪」
「邪見にも出来んよな…」
結局のところ。はやてもまた妹に甘いのであった…次の日…
「教導?…良いのか?」
銀髪の男…「八神龍也」がはやてに尋ねると、はやては
「そうや、私達は朝は本局に行かなかんし、教導出来るのは兄ちゃんだけやろ?、だからお願いな、何でも2人来るらしいでな…そうそうちゃんと手加減したってや?」
そう言って歩いていくはやてを見ながら、龍也は
「久しぶりの教導の仕事だ、うんうん…楽しみだ」
本当に嬉しそうにそう言っていた、龍也は教導官の免許を持っているが…滅多に依頼が来る事は無い。何故か?…簡単だ龍也の訓練は超が付くほど厳しいのだ。耐えれれば間違いなく強くなれる、だが耐えれる者が少ないので必然的に仕事が来ないのだ、そんな鬼教官の指導を受ける事になる嘱託魔道師の運命はいかに…?
機動六課の前に立つ茶髪の少年と美しい黒髪をポニーテールにしている少女、彼らの名は「東郷龍清」と「秋西麗」で今日龍也の訓練を受ける、嘱託魔道師だ
「ここが機動六課…」
僕は目の前の建物を見上げながら呟いた…ここは最強の魔道師が居る場所で、僕と僕の相棒である西麗は
「ねぇ…私達、死なないかな?」
不安げに呟く西麗に
「だ…大丈夫だと思う…というかそう思いたいよ」
今日、僕達の教導をしてくれるのは、最強の男「八神龍也大将」だ。その訓練は厳しい事で有名で、はっきり言って緊張しているし、怖い…僕が不安がっていると
「きゅう?」
心配そうに僕のズボンを噛む龍…名は「春清」僕のユニゾンデバイスで「四聖獣」の1匹、青龍である、反対側を見ると
「不安がってもしょうがないけどね~」
「ガウ」
虎の姿をしたユニゾンデバイス「小風」を抱き抱えながら言う、白秋も四聖獣の1匹で、白虎である…僕はそのやり取りを見て
(まあ、その通りかな…心配しててもしょうがないし。占いの結果も悪くなかったし)
自慢できる特技ではないが。僕は占い得意だ…そしてその占いは結構当たる…結果はそんなに悪くなかったし、そんなに不安がる必要は無いか…と思っていると
「お待たせしました」
「…しょ…しょ…嘱託魔道師…の方ですね。お…お待ちしてました」
黒と白と言えばいいのだろうか?黒髪と銀髪の10歳前後の少女が僕達の前で頭を下げる、銀髪の少女は
「お兄ちゃんが待っています。こちらへ…アザレア…私達の体格では、私の後ろに隠れるのは不可能ですよ?」
アザレアと呼ばれた少女は銀髪の少女の影に隠れようとしているが、ほぼ同じ背なので彼女の言うとおり不可能だろう…そう言われたアザレアさんは
「や…や…やっぱり…戻ります~」
パタパタと走り去るアザレアさんに驚いていると
「すいません、アザレアは少し人見知りが激しいんです。でも良い子なんですよ、とっ…自己紹介が遅れましたね。私はユナです」
そう穏やかに微笑むユナさんに
「僕は東郷龍清です、こっちは春清」
足元の春清を抱き抱え挨拶すると、ユナさんは
「可愛いですね、よろしくです春清」
「きゅう!」
春清の頭を撫で微笑んでいた、それを見ながら西麗は
「よろしく!ユナ、私は秋西麗ね!こっちは小風だよ」
「ガウッ!」
挨拶する西麗にユナさんは
「はい、よろしくお願いします、西麗さん、龍清さん、着いてきてください」
僕達はユナの後を着いて行った…案内された場所では既に八神大将が待っていた
「君達か、私は八神龍也だ、よろしく」
微笑みながら手を差し伸べてくる八神大将に
「はははい!!東郷龍清です」
「わ…私は、秋西麗です!!」
僕だけではなく西麗も少し噛んでいた…生き伝説になりつつある人物なのだから、当たり前かなと思った、八神大将は柔和な笑みを浮かべ
「そんなに緊張しなくて良いよ、役職など飾りだ、普通に龍也で良いよ」
そう笑う八神大将に驚いていると
「今、大将って付けたろ?龍也で良い」
僕の考えを読まれた!?西麗も驚いた表情を浮かべると
「伊達に歳は取ってないぞ?君達の考える事など手に取るように判るよ」
にこりと微笑む…龍也さんに驚いた、纏う空気や雰囲気が常人とは違う、目の前居るのに本当に居るのかどうかよく判らないのだ…圧倒的な存在感とオーラに僕は圧倒されていた…
(最強って言うのは伊達じゃないんだ…)
魔道師としても騎士としても最強と呼ばれる、理由が少しだけ判った気がする…僕がそんな事を考えてると
「それでは始めようか、まずは君達の実力が知りたいから模擬戦をしよう、ルールは私は左手と右足だけ、君達は2人で、勝敗は私に一撃入れたらか、2人とも気絶したら終わり、準備が出来たら掛かって来たまえ」
離れた所で右手をポケットにいれ構えを取る龍也さんに
「騎士甲冑は?」
ユニゾンを行い鎧を展開した西麗が尋ねると
「ん?大丈夫大丈夫、危ないと思ったらすぐ展開するから、心配ないよ」
そう笑う龍也さんに頷き僕は破山剣を西麗は虎王神速槍を握り、間合いを計っていたのだが…
(うっ…なんて覇気だ…)
空気がビリビリと歪んでいるのがわかる…圧倒的なまでの覇気と闘気…僕は完全に飲み込まれていた…
「っく…」
西麗も間合いを計りながら、若干の怯みを見せる…僕と西麗が動けずに居ると
「まずは実力を知りたいだけだ。そこまで気負いせずに楽な気持ちで来ると良い」
にこりと微笑む龍也さん…そうだ…今の僕達では勝てるわけが無いんだ…楽な気持ちで行けば良い…僕は大きく深呼吸してから
「行きます…!!」
そう声を掛けてから。龍也さんの方へと駆けて行った…
「はっ!!」
間合いを詰め、全力で槍を繰り出すが
「ふむ、筋は良いが…脇が甘い。それと踏み込みも」
片手で槍を弾き飛ばし、指摘する龍也さんの背後から龍清が突っ込むが…
「甘いよ」
ぶんっ!!
「うわあ!?」
回し蹴りが叩き込まれ吹き飛ばされる、龍清…まるで後ろに目があるかのような動きだ
「驚いてる暇は無いよ?」
そう言われた直後、私は宙を舞っていた…
「へっ?…うわあああッ!?」
片手で私は龍清の方に投げ飛ばされていた…
「きゃあ!?」
「うわあ!?」
私と龍清はもつれ合うように、倒れてしまう…
「あいたた…大丈夫?西麗」
そう尋ねてくる龍清に
「大丈夫。でもやっぱり1人ずつじゃ駄目だね…2人同時に行こうか?」
龍清は頷き、2人同時に駆け出した…数分後…
「「ぜえ…ぜえ…」」
2人の同時攻撃も、龍清の札攻撃も駄目…それどころか、それ面白いな、とか言って次の瞬間には龍清と同じ技を使う…噂通りの化け物じみた強さだった、しかし攻撃はかなり手加減されてるのか。ダメージは思ったより少なかったが…疲労で私達がしゃがみ込むと龍也さんは
「5分か…うん、中々体力もあるし根性も良い、大概の奴は1分くらいで諦めるんだが…」
そう呟きながら、歩いてくる龍也さんは、私達の頭に手を置いて
「よく頑張った、合格だ…10分休憩、その後基礎をやるからな」
そう笑う龍也さんに頷き、ユニゾンを解除すると
「きゅうううう!!!」
「がう~」
小風と春清が楽しそうに龍也さんにじゃれつく、龍也さんは楽しそうに笑いながら、小風を抱き抱える、驚いたことに小風は抵抗せずにされるままだった…それどころかごろごろと喉を鳴らしご機嫌だった。あんな小風初めて見る…よく見ると春清は龍也さんの頭にべたと乗りご満悦そう…それを見てた龍清は
「うーん、なに感じるものがあるのかな?」
と笑う龍清に
「そうかもね…でも。なんか見てて楽しい光景かも…」
龍也さんの周りを駆ける小風とその頭上を飛ぶ春清…上手く表現できないが、心の底から安心できる光景だった。その後、基礎の体術や魔法の扱い方や、大多数戦での心得など、色々教えてもらった、その全てが判りやすくすぐに理解できた、本当に強い人間というのは教えるのも上手なんだと思った…そして2時間後
「うん、今日の教導は終わりだ、また来週な、そうそうシャワーを浴びたら食堂においで、昼食を作っておくから」
そう笑う龍也さんに頷き、私達はシャワールームに向かった…シャワーを浴び終えた私達は食堂に向かって歩きながら
「思ったより怖い人じゃなかったね」
「そうだね、優しいし良い人そうだよね」
噂では機動六課は魔窟だとか、危険だとか聞いていた…多分龍也さんの風貌のせいでそんな噂が出たんだろうなと話していた…だが機動六課で危険なのは龍也さんではないと知る事になる…
どうしてこんな事に…僕はダラダラと冷や汗を流しながらそんな事を考えていた、隣を見ると青清と小風は完全に丸くなり防御体勢、西麗はぼそぼそと「ああ…これが危険って言われる理由なんだ、はは…知りたく無かったよ…」と遠い目をしている、少し離れたところでは龍也さんが、逃げないように動きを封じられていた…そして目の前には
「「「「「さぁ!!早く教えて!!!兄ちゃんと「龍也さん」「龍也様」と1番相性が良いのは誰や!「誰なの!」「早く言いなさい」」」」
黒い目の美しい女性の数々に急かされながら、僕はどうしてこうなったのか、思い返していた…
食堂に行くとそこには、僕よりも少し小柄な男の子と女の子が2人。それに僕よりも大きな青い髪とツインテールの女の人と…
(うわ…「高町なのは」さんに「フェイト・T・ハラオウン」さんだ…)
雑誌で見たことのある、今管理局で最も有名な魔道師の方達が居た…
「丁度出来た所だ、こっちにおいで」
おいで、おいでと手招きする龍也さんに頷き。其方の方へ向かう
「中華は好きかな?」
そう尋ねてくる龍也さんに
「はい!大好きです」
ホイコーローや春巻きが湯気を立てていて、とても美味しそうだった…訓練でお腹が空いていたので早速座り、
「「頂きます!!」」
手を合わせてから食べ始める
「美味しいです!」
「本当、凄く美味しいですよ」
今まで食べたことが無いくらい美味しい。その料理に舌鼓を打っていると…
「そう言えばさ。龍清君は占いが得意なんだって?」
「…別に得意というほどの事では…」
ジェイル・スカリエッティ博士にそう尋ねられ。僕がそう言うと
「これは面白い事が出来そうだねぇ…はやて君が来たら提案してみようかな…噂をすればなんとやら…」
「?私の顔になんか付いてる?」
「いやいや、そんな事じゃないよ。実は面白い事を考えてね?」
ごにょごにょとはやてさんに言う、スカリエッティ博士
「へー…面白そうやね…えっと龍清君やったよね?ちょっとこっち来てくれるかな?」
嫌な予感を感じつつ、はやてさんの方に行くと
「…はい…はい…判りました」
「ん、おおきに、さーておもしろいことになりそうやね~」
断ることも出来ず、了承したのが全ての間違いだったのだろう…
「第1回!占い大会~」
「「「イエーッ!!!」」」
スカリエッティ博士の掛け声に、六課の皆さんがそう合いの手を入れる…エリート部隊と聞いていたが…案外ノリが軽いのかもしれない…
「さて!今回は嘱託魔道師「東郷龍清」君をお招きして。色んな事を占ってもらいましょー!!!」
「「「イエーッ!!!」」」
…ノリが軽すぎる…ここはエリート部隊じゃなかったのか?僕が思わずそう頭を抱えていると
「んじゃま、まずは私だな、兄貴が私のために作ってくれたケーキが無くなってんだよ…誰が食べたか教えてくれ、お話(処刑)するから」
目が完全に据わっているヴィータさんに頷き、占いを開始する…そして答えはすぐに出た。占うまでも無く…僕は…
「えっと、そこで逃げようとしている人です」
食堂の入り口に向かう。スカリエッティ博士がぎくりと立ち止まり、ヴィータさんを見て
「すすすす…すまなかったああああ!!!知らなかったんだああああああッ!!!」
「知らなかったで、すむかあああああッ!!!くたばりやがれれえええッ!!!」
逃げ出すスカリエッティ博士とデバイスを振りかざし追いかけていく。ヴィータさん…数分後、外から
「ギガントシュラークッ!!!」
「みっぎゃあああああああッ!!!」
凄まじい轟音と悲鳴が響き渡った…それからすぐヴィータさんは戻って来て。
「全く…あのお惚け博士め…折角兄貴が作ってくれた私のケーキを…」
ぶつぶつ文句を言うヴィータさん…しかしケーキを勝手に食べたくらいで。大威力の魔法を放つとは…なんと恐ろしい…
「し…死ぬかと思った…」
よろよろと戻ってくる。スカリエッティ博士…なんて打たれ強さだ…信じられない…僕が博士の打たれ強さに驚愕してると
「んじゃ、次私ー!ずばり、にーさまは「S」か「M」か?」
ざわざわ…食堂内がざわめく…なか
「?SとかMとかどういう意味だ?」
「兄貴は知らなくても良い事だ」
首を傾げている龍也さんを見ながら占う…結果は…
「えっと…龍也さんは…いじめるのが好きみたいです…」
あまりストレートに言えないので、歯に衣を着せて言うと
「…龍也にいじめられる…」
「…龍也様に…いじめられる…」
頬を赤らめてる人が何名か居るが…あまり気にしないでおこう…
「いじめるのは好きじゃないけどな?」
「兄上が考えてる事と、龍清がいった事に関係性は無いので、そこまでお気になさらずに」
「??」
不思議そうな顔をしている龍也さんを見ていると、ヴァイスさんは
「次俺!ずばり旦那が実は嫌いな人!」
「「「!?」」」
この人は一体何を考えているんだ?そんな事占えるものか…
「龍清君?ちゃんと占ってね?」
…ああ。こんな事占いたくない…でも占わないと命が無い…僕はびくびくしながら占い、その結果を告げた…
「えっと…「セッテ・スカリエッティ」さんと「高町なのは」さんです」
「!!…私は生きる意味を失いました…」
「…ちょっと遺書を…」
どんよりとしたオーラを背負い、食堂を出て行こうとする2人に僕は慌てて
「いえ!嫌いというのはそう言う意味ではなくてですね!!セッテさんは視界が狭い事を治して欲しいと言う事と。なのはさんは仕事漬けなのでもう少し休んで欲しいな?という意味でして!別に嫌いというか…心配してるという事ですからね!!」
慌ててフォローを入れる、このままでは明日の新聞に「管理局のエース 自殺…一体何が原因か?」みたいな見出しが出てしまう。それはなんとしても阻止しなければ!慌ててフォローすると
「あ…なんだそうなんだ…」
「良かった…本当に良かった…」
心底安堵の表情を浮かべるなのはさんとセッテさん…ほッ…良かった…と安心したのも束の間…
「最後に私を占ってや、ずばり…兄ちゃんと1番相性が良いのは誰かや!!」
ざわざわ!!と席の周りの女の人達がざわめく・・龍也さんが逃げようとするがその前に捕獲されていた…そしてここで冒頭に戻る
「「「さあ!!早く!!!」」」
周りの黒い目の人達の女の人達に促され占いを開始する、えっと…見えるのは…黒いのに光り輝いてる?星空?狂気に似た愛情…?…多分これは、僕には誰を指しているのか判った、僕は結果を言おうとして硬直した、なのはさんとかが凄まじい眼光で僕を見ているのだ…正直凄まじいプレッシャーだ…それでも言おうとするが…
「う…占いの…け…結果…は…」
僕はここまで言った所で意識を失った…
「あれ?ここは「私の部屋だ」龍也さんと…西麗にユナさんとアザレアさんにリヒトさん?…あれ僕は…」
身体を起こしながら、何があったのか思い出そうとしていると、西麗が
「はやてさんとかの眼光に負けて気絶したのよ…それで龍也さんがここまで運んでくれたのよ」
ああ…なるほど…あの殺気に負けて気絶したのか…無理も無い…あの殺気は心臓の弱い人なら死んでもおかしくないレベルだったから…西麗に教えられて1人納得していると
「今、何か食べれるものを作ってこよう…もう夜だからお腹空いたろ?」
そう笑う、龍也さんに頷くと龍也さんはコートを翻し部屋を後にした…僕がソファーで
(結果がまさか…あれとは…予想外だった…)
予想もしない結果に僕が驚いていると、アザレアさん達が
「それで…結果は?教えてよ」
「私も知りたいです、お兄ちゃんと相性のいい人は誰なんですか?」
「に…兄さんが…帰って…来る前に教えて」
「私も気になる♪にーさまは誰と結婚すると幸せになれるの♪」
そう言う西麗達に頷き耳打ちすると、みんなやっぱりと言う顔をしていた…暫くして龍也さんが戻ってくるとユナさんが
「お兄ちゃん!!黒き夜とそれを守護する者が結ばれると幸せになるんだって!!」
そう言われた龍也さんは首を傾げながら
「?どういう意味だ」
そう尋ねる龍也さんにアザレアは
「そ…それは…自分で考えてください~」
「んふふ♪私としては予想とおりの結果で大満足♪」
小首をかしげる龍也さんは本当に訳の判らないという表情をしながら
「まぁ、そのうち判るかな?…はい、龍清と西麗、晩御飯な」
差し出されたトレーには美味しそうな中華粥が置かれていた…龍也さんは
「気をつけて帰れよ、これから頑張れよ!」
そうやって激励され僕と西麗は六課を後にした…これはまったくの余談だが、度々龍也の講習を受けることになった、龍清と西麗だが、その度に龍清は相性占いをさせられる事になる。だがその度にプレッシャーに負け気絶するのであった…
番外編 龍と虎を従える者と守護者 終り
えーと今回は「にじふぁん」時代のものに加筆修正を加えてみました。ですがあんまり大差ないかもしれないですね…それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします