FAIRY TAIL ICE・DRACHE   作:ki4

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第四話  ナツVSエルザ

場所は移り魔法評議会本部『エラ』では・・・・

 

 

「鉄の森(アイゼンヴァルト)が潰れたところで根本的な問題は何も解決しないのだよ」

 

 

「闇ギルドは星の数ほどある」

 

 

「では一掃作戦を実行すべきだ」

 

 

「どうやって?」

 

 

「今回のようにまたゼレフの魔法が持ち出されたらたまらんぞ!」

 

 

「そもそもこれほどの魔法がなぜこうも簡単に持ち出されたのじゃ?」

 

 

「責任問題は管理側までに及びそうじゃな」

 

 

「それにしてもあれだけむたがっていた妖精の尻尾(フェアリーテイル)に今回だけ助けられたみてーだな」

 

 

 

「たった四、五人で一つのギルド倒しちゃうんだもんすごいわ」

一人の女性がそう言うと他の議員たちは口ごもり

 

 

「認めたくはないがこれは事実だ・・・・もしも呪歌(ララバイ)でギルドマスターたちが殺されていたら事態は最悪だった。ここにいる俺たちの何人かは確実に首は飛んでいた」

 

 

「バカな!!責任問題をここまで引き上げる気か!!?」

 

 

「話にならん!!奴等の派手な暴れっぷりには今回も頭を抱えておるんじゃ!!」

 

 

「素直にねぎらいの言葉でもかけてやるんだな」

 

 

ルーシィの部屋では一人で着替えをしながら先日起きた事件を思い返しており

 

 

『鉄の森(アイゼンヴァルト)によるギルドマスターの定例会を狙ったテロ事件は一躍大ニュースになり国中に知れ渡ったの・・・・あんな大事件の中心に自分がいたなんて未だに信じられないけど、あたしはいつもと同じ日常を送ってますたまにあの時のことを思い出してドキドキしてるけどね・・・・風の噂じゃ鉄の森(アイゼンヴァルト)のメンバーはほとんどが捕まっちゃったけど一つ怖いのはエリゴールだけは捕まってないらしいの。妖精の尻尾(フェアリーテイル)に復讐とかしに来たらどうしよう!?でも大丈夫妖精の尻尾(フェアリーテイル)にはナツ、グレイ、エルザそれにマサキやミサキちゃんの最強チーム+ハッピーとあたしがいるからね。このギルドは最高よ、だからママも心配しないでね。あたしは元気にやっています。P.Sパパには内緒にしてね』

 

ルーシィは手紙を書き終え背伸びしながら

 

 

「ハラハラ、ドキドキの大冒険もいいけどじぶん家はおちつくな」

 

 

「これで家賃七万ジュールは確かに安いなぁ」

 

 

「そ〜だろ、ルーシィもなかなかいいとこに住んでるからな」

 

 

不意に後ろから男性の声がして振り返るとそこにはパンツ一丁のグレイとマサキの二人がソファーでくつろいでおり

 

 

「いいとこ見つかったな、ルーシィ」

 

 

「また邪魔してるぞ」

 

 

「不法侵入!!しかも人ん家で脱ぐな!!」

ルーシィから怒りの蹴りをくらい

 

 

「ちょっと待て・・・・誤解だ・・・・脱いでから来たんだ」

 

 

「それに今度はチェーンまでかけたのにどうやって侵入したのよ!!」

 

 

「そんなことしたって無駄無駄、俺のピッキングスキルはこんなもんじゃねーぞ」

マサキはドヤ顔をしながらヘラヘラしておりそれを聞いたルーシィはその場に倒れこみそんな中グレイはお構いなしに話を進め

「今日は例のアレだぞ」

 

 

「アレ?」

 

 

「やっぱ忘れてたな・・・・今日はエルザとナツの二人が勝負する日だよ」

マサキはルーシィの腕をつかみ引っ張っていきギルドの前には人溜まりができており

 

「ちょ・・・ちょっと!!本気なの二人とも!?」

 

 

「あ、ルーシィやっと来たね」

 

 

「本気も本気、本気でやらねば漢(おとこ)ではない!!」

 

 

「エルザは女の子よ」

 

 

「だって・・・・最強チームの二人が激突したら・・・・」

ルーシィがそう言おうとしたがグレイの反応が良くなく

 

 

「最強チーム?何だそりゃ」

 

 

「あんたとナツとエルザそれにマサキとミサキちゃんじゃない!!妖精の尻尾(フェアリーテイル)トップ5でしょ」

 

 

「はあ?くだらねえ!!誰がそんなこと言ったんだよ」

その発案者であるミラがグレイの発した言葉に傷つき泣き出しミサキはそれを慰めておりグレイに対し哀れみの視線を送り

 

「あ・・・・ミラちゃんだったんだ・・・・」

 

 

「サイテーね」

 

 

マサキもグレイの肩に手を乗せ

「女性を泣かすようなこと言っちゃいけねえしこうなると面倒くせえからな」

 

 

「確かにナツやグレイ、マサキの漢(おとこ)気は認めるが・・・『最強』と言われると黙っておけねえな。妖精の尻尾(フェアリーテイル)にはまだまだ強者が大勢いるんだ」

 

 

「最強の女はエルザかミサキちゃんのどっちかで間違いないと思うけどね」

 

 

「最強の男となるとミストガンやラクサスもいるし・・・・あのオヤジも外すわけにはいかねえな」

チームシャドウギアの面々がそう話しており

 

 

「私はただナツとグレイとエルザが一番相性がいいと思ったのよ」

 

 

「あれ・・・・仲が悪いのが心配って言ってませんでした?」

 

 

「なんにせよ面白い戦いにはなりそうだな」

 

 

「そうか?俺の予想じゃ、エルザの圧勝だが」

 

 

「俺はどっちが勝とうが興味がないけどエルフマンの意見には同感だな」

 

と話しているあいだにナツとエルザの二人が向き合い

 

 

「こうしておまえと魔法をぶつけ合うのは何年ぶりかな・・・・」

 

 

「あの時はガキだった!!今は違うぞ!!!!今日こそお前に勝つ!!」

 

 

「私も本気で生かしてもらうぞ・・・・久しぶりに自分の力を試したい」

エルザは赤と黒を強調した鎧へと換装し髪型もツインテイルへと変わり

 

 

「『炎帝の鎧』耐火能力の鎧だ!!」

 

 

「これじゃナツの炎が半減されちまう!!」

などのヤジが飛び交う中そういう状況でもナツは臆することなく

 

 

「炎帝の鎧か・・・・そうこなくちゃ、これで心おきなく全力が出せるぞ!!」

ナツは戦闘状態に入り両手からは炎を纏い

 

 

「始め!!」

 

とマスターの何気ない一言で勝負は始まったのであった。

そして二人は互角の勝負をしており歓声が舞う中ナツの放つ攻撃が観客にも被害が出る中でも行われる中、突然『パァーン』という大きな音が鳴り響き二人の勝負は途中で終わり

 

「全員その場を動くな。私は評議院の使者である」

 

 

見た目はカエルのような姿をしておりフェアリーテイルの魔導士たちは『評議院』という単語に驚いており

 

 

「先日のテロ事件において器物損壊罪他11件の罪の容疑で・・・エルザ・スカーレットを逮捕する」

 

それを聞いたエルザは少々驚いておりナツとマサキに限っては怒りをあらわにしており

 

「何だとぉぉ!!」

 

「どういうことだ!!」

ナツとマサキの二人は評議院の使者に向かって殴りかかろうとしたがその前にミサキが二人を力づくで押さえ込ませエルザも鎧を元の状態に戻し連行されていったのであった。

 

 

ギルド内ではエルザが評議会に連れて行かれたことで静まり返る中、透明のコップの中にいる一匹のトカゲが叫んでおり

 

 

「出せ!!オレをここから出せ!!」

 

ナツがそう叫ぶ中ミラが

 

 

「ナツ・・・・うるさいわよ」

 

 

「出せ!!」

 

 

「出したら暴れるでしょ?」

 

 

「暴れねえよ!!つーか元に戻せよ!!」

 

近くにいたミサキがコップに顔を近づけ

 

 

「そうしたらあんた『今からエルザを助け出す』って言うでしょ?」

 

 

「言わねえよ!!誰がエルザなんか!!」

 

 

「今回ばかり相手が評議院じゃ手の打ちようがねえ・・・」

 

 

「出せー!!俺は一言言ってやるんだー!!評議員がなんだか知らねえが間違ってんのは向こうだ!!」

 

 

 

「白いもんでも評議員が黒って言えば黒になるんだ・・・ウチらの言い分なんか聞くモンか」

 

 

「しっかし・・今まで散々やってきたことが今回に限って・・・」

 

 

「ああ・・・理解に苦しむね」

他のメンバーが愚痴をいう中マサキは窓の外を眺めており

 

「ね、マサキはなんとも思わないの!?」

 

「今回に関してはどうしようもねえし、手出しはできねえ」

 

 

「あんたの理念はそういうものなの」

 

 

「わりぃな・・・今回ばかりはな」

 

その頃エルザは評議院フィオーレ支部の中を歩いており柱にもたれかかっている一人の青年がおり

 

「ジークレイン」

 

 

「久しぶりだな・・・エルザ」

エルザは身構え

 

 

「そんな状態で身構えるなよ・・・・これは思念体だ。オレの体はERA(エラ)にあるあの扉の向こうにいるジジイどもも全員思念体さ・・・・こんな小せェ案件でわざわざ出向くわけないだろう」

 

 

「そうか・・・これは貴様の仕業だったのか。くだらん茶番だ」

エルザは怒りをあらわにし

 

 

「心外だな・・・オレは妖精の尻尾(フェアリーテイル)を弁護したんだぞ。だが、ジジイ共は責任問題が自分たちに及ぶのを怖れ、全ての責任を押し付ける対象をつくらざるをえなかった。スケープゴートさ」

 

 

「黙れ」

 

「まあいい・・・裁判前にオマエに会いに来たのは他でもない・・・・'あの事'はジジイどもには言うな・・・お互いのためにな・・・・では・・・扉の向こうで待っている。評議員の一人としてな」

 

 

そう言ってジークレインの体は消えて近くにいたカエルの使者は片膝をついたまま

 

 

「あ・・あんた・・・すごい人と知り合いなんだな・・・・」

 

 

「悪だ」

裁判所の中に入っていき

 

「これより魔導裁判を開廷する・・・・被告人エルザスカーレットよ・・・・証言台へ」

 

 

場所は妖精の尻尾(フェアリーテイル)に戻り

 

「やっぱりほっておけない!!!証言しに行きましょう!!!」

 

 

「ルーシィ」

 

「まあ・・・待て」

 

「何言ってんの!!これは不当逮捕よ!!判決が出てからじゃ間に合わない!!」

 

 

「今からどれだけ急いでも判決には間に合わん」

ルーシィが喚いておりミサキはルーシィを落ち着かようとしており

 

「そんなことより俺をここから出せ!!」

 

 

「さっきから騒ぎすぎなんだよ!!」

 

 

「うるせえ!!マサキ!俺を早くここから出せ!!」

コップの中に暴れておりマサキはため息をつきマスターにアイコンタクトを送り

 

 

「本当に出しても良いのか?」

そうマスターに言われて先程までの元気がどこかに消え去り

 

 

「さっきまでの元気はどこにいったんだ?」

横からマスターの魔法が飛んできてトカゲの変身が解けそこにいるのはナツではなくマカオがおりマサキとマスター以外驚いており

 

 

「す・・・すまねえ・・・ナツには借りがあってよ・・・」

笑いながら謝っており

 

 

「んなことだろーとは思ってたけど早く俺にも借り返せよ!マカオさんよ」

 

 

「それはいずれ返すけど、どうしてオメーはわかったんだ?マスターはともかく・・・」

 

 

「滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の嗅覚なめてもらっちゃ困るよ!!」

 

 

「忘れてたぜ・・・お前もそうだったこと・・・」

 

 

「じゃあ本物のナツは!?」

 

 

「まさかエルザを追って」

 

 

「シャレになんねーぞ!!」

 

 

「マサキあんたも気がついたならどうして追いかけなかったのよ!!」

 

 

「みんな慌てすぎだって、それに俺が止めたところであいつは倒してでも行くだろって思ってさ・・・・あの二人に関しては大丈夫だろうな」

 

 

「静かに結果を待っておれば良い」

マスターとマサキの二人は落ち着いてそう言ったのであった。

 

 

 

 

 

そして翌日・・・・ナツとエルザの二人は無事に帰って来るやいなやナツは

 

 

「やっぱりシャバの空気はうめえ!!最高にうめえ!!」

そう言いながら暴れまわっておりそれを見かねたマサキは暴れまわるナツを止めに入り

 

「結局『形式だけ』の逮捕だったなんて・・・心配して損しちゃった」

 

 

「そうか!!カエルの使いだけにすぐに帰る」

 

 

「さ・・・さすが氷の魔導士ハンパなくさみぃ」

 

 

「それはそうとマサキは最初からわかってたの?」

 

 

「今回の事件に関してあいつ一人逮捕しただけじゃ収まるようなもんじゃねえだろって思っただけだよ。そういやナツ・・・・エルザとの勝負お預けの状態だったよな?」

 

 

「そうだ!!忘れてた!!この前の続きだ!!」

 

マサキはナツを離すやいなや椅子に座っていたエルザに向かっていきエルザもため息をつき細長い棒でナツを叩き飛ばしそれを見ていた他の魔導士は驚いており、ナツは壁にぶつかり気を失い

 

「仕方ない始めようか」

 

 

「終ー了ー!!」

 

 

「昨日はいい勝負してたのに今日は一撃だな・・・・」

 

 

「男って本当にバカばっかり」

 

それを見て周りはワイワイしている中

 

 

「どうしました?マスター」

 

 

「いや・・・眠い・・・奴じゃ」

フェアリーテイルのメンバーたちが次々と眠るかのように倒れていくなかマスターだけが意識を保っており

 

「ミストガン」

 

全身黒服に身を包み頭と顔も半分隠しリクエストボードへ向かい一通り見渡し依頼を決めてマスターに声をかけ

 

「行ってくる」

 

 

「これ!!眠り魔法を解かんか!!」

 

「伍・四・参・弐・壱」

カウントダウンと共に姿を消しすぐさま目を覚まし(ナツは眠ったまま)

 

 

「こ・・・この感じミストガンか!!?」

 

 

「相変わらず強力な眠り魔法だな」

 

 

「ミストガン?」

寝起きの状態でルーシィが聞いてきて

 

 

「フェアリーテイル最強の男候補の一人だよ」

たまたま近くにいたロキが答え直ぐにルーシィに気がつきこっそり離れて

 

 

「どういうわけか誰にも姿を見られたくないらしくてな・・・仕事をとる時はこうやって全員眠らせちまうのさ」

 

「何それ!!!怪しすぎ!!」

 

 

「だからマスター以外誰もミストガンの顔を知らねんだ」

 

 

「いんや・・・オレは知ってっぞ」

二階の方から声がして見上げるとそこには黄色の髪をして耳にはヘッドホンをしており葉巻を加えた一人も男性の姿があり

 

 

「「「「ラクサス!!」」」」

 

 

「誰・・・・あいつ?」

 

 

「もうひとりの最強候補だ」

 

 

「ミストガンはシャイなんだ。あんまり詮索してやるな」

 

 

「ラクサス!!!!オレと勝負しろ!!!!」

 

 

「って、お前さっきエルザにやられたばっかりだろ?」

 

 

「そうそう、エルザごときに勝てねえんじゃオレには勝てねえよ」

 

 

「それはどう言う意味だ」

エルザはラクサスに対し殺気を飛ばしており

 

 

「落ち着きなってエルザ」

そばにいたミサキが落ち着かせておりラクサスは羽織っているマントを広げ

 

 

「オレが最強ってことさ」

 

 

「降りてこい!!コノヤロウ!!」

 

 

 

「お前が上がってこい」

ラクサスとナツが睨み合いそしてナツが走り出し二回に登ろうとした時マスターの腕が巨大化してナツを押さえつけ

「二階には上がってはならん・・・・まだな」

 

 

「ははっ!!怒られてやんの」

 

 

「ラクサスもよさんか」

 

 

「フェアリーテイル最強の座は誰にも渡さねえよ・・・・エルザにもミストガンにも・・・・そしてあのオヤジにもな。オレが・・・・最強だ!!」

そう言い残しどこかに消え去っていったのであった

 

 

「さっきマスターが言ってた二階には上がっちゃいけないってどういうこと?」

 

 

「私も気になった」

ルーシィとミサキがミラに聞いてきて

 

「まだ二人には早いけど教えておくわね。二階のリクエストボードには一回のとは比べものにならないくらい難しい仕事が貼ってあるのS級のクエスト」

 

「S級!!?」

 

「そうなんだ」

 

「ミサキちゃんリアクション薄いね!」

 

「私も難しいクエスト何度か経験してるしね」

 

 

「そっか」

 

 

「話を戻すけどS.級のクエストは一瞬の判断ミスが死を招くような危険な仕事よ。その分仕事もいいけどね」

 

「うわ・・・」

 

「それが普通よね」

 

「S.級の仕事はマスターに認められた魔導士しか受けられないの。資格があるのはエルザ、ラクサス、ミストガンを含めまだ五人しかいないのよ」

 

 

「結構少ないんだね」

 

 

「まあね、でもS.級なんて目指すものじゃないわよ。本当に命がいくつあっても足りない仕事ばかりなんだから」

その後ミラ、ルーシィ、ミサキの三人で話をしたあとギルドから家に戻る最中ルーシィは川沿いを歩いており

 

 

「ミストガンやラクサスも聞いたことある名前だったな・・・・それにマサキやミサキちゃんも加入しちゃうし・・・・やっぱりフェアリーテイルってすごいギルドよね。さてと明日から仕事頑張ろ!!」

総意気込みながらドアを開けるとそこには筋トレをしているナツとハッピーの姿がありルーシィは驚きながらもナツに対しお腹めがけて蹴りを食らわし

 

「筋トレなら自分家でやんなさいよ!!」

 

「何言ってんだよオレたちはチームだろ。ホラお前の分」

ナツはルーシィにピンクの鉄アレイを差し出し

 

「鉄アレイに興味ないですから!!!」

 

 

「っていうかさ何でアンタたちが私のところにいるのよ!!」

 

 

「オレ決めたんだ!!S.級クエスト行くぞ!!ルーシィ」

近くにいたハッピーは一枚の紙を取り出しそこにはSクラスと書かれた依頼の紙を持っており

 

 

「ちょっとどういうこと!!二階には上がっちゃいけないはずでしょ?」

 

 

「オイラが勝手に取ってきたんだ」

 

「ドロボー猫!!」

 

「取り敢えず始めただから一番安い仕事にしたんだ。それでも七百万だぞ!!」

 

 

「ダメよ!!私たちにはS.級に行く資格なんてないんだから」

 

 

「これが成功したらじっちゃんも認めてくれるだろ」

 

「本当にいつもいつもメチャクチャなんだからなァ・・・自分のギルドのルールくらい守りなさいよ」

 

「そしたらいつまでたっても二階に行けねんだよ」

 

「行くならマサキでも誘って行きなさいよ」

 

「俺も誘おうと思ったけど家にいなかったからさこっちに来たんだよ」

 

 

「って、あんたはどこにでも入るんかよ!!」

 

 

「とにかく’島を救ってほしい’って仕事なんだよ!行ってみよーぜ」

 

「島?」

 

 

「呪われた島・・・・ガナル島」

ナツとハッピーの二人は恐ろしい顔でルーシィに向け

 

「呪・・・・!!絶対に行かない」

 

「魚半分あげてもついてこない?」

 

 

「そんなもんいらない!!」

 

 

「ちぇー!!じゃあ帰ろ」

ナツとハッピーは窓から出て行き

 

 

「少しは頭冷やしなさい!それとドアから出て行って」

ナツたちが出て行ったあと一息つこうと思ったとき床に先ほどハッピーがとってきたS.級クエストの紙が落ちており

 

「ちょっと!!あたしが盗んだみたいじゃない!!どうしよう」

ルーシィは慌てていると何かに気がつき報酬のお金の下に小さな字で『報酬七百万J+金の鍵』と書かれており

 

「ウッソォ!!黄道十二門の鍵ももらえるの!!」

それを見てルーシィは少し考えて結局ナツとハッピーと共についていくことになったであった。

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