FAIRY TAIL ICE・DRACHE   作:ki4

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第二話 総長あらわる

一同は軍隊を振り払い、その帰り道ミサキとルーシィの二人はいつの間にか仲良くなりナツとマサキの二人も意気投合してフェアリーテイルの前に到着したのであった。到着するやいなやルーシィはフェアリーテイルの大きさに見とれていたのであった。ナツとハッピーの二人が歓迎するように

「「フェアリーテイルにようこそ」」

 

 

フェアリーテイル内ではわいわいがやがやしており魔導士の一人が一人の女性に声をかけ

 

 

「ミラちゃーん!!こっちにビール三つおねがい!!」

 

 

「はーい」

 

 

元気よく返事をするギルドの従業員のミラことミラジェーン・・・・そして別の魔導士が声をかけタバコの煙でハートマークを作ってアプローチをするがそれをスルーしその魔導士は肩を落とし真っ白になっていたのであった・・・そんな中ミラは何かに気がつき

 

「あ」

 

「ただいま!!」

 

 

ナツが鬼のような顔で勢い良く入ってきて

「ナツ、ハッピーおかえりなさい」

 

 

「また派手にやらかしたな!!ハルジオ港の件・・・新聞に載って・・・・」

 

 

言いかけたとたんナツに顔面を蹴られて

 

 

「てめぇ!!サラマンダーの情報嘘じゃねえか!!」

 

 

近くで見ていたミラは笑顔で

「あら・・・・ナツが帰ってきたら早速お店が壊れそうね」

 

 

「もうすでに壊れてるよ!!」

 

ナツの行動が発端で騒ぎが拡散にギルド内が暴徒化していたのであった。いつの間にかマサキも参加しており

 

 

「ナツが帰ってきたって!?てめぇこの間のケリつけるぞ」

 

 

上半身裸の男が現われそれを近くで見ていた女性がため息混じりで

 

 

「グレイ・・・あんたなんてカッコで歩いてるのよ」

 

グレイはそそくさと服を着に行き

 

 

「ったくこれだからここの男どもは・・・・」

 

酒樽を飲みながら

 

 

「嫌だわ・・・・」

 

ルーシィの後ろから背の高い男・・・・漢(おとこ)が現われ

「昼間っからピーピーギャーギャーガキじゃあるまいし・・・漢なら拳で語れ!!」

 

 

紛れ込もうとしたがナツとグレイに玉砕され

 

 

「ん?騒々しいな」

 

 

凛々しい声でかっこよく登場した人物にミサキが気がつき

 

 

「あ!!『彼氏にしたい魔導士』上位ランカーのロキ!!(週間ソーラサー調べ)」

 

 

数秒後二人の女性とイチャイチャしながら会話しておりミサキとルーシィの二人はがっくりしている中ミラが二人に声をかけ

 

 

「あら、新入りさんね」

 

ルーシィとミサキは目を輝かせ喜こぼうとしたが一瞬で冷静になり

 

 

「あれ・・・・止めなくていいんですか?」

 

 

ルーシィが指をさしギルド内は手がつけられないほど暴徒化が進みめちゃくちゃになっていた

 

 

「いつものことだからほっておけばいいのよ」

 

二人は顔を合わせ苦笑いするしかなかったのであった・・・とうとうキレて魔法を使おうとして

 

 

「これはちょっとまずいわね・・・・」

 

ミラが困ったように言うなか

 

 

「そこまでじゃ」

 

 

低音で遠くまで響き渡る力強い声の巨大な影が現われ

 

 

「やめんか!!バカタレが」

 

 

一括にして騒ぎは収まり、ルーシィは目が点になりミサキは顔色一つ変えず見ており、ミラが何食わぬ表情で

 

「あら・・・いたんですか?マスター」

 

「「マスター」」

ミサキとルーシィ驚き

 

「チッ」

 

「ふん」

 

「酒」

 

いつもどおりに戻ったかのように見えたが調子に乗っていたナツとマサキは肩を並んで

 

 

「だーっはっはっはっ!!みんなしてビビりやがって!!この勝負・・・俺たちの勝ぴ」

 

ナツとマサキと共にマスターに踏まれてしまいルーシィは口をパクパクさせておりマスターは魔法を解き、背の高さはルーシィの膝下まで縮み、かっこよくバックジャンプしながら二階の手すりに飛んだのだが後頭部を打ち付けたが何事もなかったかのように立ち上がり手に持っていた分厚い紙を見せびらかせながら

 

「ま~たやってくれたのう貴様ら・・・・見よ!評議会から送られてきた文書の量を!」

 

ひと呼吸おき咳払いして

「まずは・・・・グレイ!!」

 

「あ?」

 

「密輸組織を検挙したまではいいが・・・・その後街を素っ裸でふらつき挙句の果て干してある下着を盗み逃走!」

 

グレイは体を震わせながら

 

 

「いや・・・だって裸じゃまずいだろ」

 

 

「まずは裸になるなよ」

 

マスターはため息をつき

 

 

「次はエルフマン!!貴様は用心護衛の任務中に要人に暴行」

 

 

「『男は学歴よ』なんて言うからつい・・・・」

 

今度は首を横に振り

 

「カナ・アルベローナ、経費と偽って某酒場で飲むこと大樽十五個しかも請求先が評議会」

 

「やっぱバレたか・・・」

 

「ロキ・・・評議員のレイジ老師の孫娘に手を出す!某タレント事務所から損害賠償の請求も来ておる」

 

今度は肩を落とし

 

「ナツ・・・・デボン盗賊一家を壊滅するも民家七件も壊滅、チューリィ村の歴史ある時計台を破壊・・・」

 

次々読み上げミサキとルーシィの心の中では『週刊誌に書いてることナツのことだったんだ』顔をひきつりマスターは次々とギルドのメンバーの名前を読み上げそれと同時にこみ上げる怒りを抑えつつ

 

 

「貴様等ァ・・・ワシは評議員に怒られてばかりじゃぞぉ・・・・」

 

 

メンバーたちは黙っており

「だが・・・評議員などクソくらえじゃ」

 

 

手に持っていた文書を燃やしそれをナツに向かって掘り投げそれを口に食わえ

 

 

「よいか・・・理を超える力は理の中から生まれる・・・我々のうちにある『気』の流れと自然界にある『気』の波長があわさりはじめて具象化されるのじゃ」

 

 

「たしかにそうだな・・・」

マサキはちゃっかり復活して口角をあげ笑い

 

 

「それは精神力と集中力を使う・・・いや己の魂が注ぎ込むことが魔法なのじゃ!!上から覗いているめんたま気にしてたたら魔道は進めん評議員のバカどもを恐るな!!自分の信じた道を進めェい!!!それがフェアリーテイルの魔導士じゃ!!!」

 

 

さっきまで沈黙だった空気が一斉に変わり歓喜の声が湧き上がりにぎわったのであった。

ナツとマサキがゆっくりしてるとナツがマサキに声をかけ

 

 

「なあ、マサキ」

 

 

「何だ?」

 

 

「聞きそびれてたんだけどあの街に何しに来たんだ?」

 

 

マサキは一息ついてから

 

 

「お前と同じ俺も滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)だよ」

 

 

「マジか!!」

 

ナツはマサキの肩を鷲掴みし

 

 

「ああ」

 

 

「消えたのって七年前の七月七日じゃねーか?ドラゴンはどうしてる」

 

 

 

「あ俺の目の前から突然と消えて以来旅をしてるんだけど全部嘘っぱちだ。今回もサラマンダーの情報を聞いたから来てみたけどな・・・・」

 

 

「そうか・・・・お前もそうだったのか」

ナツはしんみりした顔をしており

 

「そんな顔すんなよ!ドラゴンは絶対にいるって俺はそう信じてるからこそ前を向いて進んでるんだ」

 

 

「だな・・・俺もそう信じてる。同じ滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)だしな」

ナツは笑顔でそう言って、ルーシィはフェアリーテイルの仲間に入りマサキとミサキの二人はフェアリーテイルには入っていないがいつの間にか馴染んでおりルーシィとミサキはカウンターの一人用の椅子に座ってゆっくりしていると一人の男の子がマスター声をかけ

 

 

「父ちゃんまだ帰ってこないの?」

 

 

「くどいぞ。ロメオ、貴様も魔導士の息子ならオヤジを信じておとなしく家で待っておれ」

ロメオは体を震わせ涙目なり

 

 

「だって・・・三日でもどるって言ったのに・・・一週間も帰ってこないんだよ・・・」

 

 

その後口論になったがロメオは思わずカッとなってマスターの顔を殴り出て行ったのであった・・・それを一部始終、見ていたナツ、マサキ、ミサキ、ルーシィは

 

「厳しいのね」

 

ルーシィはミラに話しかけ

 

 

「ああ言っても本当はマスターも心配してるのよ」

 

 

ナツとマサキは無言で出入り口に向かい長椅子においていた荷物を担ぎ一人用

の椅子に座っていたミサキも二人の姿を見るやいなや荷物を持ち追いかけようとしており

 

 

「ちょっとミサキちゃん!!パフェ食べないの!?」

 

 

「用ができたから帰ってきてから食べるね」

 

 

ミサキは笑顔で答えマサキたちの後を追いかけて行きクエストボードの近くに立っていた男性が大声で

 

 

 

「マスター!!ナツとマサキのやつら、マカオを助けに行く気だぜ!」

 

 

「これだからガキ共は」

 

 

「放っておけ・・・・それに時として自分の進むべき道は他の誰かに決めるのではなく自分の意思で決め信じて進む」

 

 

「どうしちゃったんだろ・・・?急に」

 

 

ミラは悲しい表情を浮かべ口を開き

「マサキ君やミサキちゃんもナツと同じで訳ありなのね・・・・」

 

「え・・・?」

 

「ナツもロメオくんと同じだからね・・・自分とダブっちゃったんのかな・・・ナツのお父さんも出て行ったきりまだ帰ってこないのよ・・・お父さんって言っても育ての親なんだけどね。・・・しかもドラゴン」

ミラは笑顔でルーシィの方を向き座っていたルーシィは転げ落ち

 

 

「ドラゴン!!?ナツはドラゴンに育てられての!?そんなの信じられるわけ・・・」

 

 

「ね、小さい頃そのドラゴンに森で拾われ言葉、文化、魔法なんか教えてもらったんだって・・・でも、ある日突然ナツの前からドラゴンは姿を消した」

 

 

「そっか・・・それがイグニール・・・」

 

 

「ナツはね・・いつかイグニールと会える火を楽しみにしてるの!そーゆーとこが可愛いのよねぇ。それに私たちは・・・・フェアリーテイルの魔導士たちは・・・みんな何かを抱えている・・・キズや・・痛みや・・・苦しみや・・・私も・・・」

 

 

「え?」

 

 

「ううん、なんでもない」

 

 

ナツたちはハコベ山に馬車で向かっており馬車内ではナツとマサキの二人は座った状態ですでに酔っており

 

 

「「てか・・なんでお前たちがいるんだ」」

 

ハッピーと酔った状態で聞いてくるナツに聞かれ

 

 

「何よ。文句でもあるの」

 

 

「ま、色々と・・あい」

 

 

「せっかくフェアリーテイルに入ったんだから何か役に立たないとね!」

ルーシィは目を輝かせながら言っており

 

 

「そういえば・・・ミサキちゃんとマサキはどうして来てるの」

 

 

ルーシィが疑問に思い話を振りミサキは悲しい表情を浮かべ

 

 

「マサキもそうだけど・・・ロメオ君の気持ち痛いほどわかるの・・・・親が任務から帰ってこない気持ちがね」

 

 

「え・・・」

 

 

ルーシィが息を飲んだ瞬間馬車は止まりナツとマサキの二人は復活し運転士は

 

 

「す・・・すんません・・・これ以上・・馬車は・・進みません」

 

鼻水は凍っており体を震わせ荷台の扉を開くやいなや猛吹雪に見舞われており

 

「何これ!!山の方とは言え今は夏季でしょ・・・この吹雪!ありえない!?」

 

ルーシィは体をガタガタ震わせながら驚き

 

 

「ミサキちゃんは寒くないの~」

 

 

「これぐらいの寒さなんともないわよ」

 

薄着をしているミサキは笑顔でルーシィに笑顔で返し隣にいたマサキ、ナツの二人も猛吹雪の中表情一つ立っており

 

 

「ちょっと!!あんたたちはどうして普通にいられるのよ!!」

 

 

寒さに異常な三人にツッコミ三人はスルーしてルーシィは時計座のホロロギウムを呼び出しその中に入って、歩くのがめんどくさいと言い出し、ミサキはホロロギウムの中に入りマカオを探出すのと同時にバルカンの討伐をしに来たことが明らかになりルーシィは嫌々ながらついていき歩くこと数時間・・・突然大型の猿が現れナツたちを襲ってきて

 

 

「こんなとこに現れるとはな・・・・ま、当然か。バルカン」

 

 

マサキはバルカンの方を見て微笑み突然バルカンは地面を思いっきり叩きつけ

その隙にホロロギウムに近づき

 

 

「ウホッ!人間の女だ!!」

 

ホロロギウムごとかっさらっていき

 

「おお!」

 

「ったく、世話の焼けるやつだぜ!!」

 

「しゃべれんのか、あの猿」

 

ホロロギウムの中ではルーシィはすでに涙ぐんでおりミサキは取り乱さず冷静に周りの状況を把握しており

 

 

「どうしてミサキちゃんは冷静なのよ!」

 

 

「こんな猿にさらわれたって平気だし、この中に入ってなきゃこんな雑魚すぐに倒してやれるのになって思ってさ」

 

 

ミサキは殺気を飛ばしており、それを見たルーシィはゾッとしていたのであった。

 

 

 

 

その頃フェアリーテイル内では未だにパイプ煙草を吹かせながらゆっくりしつつ

 

『それにしても氷の王(アイスケーニヒ)と氷の女王(アイスケーニギン)の二人がここに来るとは・・・仲間になってくれたら嬉しいのにのう』マスターは目をつぶって考えており

 

「ねぇ、マスター」

ミラは笑顔で話しかけ

 

 

「なんじゃ・・・ミラ」

 

 

「あの二人どうやって仲間にするか考えてたでしょ?」

 

 

マスターは鼻で笑い

 

「ま、そういうとこじゃな」

 

「とはいえウチのギルドにフリー魔導士の氷の王(アイスケーニヒ)のマサキと氷の女王(アイスケーニギン)のミサキの二人が来るとは思わなかったですね」

 

「あやつらは名の知れた魔導士じゃからな他のトコに取られる前にとっておきたいのう」

 

マスターはパイプ煙草を吹かせながらミラと笑いながら会話していたのであった

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