空母種
ヲ級航空母艦A型
空母種の中では最大級の通常艦艇型深海棲艦。
全長280m程で、搭載機数70から80機。
蒸気タービンと思しき機関を搭載し、32ktの最大速力を発揮可能。
非アングルドデッキで背の高いアイランドブリッジを右舷に備える、第二次大戦型の空母としてはオーソドックスな艦影。
航空艤装は、カタパルトは現時点では装備されておらず、六角形の舷側エレベーターが右舷に4基、左舷に2基確認されている。
煙突は、改装以前の空母〈加賀〉のように艦尾まで延長された細長いモノを両舷に装備。
武装は45口径12.7cm連装高角砲10基、38mm4連装機銃10基、20mm単装機銃多数が平均的。
装甲空母ではないため飛行甲板への攻撃は非常に有効。
また、ダメコン能力もあまり高くなく、被弾後弾薬や燃料に誘爆する艦が後を絶たない。
ヲ級航空母艦B型
艦首側スポンソンを縮小して高角砲を減らした代わりに15.2cm連装砲を備えたヲ級。
空母だからと言って迂闊に接近すると手痛い反撃を受ける。
代わりに格納庫が圧迫され、搭載機は60機を僅かに越える程度。
また、砲を積んだ故に艦首に重心が寄っている為航行能力が低下、速力も31ktまで低下している。
ヌ級航空母艦
護衛空母、軽空母に当たる通常艦艇型深海棲艦。
全長180m程で、搭載機数40から50機。
蒸気タービンと思しき機関を搭載し、32ktの最大速力を発揮可能。
ヲ級と同じく、第二次大戦型の空母としてはオーソドックスな艦影。
航空艤装は、カタパルトは現時点では装備されておらず、六角形のエレベーターが艦中央と艦尾側甲板に1基ずつ確認されている。
煙突は艦橋後方に細長い直立式のモノを2本備える。
武装は45口径12.7cm単装高角砲4基、38mm4連装機銃6基、20mm単装機銃多数が平均的な武装となっている。
小型ながら攻撃型空母であり、主力機動部隊に編成されることが主で船団護衛や通商破壊に投入されることはほとんど無い。
戦艦種
レ級航空戦艦
現在確認されている通常艦艇型深海棲艦では最大級で、全長490m、全幅81mの超巨大艦である。
全体としては、戦艦の左右に空母が接続されたような姿となっている。
艦上構造物はアイオワ級に酷似しているが全体的に巨大化、複雑化しており煙突も極太。
武装は主砲に45口径40.6cm3連装砲を装備。
艦首側に高雄型や妙高型のような山型配置で3基、艦上構造物を挟んで艦尾側に同じく山型で3基、計6基を装備。
副砲には50口径15.2cm3連装砲を煙突左右に3基ずつ、計6基装備。
艦尾はスロープ状になっており、小型潜水艇を投入する軌条を2基備える。
飛行甲板側の艦尾は潜水艇格納庫となっているようで、6から8隻の潜水艇を搭載している模様。
艦載機数は片舷60から80機で、主に戦闘爆撃機を搭載。
舷側エレベーターを片舷6基、両舷合わせて12基備える。
対空火器として45口径12.7cm連装高角砲8基、38mm4連装機銃20基、20mm単装機銃32基を中央部に装備。
スポンソンには両舷で高角砲12基、38mm4連装機銃16基、20mm単装機銃20基を装備している。
1隻で戦艦と空母2隻分ずつの戦闘力を有する超兵器である。
ただ、弱点が無い訳ではない。
巨体故に速力は最大でも20ktしか出ず、機動力も劣悪。
8軸のスクリューと4枚の舵という膨大な数の推進装置は僚艦や護衛のソナーを使用不能にする騒音の元にもなる。
また防御も完璧とは言えず、バイタルパートこそ対41cm砲対応装甲が備えられているが、飛行甲板や潜水艇格納庫はほぼ非装甲。
致命的なのは潜水艇用魚雷格納庫も非装甲であること。
煙突にも特別な防御装甲が備えられている訳ではないので、被弾した場合機関への被害が考えられる。
超兵器ではあるが、撃沈不可能なバケモノではない。
タ級戦艦
戦艦級通常艦艇型深海棲艦で細長い艦体を3つ束ねたトリマランハル艦。
全長はメインハルが230m程、左右のサブハルが200m程。
全幅は約40m。
主砲に45口径40.6cm3連装砲を搭載。
メインハル艦首側に1基、サブハル中央に背中合わせで2基ずつ、総計で5基。
副砲として艦橋と後部指揮所間の段差に50口径15.2cm3連装砲を装備。
片舷に2基、計4基。
対空火器は45口径12.7cm連装高角砲8基、38mm4連装機銃8基、20mm単装機銃32基。
装甲は対41cm砲対応をバイタルパート全体に備え、しかもトリマランハル故に高い耐久性を有する。
蒸気タービンと思しき機関を搭載し、28ktの最大速力を発揮可能。
機関を分散配置しているらしく、メインハルに2軸、サブハルに1軸ずつスクリューを装備。
煙路は集合させているようで、煙突は格納庫と一体化した後部指揮所にマック方式で装備された極太1本のみ。
後部甲板は飛行甲板となっており、水偵を30機以上搭載。
カタパルトも後部に2基、両舷に2基備えられている。
指揮通信能力にも優れており、一種の情報収集艦だと考えられている。
外見こそ奇抜だが、非常にバランス良く仕上がった高速戦艦である。
ル級戦艦A型
戦艦級通常艦艇型深海棲艦。
レ級、タ級と違って極普通の戦艦。
全長は210m程。
全幅はかなり太く36mに達する。
蒸気タービンと思しき機関を搭載し、23ktの最大速力を発揮可能。
煙突は2本の細いものを前後に配し、屈曲させて中央で1つに束ねるという形状。
主砲は45口径40.6cm連装砲で艦首、艦尾側共に背負い式で2基ずつ、計4基装備。
副砲に50口径15.2cm砲をケースメイト式で16基装備。
対空火器は45口径12.7cm単装高角砲6基、38mm4連装機銃4基、20mm単装機銃20基装備。
艦尾にカタパルトを1基備え、水偵1機を搭載。
防御装甲は、対36cm砲対応と少々薄い。
これは、重量を抑え速度を確保するための苦肉の策のようだ。
ル級戦艦B1型
ル級の改良発展型。
バルジの大型化と装甲の強化により、41cm砲に対応した防御力を得る。
艦上構造物も近代化し、機銃も増設。
高角砲は連装4基に改め、対空火力は大幅に増強された。
副砲はケースメイト式のモノは全て撤去され、三連装の砲塔式が舷側に2基ずつ計4基に改められた。
これらの改装により排水量は増大したが、機関出力を強化した為速力は23ktを維持。
非常に強力な戦艦へと進化した。
ル級戦艦B2型
ル級のさらなる発展型。
全長を240mにまで延長し、艦上構造物を余裕のある設計に変更。
対空火器の配置も効率化。
副砲も両舷に1基ずつ増設され、総計6基となった。
全長を大幅に延長したこと、艦容積の増大で更に機関を大出力化したことにより速力は28ktまで上昇。
現在ル級と言えばこの艦級を指す。
深海棲艦屈指と名高い名艦となった。
巡洋艦種
ネ級重巡洋艦
深海棲艦の新型巡洋艦。
タ級よりも特徴的なトリマランハル艦。
全長は、センターハル190m程、サブハル100m程。
主砲は50口径20.3cm3連装砲を艦首側に2基、サブハル中央に1基ずつ、艦尾側に1基の計5基。
新型の50口径13.3cm連装高角砲を艦橋前後の一段高い位置に1基ずつと、艦上構造物脇に2基ずつ、計6基搭載。
機銃は38mm4連装9基、20mm単装機銃多数。
魚雷はサブハルの主砲前後に53.3cm4連装の発射管が1基ずつ。
航空艤装は、センターハル艦尾にカタパルトが2基。
装甲に関しては、対20cm砲対応装甲を存分に施されており、かなりタフな艦となっている。
速力は重装甲ながらトリマラン形状なこともあり36ktと高速。
リ級重巡洋艦A型
重巡洋艦級通常艦艇型深海棲艦。
全長200m、全幅19mのスマートな艦体に50口径20.3cm3連装砲を艦上構造物を挟んで前後に2基ずつ背負い式で搭載。
角張った艦橋と後部指揮所の左右に単装高角砲を2基ずつ、両舷で計8基搭載。
機銃は、38mm4連装6基、20mm単装多数。
53.3cm4連装魚雷発射管も、片舷に1基ずつ、両舷で2基装備。
速力も36ktと高速で水偵の運用も可能という、非常に強力な巡洋艦である。
水雷戦隊に随伴して火力を提供する等、攻撃力と速力を生かした戦法を好む。
ただ、装甲は薄めでいざ撃ち合うと意外と脆弱である。
深海棲艦が過去に沈んだ艦の怨念である証拠だとも言われる艦級でもある。
実際、軍縮条約に縛られない筈の深海棲艦がわざわざ条約型巡洋艦で戦う理由は不明。
リ級重巡洋艦B型
防御力を強化したリ級巡洋艦。
装甲は対20cm砲対応装甲に強化され、誘爆の危険のある魚雷も撤去した。
高角砲も連装4基に換装し、4連装機銃を2基増設している。
重量が増したため速力は33ktまで低下しており、高速を生かした突撃よりも戦艦等に随伴する準主力艦となっている。
ツ級軽巡洋艦A型
近年出現した新型の軽巡洋艦級深海棲艦。
全長180m全幅18mとサイズは飛び抜けて大型な訳ではなく、速力も34ktとこれまた特筆して速い訳ではない。
代わりに、新型の50口径13.3cm連装高角砲を艦首側に3基、艦尾側に2基、計5基10門搭載した強力な防空巡洋艦となっている。
38mm4連装機銃5基、同連装機銃4基、20mm単装機銃多数を備え、近接防空能力も十分にある。
ただ、これに加えて巨大な艦上構造物や53.3cm4連装魚雷発射管を2基装備しており、トップヘビー気味。
ツ級軽巡洋艦B型
ツ級の改装型で、魚雷と艦中央の航空艤装を撤去し高角砲を2基増設されている。
艦橋も小型、簡略化されており、若干ではあるが安定性が向上している。
チ級重雷装巡洋艦
〈北上〉、〈大井〉によく似た魚雷が主兵装の巡洋艦。
全長は160m程。
舷側に4連装魚雷発射管5基ずつ、艦尾側に同じく3基、計13基もの発射管を備える。
凄まじい火力を持つと同時に凄まじい誘爆率を誇る艦でもある。
また、5500t級程度の艦体にところ狭しと発射管を搭載したため、砲火力や対空火器は極小規模となっている。
主砲は12.7cm連装高角砲1基を艦首側甲板に、機銃は38mm装機銃1基、20mm単装機銃7基。
速力は36ktを発揮可能だが、細身の艦体が災いし安定性は高くない。
ト級軽巡洋艦
軽巡洋艦級深海棲艦。
軽巡洋艦とは言うものの、排水量だけならば重巡に匹敵する規模を誇る。
外見は近代化古鷹型、青葉型に近似している。
全長は180m程。
兵装は、50口径15.2cm3連装砲を艦首側に2基背負い式で、艦尾側に1基装備。
高角砲は新型の50口径13.3cm連装高角砲を4基。
機銃は38mm装4連装機銃2基、20mm単装機銃8基装備。
魚雷は53.3cm 4連装発射管を2基搭載。
水偵は1機搭載可。
速力は35ktで、水雷戦隊の嚮導によく用いられる。
ヘ級軽巡洋艦
軽巡洋艦級深海棲艦。
拡大した夕張型といった艦級。
全長は150m程。
50口径14cm連装砲を艦首側、艦尾側共に背負い式で2基ずつ搭載。
対空火器として40口径12.7cm単装高角砲2基、38mm装4連装機銃2基、20mm単装機銃8基装備。
魚雷は53.3cm 4連装発射管を2基搭載。
水偵は1機搭載可。
速力は37ktと高速。
だが、細身の艦体に武装を山盛りして高速力を得た結果安定性は悪く装甲も薄い。
水雷戦隊の嚮導艦としてホ級との交換が進んでいる。
ホ級軽巡洋艦
最初期から出現している軽巡洋艦級深海棲艦。
5500t級等の嚮導巡洋艦に匹敵する艦級である。
外観はオマハ級に近似。
全長170m程。
50口径14cm連装砲を艦首側、艦尾側共に1基ずつ搭載。
対空火器として40口径12.7cm単装高角砲4基、38mm装連装機銃4基、20mm単装機銃4基装備。
魚雷は53.3cm 4連装発射管を4基搭載。
水偵は1機搭載可。
速力は34kt。
既に性能面で限界らしく主力艦隊からは姿を消しつつあるが、船団護衛や通商破壊、哨戒等では現役。
駆逐艦種
ニ級駆逐艦
深海棲艦の新型駆逐艦。
全長130m程。
45口径12.7cm単装両用砲を艦首側、艦尾側共に背負い式で2基ずつ、また艦橋後方や後部指揮所前方にも1基ずつ、計6基搭載。
38mm連装機銃3基、20mm単装機銃11基装備。
魚雷は53.3cm4連装発射管を2基。
兵装の配置等外観からフレッチャー級との類似性を指摘される。
速力も35ktと重武装駆逐艦としては十分な速度を持つ。
ただ、ソナー、爆雷等の対潜兵装はおざなりで非常に攻撃的な駆逐艦となっている。
ハ級駆逐艦
深海棲艦の大型駆逐艦。
全長140m程。
45口径12.7cm連装両用砲を艦首側、艦尾側共に背負い式で2基ずつ装備。
38mm連装機銃3基、20mm単装機銃15基装備。
魚雷は53.3cm4連装発射管を1基のみの搭載となっている。
兵装配置や外観から秋月型との類似性を指摘される。
事実、防空艦らしく空母や戦艦に張り付いていることが多い。
速力は32ktと駆逐艦としてはかなり劣速で、艦隊戦では戦艦や巡洋艦の直掩艦となることが多い。
ロ級駆逐艦
吹雪型をはじめとする日本型艦隊型駆逐艦に近似した艦級。
全長110m程。
40口径12.7cm連装砲を艦首側に1基、艦尾側共に背負い式で2基装備。
38mm連装機銃2基、20mm単装機銃8基装備。
魚雷は53.3cm4連装発射管を2基搭載。
速力は36ktで、高速ではないものの駆逐艦としては十分な速度を有する。
ニ級とのハイローミックスのローを担当している模様。
イ級駆逐艦A型
米国の平甲板型駆逐艦に近似した深海棲艦。
全長100m程。
古臭い4本煙突の艦である。
40口径12.7cm単装砲を艦首に1基、舷側に1基ずつ、計3基装備。
38mm連装機銃1基、20mm単装機銃6基装備。
53.3cm連装発射管を2基搭載。
速力34kt。
すでに性能面で限界らしくホ級軽巡同様主力艦隊からは姿を消しつつある。
イ級駆逐艦B型
イ級駆逐艦の改装型。
敢えて言うならば、高速護衛駆逐艦型。
主砲は全て撤去され、艦首側甲板に40口径12.7cm単装高角砲1基を装備している。
魚雷も撤去され、38mm連装機銃が2基増設されている。
代わりに艦尾に搭載されていた連装機銃は撤去され、爆雷投射機が装備されている。
ソナーも高性能なものを搭載しているらしく、船団護衛や哨戒、艦隊の対潜哨戒艦として配備されている。
潜水艦種
カ級潜水艦
呂号クラスの通常動力型深海棲艦潜水艦。
全長80m程。
533mm魚雷発射管を艦首に6門艦尾に4門備え、通商破壊を主に行うのが確認されている。
他に7.6cm単装砲を1基、20mm単装機銃2基を備える。
大戦期型潜水艦としては静粛性も高いものの現代センサー類には即座に探知される為活動そのものは鈍い。
速力は水上18kt、水中8kt。
ヨ級潜水艦
カ級をより大型化し高速性能を高めた型。
全長90m程。
兵装は艦尾側に7.6cm単装砲を増設しているのが確認されている。
速力は水上20kt、水中10kt。
ソ級潜水艦
潜水能力を飛躍的に強化された潜水艦。
全長90m程。
水中速力向上の為か火砲類は一切装備されず流線型に近い形状となっている。
未確認ではあるが、砲は格納式とする情報もある。
前級と比べ静粛性が更に向上しているが、現代兵器の前にはやはり即座に発見されてしまう為活動そのものは鈍い。
また、その高性能故に生産性が悪いのか数も非常に少ない。
速力は水上22kt、水中17kt。
輸送艦種
ワ級輸送艦A型
リバティ船に近似する輸送艦。
全長140m程。
主に武器弾薬や陸戦兵器をハワイやチューク諸島等の拠点から各前線に輸送する任務に従事しているのが確認されている。
武装は、40口径12.7cm単装砲を2基装備。
速力は12kt程。
ワ級輸送艦B型
強襲揚陸艦型のワ級。
全長145m程。
艦尾がハッチになっており、小型艇の運用が可能。