マカオの救出から一週間が経ちマサキ、ミサキ、ルーシィはそれぞれ家を借りそんな一件の家の一室では・・・・ルーシィは朝からお風呂に入っており
「いいところ見つかったなぁ・・・商店街は近いし、七万にしては間取りは広いし、収納スペースは広いし真っ白な壁・・・木の香り・・・ちょっとレトロな暖炉・・・竈までついてる!そしてなにより素敵なのは・・・・」
ルーシィはバスタオルを巻きドアを開け一室に入ると
「「よっ!!」」
「あい」
そこにはお菓子を食べながらくつろいでいるナツ、マサキ、ハッピーと絨毯(じゅうたん)の上で寝ているヴォールの姿があり
「何であんたたちがいるのよ!そしてもう一匹の猫も起きろ!」
「「「まわっ」」」
「ぐへっ!」
ナツ、ハッピー、マサキの三人はルーシィの回し蹴りをくらいヴォールに至っては踏みつけられ
「だってな、ナツ・・・」
「ミラから家が決まったって聞いたから・・・」
「聞いたから何!!?勝手に入って言い訳!?それにマサキも家決まっるんだからそっちに行けばいいでしょ?」
ルーシィはナツたちにガミガミ怒っており、ヴォール、ハッピーに至っては壁をガリガリ擦っており
「そこのネコ科動物ども!!勝手に人の家で爪研ぐな!!」
その隙にナツはルーシィの部屋を物色し始め
「ん?なんだこれ」
机の上においていた紙の束を発見しそれを見たルーシィは大慌てで取り上げ
「てか・・・何してんだ?ルーシィ、ナツ」
「ルーシィがいきなりごっつい紙束を取ったんだよ・・・」
「へー・・・」
興味なさそうにくつろいでおり
「自分で話振るな!!そしてお前たちさっさと帰れ!!」
「やだよ。遊びに来たんだよ」
「超勝手すぎでしょ!!」
ルーシィは突っ込んでから服を着て紅茶を出し
「紅茶飲んだら帰ってよね。まだ引っ越したばっかで家具も揃ってないのよ!そんなことよりドアに鍵かけたのにどうやって入ったのよ」
「それなら俺がピッキングして入った」
マサキは鉢金をヒラヒラさせており
「そんなくだらない技術習得してんのよ!!」
「暇つぶしで習得した」
「そんなことよりミサキはどうしたのよ?」
「あいつなら朝が苦手だからまだ寝てる」
マサキはドヤ顔をしてルーシィが怒っていると唐突にナツが割り込んできて
「ルーシィの持ってる鍵のやつら全部見せてくれよ」
「いやよ!すごく消耗するし、それに鍵のやつらじゃなくて星霊よ」
「ルーシィは何人の星霊と契約してるんじゃ?」
「6体。星霊は1体、2体って数えるの」
腰にぶら下げれいる鍵を取り出し
「こっちの銀色の鍵はお店で売ってるやつ。時計座のホロロギウム、南十字座のクルックス、琴座のリラ」
今度は金色の鍵を見せ
「こっちは黄道十二門っていうゲートを開ける超レアな鍵」
「金牛宮のタウロス、宝瓶宮のアクエリアス、巨蟹宮のキャンサー」
「それ以外にも処女宮、白羊宮、双児宮、獅子宮、天秤宮、天蠍宮、磨羯宮、双魚宮、人馬宮があるんだろ?それに十二宮星座の中じゃ十三番目の星座もあるってミサキが言ってたな・・・・」
「っていうか・・・マサキは何でそんなにも知ってるの?」
ルーシィが聞いてきて
「旅をしてる頃にミサキが星に興味があってな色々と調べてな俺に教えてくるんだよ」
「結構意外な一面あるのね」
「それにこやつの料理も結構うまいものじゃぞ」
マサキの横に座っていたヴォールが口を開き
「へぇ~、そうなのか!ミラとどっちがうまいんだ?」
「さあな。まだミラのメシ食ったことねえからわからねぇ」
「あの~こっちに構って欲しいんだけど・・・」
ルーシィは嘆いていており思い出したかのようにマサキが笑いながら
「おお!忘れるところだった!悪いな」
「そういえばハルジオで買った小犬座のニコラ契約するのまだだったわね。ちょうどよかった星霊魔導士が星霊と契約すまでの流れ見せてあげる!」
二人と二匹は目を輝かせる中
「血判とか押すのかな?」
「痛そうだな・・ケツ」
「ケツじゃないだろ」
「じゃな」
マサキとヴォールはナツにツッコミ
「血判とかいらないわ・・・見てて」
ルーシィは目を閉じ鍵を持っている手を伸ばし
「我・・・星霊界との道をつなぐ者、汝・・・その呼びかけに応えをくぐれ」
ナツ、マサキ、ハッピー、ヴォールは驚いており
「開け、小犬座の扉!ニコラ!!!」
煙が立ち込みその中から鼻の尖った白い雪だるま(?)が出てきて
「「「「ニコラ!!!!」」」」
二人と二匹は驚愕しておりその後体を震わせ沈黙しておりナツとマサキは
「「ど・・・どんまい」」
「失敗じゃないわよ!!」
取り乱しつつ直ぐに冷静になり
「ああん、かわい~」
「そうか?」
マサキとナツは顔を合わせ首をかしげており、その間ルーシィは契約に移ってりそれを見たマサキ達は
「スッゲー地味だな・・・」
「だな」
「あい」
「じゃな」
「はい、契約完了!」
「ププーン」
「随分簡単なんだな」
「確かに見た感じだとそうなんだけど大切なことなのよ。星霊魔導士は契約・・・約束ごとを重視するのよ!だから私は絶対に約束は破らない!!ってね」
なんだかんだ言って名前を決めていくつか候補があったが最終的にはルーシィが出したプルーに決定したのであった。プルーがみんなの前で謎の踊りを振る舞いそれを見てナツとマサキは理解し
「「お前・・・いいこと言うな」」
「なんか伝わってる」
「星霊かぁ・・・」
マサキとナツは黙り込み
「雪山じゃ牛に助けてもらったしなぁ。それにマサキにも助けてもらったしな」
「そうよ!!あんたはもっと星霊に対して敬意を払いなさい」
「困ったときはお互い様だろ?」
「あん時はルーシィやマサキ、ミサキがついてくるとは思ってなかったしけど、お前たちがいなかったらやばかったってことだよな・・・」
ナツはマサキとルーシィを見て
「ルーシィは変な奴だけど頼れるしいいやつだし、マサキは俺と同じドラゴンスレイヤーだし力になれるし気が合うしな・・・ミサキは・・・・ま、いいや」
「ミサキはスルーか!!」
マサキはツッコミ
「そっか・・・」
「なんか流されたし・・・」
マサキは泣いておりそれを見たヴォールは慰めておりそしてナツは考えており
「よし!!決めた!!プルーの提案に賛成だ!!!俺たちでチームを組も
う!!」
ルーシィとハッピー、ヴォールの頭にビックリマークがつき
「チーム?」
「なるほど!!あい!!!ギルドのみんなは仲間だけど特に仲のいい人同士集まってチームを結成するんだよ一人じゃ難しい依頼もチームじゃ楽になれるしね」
「確かにハッピーの意見に賛成じゃ」
「だな」
「面白そう!!!」
「おおおし!!!決定だ!!」
「契約成立ね!」
「あいさ!!」
「プーン」
「そうと決まれば早速仕事行くぞ!!ホラ!!もう決めてあるんだ!!」
ナツとマサキは肩を組み踊っており
「もうせっかちなんだから~」
ルーシィは依頼内容を確認しており
「シロツメの街か・・・・聞いたことがあるようなないような・・・うっそ!!エルバー公爵って人の屋敷から一冊の本をとってくるだけで・・・二十万ジュール!!!?」
「な!!オイシー仕事だろ?」
ナツとルーシィはワイワイしてるとマサキが最後に
「最後にルーシィ」
「何?」
「注意事項読んだ?」
マサキに言われて読んでみると体を震わせてナツたちの方を見て
「ルーシィ金髪だもんな!」
「だね!!メイドの格好で忍び込んでもらおーよ」
「あんたたち最初から・・・・」
「星霊魔導士ってさ契約を大事にしてるんだろ?な、ヴォール!」
「じゃな」
「こいつらの罠にまんまとハメられた!!!ひどいよ~」
その頃フェアリーテイル内では・・・・一人の少女がリクエストボードを見ておりミサキはカウンター席でグレて座っており
「あれ?エルバー屋敷の一冊二十万ジュールの仕事・・・誰かに取られちゃった?」
「ええ・・・ナツたちがルーシィ誘っていくって」
「あ~あ・・・迷ってたのになぁ・・・」
「レビィ・・・行かなくても良かったかもしれんぞい」
「あ、マスター・・・どうしてですか?」
「その仕事・・・ちと面倒なことになってきてな・・・たった今、依頼主から連絡が入ってきてな」
「仕事のキャンセルですか?」
「報酬を二百万ジュールに引き上げる・・・だそうじゃ」
ドヤ顔をして言い放ちメンバーではちらほら嘆いた声が聞こえており気になったミサキはマスターに
「マスター、本一冊とってくるだけなのにどうして討伐並みの報酬に釣り上げるわけ?」
「さあな・・・真意はわからん」
「も~そんなことなら私も行きたかったな・・・・それとマサキが帰ってきたらパフェ奢ってもらお」
「さっきまでグレて元気なかったのに出てきたね」
ミラは笑顔でミサキに声をかけ
「さっきはさっき、今は今よ」
ミサキは拗ねている中ナツたちは馬車に乗ってシロツメの街に向かっていたのであった。おこ