影蜘蛛は変態な転生者   作:未確認生命体η

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申し訳ありません。しばらく期間が開いてしまいました……。


今頃、Windows10にバージョンアップやら大掃除やらしていました。




極限たる厄災~2~

 

~死蜘蛛視点~

 

なんなんだ……、こいつ…。いままでかなりの数のネルスキュラを見てきたけど

狂竜化したスキュラよりも先に極限状態のスキュラと会うとか……。

 

俺はネルスキュラを倒したりすることを絶対にしないと誓っている。

だから俺も愛しのスキュラ達があんな無残にやられていたら怒りがわいてくる……。

だけど極限状態とはいえあいつも同じネルスキュラだ。

どうすればいい…?倒さなければやられた奴らの仇討ちもできないっ…!!

でも俺にはスキュラを倒すことなんて無理だっ……。

 

 ≪グジャァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!≫ 

 

俺がそうやって葛藤している中、目の前にいる極限スキュラは鳴き声を上げ俺に向かって

攻撃を開始する。

 

(速いっ!?下手したら希ティよりもっ!!極限スキュラなんてゲームにいないから

 強さも攻撃方法もなんもわかんねぇ!!)

 

結局、俺は覚悟もなにも決められないまま交戦しなければならなかった

ありえないような速さで繰り出される不規則で変則的な攻撃を何とか捌くが、

奴の攻撃のたびに奴から漏れ出る狂竜ウイルスが俺を蝕んでいく。

 

 

『狂竜ウイルス』

 

黒蝕竜ゴア・マガラが見えない目の代わりに温度感知などを行うために放つ鱗粉。

人間が触れたり、吸引したりすれば神経系に異常をきたし、免疫力が著しく低下する。

現在もウイルスに対しての有効打となりうる薬は完成しておらず、唯一ウチケシの実を

食べることで感染を遅らせる程度しかわかっていない正体不明のウイルス。

モンスターが感染すると体色、血液などが毒々しい紫色に変色、

通常のモンスターではあり得ない行動に出たり、凶暴性が激しく増加する。

一部のモンスターは、そのウイルスをハンター同様克服し、すさまじい力を得ることもある。

それを『極限状態』と呼ぶ。

 

そんな危険なウイルスが攻撃のたびに俺に付着し体を蝕んでいる。

 

俺も、抵抗するしかないと思い、覚悟を決め、鋏角攻撃を隙をみて叩き込むも……、

 

≪『ガキンッ!!』っくッ!!≫

 

俺の鋏角をもってしても、奴の甲殻にかすり傷一つつかない。

爪や腹部の針、体当たりを繰り返すも、よけられるか傷もつかない、ダメージを負っている

ようにも全く見えない。糸で拘束しようとしてもよけられる。

 

さて、唐突だが俺の普段の戦闘スタイルを知っているだろうか?

俺は普段は待ち伏せし、巣に獲物がかかれば毒で仕留めるという方法をとっているし、

ハンターが来たときは、上から糸でぐるぐる巻きにし、BCに放り出すという方法をしている。

なぜこんな話を突然するのかというと、ぶっちゃけいえば、俺は敵とまともに戦っていない

ということだ。ブラキやジョーなどの肉弾戦よりも俺は搦手が主体だ。

こんな感じの正面対決など一度もしていないのだ。どう攻撃すればいいかもわからない。

しかも自分よりも格上だ、しかも搦手が通じないとなれば結果は一目瞭然だろう。

 

俺は敵の猛攻をかわしつつ攻撃なんて芸当できない。だから回避に徹していたのだが…。

気が付いたら後ろは巨大な穴、左右は岩で通れない、目の前にはあのスキュラ………

 

 

   ―――――――――――――――\(^o^)/オワタ―――――――――――――――

 

いやなぜ気が付かなかった自分っ!?ここらの地形はハンターよりも熟知していたつもり

だったが、さっきまでどこのだれかともわからない人達に解説なんかしている場合じゃない!

 

苦し紛れに神様印の糸を放ったが、動転しすぎて狙いが定まらなかったが、

足の一本を地面とくっつけることに成功する。

 

……、え!?きた!?(゚∀゚)キタコレ!!今のうちに逃げるんだぁああ!!

 

 ≪ビキッ!!≫

 

極限状態のネルスキュラでもさすがに神様印の糸は切れないが……、

 

 ―――――切れないのなら地面を割ればいいじゃない―――――

 

俺の予想を大きく裏切り、足を地面ごと引き抜いた(・・・・・・・・・)

 

 

…………。

 

…………………………。

 

……………………………………………………。は?

 

 

あまりの出来事に完全に呆けてしまい、眼前のネルスキュラが鋏角を開いているのに

気づくのが遅れ……………………………………………………。

 

 

 

ブチっという音ともに左前脚の感覚がなくなり、そのまま巨大な穴に真っ逆さまに落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

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