東方覚醒録〜Don't exist originally   作:tora@812

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 明けましておめでとうございます。(『彩色』のあとがきで言ってたって?あれはノーカン)

 東方人気投票の時期ですね。前回はまだまだ全キャラ把握していなかったので、投票しませんでしたが今回は票を入れようと思います。(実は筆者は最近ようやく東方をまともに知って一年経った程度の人間。つまり書き始めたときはまだまともに知って一年経ってなかった。ゆっくり実況とかで世界の片端には三年ほどふれているけど『なんかの漫画キャラかな?』程度に思っていた)

 小説書き始めてから小傘のランクが僕の中で急上昇しました。作る側になると感覚って変わるんだな~と感じました。

 前回の人気投票はネタを提供しましたね。(世界一位ネタ)今回はどうなるか。霊夢復権も面白いけど魔理沙とかが勝っても笑える。

 前回のタイトルを『覚醒~諏訪子~』に変えるか悩み中。僕の中では力取り戻すのも覚醒の一種なんですがね。諏訪子の戦闘シーンなんて次出てくるか解らないし


第二十五話 5´

少し時間遡って 守矢神社 side 神奈子

 

 「神奈子様、そろそろ出番ですかね?」

 

 「いや、まだ早いだろう」

 

 トタトタトタトタ‥‥‥

 

 

 ‥‥‥トタトタトタトタ

 

 「神奈子様、そろそろ出番ですかね?」

 

 「いや、まだ早いだろう」

 

 トタトタトタトタ‥‥‥

 

 

 ‥‥‥トタトタトタトタ

 

 「神奈子様、そろそろ出番ですかね?」

 

 「いや、まだ早いだろう」

 

 トタトタトタトタ‥‥‥

 

 

 ‥‥‥トタトタトタトタ

 

 「神奈子様、そろそ‥‥「早苗、大丈夫かい?」え?何がですか?」

 

 「さっきから同じ事繰り返してるぞ、緊張しているんじゃないか?」

 

 「だ、大丈夫です」

 

 「どう見ても、大丈夫では無いだろう。まあ、緊張自体は悪いことでは無いとはいっても少しリラックスした方がいいぞ」

 

 「でも、緊張しますよ!こういう大舞台立つの初めてなんですから!」

 

 「そう言うときは手に『神』と三回書いて‥‥‥」

 

 「『人』ですよ。神奈子様」

 

 さっきから明らかに緊張している早苗の対応をしている。こういう時、諏訪子ならササッと緊張を解せるようなことを言えるんだろうな。やっぱりこういうのは苦手だ。冗談でも言おうとしたがサムいだけだったか。

 

 「なんで諏訪子にあっち任せたんだろう」

 

 「どうかしましたか?」

 

 「いや、何でもない」

 

 最近苦手分野多いなぁ。一応私がここの代表なのに、あまり活躍出来てない気がする。‥‥‥今度得意分野の事でも何かしようか。どっかから別の神でも呼んできて‥‥‥‥

 

 「ちょっと『よろず店』の方に行ってきますね」

 

 「あぁ」

 

 私は今度する事について考え出した。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

守矢神社境内 side 早苗

 

 さっきから水を飲む回数が増えた気がする。すぐに喉が渇くような、でも口に少し含んだだけで終わる。そんな事を繰り返していた。

 

 今度は同じ場所を回っていた。といっても、神奈子様に言われるまで気が付きませんでしたが

 

 「なんかそわそわしてるね。早苗」

 

 「ヒッ!?と、虎之助くんですか。驚かせないで下さいよ」

 

 「別に気配には鍵はかけて無かったよ。注意力散漫に成ってた早苗が悪い」

 

 いつの間にか隣に立っていた虎之助さんに声をかけられた

 

 「虎之助さんは緊張してないんですか?」

 

 いつも道理といった感じの様子なので聴いてみた

 

 「‥‥‥まぁ、いつも道理かな?ほんとにまずくなったら鍵かけるよ。それに僕の番は巻き込まれたら出るだけだし、早苗が削りきれなかったときに出るだけだから出番無いだろ?早苗も充分強くなってると思うし」

 

 虎之助さんの仕事はサポートともし私が相手を消耗させられなかったときの参戦。回復したとはいえ、未だ神奈子様の神力は最盛期には及ばない。霊力の補助を受けられる私とは違い信仰の影響が顕著に出てしまうからだ。もしも巫女の力が強大だったとき、ある程度削るのが私の仕事。それが出来なかったときに虎之助さんは参戦する。だから虎之助さんは仕事が無い場合が考えられる。

 

 「気楽でいいですね」

 

 「気楽‥‥‥ねぇ‥‥‥まあ、そうかな?」

 

 少し困ったような笑顔を浮かべていた

 

 「何かありましたか?」

 

 「別に?話すようなことは無いけど?」

 

 「そうですか?」

 

 「そーなのだー」

 

 腕を少し広げて言葉を返してくる。その手には見慣れない黒い棒が握られていた。

 

 「それ、小傘さんが言ってた武器ですか?」

 

 「そう。いいでしょ」

 

 160㎝ほどの黒い棒。端から少ししたところに金具がついている。

 

 「何だか思ってたのと少し違うかな?私はもうちょっと『奇襲』っぽい吹き矢とか暗剣とかを予想してたので」

 

 「そういえば、早苗も少し意見したんだっけ?」

 

 「虎之助さんの戦い方を聴かれたので答えただけですよ。砂まいて目潰ししてたなんて事を答えただけです」

 

 「あの戦闘の感想そこかい!他にも色々やってたじゃん!!ミスディレクション(視点操作)とかさ!!!」

 

 「いや、助けてもらってて何ですけども、口喧嘩のときも思いましたけど虎之助くんって(たち)悪いですよ。何私を囮にして視点そらそうとしてるんですか!!」

 

 「あれしか思い付かなかったの!仕方ないでしょ!!良い解決策がパッと出るほど僕は出来た人間じゃないの!!‥‥‥ごめん」

 

 「別にいいですよ」

 

 そんな話をしていると、虎之助さんが足元においてある袋ーたぶん最初からあったのだろうーから黒い南京錠を取り出した。

 

 「なんですか?」

 

 「小傘のプレゼントの一つ。僕以外からしたら何の変哲もない南京錠」

 

 虎之助さんは歩き出しそれを境内の隅においていった。

 

 「何してるんです?」

 

 「仕込み。『スペルカードルール』では『不意打ち』は認められてないから色々と工夫しとかないと瞬殺されるからね。()()(れい)(れい)()秒ぐらいは持たせたいしね。ホームゲームなんだからこれぐらいはさせて貰わないと釣り合いがとれない」

 

 「約15分って相当粘らないと厳しい気がしますけど。設置手伝いましょうか?」

 

 「話で時間つなげば何とか~まあ、ただの冗談だしな。ならこれ頼もうかな。ところでさ」

 

 「何ですか?」

 

 「少しは落ち着いた?」

 

 気が付いたら、私の緊張感は適度な範囲に収まっていた。

 

 「少しですけどね。ありがとうございます」

 

 「いや、『早苗が緊張ほぐれてチャチャっと片づけてくれたら僕が楽できるな~』って思ったから、そんな礼を言われるようなことするほど僕出来た人間じゃないから」

 

 虎之助くんはよく自分のことを『できた人間じゃない』と評す。何でかは分からない。ただの謙遜にも聞こえる。でも、もっと暗い何か、よく分からないけど‥‥‥

 

 「早苗、これあの辺にばら撒いといて」

 

 「あ、はい」

 

 まあいいや、どうせたいしたことじゃないですし

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ちょっと前 錠前店兼よろず店 side 虎之助

 

 「施錠……施錠……施錠……疲れた」

 

 「虎之助さんの能力は消耗激しいからね。その辺にして置いたら?」

 

 「そうするよ、十分できたし」

 

 机の上にある南京錠を見やる。

 

 「よくパッと使い方思いつきますね」

 

 「まあ、完全なオリジナルな戦法ってわけではないからね」

 

 そういって漫画を一つ示す。

 

 「それがスラッと出てくるのが凄いって言ってるんです。」

 

 「ふふふ、これが厨二病の底力だよ。厨二病は極めれば能力に…「成らないです」最後まで言わせてよ」

 

 「言わせて良いことなんてあった?」

 

 「デスヨネー」

 

 小傘がクスリと笑う。

 

 「そろそろ行くな」

 

 南京錠を袋に詰め立ち上がる。重いので霊力でサポートし棒を天秤棒の代わりにして運ぶ。

 

 店を出て錠を設置していると早苗がそわそわした様子で出てきた。ちょっと危なっかしかったので少し視点をずらさせた。全く緊張が抜け落ちたら緊張のより戻しに飲まれるかもしれないから、異変の話や戦闘の話から軸をずらさず、かつ早苗の戦闘の話は行わない方向に話を誘導する。後はものを撒くっていう単純作業をしていたら気持ちが落ち着いていい感じになるだろう。

 

 その時、強い霊力と何かしら幻想の力の波動を感じた。

 

 「へえ、魔力はこんな感じなんだ」

 

 この局面で感じるということは、霧雨魔理沙の力だろう。

 

 「では、私は行きますね」

 

 「了解、僕はここから見とくよ」

 

 早苗が飛び上がるので下を向き鍵の位置を調整する。今上向けないからな。

 

 そろそろいいかと思い顔を上げる。紅白と白緑が対峙していた。カラーリング的には白緑の相手は赤紫がいいんだけどな。あぁ、旧作だと靈夢は紫髪だっけか?旧作詳しくないけど。さて、

 

 施錠の鍵弾をいくつか生み出し店の玄関に向かって投げつける。

 

 「店に入るときは店主に断り入れてから入るもんだよ。泥棒の魔法使いさん?」

 

 店に忍び込もうとしていた黒白に声をかける。

 

 「そこは社務所じゃないから目的地は本殿だよ。看板見えなかった?」

 

 「いや、目的地はここであってるぜ。私は霊夢とは目的が違うからな」

 

 「そう、平和的な話じゃなさそうだな」

 

 カードを取り出す魔理沙の様子を見て言葉を返す。

 

 「いや、平和的だぜ。この話が終わったら私は平和だからな」

 

 「片利的なのはご勘弁」

 

 「ああ、そうかい。今の植物の名前だぜ。『亜阿相界』知ってるか?まあ知らなくても…「マダガスカル南部原産 キョウチクトウ科の植物の一種」…は?」

 

 幹はとげが生えているて、白い花をつける。和名の亜阿相界は、原産地のマダガスカルが、亜細亜(アジア)阿弗利加(アフリカ)の境界であることに由来する。命名は小説家でサボテン研究家の龍胆寺雄だったかな?」

 

 あってるか?と威圧する。

 

 「い‥‥いや、ただ、名前が面白いなって思っただけで」

 

 「そういうのは『にわか』っていうんだぜ。知ってるか?」

 

 「うるさい!私の口調まねるな!!だいたいさっきのあってるのか」

 

 「たぶんね。今の異世界の動物の名前だぜ。『タブンネ』知ってるか?」

 

 「それは……」

 

 「『異世界なんで知るわけないだろ』って返せばいいのに。そんなことも思いつかないなんて『想像力が足りないよ』ちなみに正解は『爆発したら美味しい豚』な」

 

 「せめて『ラッキーの二代目』にしてあげてくださいよ」

 

 「早いね、さな……立ち位置考えろ」

 

 危ない、ギリ見てないからセーフ。ギリ見てないからセーフ。

 

 「早すぎだよ、もう負けて…「ません!」…」

 

 「霊夢さんが『ふ~ん、あの男も来るの?なら、一回でさっさと済ませましょう』っていうから迎えに」

 

 「了解」

 

 「ちょっと待て!!!ちょっと待て私忘れてないか!!?」

 

 「ごめんな、仕事の後にさせて」

 

 「私の目的はそっちだぜ」

 

 スペルカードを突き付けてくる。

 

 「『栂峰よろず店』直ちに営業停止してもらうぜ」

 

 「そんな!!営業停止なんて酷いですよ」

 

 「「世界の誰よりお前が言うな」」

 

 実態は知っているが、思わず突っ込んでしまう。

 

 「なら一気に決めようか。2vs2でどう?」

 

 「私は構わないわ」

 

 「私も良いぜ」

 

 「まあ、そうしないと不公平ですよね」

 

 「なら始めましょうか。博麗神社巫女『楽園の巫女』博麗霊夢」

 

 「絶対営業停止してもらうからな!霧雨魔法店『普通の魔法使い』霧雨魔理沙」

 

 「新生守矢神社初代風祝、東風谷早苗。二つ名は、え~と、どうしましょう」

 

 「おいおい決めとけよ。常識だぜ」

 

 「知りませんよ。まだひと月経つか経たないかぐらいなんですよ」

 

 「『祀られる風の人間』」

 

 「あっ、良いですね、それ。では『祀られる風の人間』東風谷早苗です。」

 

 「僕か‥‥‥僕は‥‥‥」

 

 鍵の開閉を操る程度の能力を持つ転生者だから‥‥‥

 

 「栂峰よろず店店主、虎傘錠前店 設計・付与職 職長、『先を閉ざす異界の鍵師』栂峰虎之助」

 

 

 

 ────東方風神録 stage5´────

 

 ────命名決闘 博麗霊夢&霧雨魔理沙vs東風谷早苗&栂峰虎之助────

 

 ────開戦────




 栂峰虎之助 プロフィール追加

 二つ名 先を閉ざす異界の鍵師

 ひとまずこれで行きます。

 そういえば、今度このサイトHTTPS化するそうですね。うちは特に問題ないけど調整必要な人もいるのかな?

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