ナツとマサキの二人がエリゴールを倒し少し遅れてエルザたちが到着しナツとマサキは上半身裸で
「遅かったじゃねーか」
「あい」
「そ〜でもないんじゃねーのか?」
「じゃな」
「さすがだな」
「ケッ」
「全く・・・」
「そ・・・そんな!!エリゴールさんが負けたのか!!?」
エルザが運転席から降りたときふらつきそれをミサキが支え
「魔力の魔力の使いすぎだって後は私がするからさ」
「すまない、ミサキ」
「こんなの相手に苦戦しやがって妖精の尻尾(フェアリーテイル)の格が下がるぜ」
「苦戦?どこが?圧勝だよな?ハッピー、マサキ、ヴォール」
「微妙なとこです」
「半分苦戦してたろ」
「じゃな」
「お前ら上半身裸って変態みてーだぞ」
「「お前に言われたらおしまいだ」」
「ルーシィ服貸してくれ」
「そんな事きくんじゃねえ!!」
マサキがナツの頭を殴り
「なにはともあれ見事だ、ナツ、マサキ・・・これでマスターたちは守られた」
「ここまで来たんだからさマスターに行ってさ報告して笛の処分をマスターに聞いてこよ!!」
ミサキがそう言った瞬間カゲが魔導四輪車を奪い線路上に落ちてた呪歌(ララバイ)を奪い逃げ出しそのままクローバーまで走り去っていったのであった。
カゲは先に定例会場についたカゲは
『よし・・・・定例会はまだ終わってないみたいだな・・・・この距離なら十分の音色が届く。フフフ・・・・ついにこの時が来たんだ・・・・』不意に背後から肩に手を乗せられ恐る恐る振り返ってみると妖精の尻尾(フェアリーテイル)マスターがカゲの頬を突き刺し笑っており途中咳き込み顔を青ざめ
「いかんいかんこんな事している場合じゃなかった・・・急いであの五人の行き先を調べねば・・・・街が消えかねん!!お前さんもはよぉ帰れ!病院に」
『マカロフ・・・・こいつ・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)のマカロフだ。チッつくづく妖精(ハエ)に縁がある一日だな』カゲはそう思いつつも
「あ・・・あの・・・」
「ん?」
「一曲・・・聞いてくれませんか?病院は楽器が禁止されてるもので・・・・」
「むう?」
「誰かに聴いてほしんです」
「気持ち悪い笛じゃのう」
「見た目はともかくいい音が出るんですよ」
「一曲だけじゃぞ」
「ええ」
カゲの心の中では『勝った!!』そう思い笛を吹こうと構え
「よぉく聴いててくださいよね」
『正規のギルドはどこもくだらねえな!!』
『能力が低いくせにイキがるんじゃねえっての!!』
『これはオレたちを闇へと閉じ込め・・・生活を奪いやがった魔法界への復讐なのだ!!手始めにこのあたりのギルドマスター共を皆殺しにする!!』
『そんなことしたって権利は戻ってこないのよ!!』
『カゲ!!お前の力が必要なんだ!!』
『同じギルドの仲間じゃねのかよ!!』
『仲間を大事にしない奴は仲間でもなんでもない!!』
カゲは自分の中にいる善と悪の心が葛藤しており丁度マサキたちが到着し
「いた!!」
「じっちゃん!!」
「「「マスター!!」」」
「しっ」
草むらから男性(?)が現れ
「今いいところなんだから見てなさい♡」
「「青い天馬(ブルーペガサス)のマスターボブ!!」」
「久しぶりね、マサキちゃん、ミサキちゃん!それにエルザちゃんも大きくなったね」
「どうした?早くせんか」
「・・・・・」
カゲは構えたまま吹こうとせず固まっており
「いけない!!」
エルザが咄嗟に飛び出そうとした時今度は四つ首の番犬(クワトロケルベロス)マスターコールドマインが現れて
「黙ってなって面白ェトコなんだからよ」
「あれじゃ吹けねえな・・・たぶん」
マサキがポツとそう言って
「さあ」
マカロフがカゲを睨みつけ
「・・・・!!!」
『吹けば・・・吹けばいいだけだ!それですべて変わる!!!!』
カゲが吹こうとした時マカロフが顔をしたに下げ
「何も変わらんよ・・・・弱い人間はいつまでたっても弱いまま・・しかし弱さの全ては悪ではない。もともと人間なんて弱い生き物じゃ・・・一人じゃ不安だからギルドがある仲間がいる。強く生きるために寄り添い合って歩いていく」
近くに隠れているマサキたちは顔を見合わせ頷いており
「不器用な者は人より多くの壁にぶつかるし、遠回りするかもしれん・・・・しかし明日を信じて踏み出せばおのずと力は湧いてくる。強く生きようと笑っていける・・・・そんな笛に頼らなくても・・・・・な」
マカロフは口角を上げ笑い
『さすがだ・・・すべてお見通しだったか・・・・』カゲはそれを察し笛を手放し地面にはいつ配り負けを認めそれと同時にマサキたちが飛び出し
「じっちゃん!!」
「じーさん!!」
「「「マスター!!」」」
「ぬぉおぉ!!なぜお前たちがここに!!?」
「詳しい説明はあとでするんで・・・」
「さすがです!!今の言葉目頭が熱くなりました!!」
エルザが抱きしめ
「じっちゃんスゲェな!」
ナツはマカロフの頭をペシペシ叩いており
「これで一件落着だな」
「これでわかったでしょ?」
「アンタ医者行くわよ」
そうしてる間に笛から黒い煙が出てきて喋り始め
「カカカ・・・・どいつもこいつも根性のねぇ魔導士どもだ!!」
その場にいた魔導士たちは驚いており
「もうガマンできんワシが自ら食ってやろう!!」
「笛が喋ったわよ!!ハッピー!!」
「あの煙・・・形になっていく!!」
「貴様らの魂をな・・・・」
黒い煙から木の化物へと変化していきその場にいた魔導士たちが驚いておりマサキに至っては冷静に見ており
「木の化物になってる」
「な・・・何だ!?こんなのは知らないぞ!!」
「こいつあゼレフ書の悪魔だ!!」
「腹が減ってたまらん・・・貴様らの魂喰わせてもらうぞ!」
「こいつが黒魔導士ゼレフが作り出した悪魔・・・」
ミサキは息を飲み
「何!!魂って食えるのか!!?」
「「知るか!!」」
グレイとマサキがナツにツッコミ
「一体・・・どうなってるの?何で笛から怪物が・・・」
「あの怪物が呪歌(ララバイ)そのものさ・・・つまり生きた魔法・・・それがゼレフの魔法だ」
「ゼレフ!!?ゼレフってあの大昔の!?」
「みたいだな」
「ええ」
「黒魔導士ゼレフ魔法界の歴史上最も凶悪だった魔導士・・・何百年前の負の遺産がこんな時代に姿を現すなんてね・・・・」
「さあて・・・どいつの魂から頂こうかな・・・・決めたぞ!!全員まとめてだ」
怪物からを流そうしようとした瞬間マサキたちが飛び出し(ルーシィ、ハッピー、ヴォール以外)
エルザは天輪の鎧に換装し足を切りつけ、ナツとマサキは足を伝って登っていき氷と炎を纏った蹴りをくらい
「おお!!」
「何とケリだけであの巨体を!!」
「うっとしいな」
マサキとナツを弾き飛ばしその隙にミサキの背後には無数の黒い氷柱が浮いておりグレイは呪歌(ララバイ)の空中に巨大なハンマーが浮いており
「氷神氷柱吹雪!!」
「アイスメイク!!大槌兵(ハンマー)」
「氷の造形魔導士と滅神魔導師(ゴッドスレイヤー)じゃと!?」
「造形魔法?」
「魔力に形を与える魔法だよ」
「そして形を奪う魔法でもあるのじゃ」
呪歌(ララバイ)に攻撃していき呪歌(ララバイ)は後退し
「今のは少し利いたぞ」
ミサキたちに攻撃しようとした時数百メートル離れたところから軍隊の掛け声が聞こえてきて
「何だ?この声?」
「たぶん軍隊の声だな・・・・あいつらがいない方がよかったのにこんな時に限って出てきやがって・・・・」
は軍隊の後ろのそびえている山に向かってビームは放ち大爆発起こり跡形もなく吹き飛んでおりそれを見た軍隊は一斉に退却していき
「へへ・・・」
「これはちょっと予想外だな・・・」
「でも、これぐらいじゃねーと面白くねえ・・・・それに燃えてきたぜ!!」
ナツが走り出し
「右手の炎と左手の炎を合わせて・・・火竜の紅炎」
炎の固まりが呪歌(ララバイ)に当たりよろめき
「うっとしいの!!」
口からビームを放ち運悪く固まっていたマスターたちのところに向かっていき
「アイスメイク!!盾(シールド)」
「しかし間に合わん!!くらうぞ!!」
ギリギリ間に合い防ぎ
「速い!」
「アイスメイク・槍騎兵(ランス)」
氷でできた無数の槍が呪歌(ララバイ)に放ち
「くらうか!!」
防御の体制をとり防ぎその隙にマサキは近くまで来て口を膨らませ
「氷竜の咆哮!!」
「さっきからちょこまかと!!こうなったら一気に食ってやる!!」
自身から音色を出そうとし耳を塞いだが・・・・オナラをすかしっぺしたような音しか出ず肝心な音色はなく呪歌(ララバイ)自身も?が出ており
「そうか!!私たちの攻撃を受けすぎたから穴があいて音色が出ないんだ!!」
「だったら今がチャンスだ!!一気に片付ける!エルザ、ナツ、グレイは呪歌(ララバイ)をその場に一分でいいからとどめてくれ!!」
「マサキ!どうするつもりだ!!」
「まぁ見てろって・・・・ミサキ、あれやるぞ」
「ま、しょうがないわね」
ミサキとマサキは呪歌(ララバイ)の直線上に立ち呪歌(ララバイ)に向かって右にマサキ左にミサキという形で立っており二人は一気に魔力を高めマスターたちは
「あやつら何をするつもりじゃ」
マカロフに関しては
「まさか・・・・あの二人!!」
「ミサキ!!マサキ!!まだか!」
ミサキとマサキの魔力が高まりマサキは右手とミサキは左手に魔力の塊があり
「お前ら!!どけろ!!」
マサキが大声で叫びエルザたちはその場から立ち去り
「くらえ・・・・龍と神の力が合わさりし新たなる力を・・・・」
マカロフが小声で
「合体魔法(ユニゾンレイド)・・・」
「「!!」」
白い氷と黒い氷の魔力が合わさりそのまま呪歌(ララバイ)に向かっていき呪歌(ララバイ)はそれを受けようとしたが結局耐え切れず倒されてしまったのであった。各ギルドマスターたちは驚愕しており
「スゲェ・・・」
「あの若さで合体魔法(ユニゾンレイド)ができるなんて・・・・」
「ゼレフの悪魔がこうもあっさり・・・」
「かーかっかっかっかっかっ!!」
マカロフは高笑いをしており立ち込める煙の中からエルザ、ナツ、グレイ、マサキ、ミサキの五人の姿があり『これが妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強チーム!!!』
「どうじゃ!!すごいじゃろぉぉぉ!!」
マカロフは高笑いしつつ喜んでおり他のマスターたちも安心して
「いやあ・・・いきさつはよくわからんが妖精の尻尾(フェアリーテイル)には借りができちまったな・・・・それにあの二人の合体魔法(ユニゾンレイド)はあっぱれだ!」
「なんの!なんのー!ふひゃひゃひゃひゃ!!!」
喜んでいる中マカロフはあるものが目に飛び込んできて急に高笑いを止め体を震わせ他のマスターたちが振り返る中マカロフはこっそりと逃げており他のの魔導士も驚いており(ナツ以外)マサキに関しては頭を掻きながら
「これはちょっと計算外だったな・・・・」
「私も迂闊だったわ・・・・」
「「「「「ぬあああああ!!!定例会場が跡形もなく粉々じゃ!!」」」」」
「ははっ!!見事にブッ壊れちまったな」
「捕まえろー」
「おし、まかせておけ!!」
「おまえは捕まる側!!」
ナツが追いかけようとしたが別のギルドマスターに突っ込まれ
「わりぃ、マスターちょいっとやりすぎた」
「面目ない・・・・」
「いーの、いーの、どうせもう呼ばれないでしょ!」
のマスターを筆頭にその場から逃げていったのであった・・・・
その帰り道
「しかしマサキとミサキの二人には驚かされたわい」
「どうかしたんですか?マスター」
「あの二人はワシが思っていた以上にすごくてのあの若さで合体魔法(ユニゾンレイド)を完成させておるとは思わなかったからのう」
近くにいたルーシィが聞いてきて
「そういえば合体魔法(ユニゾンレイド)ってどういうものなんですか?」
「合体魔法(ユニゾンレイド)は二人の魔法を一つに合体して放つ魔法じゃ」
マサキの肩に乗っていたヴォールが説明し始め
「二つの魔法を合体させて放つ魔法?」
「そうよ、口で言うのは簡単なんだけど実際にやるとなると魔導士が一生かけて出来るかどうかわからない難易度が高い魔法なのよ。最初やり始めたときは苦労したけどね」
「確かにそうだったな」
「お前たちもうかうかしてられないな」
エルザがナツとグレイにそう言って二人はそっぽを向いたのであった。