FAIRY TAIL ICE・DRACHE   作:ki4

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第二話 妖精女王と氷の女王

フェアリーテイルとアイゼンヴァルトの魔導士が睨み合う中エリゴールが窓を破壊し出て行き

 

「逃げるのか!!エリゴール!!」

 

「クソ!!向こうのブロックか!?」

 

「ナツ!!グレイ!!マサキ!!お前ら三人で追ってくれ!」

 

「「む」」

 

「・・・・」

 

 

「お前たちが力を合わせればエリゴールにだって負けるはずがない」

ナツとグレイはお互い見つめ合い

 

「ここは私とルーシィ、ミサキの三人で十分だ」

 

「十分って女子三人で?」

 

「そうね」

ミサキは準備運動をしながらそう言って

 

 

「エリゴールはこの駅でララバイを使うつもりだ。それだけはなんとしても阻止せねばならない」

 

「聞いているのか」

 

「「も・・・もちろん!!!」」

肩を組みやる気を出しており

 

 

「いけ!!」

 

「「あいさ」」

 

 

「それとマサキ、あの二人の面倒も頼む」

 

 

「言われなくても分かってるよ」

マサキは二人の後を追いかけて行き

 

「三人が逃げた!」

 

「エリゴールさんを追う気か?」

 

 

「任せな・・・俺が仕留めてくる!!」

 

「こっちもあの桜頭だけは許さねえ」

 

ニット帽を被ったレイユール、髪をポニーテイルにしているカゲヤマの二人が後を追いかけて行き

 

「あらあら・・・・レイユールとカゲは好戦的だのう・・・・あんなのほっといてお姉ちゃんと遊んだほうが楽しいだろうに」

 

 

「作戦のためだよ。オマエよりずぅーっとエライ」

 

猫ヒゲが特徴のビアードとタラコ唇をして大柄のカラッカがそう言って

 

 

「こいつらを片付けたら私たちも追うぞ」

 

「うん」

 

「OK、分かったわ」

 

「女三人で何ができるやら・・・・それにしても三人ともいい女だなぁ」

 

 

「とっ捕まえて売っちまおう」

非道な声がある中

 

 

「下劣な」

エルザは右腕を前にだし

 

 

「最低な人たちね・・・・ルーシィはそこに居てね」

 

 

「これ以上フェアリーテイルを侮辱してみろ・・・・貴様らの明日は約束できんぞ」

 

 

「剣が出てきた!!」

エルザの手にいきなり剣が現れたことにルーシィは驚き

 

 

「珍しくもねえ!!」

 

「こっちにも魔法剣士はぞろぞろいるぜ!!」

 

 

 

アイゼンヴァルトの下っ端が襲いかかってきて同時にエルザが走り出し剣を振り回しエルザが中に舞っているあいだにミサキは背後から

 

 

「氷神の怒号!!」

 

口から黒い氷のブレスを放ちそれをみたルーシィ、エルザ、ハッピーの三人とアイゼンヴァルトの魔導士たちも驚いており

 

「今のは・・・・まさか」

 

 

それを見たルーシィは

「なに!?今の!ミサキちゃんから黒い氷が出てきた!」

 

「この魔法は失われし魔法(ロストマジック)の一つで両親が本で残してくれてた物で覚えたの・・・」

 

「滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)・・・・」

エルザがそう言ってルーシィはヴォールに聞いてきて

 

「ゴッドスレイヤー・・・?」

 

 

「ナツやマサキは竜を倒すためにある魔法、滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)・・・・だというのはお主も見て知っておるじゃろ?」

 

「うん・・・」

 

「ミサキは神を倒すためにある魔法・・・・それが滅神魔導師(ゴッドスレイヤー)。それぞれ失われし魔法(ロストマジック)として扱われてあまりにも強大で副作用があるって言うので歴史上かわ消え去ったのじゃ」

ヴォールの説明でルーシィは尻餅をついており顔が引きずっており

 

「ビックリしちゃった?エルザ」

 

「いや・・・氷の魔導士だということは知っていたが氷の滅神魔導師(ゴッドスレイヤー)だったとは知らなかったからな・・・ミサキ・・・それにしてもまだこんなにもいるのか・・面倒だから一掃するぞ!!」

 

「分かったわ」

 

「今からエルザが本格的に動くよ」

 

 

「エルザ・・・ミサキ・・・?」

カラッカは疑問符を浮かべ、エルザの着ていた鎧がはだけていき煙が舞いハッピーはエルザの能力を説明しており

 

 

「魔法剣士は通常『武器』を換装しながら戦う・・・だけどエルザは自分の鎧を高める『魔法の鎧』にも換装しながら戦うことができるんだ・・・・それがエルザの魔法『騎士(ザ・ナイト)』」

 

換装したエルザの鎧は背中から四本の羽がついておりその背後には無数の剣が浮かんでおりその鎧の名は『天輪の鎧』に換装しミサキは掌の上に小さな黒色の氷の竜巻を造っており

 

「循環の剣(サークルソード)」

 

 

「氷神の竜巻」

 

 

 

エルザが放った無数の剣とミサキの氷で造られた竜巻によってアイゼンヴァルトの魔導士はほとんどなぎたおされてしまし残ったビアードは片手に魔法を造っており二人に向かっていき

 

「こんのヤロォ!!オレ様が相手じゃ!!」

 

 

近くで見ていたカラッカは何かを思い出し驚いており

「ま・・・間違いねえ!!こいつらフェアリーテイルの最強の女候補、妖精女王(ティターニア)のエルザ!!氷の女王(アイスケーニギン)のミサキ!!」

ビアードはミサキとエルザによって一撃で倒されてしまいカラッカは一目散に逃げ

 

「エリゴールのところに向かうかもしれんルーシィ追うんだ!!」

 

 

「えー!!あたしが!!」

 

 

「たのむ!」

エルザは鋭い眼光でルーシィを睨みつけカラッカのあとを追いかけて行きエルザは通常の鎧の状態に戻しそれを見たミサキは

 

「エルザ、魔力使いすぎちゃったんじゃない」

 

 

「これぐらい・・・対したことはない」

 

 

 

 

その頃ナツとグレイとマサキの三人は

 

 

「二人で力を合わせればだ?冗談じゃねえ」

 

 

「火と水じゃ力は一つになんねーしな!無理」

 

 

「だいたいエルザは勝手すぎるんだよ」

 

 

「なんでもかんでも自分ひとりで決めやがって!!」

 

 

「「エリゴールなんか俺一人で十分だっての!!」」

直後ナツとグレイは喧嘩を始めそれを見ていたマサキは

 

 

「おめえらこんな時まで喧嘩すんな!!」

二人の頭を殴り

 

「「いってーな!!マサキ!」」

 

 

「オメェらが喧嘩するからだろ!!」

 

三人が走っていると通路が二手に分かれており

 

「どっちだ?」

 

 

「二手に分かりゃいいだろーが・・・・いいかナツ、マサキ」

 

「!」

 

「何だ?」

 

「相手は危ねえ魔法をぶっ放そうとしているバカヤロウだ。見つけたらたたきつぶせ」

 

 

「それだけじゃねえだろ?フェアリーテイルにケンカ売ってきた大バカヤロウだ。黒コゲにしてやるよ」

 

 

「言われなくても分かってる」

ナツとグレイはお互いに顔を合わせ笑うが直ぐにそっぽを向き

 

 

「ったく仲がいいんだか悪いんだか・・・・世話の焼ける弟たちだ」

 

 

「「いつからお前の弟になった!!」」

 

 

「別にいいだろ?さっさと行くぞ」

 

 

「それとマサキはナツの方を頼む・・・お前もそれでいいよな?」

 

 

「おお」

 

 

「一人で十分か?」

 

 

「お前の力を借りるほどでもねえ!!」

グレイはナツたちと反対の方向へ走っていったのであった。

 

 

「こっちも行くぞ!ナツ」

 

 

「わかってるよ」

ナツとマサキも走っていったのであった。

 

駅の前では多くの野次馬が集まっておりそんな中ミサキとエルザの二人が姿を現し

 

「き・・・君たちは!!さっき強引に中に入っていった人たちだね。中の様子はどうなんだね」

エルザは駅員が持っていた拡声器を奪い

 

 

「命が惜しいものは今すぐこの場を離れよ!!!駅は邪悪なる魔導士たちによって占拠されている!!そしてその魔導士たちはここに居る人間全てを殺すだけの魔法を放とうとしている!!!!できるだけ遠くへ避難するんだ!!」

 

 

それを聞いていた野次馬たちは一斉に逃げ惑い

 

 

「き・・・君!!なぜそんなパニックになるようなことを!!」

 

「ここで人が大勢死なせるよりマシでしょう?」

 

 

「それに今私が言ったことは本当のことだ。もちろん私たちは全力でそれを阻止するつもりだが・・・・」

 

 

「万が一の可能性もあるからそうしたのよ。それにあなたたちも早く避難したほうがいいわよ?それにあなたたちもここで死ぬわけにはいかないでしょ?」

 

 

ミサキの言葉を聞いて駅員たちも逃げていきエルザとミサキはお互いに顔を合わせひとまず安心したのか二人とも微笑み、駅構内に戻ろうとしたとき

 

「・・・・」

 

「これは・・・・!」

 

駅は巨大な風に包まれておりその風は強くまるで台風の中に包まれているようだった。

 

「駅が風に包まれている!!」

 

「ん?なぜ妖精(ハエ)が外に二匹・・・そうか・・・野次馬どもを逃がしたのはお前たちか・・・女王様たちよ」

 

「「エリゴール!!」」

 

 

「お前たちとは一度戦ってみたかったんだがな・・・残念だ。今は相手をしているヒマはねえ」

エリゴールは二人に向かって風でできた衝撃波を放ち中へと追いやりエルザが強引に突破しようとしたが風にはじかれてしまい

 

 

「やめておけ・・・この魔風壁は外からの一方通行だ!中から出ようとすれば風が体を切り刻む」

 

「これは一体何のマネだ!」

 

「鳥籠ならぬ籠ってところか・・・にしてはちとでけえがな!てめえらのせいでだいぶ時間を無駄にしちまった。俺はこれで失礼させてもらうよ」

エリゴールは消え去り

 

 

「どこに行くつもりだ!エリゴール!!まだ話は終わってないわよ!!」

 

 

「一体・・・どうなっているんだ・・・この駅が標的じゃないというのか!?」

 

 

「目的は別にあってこれはフェイク・・・・取り敢えず下に転がってる連中から情報を聞き出そう」

 

 

「そう簡単に話すとは思えんがな・・・」

二人はしたの階に降りていき先ほど倒したアイゼンヴァルトの一人ビアードに声をかけ

 

「ね!エリゴールの本当の目的って何?」

 

 

「へへ・・・誰が言うかよ」

 

 

「そう・・・・」

ミサキはエルザに合図を送りビアードの喉元に片手剣を突き出しそれを見てビアードは観念し話し始め

 

 

「俺たちの目的は・・・ここを占拠しあれをこの街で放送するんじゃ・・ねえんだよ・・・・本当の目的は・・・・クローバの町・・・」

 

それを聞いた二人は目を大きく開かせ

 

 

「あの街はマスターたちが定例会で集まっている!」

 

 

「あいつの目的は最初からギルドマスターたちの呪殺!ここを占拠したのは私たちをおびき寄せる為の罠!!」

 

 

「へ・・へへ・・・・もう手遅れだ・・・エリゴールさんがあの笛を吹けばマスターたちが・・・」

ミサキはビアードの顔スレスレの位置で叩きつけ床はひび割れて凍っており

 

 

「今のはわざと外した・・・次変なこと言ったらあんたの顔は粉々になってるからね・・・・それと今すぐこの魔風壁の解除の仕方を教えなさい」

ミサキの無機質な声と隣に立っている冷徹に見下しているエルザを見て体を震わせ

 

「し、知らねえ!!それに無理だ!!魔風壁の解除なんて俺たちが・・・できるわけねえ!!」

 

 

「エルザ!ミサキ!」

 

 

「グレイか!?ナツとマサキは一緒じゃないのか?」

 

 

「勝手にどっかに行きやがった!つーか、それどころじゃねえ!!アイゼンヴァルトの本当の目的はこの先の町だ!じーさんどもの定例会の会場・・・やつはそこで呪歌(ララバイ)を使う気なんだ!!!」

 

 

「話はこいつから聞いた。だけど今は魔風壁を・・・」

 

 

「ああ!!さっき見てきた!無理やり出ようとすればミンチになるぜ!!」

 

 

「こうしてる間にもエリゴールはマスターたちのところに近づいているというのに・・・」

 

「こいつらは魔風壁の消し方知らねえのかよ」

グレイは横たわっている敵に八つ当たりをして

 

「やめな!グレイ、こいつら知らないってさ」

 

「そうか!そういえばアイゼンヴァルトの中にカゲと呼ばれてた奴がいたハズだ!奴はたった一人で呪歌(ララバイ)の封印を解除した!」

 

 

「「解除魔導師(ディスペラー)!?」」

 

「それなら魔風壁もいける!!」

 

 

「探すぞ!!カゲを捕らえるぞ!!」

エルザたちはカゲを探しに行き残されたビアードは

 

 

「カラッカ・・・いつまでそこに隠れてる?いるんだろ?」

壁からカラッカが出てきて

 

「今の話聞いてただろ?カゲが狙われてる、行けよ」

 

 

「か・・・勘弁してくれ!!オレには助太刀なんて無理だ!!」

 

 

「もっと簡単な仕事だ」

 

駅構内の別の場所ではナツが壁を壊しておりマサキは呆れており

 

「ったく・・・さっきから魔力は使いすぎだし、いちいち壁を壊すなって言ってるだろ?」

 

「うるせー!!」

 

次々と壁を壊していきそれを見ていたカゲは

『あ・・・あいつ扉ってモン知らないのかよ・・・それにエリゴールさんはもうこの駅にはいないよ・・・・いくら探しても無駄なんだ。もう放っておいても問題はないんだけど・・・それじゃ僕の気がすまないんでね』

 

天井からナツの後頭部に向かって蹴りを入れようとした瞬間、カゲに向かってマサキに蹴りを入れられ

「ぐはっ!?」

 

「なっ!」

 

「やっと出てきたか・・・カゲ」

 

「どうしてわかった?」

 

「俺さ・・・色々と旅してきたせいか周りの気配が敏感に反応しちまうんだよ」

 

「お前には用はないエリゴールはどこだぁ!!」

 

 

「まぁいい・・・僕に勝てたら教えてやるよ」

 

 

「お前に勝てばいいんだな?」

 

「この勝負俺にやらせろ!!」

 

「ナツ、おまえは黙ってろ!!」

マサキはナツに拳骨をして

 

「いってーな!拳骨はねーだろ!!」

 

 

「この勝負は俺がつける・・・それにさっきのでお前の魔力は使っちまってるしエリゴールを倒すためにとっておけ」

 

「・・・・・わかったよ・・・」

ナツは渋々マサキに譲り

 

「桜頭のやつをやる前にお前からやってやるよ!!はかわせまい!!逃げてもどこまでも追いかけていくぞ!!」

カゲの足元から八つの影がマサキに向かっていき

 

 

「こんなのへでもねえ・・・」

マサキは両手に氷の冷気を纏い次々と影を破壊していき

 

「さすがだな」

ナツは腕を組ドヤ顔でそう言って

 

「バ・・・バカな!!全部破壊しやがった」

カゲが驚いており隙をつきマサキは一発殴り

 

 

「な・・何だこの一撃は・・・!ま・・魔導士の拳じゃねえ!!!」

カゲは殴り飛ばされ宙に浮いている間にマサキはブレスを放ちその音は構内中に響き渡りカゲは仰向きで大の字に転がっており

 

 

「約束通り教えてもらうぞ!!」

 

「くくく・・・バカめ・・・エリゴールさんはこの駅にはいない・・・」

 

「「何だと!!」」

ナツとマサキはカゲに襲いかかろうとした時後ろからエルザの声がして

 

「マサキ!ナツ!それ以上はいい!!彼が必要なんだ!」

 

「うお!?なんだ!なんだ!!」

 

「?」

 

「でかしたぞ!!クソ炎、マサキ!!」

 

「さすがだ」

 

「何の騒ぎだ?ミサキ」

 

「詳しい説明はあとで、こいつを探してたのよ」

ナツとマサキはイマイチ状況が飲み込めず呆然と立っておりその隙にエルザは剣を取り出しカゲの喉元につきたて

 

「四の五の言わず魔風壁を解いてもらおう・・・一回NOと言う度に切創が一つ増えるぞ」

カゲは体を震わせており

 

「それぐらいにしておけ、エルザ!!」

それを見ていたナツは震えており

 

「いいな?」

 

「わ・・・わか・・ばっ」

カゲの口から突然血を吐き出し背中には剣が突き刺さっており壁からはカラッカがいて

 

『簡単な仕事だよ・・・カゲを・・・殺せ!!』

エルザはカゲの体を支えてミサキ、ヴォール、マサキ、ナツは固まっており

 

「クソ!!唯一の突破口が!!」

 

 

「カゲ!!しっかりしろ!!お前の力が必要なんだ!!」

エルザはカゲの体を揺すっているが反応はなくそれを見ていたナツとマサキは

 

 

「仲間じゃ・・・ねえのかよ・・」

 

 

「仲間を大事にしねえ奴は人間のクズだ!!」

ナツとマサキは壁に引きこもったカラッカに飛びかかり

 

「カゲしっかりしないか!!」

 

 

「エルザ・・・ダメだ。意識がねえ」

 

 

「死なすわけにはいかん!!やってもらう!!」

 

 

「やってもらうってこんな状態じゃ魔法は使えないわよ!」

 

 

「それでもやってもらわねばならないんだ!!」

 

 

「「それがお前たちのギルドなのか!!」」

ゴチャゴチャしている中ルーシィとハッピーが到着して

 

「お・・・お邪魔だったかしら・・・」

 

「あい」

 

 

 

 

 

 

それからみんなは駅の出入り口の近くの広場に移しマサキとナツに事情を説明し

 

「なるほど・・・・あいつの狙いが始めからマスターたちっていうわけか」

 

 

「ああ・・・魔風壁をどうにかしねえと駅の外には出られねえ」

グレイがそう言いつつナツとマサキは強行突破を試みたが跳ね返されミサキはヴォールは呆れており

 

「こんなもん突き破ってやる!!」

右腕に炎を纏ってぶつけたがはじかれてしまい

 

「バカヤロウ・・・・力じゃどうにもなんねえんだよ」

 

 

「急がなきゃマズイわよ!!ミサキちゃんにグレイ、凍らせることできないの」

 

 

「出来るならとっくにやってるよ」

 

 

「さすがにこれは・・・」

未だにナツは強行突破をしようとしているがそれをルーシィが止めナツは何かを思いついたかのようでルーシィの肩をつかみ

 

 

「そうだ!!星霊!!!エルバーの屋敷で星霊界を通って場所移動できただろ」

 

 

「いや・・・普通は人間が入ると死んじゃうんだけどね・・・それには星霊魔導士がいる場所しか開かないのよ」

 

 

「つまり、星霊界を通ろうとするなら外にもうひとり星霊魔導士がいなきゃできねえってわけか」

 

 

「そういうことよ、マサキ・・・もう一つ言えば人間が星霊界に入る事自体重大な契約違反、あの時エルバーの鍵だったから良かったけどね」

 

 

ハッピーがその言葉を聞いて思い出し背中からぶら下げていた小さなリュックサックから金色の鍵を取り出し

 

 

「そ、それは・・・バルゴの鍵!!ダメじゃない勝手に持ってきちゃ!!」

 

 

「違うよバルゴ本人がルーシィへって・・・エルバーが逮捕されて契約解除になったんだって、それで今度はルーシィと契約したいってオイラん家に訪ねてきたんだ」

 

 

「嬉しい申し出だけど今はそれどころじゃないでしょ!?脱出方法を考えないと!!」

ルーシィはハッピーの頬をつねっておりそれを聞いていたマサキとヴォールは顔を見合わせ

 

 

「脱出方法が見つかったぞ!!」

 

 

「言ってみろ」

 

 

「バルゴじゃよ!!ルーシィ、あいつ地面に潜れるから魔風壁の下を通って脱出できる」

 

 

「何!!?」

 

 

「「本当!!?」」

 

 

「そっかぁ!!やるじゃないハッピー!!」

急いでルーシィはバルゴを呼び出し出てきたのは以前のメイドゴリラとは違い可愛らしい少女の姿になって出てきてルーシィとヴォールは驚き

 

「オメエ・・・誰だ?」

マサキは目が点になっており

 

 

「痩せたな」

 

 

「あの時はご迷惑おかけしました」

 

 

「痩せたっていうか別人!!あ・・・あんたその格好」

 

 

「私はご主人様の忠実なる星霊、ご主人様の望む姿にて仕事をさせていただきます」

 

 

「へぇー可愛らしいじゃねえの」

 

 

「ルーシィか・・・やはりさすがだ」

ミサキは頬を膨らませてみており

 

 

「あやつにヤキモチを焼いておるのか」

 

 

「別にそんなことないわよ」

 

 

「時間がないの!!契約は後回しでいい!?」

 

 

「かしこまりました。ご主人様」

 

 

「ご主人様はやめてよ」

バルゴは腰にかかってる鞭を見て

 

 

「では『女王様』と」

 

 

「却下!!」

 

 

「では『姫』と・・・」

 

 

「そんなトコかしらね」

 

 

「「いいから早くしろ!!」」

グレイとマサキは一緒にツッコミバルゴは穴を掘り

 

 

「おし!!あの穴を通っていくぞ!!」

マサキはカゲを背負って

 

 

「何してんだ、マサキ!!」

 

 

「オレと戦った後に死なれちゃ後味悪ぃんだよ」

マサキはカゲを担ぎながらそう言って全員穴から通っていきカゲは勝ち誇ったように

 

 

「無理だ・・い・・今からじゃおいけるはずがねえ・・・オ・・・オレたちの勝ちだな・・・」

ミサキはあたりを見回し

 

 

「「!!」」

 

 

「ナツとマサキはどうした」

 

 

「それにヴォールとハッピーもいない」

マサキとナツは勝手にエリゴールの後を追いかけており

 

 

「あいつら勝手に先走りおって!!私たちも追いかけるぞ!!」

エルザは近くにあった魔導四輪車に乗り追いかけていったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は移り時も数時間遡り定例会をやっているクローバーの街の建物の中では・・・

 

「マカロフちゃんあんたトコの魔導士ちゃんは元気があっていいわぁ~♡聞いたわよ!!どっかの権力者コテンパンにしちゃったとかぁ・・・・・それに氷の王(アイスケーニヒ)と氷の女王(アイスケーニギン)のマサキちゃんとミサキちゃんの二人も入ったって羨ましいわ」

 

 

「おー!!新入りのルーシィじゃあ!!あいつはいいぞ!特に乳がいい!!ミサキもルーシィに負けておらんがマサキとミサキの二人が入ったのは羨ましいじゃろ?」

 

 

「俺たちも惜しいことしたぜ!!元気があるのはいいがてめぇんトコやりすぎなんじゃないのか?」

青い天馬(ブルーペガサス)マスターボブと四つ首の番犬(クワトロケルベロス)マスターゴールドマインかそれぞれ話しており

 

「評議員の中じゃいつか妖精の尻尾(フェアリーテイル)が町一個潰すんじゃねえかって懸念してる奴もいるらしいぞ!」

 

 

「うひょひょ潰されてみたいのう!!ルーシィとミサキのおっぱいで~」

 

 

「もう、ダメよ!!自分とこの魔導士ちゃんに手出しちゃ」

絵で書いた鳥が手紙を酒で酔っているマカロフの前に飛んできて

 

 

「マカロフ様、ミラジェーン様からお手紙が届いています」

マカロフは手紙を開けそこからミラジェーンが出てきて

 

 

「マスター、定例会ご苦労様です」

ミラジェーンが映し出され

 

 

「どうじゃ!!こやつがウチの看板娘じゃ!!め~ん~こ~い~じゃろぉ!!」

 

 

 

「実はマスターが留守の間にとても素敵なことがありました。エルザとあのナツとグレイ、それにマサキ君にミサキちゃんがチームを組んだんです。もちろんハッピー、ヴォール、ルーシィも・・・・・ね?素敵でしょ?私が思うに妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強チームかと思うんです。一応報告しておこうと思ってお手紙しました♡それでは~」

 

そこで切れて、それを聞いたマカロフは体を震わせ酔が一気に醒め冷や汗が滝のように溢れ出て床に転げ

『な・・・なんてことじゃ!!本当に街一つ潰しかねん!!定例会は今日で終わるし明日には帰れるか・・・・それまで何事も起こらずいてくれぇぇぇ!!頼む』と心の中で思っていたのであった・・・・

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