影蜘蛛は変態な転生者   作:未確認生命体η

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η「申し訳ないですッ!!<(_ _)>
  相当な期間が開いてしましました!!
  しばらくゲーム制作をしておりまして…。あとついでに鬱モドキ」

スキュラ「嘘つけ、ずっとMH4Gしてたんだろうが。
     虫棒の使用回数が1900台から2300台になってんぞ」

η「ナ、ナニヲイッテイルノカワカラナー」

スキュラ「ずっと部屋の中で『古龍の大宝玉でねぇええええ!!』って
     叫んでただろ、まぁここまで狩って3個とか意味わからんが」

η「だってしょうがないだろ!!もうすぐMHX発売で勘を取り戻そうと
  もう一回始めたら武器やら防具を作るのに大宝玉がいるのにクシャとか
  ナズチに何回も何回も何回もいっても全然落とさねぇんだから!!」

スキュラ「どっち道更新遅すぎワロタm9(^Д^)プギャーってことじゃね?
     というわけで俺特性のこの
     『48時間死ぬ一歩手前の痛みが止まらなくなり、24時間錯乱して
      厨二病的なことや黒歴史を言いまくる毒』
     を投薬してやろう。(ニヤニヤ」

η「え、ちょっと待って、えちょ、たんま!何その凶悪な毒は!?
  てか24時間黒歴史を吐き出すってどういうことよ!?
  HEY!WAIT!!落ち着こう、be coolだ!や、やめろーーーー!??」



   ―――ピチューン―――


     


不可視の爆拳

 

 

現在地はあの爆心地の中心の竪穴。その一番底。

地上からの光さえそこには届かず、あたりは暗闇に包まれている。

しかし、そんな暗闇の中に光るの赤い点。

その点は何かを探すように左右に揺れ動き、何かを匂っているかのように上下に動く。

そしてその点はあるものを見つけた。

 

――――緑の蛍光色から黄色にゆっくりと変色していくねばねばした外見の物体を

 

それを見つけた途端、その赤い点はすぐさま距離をとる。

そのときにはその物体は赤い蛍光色になっており、この暗闇の中で周囲を

照らしていたのだが、途端に大爆発を引き起こした。

 

あの赤い点………死蜘蛛ペンデスキュラは驚愕する。

自分が知っているものよりもはるかに威力が違うと…。

 

その物体………粘菌は通常、『砕竜ブラキディオス』と呼ばれる獣竜種のモンスターと

共生関係にある、共生相手から離れた途端、爆発するという奇妙な粘菌だ。

死蜘蛛は最初、地底火山に住んでいたからわかる。

通常のものならばついた個所の周りを吹き飛ばす程度のはずなのだが……。

ついた個所もろとも周囲をえぐり取っている。

おそらく威力は通常のものの数十倍。自分とて当たればその部位が吹き飛ぶだろう。

未だ片腕が再生する兆しさえ見えないのに、ここでさらに失うのは今後にも響くだろう。

 

死蜘蛛はこの暗闇の中、注意深く周囲を見渡す。

気づけば自分の周囲、それも天井や壁のところどころにも粘菌が張り付いている。

それに気づいた途端、回避行動に移り、爆発を回避していく。

 

予想以上に冷静な自分に驚きつつ、状況を整理する。

まず一つ不可解なところがある。それは自分に一切気づかれることなく出現した粘菌だ。

前述したとおり、粘菌は蛍光色だ。暗闇では非常に目立つ。

それが急に現れるのだまるで地面から湧いて出てきたように(・・・・・・・・・・・・・・・・・)

それに相手はおそらくブラキディオスの近縁種だろう。獣竜種特有の足腰に重きを置いた

その骨格だ、歩く際に足音なり物音、息を吐く音が聞こえるはずだが、それもない。

いったい何が起こっているのか?

 

 

『呵々ッ!血気盛んなのはいいことじゃのう!のう若人よ』

 

 

突如そんな声が響いた。自分が今まで対話できた種族は自分と同じスキュラ種だけ。

要するにここにはブラキディオスの近縁種ではなくスキュラ種がいるのか…?と

思考している間にまたも響く声。

 

『ほぅ…。儂の声が聞こえるか……その反応だと自分以外の人外の転生者(どうほう)にあったことがないな…?呵々ッ!なかなかに珍しい者もいたものよ』

 

『儂はこの地に眠りにつく前は各地を放浪し、数多の転生者(どうほう)を下し、強者と会いまみえてきたがのぅ……あの金ぴか暗殺者や怪力鬼は儂以上に遭遇しておったがな』

 

『まぁ良い、ちょうど目覚ましに仕掛けておいたものも発動したのじゃ、ちいと付き合え…なぁに簡単なことじゃ、数十年眠って負ったからな、体がなまって仕方がないんじゃ。

リハビリにちいとばかし手を貸してもらおうか!!』

 

そういったとたん、今まで暗闇だった洞窟内が赤い光に満たされる。

まさかと思い、天井に目をやるが、そこのは天井を覆い隠すほどの粘菌が爆破寸前の赤色に染まっていた……

 

『な!?いつの間に!?』

 

『何を驚いておる。ただ粘菌(こ奴ら)を足元、天井、壁に張り巡らせているだけじゃ。

何、天井の奴はただの照明じゃ。』

 

そんな非常識な…!と驚愕しつつ、先ほどまで自分を襲っていた急に現れる粘菌の正体に気が付く。あれは単純に岩を挟んですぐ下にある粘菌を上に出していただけだったのだと。

しかし、それでは自分に勝ち目などないのでは……?そう思い、ようやく見えるようになった

声の主へ視線を向ける

 

そこには暗い昏い青の甲殻を持ったブラキディオスのようなモンスターがいた。

だがしかし、通常の種ではないことは見れば明らか。

通常種ならばグローブとも表現できる腕と角は先端が非常に尖った槍のような形状に変形しており、肩部からは二つの膨れ上がった結晶のような形の甲殻がある。気のせいだろうか?仄かに赤く点滅している。

 

『儂ら『女神の守護者』に牙をむいた罪をリハビリ程度で済ましてやるのだ、ありがたく思え……。本来ならばこの空間ごと爆破してもいいのだぞ?』

 

『女神の守護者』……?またこの前の人間の転生者みたいなちょっと痛い人なのかな?

などと無駄な思考をしていたが、意識を戦闘状態にし、緊張感を高める。

目の前にいるあの転生者(化物)は自分が思っているよりはるか上位に位置するものだと自分に言い聞かせる。

 

しばしにらみ合いが続いたが、先に攻撃をしたのは死蜘蛛だった。

 

様子見程度に腹部の針から猛毒を含んだ糸の塊を発射するが。

予想通りというべきか、全弾軽快なステップでよけられ、一気に接近される。

それに冷静に判断し、持ち前の素早さで繰り出される拳を避けてゆき、

一瞬ラッシュがやんだすきに壁に向かって糸を発射し、距離をとる。

 

またもや睨み合いに入る。そんな中、死蜘蛛はある策を思いつく。

善は急げと言わんばかりにそれを速やかに実行する。

身体の各所にある甲殻と甲殻のつなぎ目、そこから赤紫の先ほどとは違う毒をたらし始める。

それを怪訝に思いながら核龍は足の裏に繁殖させておいた粘菌を爆破させ、その反動を推進力に変え一気に接近する。が、直前で足を止めてしまう。

 

『貴様……それはなんの真似だ……?』

 

若干の呆れと怒りを含んだ声を聴き、若干体を震えさせるが、気持ちを何とか落ち着かせる。ここで冷静さを失えば前回のように片腕だけでは済まないと言い聞かせ何とか持ち直す

 

『一応のあなたへの対策ですよ…まともに殴られればどうなるかぐらいは理解しているつもりです』

 

核龍の目線の先には体中に禍々しい紫色の甲殻を本来の甲殻の上から身に着けていた。

先ほどまでの攻撃はなまっていた体である程度手加減した速度で繰り出したものだ。

それは相手もわかっているだろうと思うが、まさかそれも気づかぬ愚か者か…?

などと思いつつ、一段だけ警戒レベルを引き上げる。

 

そして、一気に先ほどと同じ方法で接近し、槍のような拳を繰り出す。

それは若干動きの鈍り、体が二回りほど大きくなった死蜘蛛ではかわし切れず、

甲殻の上から纏った甲殻を貫く。手加減のためか粘菌の纏っていない拳だったため、

即座に爆破してゲームオーバーとはならなかった。

 

そしてもう一撃と反対の拳を振るおうとした途端、先ほど振るった拳に痛みとともに、

じわじわと何かに侵される感覚があり、一瞬体を停止させる。

 

そのすきにまたもや距離を取り、甲殻を再生させる死蜘蛛。そんな死蜘蛛に声をかける核龍

 

『なるほど…甲殻と新たに生成した甲殻の間に液体状の毒を入れておったのか…。してやられたワイ。おかげで拳の先端が溶けてもうた』

 

よく見れば拳の先の槍のような部分の先端が溶けて折れそうになっている。

にやりと不敵に笑うように顔を歪ませる死蜘蛛(本人は気づいていないが、一般人が見れば一瞬で恐怖で顔を歪ませるだろう)

 

『呵呵々!!なるほど、少々なめすぎていたようだな……本気とは言わぬが、わが力の片鱗、とくと見せてやろうではないか!!』

 

その瞬間、まるで空間が歪むかのような何かが広まる。

それに飲まれてしまった死蜘蛛は体を止める。息苦しい、なんなんだこれは!?

と驚愕しているが、いまは戦闘中だと、何とか持ち直すも、足が震えてしまう。

 

『圏境』

 

ふとそんな声が聞こえたかと思えば、その瞬間にはすでに目の前にいたはずの核龍が

突如として消えてしまう。それについ困惑し、周囲を急ぎ、見渡す。

しかし、核龍を捉えることはできない、いったいどこに行ったというのか?

それとともに、念のため毒霧を周囲に散布する。

 

しかし、その対策は一瞬で破られる。突如洞窟内に風が吹いたと思ったら、毒霧ごと

自分が殴り飛ばされていた。

 

『グ八ッ!?』

 

なぜ?いつ?どうやって?と疑問が頭を埋め尽くしていく。それに先ほどの言葉

 

  『圏境』

 

中国において清朝末期から中華民国時代に活躍した八極拳の使い手など、数少ない達人の境地。気を巡らせ、周囲の状況を察知し、自らの存在を天地と合一させる。極まった拳法家は、この応用で対手に自らの姿を知覚すらさせなかったという能力。

 

それはFate/EXTRAというゲームにて登場した『李書文』という英霊が使用した能力だ。

まさかとは思っていたが、先ほどの息苦しさの正体は気だというのでは?

 

『まさか……お前の特典は『李書文の能力』……なのか?』

 

『ほぉ……、惜しいな、若干だが違う。だが、その名前に行きついただけでも褒めるてやるとするか…』

 

『ち、違う……のか』

 

『そうだ、そんな特典選んでもおらんよ…何せ前世が『李書文』……要するに本人なのだからのぅ、言葉使いもこちらに来てから数百年たってから爺臭くなってな。呵々ッ!一撃で仕留めるつもりじゃったが、なまったのぅ……そうじゃ、小僧。儂と取引せぬか?』

 

『な、に!?それに取、引…だと?』

 

『そうじゃ、儂はお前に手を出さん。その代わりに儂のしばらくの小間使いになれ、ほれ、簡単じゃろ?時々儂の呼び出しに応じてくれればいい。まぁしばらくはリハビリを手伝ってもらうがの』

 

『…………』

 

『どうじゃ?受けるか?撥ねるか?撥ねれば儂と戦ったほかの転生者(どうほう)と同じ目にあってもらうが……?』

 

『お、俺は…………――――

 

 

 

 

 

 




はい、今回はここまで出す。本当に長いこと空けて申し訳ないです。

この作品に登場する転生者二人目デス。

名:核龍クリアディオス(李書文)
二つ名:『爆砕』『不可視の爆拳』
特典:転生先はブラキディオス
   爆破能力強化
   前世と同じ力(気を扱う能力)
   甲殻強度強化

とりあえずここに軽い情報をば。
後々何人か出てきたらキャラ紹介的なものでも作ろうかな?
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