~王の生きた道~(IS×モンスターハンター) 作:kuuhaku
あと二話で終わりです。
今回から今年の映画で出て来たフーパが出て来ます。お楽しみに!
先に言っておきますが、出逢うのは更織ではありません。
では、本編をどうぞ。
アルバ・フーパside
「アルバ~、オ腹減ッタ~。」
「わかった、お菓子をあげるから、今はこれで我慢しろよ?」
「ワカッタ~!」
いきなり、ほのぼのとした会話から始まった一人と一体。何故、アルバとフーパがまだここにいるのかと言うと、見つかったロストテクロノジーは一回使うと最低でも三時間は間を空かないと使えない代物だったのだ。なんとも使い勝手の悪い物だ。そんな事を考えていると、声が掛かった。
「帝神龍様、大変お待たせしました。準備が出来ました。」
「わかった、今直ぐに行く。フーパ、準備が出来たそうだ。行くぞ。」
「ワカッタ~♪ウシシシシシ、アルバノ世界、ドンナノカ楽シミ~♪美味シイ物アル?」
「あぁ、あるぞ。フーパがいた世界のドーナッツもあるぞ。」
「ホント!?ワーイ、トテモ楽シミダ~♪」
そう話していると、大長老の所に着いた。
「帝神龍殿、待たせてしまい済まない。魔理沙殿にも渡したのじゃが、帝神龍殿にも渡してこう。」
「これは?」
「うむ、これは簡易ゲートを作る物じゃ。一回だけではなく、何回も使える物じゃ。しかし、行くのかの?」
「あぁ、今世の俺の過去に決着を着けにな。それよりも、約束は守れよ。」
「無論じゃ、既に廃村を見つけてある。あとどのくらいの規模なのかがわかれば、後々の問題も解決するしのぅ。」
「そうか、色々と悪いな。」
「いやいや、何を言っておるじゃ。こちらこそ、感謝せねばなるまい。二大英雄殿こと古龍王。」
「ふっ!まぁ、何にせよ、行って来るぞ。」
「行ッテクルゾ~。」
「うむ、気を付けてのぅ。」
こうして、アルバとフーパは旅立って行った。
「ふぅ、向こうの世界の人間達には申し訳ないのぅ。しかし、帝神龍殿も変わったのぅ。我らではなく、かつていた世界を滅ぼすとはのぅ。」
~アルバ・フーパside~終
??????side
織斑一夏がいなくなってから二年半が経過した。捕まえた犯人達が言うには彼を銀色の龍の背中に乗せたとの事だ。しかし、犯人達の言う事だ。嘘かも知れないので嘘発見器を使ってみたが反応はなし。つまり、嘘は言っていない事になる。しかし、あの時は興奮していたために参考にもならなかったし、証言にもならなかった。
ドゴォォォォォォォォン!!!!!!
そんな事を考えていると、大きな音が上から、聞こえた。
その為、現状を把握するために館内が慌ただしい。
「なんだこの状況は!?」
近くにいた隊員に聞く。
「はっ!甲板からの報告によりますと、黒い竜の攻撃を受けているとの報告がありました!」
「何!?黒い竜だと!?」
「何故こんな時に!?くそっ!IS部隊、黒ウサギ隊全員出撃だ!!館内に放送で流せ!これより、全員で黒い竜を討伐するぞ!」
「はっ!了解しました!」
そう言って、隊員は走り去った。
「一体、何がおきているんだ?」
~??????seid~終
さて、扉をいざ出て見ると、そこには雲の上だった。
「なんでこんな所に出るの~~~~~~~~~~~~!!!???」
「ウシシシシシシシシッ!楽シイネ、アルバ。」
「フーパは楽しいかも知れないが、俺は楽しくないよ~~~~~~~~~~~。」
落ちて行きながら、そう言うアルバ。雲を出ると、フーパが気が付いた。
「ネェネェ、アルバ。アソコ、ナニカイルヨ?」
「ん?確かに何かいるな。てか、攻撃してるじゃねーかよ!?フーパ、レシラムをおでましさせてくれ!」
そう言うアルバを見て、緊急事態だと察したフーパ。
「ワカッタ!『レシラム』オッデマシ~!!」
そう言って、片方の角にあるリングを手に取り、投げた。すると、リングが大きくなり、異世界のとある地方の伝説のポケモン『レシラム』をこの世界に出現させた。
「レシラム、力を貸してくれ!下にいる人達が危険に晒されているんだ。頼む!」
『わかりました、帝神龍。貴方の頼みを聞き入れましょう。』
レシラムがそう言うとアルバは喜んだ。
「ありがとう!レシラム!」
アルバはそう言って、体勢を整える。そして、レシラムの背中に乗る。
『しかし、帝神龍。貴方はこの世界を憎んでいるのではないにですか?』
レシラムがそう尋ねると、アルバは言った。
「確かに俺はこの世界を憎み、この世界を滅ぼすと決めている。だがな、全てではないんだよ。憎んでいるのは極一部であって、この世界には俺が記憶を取り戻すまで仲良くしてくれた奴らがいる。最低限、そいつらを俺が戻るべき世界に説得して連れて行くべきなんだ。俺がこの世界を滅ぼす前に。」
『そうですか。今の貴方らしいですね。』
「そう言うな。記憶が戻ってからの3ヶ月程は、かなり病んでいたからなぁ。」
そう、アルバは記憶が戻ってからの3ヶ月程はかつていた世界を全て滅ぼすとぶつぶつと言っていたのだ。
それはともかく、レシラムに乗って、話している間に近くまで行っていた。そして、襲っている敵を見つけ、その姿が見えた。敵はゴア・マガラ。結構狂暴な飛竜だ。このゴア・マガラは俺の事を知らないだろう。
「むっ!かなりヤバイ!IS部隊だな、どこの国かは知らないが。いくぞ!レシラム、ゴア・マガラに向かって、破壊光線!フーパ、シャドーボール!」
ゴォォォォォォォォォォォォォ!
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!
レシラムとフーパはゴア・マガラに向かって、技を放った。
「くっ、強い!これでは全滅だ!」
そう思ったその時!!
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオン!
何者かが目の前の黒い竜に攻撃したのだ。女隊長は攻撃が放たれた方向を向いた。そこにいたのは白い竜とでも言う様な生物とその背中に乗った奇妙な格好をした男に頭から角が生えていて、リングが掛かった小さな生物がこちらに向かっていた。すると、男がこちらに向かって、飛び降りて来た。
「ゴア・マガラァァァァァァ!!!」
男はそう言いながら、あの黒い竜に切りかかる。
(この場にゴア・マガラなんて言う名の隊員はいない。となると、あの黒い竜しかいない。もしかしたら、この世界の生き物ではないのか?)
男が黒い竜に向かって、背中に背負っている背丈よりも大きい刀を手に取り、黒い竜『ゴア・マガラ』に向かって刀を降り下ろした。
「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
攻撃を受けたゴア・マガラは叫び声を挙げた。ゴア・マガラは横に倒れ、ジタバタしている。
「お、ラッキー!!」
何がラッキーなのかは、わからないが体勢を崩した事だけはわかった。すると、男は腰に付いているポーチ?みたいなのに手を入れるとゴア・マガラの直ぐそばに何かを置き、手に持っていた刀を背中に戻して、隊員達のそばまで行くと、こ彼女らを背負い、こちらに向かって来た。
「君がこの部隊の隊長と見たが、合っているか?」
私が隊長かどうかを確認して来た。
「あぁ、この部隊の隊長のラウラ・ボーデヴィッヒだ。」
「了解した。残りの隊員達もここに連れて来る。あまり動かない方がいい。では、またあとで。」
そう言って、さっさと他の隊員達の所に向かい、こちらに連れて来た。その間、ゴア・マガラはあの男が置いた何かを踏んだのか、痺れていた。その間に次々と隊員達を連れて来た。最後の隊員を連れて来たのを確認し、ポーチ?みたいな物から、[回復薬グレート]と書かれた飲み物を差し出した。
「これを飲んでおくといい。体力が多少だが回復する。俺はアイツを倒して来る。」
何で見も知らずの私達にここまでするのか、疑問に思った。
「おい、何故ここまでする?」
「ん?何故って、そんなの決まってるではないか?誰かが危機に陥っているのに、助けない理由がない。ただそれだけだ。」
そう言うと、ゴア・マガラの方へ向いて、ポーチ?から、古い壷を持ち出して、葢を外した。すると、壷からモヤみたいなのが出て来て、小さな生物の方へ行き、小さな生物が包まれた。そしたら、体が大きくなり、大きい魔神みたいな姿になった。
「フーパ、ゴア・マガラに『異次元ラッシュ』!!レシラム、もう一度、『破壊光線』!!」
男がそう言うと、レシラムと呼ばれた生物が口から光線を出した。そして、フーパと呼ばれた生物は六つの腕の内、四つの腕がそれぞれしていたリングの中に入っていき、残った腕でまるで「行ってこい」とでも言う様にゴア・マガラへ行き、怒濤の拳のラッシュが始まった。
それからの攻撃は一方的だった。
一言で言えば、絶対的強者。なんぴたり共、覆せぬ圧倒的力の持ち主。ラウラを始め、その場にいた黒ウサギ隊の一致した意見だった。
「ふぅ、終わった終わった~。さて、ここが何処なのかを聞こう。」
そう考えて、後ろを向いた。
「別に畏まる必要はないよ、俺がいた世界の竜が迷惑を掛けたね。済まない。」
「い、いや。此方こそ、助けて頂き感謝する。先程、自己紹介したがもう一度言おう。このIS部隊の隊長である、ラウラ・ボーデヴィッヒだ。宜しく頼む。」
「挨拶痛みいる。俺は元この世界の出身の者だ。今の名は、『帝神龍』フェイト・ムーンス・アルバルトスだ。此方こそ、宜しく頼む。」
こうして、アルバの出逢いが終わった。
世界の崩壊まであと457日.........。
如何でしたか?
次回でようやく、プロローグが終わります。
いや~、長かった~。
次回が終わったら、設定を入れてから、第一章に突入します。
次回予告「プロローグ10~三国同盟と賢者との邂逅~」