ゾイド異伝〜各種設定資料集〜   作:蚩堂尤仁

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此方は作中の登場人物の詳細設定等を記載して参ります。

世界観の彩りとなれば幸い至極。


登場人物紹介

【登場人物紹介】

 

レディ=ハーケン:准将

26歳女性

身長:193cm

体重:98kg

3サイズ:B106 W86 H98

イメージCV:榊原良子

 

元ネオゼネバス帝国技術開発部隊隊長。

 

物語の主人公であり、バハムート開発者兼メインパイロット。

 

均等に切り揃えられた前髪と長い襟足(所謂姫カット)に黒髪のロングポニー。

美麗な顔立ちだが、軍人らしい鍛え上げられた筋肉質の肉体。

ルビーの様に紅く美しいが、冷たい視線を放つ瞳を持つ。

 

うら若い女性でありながら、コネや小細工も無く実績のみで現階級までのしあがった名実共に『叩き上げの軍人』。

 

帝国軍立大学技術開発部を首席で卒業し、一足飛びでエリートコースを歩む天才肌。

 

しかし、其れを鼻に掛ける事もせず、その裏では通常では考えられぬ程の努力を積み重ね続ける努力家でもある。

 

頭脳面だけで無く身体能力、ゾイド操縦技術も卓越しており、旧ゼネバス帝国屈指のトップハンター『トビー・ダンカン』の再来とも謳われるネオゼネバス帝国屈指のゾイド乗りである。

 

生身の戦闘能力も高く、技術畑の人間でありながら、数多くのテロリスト鎮圧、制圧任務の最前線に従事。

 

その中には『対ゾイド用の小型ミサイルを生身で担いでテロリストの拠点に殴り込みをかけた』という逸話すらあり、彼女の人間性とカリスマ性に惹かれ、技術開発部隊を志願する兵も少なくない。

 

しかし、その人間性とカリスマ性故に、帝国内外を問わず友人も敵も多い。

 

現皇帝と軍上層部の不穏な動きと異常な秘匿性に異を唱えており、軍上層部のクーデターを逸早く察知。

クーデターの要となる超大型ゾイド『バハムート』を奪取し、軍上層部のクーデター計画を粉砕せんと動き出す。

 

共和国特産の葉巻『ノスタルジー』を愛呑しており、かなりのヘヴィスモーカー。

 

縁無しの大きな丸眼鏡を掛けているが、度の入っていない伊達眼鏡であり、裸眼視力は6.5と軍人にしても非常に高い。

 

この眼鏡を外す事は即ち『レディ准将が本気になった』という証拠であり、ある種レディ准将の精神的な切り替えスイッチになっている。

 

仲間内でも『冷静、冷徹が軍服を着て歩いている様な女』と称されており、自身の行動と信念に絶対の自信を持っている。

 

その為、他者からの指摘に聞く耳を持たぬ事があり、やや独走気味。

その姿勢から

『超古代チタニウム合金より固い頭の女』

『メスの人間大アイアンコング』

と陰口を叩かれる事もしばしば。

 

出自や素性に不明な点が多く、帝国軍内部でも彼女の素性を知る者はごく僅かである。

 

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ジーク=フリード:准将

28歳男性

身長:198cm

体重:86kg

イメージCV:置鮎龍太郎

 

元ネオゼネバス帝国技術開発部隊副隊長。火器管制システム及び第二砲塔砲手担当。

 

美しい金髪碧眼に、女性的な美しさすら漂わせる甘いマスクと、巧みな話術で相手を煙に巻き、ありとあらゆる諜報、策謀に精通する稀代の策略家。

 

人的性質はレディ准将と正反対ながら、レディ准将を幼少から支え、陰に日向にと動く、レディ准将の良き理解者。

 

解析、分析能力が非常に高く、相手や物事の僅かな仕種や痕跡から事象を読み解き、本質を捕らえ、根刮ぎ奪い去る抜け目の無い男。

 

レディ准将の隊への転属以前は帝国軍特殊諜報部隊に在籍しており、独自の情報網と諜報員のネットワークを駆使し、暗殺から破壊工作、情報の強奪、消去等を単独で行って来た諜報活動のスペシャリスト。

 

彼の諜報員姿を知る者をして、その仕事ぶりから『シャドウレス(影無き者)ジーク』と呼ばれている。

 

しかし、かなりのナルシストであり、本人曰く

『レディと同性愛者以外ならば、

 口説き落とせない女性はこの世に居ない。』

と豪語している始末。

 

情報収集を建前に、下は18歳から上は85歳迄、出会った女性を片端から口説いて廻り、かのルイーズ大統領とその秘書を口説こうとしたというある意味ではかなりの猛者。

 

当然、成功したとしても長くは続かず、その手の早さ故に手酷くフラれてはまたナンパを繰り返しており、彼の女性遍歴は誰しも閉口する物に成り果てている。

 

実力と実績は確かなのだが、彼の辞書には『懲りる』という文字は記されていない様である。

 

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ベルセルク・ジオ:大佐

42歳男性

身長:325cm

体重:187kg

イメージCV:大塚明夫

 

元ネオゼネバス帝国技術開発部隊副隊長補佐。

 

動力関連及び荷電粒子管制兼第一砲塔砲手担当。

人間離れした強靭な肉体と、東方大陸屈指の名工に特注で作らせた対ゾイド刀『斬龍丸』を引っ提げ、戦時中はたった独りでヘリック、ガイロス連合軍一個中隊を大敗、敗走せしめたという生きた伝説。

 

針鼠か山嵐の様な銀髪、常に眉間に皺を寄せる仏頂面に、筋骨隆々の巨躯、加えて己の身の丈程もある斬龍丸を背負う姿から『人間デスザウラー』とも呼ばれている。

 

戦時中の活躍も凄まじく、眉唾ながらも

 

『ダークホーン6機編隊を全て単身、しかも生身で撃破した。』

 

『飛来するウルトラザウルスのキャノン砲弾を一太刀で両断した。』

 

等の噂が真しやかに語られており、三国の和平成立後に行われた記念セレモニーでは、ルドルフ皇帝、ルイーズ大統領、ヴォルフ皇帝の三国元首暗殺を企てたテロリストが乗るアイアンコングを、三国元首の眼前で一刀の下に両断したという逸話まで残っている。

 

(この直後、三国元首直々に二階級特進を彼に進呈し『惑星守護騎士栄誉勲章』なる新設勲章が与えられている上、コング両断の決定的瞬間を捉えた報道写真が現存している辺り、信憑性は極めて高い。)

 

前述の風貌と真偽定かでない逸話の数々から、凶暴な人間と思われるのが常だが、その性根は非常に優しく、部下の面倒見も良い人道的な読書家である。

 

古代東方大陸の文化と風習にかなり趣向が深く、古代東方大陸の文化で云う所の『武士(もののふ)』や『侍(さむらい)』然とした武士道、侍道に則った立ち居振舞いを心掛けている。

 

その姿は中央大陸出身でありながら東方大陸出身者が認める程の高潔さと礼節を兼ね備えている事から、東方大陸に於いて

『セントラルサムライ(中央大陸の侍)』

と絶賛されている。

 

その為部下や同僚は元より、国内外を問わず彼を慕う者も多く、その人道的な人柄と超人的な武功を学ばんとし、彼に師事を乞いにネオゼネバス帝国を訪れる者も居る程である。

 

唯一無二の欠点として、その巨体故かは定かでないが、常軌を逸脱した大食漢である事が挙げられる。

 

どれ程の食事量かと問われれば、大型輸送ゾイドであるグスタフ

(デスザウラーやゴジュラスも運搬可能)

の運ぶコンテナキャリアー一つに満載された食料品全てが、彼の一週間分の食料に宛がわれると言えば分かり易いだろう。

 

『あの男を殺す術は唯一つ。

 毒でも刀剣でも銃火器でも、

 況してや女でも酒でもない。

 餓えだ。』

 

とはジーク准将の言である。

 

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アルゥ:民間人 外見年齢18歳程 女性

身長:170cm前後

体重:70kg前後

3サイズ:B約95 W約60 H約90

イメージCV:藤田咲

 

元ニカイドス島巡回キャラバン、ゾイド修理工。

 

ウェスタ砂漠移動中に起こった砂嵐によって所属キャラバンとはぐれてしまい、途方に暮れていた所をレディ准将らと出会った、自身を『古代ゾイド人か何か』と称する正体不明の少女。

 

雪の様に白い肌に銀髪紅眼と、容姿こそ普通だが、身体の至る所に集積回路を思わせる謎の紋様が走っており、痣や刺青の様にも見える。

 

名前以外の出自やキャラバンの修理工に至った経緯等、自身に関する記憶が一切失われているが、自身の生存を第一に考え、修理工の技術で今日まで喰い繋いで来たという、見た目若くしてサバイバビリティ溢れる少女。

 

ゾイドや機械の言葉を聞き取る能力に加え、一対一ならば人間や動物の心をも正確に読む事が出来る強力な読心術を持つ。

また、若いながらも数多くの修羅場を潜って来ているらしく、動体視力や状況認識、演算処理能力も人間の其れを遥かに凌駕しており、全ての能力を駆使すれば、一対一限定とは云え、ジークの様な戦闘のプロすら容易く無力化出来る。

 

生来の物か生きる上で身に付けた物かは定かではないが、非常に計算高く、自身の置かれた状況や所有物と相手の状況、状態を冷静に分析し自身に有利な状況を的確に導き出し、相手に気付かれる事無く相手に提示した以上の利益を得る事を得意としている等、商魂逞しい商人気質である。

 

そんな気質が災いしてか、常識や良心よりも損得勘定を優先するきらいが有り、明るい性格とは裏腹に非常に腹黒く冷酷な判断を下し、良くも悪くも効率的な処理を行う事もある。

 

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ゲシュタール=ベルンスタイン:皇族 24歳 両性具有

身長:181cm

体重:78kg

3サイズ:B97 W63 H90

イメージCV:緒方恵美

 

元第三代ネオゼネバス帝国皇帝。

正式名称は

ゲシュタール=ヒュッテンバルト=ベルンスタイン一世

 

惑星Ziの歴史の中で、初めてムーロアの血族以外からネオゼネバス帝国皇帝に選ばれるも、その特異な肉体と血筋の伝統故に僅か二年程でその地位を追われ、命を狙われ続ける悲劇の皇帝。

 

当の皇帝自身は非常に穏健であり、歴代の皇帝に比べて争いを嫌い、ルイーズ大統領に近い平和的政策を好む。

 

先帝ヴォルフから今まで続いた闘争の愚かさと、惑星Ziが手を取り合い、一つとなる事の重大さを教え込まれており、其れが正しい事だと信じて疑っていない。

 

即位後真っ先にガーディアンフォースと連携し、帝国の治安安定と福利厚生の充実を図り、先帝崩御の混乱を逸早く平定したのも、このゲシュタール帝である。

 

先帝に師事を乞う傍らゾイド乗りとしても軍人としても厳しい訓練を積んできており、実戦経験こそ少ないものの、訓練とは云え帝国屈指のゾイド乗りである先帝を負かす程の実力を秘めている。

 

先のゼネバス城襲撃事件により、最愛の妻と最も信頼を寄せる腹心と共に国を追われ、今尚逃避行を続けている。

 

両性具有という特異な体質故に、自身の身体にかなり強い劣等感を抱いている。

誰よりも優しく、先帝を最も尊敬し信奉しているが故に、何かにつけて先帝と自身を比べてしまう事が多く、常に自身が暗君なのではないかと思い悩み、塞ぎ込んでしまう事が多い。

また、国を捨てて逃げたという事実がその心に重くのし掛かっており、その重圧故にあらゆる面に於いて実力を発揮出来ずにいる。

 

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レジーナ=ベルンスタイン:皇族 21歳 女性

身長:163cm

体重:62kg

3サイズ:B86 W52 H90

イメージCV:洲崎綾

 

元第三代ネオゼネバス帝国皇后。

正式名称は

レジーナ=シキョウイン=ベルンスタイン

 

中央大陸人と東方大陸人のハーフであり、東方大陸人の血と気質が色濃く残るゲシュタールの妻。

 

元はベルンスタイン一族に仕える従者の一家の出身であり、本来ならば皇族になる事も許されない筈だったが、ゲシュタール本人の強い希望と働き掛けの末、ゲシュタールとの大恋愛を経て皇族入りを果たした『現代史上最も美しく輝かしい転身を遂げた、稀代のシンデレラガール』。

 

元々東方大陸出身という事もあり気立てが良く、常に夫であるゲシュタールを立て、影から支える大和撫子を顕現する女性。

幼少からゲシュタールに仕えて来た事もあり、誰よりもゲシュタール帝を愛し、その特異な肉体を持つ苦悩を最も理解している。

 

その心根は強く、余程の事が無ければ決して折れる事は無い、心の真っ芯に一本筋の通った強き女である。

 

先帝からゲシュタールの警護を任されていた事もあり、生身の戦闘能力は高く、先帝からは

『身は孤高の艷桜、心根は無双の獅子』

と評される程の腕前であり、東方大陸秘伝の抜刀術を扱う姿は、先帝の評価に違わぬ強さと美しさを併せ持つ。

 

唯一無二の弱点として、機械の扱いが壊滅的な程苦手である。

 

ゾイドの操縦が出来ないのは当然の事、携帯電話やスマートフォンを扱えばものの数分で使用不能となり、電子レンジ等の調理器具を扱えば、電源スイッチを押しただけで何故か全て爆発するという、ある意味究極の機械音痴である。

 

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ユーベル=シュヴァイツァー:元帥 35歳 男性

身長:218cm

体重:105kg

イメージCV:千葉一伸

 

元ネオゼネバス帝国軍部統括者。

正式名称は

ユーベル=レーヴェリヒト=シュヴァイツァー四世

 

ネオゼネバス帝国に名を馳せる名門中の名門軍人家系であるシュヴァイツァー家当主。

 

生きた伝説であるベルセルクと並び賞される『ネオゼネバス帝国史上最も誉れ高き軍神』

 

必要以上の戦闘行動や破壊行動を良しとせず、敵味方を問わず人命を第一に考えた行軍を行う人道的な人物。只の一兵卒にすら気さくに声を掛け、時に厳しくも兵を第一に想うその采配は、ネオゼネバス内外を問わず高く評価され続けている。

 

また、政治的な面でも差別的な階級政策を廃し、貧富や人種、国すら超えた人との調和を目指し続け、必要と有らば己の全てを擲ってでも国や民草に尽くす好漢。

 

当然ガーディアンフォースの重鎮として声を掛けられるが『未だ自国にすら安寧をもたらす事の出来ぬ自分に、他国に手を差し伸べる資格無し』と、未だガーディアンフォースへの参加を頑なに拒んでいる。

(作中でガーディアンフォースの記章が無いのはこの為である。)

両性具有であるゲシュタール帝を『完全者』と呼び崇めており、盲信と呼べる程の異常な忠誠と執着を見せる。

 

その為、ゲシュタール帝が絡む事となるとその盲信が独り歩きし、良識の範疇こそ越えないものの酷く取り乱し、軍神とは評し難い言動を取ってしまう事がある。

 

また、その様な行動を取ってしまう自身を自覚している為に酷く恥じており、時折盲信と良識の間で苦悩している。

 

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キティ=アリエラ:伍長 22歳女性

身長:165cm

体重:48kg

3サイズ:B70 W62 H79

イメージCV:能登麻美子

 

ガイロス帝国第七機甲師団第三偵察部隊諜報部所属

 

本物語のメインキャラクターの一人。

 

黒髪のベリーショートに黒い瞳、黄色人種を思わせる肌を持つ。

 

見た目が非常に幼く、とても成人しているとは思えないが、ガーディアンフォース諜報部と、ガイロス帝国が誇るエリート戦闘集団、第七機甲師団に籍を置く『立派な成人女性の』偵察諜報員。

 

陸戦ゾイドの扱いは今一つだが、空戦ゾイドの扱いはガーディアンフォースと第七機甲師団中トップクラス。

 

暗器(隠し武器)の取扱いに精通しており、白兵戦に於いてもベルセルク大佐仕込みの高速移動術と、一撃必殺の二刀流長刀術を振るう。

 

かつてはあるテロ組織(現在は既に壊滅)に属しており『フレスベルク』のコードネームで暗躍。

組織壊滅の際アーデルハイド中将に捕縛され、各種基礎教育を、後に恋人となるベルセルクからは白兵戦闘技術を学んでいる。

随所に見られる舌足らずな喋り方は、テロ組織所属時の精神操作によって会話はおろか、喋る事すら困難だったという過去の名残である。

 

彼女には『表』と『裏』が存在する。

 

『表』は見た目相応の可愛らしい女性その物であり、心優しく、良く笑い、よく泣く。

可愛い物と甘いものに目が無く、体型と体重が気になり、愛する男を一途に想い続ける一般的な女性その物。

アーデルハイド中将とベルセルク大佐の教育により形成された人間らしい部分である。

 

『裏』は奈落の底の様に真っ暗な瞳をしており、他者の肉体的、精神的苦痛に苦しむ姿に性的興奮を覚え、相手が屈服する瞬間に至上のエクスタシーを感じる真性のサディストである。

逆に自分以上の強大無比な力とカリスマを持つ存在に征服され、仕え、命じられる事に至上の悦びを覚えるマゾヒストでもあり、総じて残酷、残虐、冷徹且つ過激、自他問わぬ苦痛を快楽に換えてしまう狂気じみた一面を持っている。

 

テロ組織所属時に精神操作で植え付けられた物が大半らしく、アーデルハイド中将のサディズム(アーデルハイドの項で後述)の影響もあり、未だこの裏の顔が消える事は無い。

 

本編中はベルセルク大佐が開発、設計に携わったバハムート専用BLOXゾイド『フレスベルク』を駆る。

 

自身の幼児体型と童顔を非常に気にしており、恋人であるベルセルクが幼児性愛者(所謂ロリータコンプレックスやペドフィリア)に見られる事を酷く嫌っている。

 

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アーデルハイド=バウムガルテン:中将 36歳女性

身体:198cm

体重:89kg

3サイズ:B106 W72 H100

イメージCV:田中敦子

 

ガイロス帝国第七機甲師団統括司令

 

正式名称は『アーデルハイド=ゴットリープ=バウムガルテン』

 

時折ガイロス訛り(作中ではドイツ語表記)の受け答えが目立つ、旧き良きガイロス帝国軍人の典型。

プラチナブロンドのロングヘアーに、スカイブルーの瞳と白い肌を持つ。

作中では触れられていないが、顔の右半分に火傷の痕の他、身体中に無数の傷痕を持つ所謂フライフェイス。

しかし、本人はこれらの傷を名誉な物としており、臆する事無く戦場に立つ闘士の証であると誇っている。

 

己の祖国であるガイロス帝国の誇りと名誉を第一に考え、それを汚す者を決して赦さぬ『騎士』であり『武人』。

自他問わず厳戒であり、常に冷静、冷徹な判断で第七機甲師団を指揮している。

また、自らも最前線に立ち、戦場ではドライ・ドラッヘ・シュヴェルステン(三龍姉妹)の長女として、改造デスザウラー『ブリッツドラッヘ(雷の龍)』を駆る。

 

武人然とした態度と鋼の意思を持つ『鋼鉄の女』と人気も高いが、闇い部分も存在している。

 

ガイロス式尋問術なる尋問法を使用し、時には『内科問診』と呼ばれる尋問を行う事もある。

これらは尋問とは名ばかりの拷問術であり、これらを駆使して相手を肉体的、精神的に追い詰め、屈服させる事にある種の美学と至上の悦びを覚える、真性のサディスト。

キティの性質を逸早く見出し、自らの後継者として日々教育と云う名の『調教』を行っている。

師団の副司令として、三龍姉妹の次女ブリギッタ、同じく末女のクリスティアーネが居り、各々『フォイアードラッヘ(炎の龍)』『ヴィンデルドラッヘ(冬の龍)』を操り、アーデルハイドと三位一体の連携攻撃を得意としている。

 

戦中はグレゴリオ少将と幾度と無く戦場で共闘しており、異国の将校同士でありながら、互いに絶大な信頼を寄せている。

曰く『私と対等に話せるのはグレイだけ』とグレゴリオ少将を評価しており、その現れか、グレゴリオ少将を相手に話す場合は、自然と女らしい口調で会話をする。

 

グレゴリオ少将曰く『隠れお転婆』だが、彼女に対して年齢に関する言及をする事はタブーとなっており、破れば『ガイロス式尋問術か、地獄のフルコースか』を強制される。

 

グレゴリオを彼が気付かぬ所で『調教』しており、彼の前でのみ自らを『卑しい牝豚』と称し、鞭と緊縛でお仕置きという名の『ご褒美』をねだる極度のマゾヒストに変貌。

グレゴリオを『自分をガイロスへの忠誠以上に支配してくれる理想の男』にすべく、日々暗躍している。

 

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ブリギッタ=ガーデルマン:少佐 28歳女性

身長:212cm

体重:92kg

3サイズ:B92 W70 H88

 

イメージCV:柚木涼香

 

ガイロス帝国第七機甲師団右師団長。

 

正式名称は『ブリギッタ=ヴッパータール=ガーデルマン』

 

アーデルハイドを『御姉様』と呼び慕う、第七機甲師団が誇るドライドラッヘシュヴェステルン(三龍姉妹)の次女。

 

ワインレッドのショートボブに金色の瞳を持つ、褐色肌の8頭身長身女性。

 

アーデルハイドから第七機甲師団の指揮を末女クリスティアーネと共に任されており、自らも改造デスザウラー『フォイアードラッヘ(炎の龍)』を駆り、最前線で闘う一騎当千の兵(つわもの)。

 

機体名とその機体特性から激しい気質の持ち主と思われがちだが、その気質はイメージとは真逆に冷静沈着、且つ堅実な戦果を重ね続ける聡明なリアリスト。

戦闘行動傾向も反撃能力を有する特殊反応装甲や、超古代チタニウム合金製の巨大な実体盾を手に、斬り込み役から陽動、陣形撹乱等、アーデルハイド、クリスティアーネ両名をサポートし、自らも堅実に立ち回る強かさを持っている。

 

特に相棒であり、妹分であるクリスティアーネはかなりの頻度で突出する悪い癖があり、クリスティアーネのお守りは彼女でなければ勤まらない程である。

 

また、クリスティアーネの突出による怪我の頻度から医学知識にも精通しており、出撃毎に生傷の絶えない相棒の手当ても彼女が担当している。

 

ある事件から左目を失っており、代りにゾイド由来の多目的センサーアイを埋め込んでいる。

再生手術により生身の目に戻す事も可能であるにも関わらず、頑なにセンサーアイに拘る理由は彼女のみ知り置く所であり、問われるとも黙して語る事は無い。

 

旧暗黒大陸は砂漠地帯の貧民出身(故郷は惑星Zi大異変により既に海没。)という事もあって、暑さ寒さに対しての抵抗、耐性が異様に高い。

その為、服装に関して無頓着な部分があり、真夏の炎天下でも分厚い軍服のまま過ごしていたり、真冬の吹雪の直中であろうと上下インナー姿で居たりと、常軌を逸した容姿で居る事が散見される。

 

また、無類の酒好きであるのだが、呑めば必ず脱ぎ出す脱ぎ上戸であり、酒の席ではルドルフ帝の前であろうが下町のバーであろうが、所構わず一度は必ず全裸になるという困った悪癖を持っている。

 

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クリスティアーネ=ルーデル:少佐 21歳女性

 

身長:170cm

体重:82kg

3サイズ:B106 W71 H99

イメージCV:日高里菜

 

ガイロス帝国第七機甲師団左師団長

 

正式名称は『クリスティアーネ=ウルリッヒ=ルーデル』

 

アーデルハイドを『おねーたま』と呼び慕う、第七機甲師団が誇るドライドラッヘシュヴェルステン(三龍姉妹)の末女。

 

コバルトブルーのツインテールにエメラルドグリーンの瞳を持つ、白い肌のトランジスタグラマー。

 

旧暗黒大陸は火山地帯の最下層貧民出身。(故郷は惑星Zi大異変により既に海没。)

若干21歳の女性でありながら四桁を数えるゾイドの撃破数を誇り、また三桁に上る被撃破数でありながら帰還し続け

『不死身の陸戦姫』

『死龍の申し子』

『氷の女王』

と幾つもの二つ名を欲しいままにするガイロス帝国のエースオブエース。

その破竹の勢いで重ね続ける武功と戦果から、ガイロス帝国内の最優秀戦闘記録を幾つも塗り替えている。

 

クリスティアーネ本人曰く

『朝起きて牛乳飲んで出撃して、朝ご飯食べて牛乳飲んで出撃して、昼ご飯食べて牛乳飲んで出撃して、夕ご飯食べて牛乳飲んで出撃して、シャワー浴びて牛乳飲んで寝てたら何時の間にか師団長になってましたの。』

との事。

 

尤も、その影には無二の相棒であるブリギッタの存在があってこその生還と実績であるのは云うまでも無い。

 

また、異常なまでの戦闘(特にゾイド戦)ジャンキーであり、例え幾つも骨が折れていようが、吹き飛んだ手足の再生、縫合手術が終わった直後であろうが、あらゆる手を尽くして軍病院や医療拠点を脱走し、攻撃目標(ゾイド)を追いかけ回す『撃破狂』。

 

その他にも無数の待機命令違反の常習犯としても悪名高く、公式な出撃記録以外にも非公式の出撃が非常に多く、ルドルフ帝から直々に下された療養目的の謹慎処分中も『誰が撃破したか解らない敵性ゾイド撃破報告』が大量に上がっている。

そんな素行を繰り返す内、とうとうルドルフ帝の前に呼び出され追及されたにも関わらず、本人は素知らぬ顔で

『クリスじゃないよ?クリス達の部下ちゃま達はみんな優秀だから当然の撃破報告ですの。』

と宣い、ルドルフ帝やアーデルハイド、ガイロス帝国首脳陣達を怒りと呆れの余りに卒倒させたという逸話まで残っている。

 

年齢が近い事もあり、キティの良き友人でも相談相手でもある。

 

非常に面倒見が良くフランクな性格から、大の敬語嫌いであり、部下達にもクリスティアーネとの会話の際は、敬語を使わせずに会話を行わせている。

また、自身の戦果報償金の殆どを、自身の出身である最下層貧民達に寄付し、惑星Zi大異変から今だに難民生活が続く最下層貧民達の地位、生活向上に努める等、行動は兎も角、人格的に優れた人物である事は間違い無い。

上記の撃破狂という性格も、そうした最下層貧民達を救わんとする気持ちの現れなのかも知れない。

 

奇しくもかつての地球圏に於いて

『戦車殺し』

『空の魔王』

の名を欲しいままにしたエースパイロットと同じミドルネームとファミリーネームをしており、その素行もかのエースパイロットその物である事から、地球史研究家達の間でその共通性を『魔王の再来』として注目されている。

 

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グレゴリオ=レキシントン:少将 54歳男性

身長:268cm

体重:209kg

イメージCV:飯塚昭三

 

ヘリック共和国軍特務軍警察師団統括司令。

 

正式名称『グレゴリオ=ブルーグラス=レキシントンJr』

 

茶髪の針鼠を思わせる短髪に、黒い瞳の三白眼を持つ巨漢。

熊の様に鍛え上げられた筋骨隆々の肉体と、豪快かつ豪放な性格の持ち主であり、自らが統括する軍警察師団、通称『人喰い師団』の面々から『親父さん』と呼び慕われている、強面ながらも人格者で通っている好漢。

 

ガーディアンフォース本部でも上級司令官として采配を振るっており、独自の情報網と鋭い洞察力から、ゼネバス城爆発事件に始まる今回の一連の事件、及び第三次中央大陸戦争の開戦には関連性があり、その背後に巨大な陰謀が渦巻いている事を知る。

 

先の戦争ではゾイド乗りとして最前線を経験しており、現在も愛機である改造ゴジュラスギガ『ブラッディヘルム』を駆り、前線で闘う事もある。

当時から格闘戦主体の豪快な戦闘を好んでおり、そのトレードマークから『人喰い熊』の二つ名で呼ばれている。

 

若い頃に共和国軍内部の腐敗を目の当たりにしており、戦中から軍警察師団の設立に尽力している。

その背景には、軍部腐敗の根絶を目指すと共に、腐敗を正す事で犠牲となった兵士達への贖罪としている部分が見受けられる。

しかし、人喰い師団を統率する姿はまるでヤクザの親分然としており、傍から見る限りでは、到底軍法の番人である軍警察師団の統括者とは思えない言動ばかりである。

が、此れは彼の『悪を裁く者は、悪その物を知り尽くした者でなければならない。』という持論の現れであり、悪を知るが故に、その次の手を事前に予測出来ると考えている。

 

ガイロス帝国第七機甲師団統括司令であるアーデルハイドとは古くからの戦友で付き合いも長く、互いに愛称で呼びあう程絶大な信頼を置いている。

また、心底アーデルハイドに惚れ込んでおり、偽兵士襲撃事件の際には自ら前線に立ち、黒幕の打倒を部下達に宣言している。

 

ガーディアンフォース本部で奮闘する傍ら、指導教官としての一面も持ち合わせている。

が、余りにもその訓練メニューが厳しく過酷な物で、共和国軍内部でも『地獄のフルコース』で通る程の悪名を轟かせている。

 

アーデルハイドとの付き合いが長い所為か、彼女の嗜好に若干染まって来ており、自身の知らぬ所で彼女の理想のサディストとして『調教』されている。

此れが上記の地獄のフルコースに反映されて来ているとは、グレゴリオ本人ですら気付いていない。

 

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ビッグス=ボルティモア:曹長 37歳 男性

身長:192cm

体重:132kg

イメージCV:梁田清之

 

ヘリック共和国軍所属ガーディアン。

 

逆立てた黒髪と、橙色の瞳を持つ、ラテン系を思わせる褐色肌の持ち主。

相棒のウェッジと共に『人間装甲車コンビ』と呼ばれる、文字通り『鋼の肉体』を持つ漢であり、紳士である。

 

かつて戦場で助けた子供から譲り受けた鉢巻きを常に巻いており、トレードマークにもなっている。

 

作中では余り触れられていないが、グレゴリオ少将の地獄のフルコースを受けている事から、ウェッジ共々グレゴリオ指揮下の兵士である事が伺える。

 

数々の修羅場を幾度と無く潜って鍛え上げられた肉体が最大の武器となっており、流石にマグナム弾クラスは危ういが、9mm等の口径が小さく火薬量の少ない銃撃ではびくともしない鋼の筋肉を持っている。

その筋肉から繰り出される一撃は、人間の頭蓋を容易く砕く程の強度とパワーを発揮する。

 

肝心のゾイド操縦技術はと言うと、目立った戦績や卓越した技能がある訳でも無く、至って平凡。

愛機である改造ストームソーダー『ショックウェーブ』の高い機動性能と偵察任務主体である事からも、戦闘行動前にさっさと帰還してしまうのが常である。

 

下手な銃火器や武器を使うよりも、徒手空拳で闘った方が強いという、ある意味ベルセルクに並ぶ人間の一人。

しかし、徒手空拳による兵士の殺害が戦果と認められる事が無く、20年近くの軍属であるにも関わらず、万年曹長に甘んじている。

 

最も尊敬する者は、東方大陸で昔から今も流行するヒーローコミック『マスクドライガーシリーズ』の主役達である。

幼少の頃からヒーローコミックに登場するスーパーヒーロー達の『強きを挫き弱きを助ける』姿に憧れており、何時か自分も『スーパーヒーローの様になりたい』という夢と憧れを原動力に、今も自らを鍛え続けている。

 

同僚のウェッジとは幼少の頃からの腐れ縁で、入隊前からも既にコンビを組んでおり、ビッグス本人曰く『ウェッジとは色々やんちゃやった仲』である。

一部の女性隊員達の間ではこの事をネタにされてかなり『その手の女性隊員と男性隊員』の人気をウェッジと二分して集めており、ガーディアンフォース本部非公式の機関誌即売会では毎回薄い本が厚くなる要因の一つとなっている。

 

因みに、非公式機関誌では受け役にされる事が多い。

 

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ウェッジ=オーガスタ:曹長 36歳 男性

身長:191cm

体重:133kg

イメージCV:山寺宏一

 

ヘリック共和国軍所属ガーディアン。

 

金髪のオールバックに、碧眼の瞳を持った、ロシア系を思わせる白肌の男。

相棒のビッグスと共に『人間装甲車コンビ』と呼ばれる、文字通り『鋼の肉体』を持つ漢であり、紳士である。

熱くなり易いビッグスに比べ努めて冷静であり、ビッグスのフォローに回る事が多い。

無用な争いの種になるとして、鋭い眼光を隠す為に、正式な場以外では常にサングラスを掛けている。

数々の修羅場を潜って鍛え上げられた肉体が最大の武器となっており、流石にマグナム弾クラスは危ういが、9mm等の口径が小さく火薬量の少ない銃撃ではびくともしない鋼の筋肉を持っている。

 

そのパワーたるや、掴めば人間の胴を容易く真っ二つにへし折れる程である。

 

肝心のゾイド操縦技術はと言うと、目立った戦績や卓越した技能がある訳でも無く、至って平凡。

 

改造ストームソーダー『ショックウェーブ』の高い機動性能と偵察任務主体である事からも、戦闘行動前にさっさと帰還してしまうのが常である。

 

下手な銃火器や武器を使うよりも、徒手空拳で闘った方が強いという、ある意味ベルセルクに並ぶ人間の一人。

ビッグスが打撃戦主体で闘うのに対し、絡め手や合気の応用による四肢破壊やサブミッション等、文字通り『千切って投げる』を主体に暴れまわる。

しかし、徒手空拳による兵士の殺害が戦果と認められる事が無く、20年近くの軍属であるにも関わらず、万年曹長に甘んじている。

 

闘い方から判る通りかなりの投げ技マニアであり、プロレス、柔道、アマレス、相撲、合気道、古流柔術等、格闘技の投げ技という投げ技を片端から修得し続けている。

最近は東方大陸文化に伝わる『鎧組打ち』なる格闘技を追い求めており、その投げ技の鋭さを増す事に余念が無い。

 

同僚のウェッジとは幼少の頃からの腐れ縁で、入隊前からも既にコンビを組んでおり、ウェッジ本人曰く

『ビッグスを一人で放置するのは、起爆装置が作動した爆弾を群衆の真っ只中に放り込むのと同義だ』

とし、ヒーローマニアの良きストッパーとなっている。

一部の女性隊員達の間ではこの事をネタにされてかなり『その手の女性隊員と男性隊員』の人気をビッグスと二分して集めており、ガーディアンフォース本部非公式の機関誌即売会では毎回薄い本が厚くなる要因の一つとなっている。

 

因みに、非公式機関誌では攻め役にされる事が多い。

 

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紅鯱のナギ:私掠船団長 29歳 女性

身長:194cm

体重:89kg

3サイズ:B119 W71 H98

イメージCV:井上喜久子

 

私椋船団『紅鯱一家』船団長。

 

正式名称『ナギ=ウィンチェスター=シンジョウ』

 

癖の強いウェーブが掛かった茶髪のロングポニーに深い碧眼、北欧のヴァイキングを思わせる白肌を持つ。

 

報酬次第で殺しから闇商品の裏取引仲介まで、あらゆる裏仕事を行う私掠船団『紅鯱一家』の長。

裏世界では珍しい女系私掠船団を率いる漢女(おとめ)であり、ウラニクス湾一帯を実質支配している大海原の女傑。

 

『クライアント』の指示によって動いており、別途提携していた組織と離別。

兼ねてから『オレの獲物』と定めたバハムートに挑むべく動き始めている。

 

私掠船団は代々継いで来た物らしく、私掠船団を自身の誇りとしている。

また、海賊と同業に見られる事を非常に腹立たしく思っており、海賊呼ばわりしよう物なら、相手の血を見るまで収まらない。

 

『紅鯱一家』の名が示す通り、私掠船団員全員を一つの家族として見ており、クルーや一家に与するゾイド乗り達、果ては何らかの理由で紅鯱一家の厄介になった一般人に至るまで『家訓』に従うならば手厚く持て成し保護を約束する、義理と人情に厚い女である。

 

しかし、公私共に喧嘩っ早く、相手の挑発にすぐ乗せられてしまい、足元を掬われる事が大半を占めている。

また、私掠船団員がほぼ全員女である事からも判る通り、女でありながら無類の女好きで通っている。

かなりの面食いであり、一目惚れから船団員にスカウトされた者も多く、与するゾイド乗り達や一般人達を含めると、構成人数は凡そ1500に上ると言われている。

 

作中では『海神』と呼ぶゾイドを駆るらしいが、今の所詳細は不明である。

また、腹心として後述するセシルとマクヴィーの二人を『オレの可愛い仔猫』と称し従えている。

 

‡………‡………‡………‡

 

千里眼のセシル:私掠船団員 外見年齢20代前半 女性

身長:159cm

体重:54kg

3サイズ:B69 W64 H65

イメージCV:田中理恵

 

私掠船団『紅鯱一家』構成員。

(第二章登場のか細い声の女)

 

正式名称としてナギから『セシル=ウィンチェスター=シンジョウ』の名が与えられている。

 

異様に長い黒髪にくまが目立つ黒瞳、血色の悪い蒼白い肌をしており、常にボソボソとか細い声で、途切れ途切れの言葉で会話をする私掠船団『紅鯱一家』の構成員。

海難事故で亡くなった妊婦の胎から産まれた所を、紅鯱一家の先代船団長に拾われて育てられたという壮絶な過去を持つ。

 

恐らく成人していると思われるが、詳しい年齢は不明。

(一家の殆どが誕生日等を気にしていなかった為、年齢が判らなくなった。)

自作の多目的HUDを常に身に付けるか持ち歩いており、各国の監視衛星をジャックして映像情報を得たり、ゾイドの追跡装置を外す等、愛機のディプロガンズを整備している事からも、メカニカル面に非常に強い事が伺える。

 

また、相棒のマクヴィーとは非常に息が合っており、マクヴィーの「ん」の一言で背中越しでもマクヴィーを見ずにスパナを投げ渡す等の芸当を披露している。

また、相棒のマクヴィーとゾイド捕獲等も担当しており、彼女が乗るディプロガンズの光学迷彩も、捕獲したヘルキャットの物を海洋仕様に改造して積み込んだ物である。

 

一見大人しそうに見えるがかなりの武闘派で通っており、千里眼の接頭語も相手の動きを先読みして仕留める戦闘スタイルから付けられた物である。

また、超長距離射撃を得意としており、上記の戦闘スタイルからも、かなり腕の立つスナイパーである。

 

気質はナギの影響が強い為、家族と認めた相手は義理堅く護る

…のだが、家族と認めた相手に『自分の血肉を食べさせ、相手の血肉を食べようとする』という危ない感性の持ち主。

セシル曰く『家族とは血肉を分けた存在であり、実際に血肉を分かち合う事で本物の家族になれる。』と考えている。

 

また、惚れた相手に自分の体液(『何処の』かは敢えて言うまい)入りの手料理を贈る事で船団員に知られており、曰く『紅鯱一家随一のヤンデレ』と云われている。

 

惚れる性愛対象は無論女性である。

 

‡………‡………‡………‡

 

弾薬庫のマクヴィー:私掠船団員 外見年齢20代後半 女性

身長:181cm

体重:79kg

3サイズ:B96 W71 H95

イメージCV:井口裕香

 

私掠船団『紅鯱一家』構成員。

(第二章登場の下品な物言いの女)

 

正式名称としてナギから『マクヴィー=ウィンチェスター=シンジョウ』の名が与えられている。

 

右側頭部に稲妻型の剃り込みを入れ、左側頭部に三つ編み、逆立てたピンクのショートモヒカンと碧眼を持ち、褐色肌に無数のピアスを通した姿の私掠船団『紅鯱一家』の構成員。

 

元は中央大陸のスラム街出身で、物心付いた時には娼婦や犯罪家業で生計を立てていた過去を持つ。

 

対ゾイド戦を性行為に見立てて愉しみ、口を開けば淫語やFワードを連発する、相棒のセシルとは別方向に危ない感性の持ち主。

下手をすると台詞の殆どが『×××』で埋まり兼ねない(閲覧制限的な意味で)色々と言動が危うい人物。

 

戦闘スタイルも『相手を煽って殴らせ、億倍返しする』というチンピラじみた物だが、その一撃で相手の力量や攻撃の癖を測り、相手との戦闘シナリオを構築した上で闘うという強かさを持つ。

また、弾薬庫の接頭語に偽りは無く、その爆発力は対ゾイド戦、白兵戦共に驚異的な戦闘センスを持つ。

 

メカニカル面でも自分で愛機のディプロガンズを整備している事から、セシル程ではないにしろ、ある程度の整備知識を持っている事が伺える。

 

相棒のセシルとは非常に息が合っており、互いの戦闘スタイルを上手く噛み合わせたセシルとのチームワークは、十分な訓練を受けた軍人にも勝るとも劣らない。

 

意外か必然か『可愛い物』に目が無く、部屋には彼女が見つけた『可愛い物』で溢れている。

 

但し、その『可愛い』の着眼点が常人の其れと同じならば、の話である。

 

彼女の云う『可愛い』は常人には非常に理解し難く、

例えば眼を見開き血走らせ、歯を剥いた深海魚をデフォルメした縫いぐるみであったり、

皮袋を被り、皮膚の無い筋繊維剥き出しの両手に血塗れのチェーンソーを生やした人形であったり等、

総じてグロテスクかつスプラッタな物を『可愛い物』と認識するようである。

その為、彼女の部屋は邪教の信徒の部屋宜しく、薄気味の悪い人形や縫いぐるみで溢れている。

 

因みに、恋愛に関しては言動とは裏腹にかなりの奥手。

下手をすると『交換日記から』と言い兼ねない程である。

 

その性愛対象は、無論女性である。

 

‡………‡………‡………‡

 

『フレス』

※身体、所属情報等はキティ=アリエラの項に同じ※

 

キティ登場時からその片鱗を見せていた、『もう一人のキティ』

テロ組織に幼少時に拉致され精神操作を施された際、キティが自らの人格を護る為に産み出した『身代わり』の人格。

 

キティという主人格が隔離され、フレスという身代わり人格も精神操作により破綻を来した為に、肉体が成長を一時止めてしまう。

 

今まではキティの人格に混じり残虐非道、自他問わぬ苦痛を快楽に変え闘う狂気じみた人格であったが、アルゥの『精神没入』によって主人格のキティ、アルゥの三者での対話を果す。

 

この対話によって漸く人間らしい人格を取り戻し、以前の様などす黒く濁る狂気はなりを潜め、キティのいち人格として復帰を果たした。

 

しかし、自身を護る為に産み出した人格故に、敵対視する対象にはかなり攻撃的なのは変わっておらず、今まで程では無いにしろ、戦闘に於いては凄まじい攻撃性を発揮する。

 

キティが落ち着きがあり、気弱で大人しい性格とは対照的に、落ち着きが無く幼児性が抜けていない為にかなり勝ち気且つ我儘。

なりを潜めた狂気も消えた訳では無く、戦闘で昂るとある程度コントロール出来るとは言え、どす黒く濁る眼と共に再びその牙を剥く。

 

キティとの最も明確な判別方法は口調と笑い方である。

キティが一兵卒軍人的な会話を行うのに対し、フレスは幼い女児、ないし学生の友達に対する様な口調で会話を行う。

また、フレスの笑い方は特徴的で『あきゃきゃ』『ひきゃきゃ』という猿の鳴く様な笑い方をする。

 

‡………‡………‡………‡

 

社長(仮称)

 

物語冒頭でナギと思われる人物と電話と思しき物で対話していた謎の人物。

 

紳士的な物言いとは裏腹に、かなり目線の高い高圧的な態度で会話し、終始自身の上位性を崩さなかった。

また、対話中の「あの無能共は既にすげ替えた」や対話後の「狗」や「使い潰す」の発言からも伺える様に、相手を使い捨ての駒としか見ておらず、目的の為には協力者をも容易く切り捨てる冷酷な一面を感じさせる。

 

この後、部下と思しき人物から社長と呼ばれ、ZOITEC社兵器部の重役を呼んで会談する予定であった事からも、社会的地位が高く、相当な権力者である事が伺える。

 

また、ナギらしき人物との対話中、前金を盾に何かをニビルシティに入る前に奪取する依頼を強要していた様だが、依頼内容か利害の不一致か破談している。

会話からネオゼネバス帝国の人間がこの人物の求める物を盗み出した様だが、この人物が何を手に入れようとしていたかは、未だ作中では明らかにされていない。

 

‡………‡………‡………‡

 

アントニオ=アルフォンソ:保安局局長 42歳 男性

身長:196cm

体重:126kg

3サイズ:B158 W96 H116

イメージCV:津田健次郎

 

ニビルシティ都市保安局局長。

 

癖が強いが艶やかな黒髪のドレッドヘアに黒瞳。女性顔負けのきめ細かく、健康的に日焼けした褐色肌を持つ男性。

 

自らを『アーニャ』と呼び、ルージュやアイシャドーを引く化粧を嗜む、ニビルシティの法の番人『都市保安局』のオネエな長。

流石に制服は男性用を着用しているが、作中では女物の香水を使用し、モデル顔負けのキャットウォークとポージングを披露している。

本人曰く、自身のオネエ化を『泥臭い保安局という仕事に美と潤いを求めた結果』としており、老若男女の保安官を問わず身嗜みには厳しいチェックと評価を行っている。

 

その容姿と言動から同性愛者と勘違いされるが、此れでも二児の娘の父親であり、ちゃんと女性の妻もいる。

妻が男女問わぬ化粧品関連の販売を行っている事から流行と新作に耳が早く、部下、特に女性保安官達からの人気は高い。

 

性格的にも歯に衣着せずに正論を通した上で、適切なフォローを行う事から人望も厚く、その人当たりの良さと根強い人気から、とうとう保安局局長にまでなってしまったスーパーオネエである。

 

此処までではアイドルの様な存在としか思えないが、その実力は折り紙つき。

作中では描写されていないが、愛機は保安局仕様に改造されたジェノブレイカーを駆り、特殊合金製のワイヤーネット砲や人機両対応トリモチガン、マーキング追跡機能を有する固有武装『ルージュガン』等、保安局に相応しく非殺傷兵器による対象の無力化、捕縛を得意とする。

 

生身での戦闘能力も凄まじく、大の大人を片手で軽々と持ち上げたり、ガードレールや鉄パイプを楽にへし曲げる怪力の持ち主。

軽トラックやワゴン車程度なら持ち上げて止めてしまったり、悪質な駐車違反車両を素手でレッカー移動したりと、まるでコミックのスーパーヒーローの様な活躍をしている。

 

そんな無敵な保安局局長も妻と娘二人には頭が上がらず、妻の一声で増減するお小遣いに一喜一憂させられる事が常である。

 

作中ではラブホテルに恋人のキティを連れ込みながらも、事に及ぶ所か部屋さえ取らず、道を聞いて帰って来ただけのベルセルクを、義侠心とモラルの高さを認めながらも「バカじゃないの」と一喝。

ベルセルクからは「それが法の番人の長が吐く科白か」と即座に反論されていた。

 

‡………‡………‡………‡

 

リック:ゾイド(?)外見年齢12歳程(ロールアウト換算0歳)男性(?)

身長:120cm程

体重:不明

イメージCV:谷邊由美

 

バハムートの心の具現体(?)

 

アルゥがバハムートの『心』を視覚情報として認識した際の姿で、一人称は『僕』。

 

レディ准将を『かあさま』と呼び慕う少年の様な容姿で現れるが、アルゥ以外にその容姿や声を認識する事は出来ない。

しかし、レディにだけはその気配の様な物を感じ取れる様である。

 

作中では銀髪紅眼であちこち破れた大きなシャツ姿で登場。

左腕に釘か杭の様な物が突き刺さっており、其処には血が滲んでいるが丁寧に包帯が巻かれている。

 

幼い容姿ながらも礼儀正しい口調で話し、親という物を知らないアルゥに母親を例に取ろうとした事を『失言だった』と即座に謝罪する等、相手を気遣える優しさを持っている。

 

名前の由来は、レディの腹違いの弟であるリカルド=ギュスター=ラーズグリーズの愛称であるリックから取った様である。

 

当人は16歳になる前に病(病名不明)で亡くなっており、既に鬼籍に入っている。

また、レディは所謂『側室の子』に当たるらしく、ラーズグリーズの姓を名乗る事を赦されない程、厳しい階級社会で幼少期を過ごした様である。

 

そのラーズグリーズ家もレディの父親の死により没落している事が、レディの口から語られている。

 

何故アルゥしか認識出来ない筈のリックを、気配だけとは言えレディが感じ取れるのか、何故死んだ弟の名を付けたのか等、奇妙な点も存在する。

 

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タイホウ:ゾイド(?)外見年齢15歳程(ロールアウト換算0歳)男性(?)

身長:140cm程

体重:不明

イメージCV:くまいもとこ

 

フレスベルクの心の具現体(?)

 

アルゥがバハムートの『心』を視覚情報として認識した際、その隣に現れた人物で、一人称は『オイラ』。

会話からバハムート専用BLOXゾイド『フレスベルク』の心の具現体である様だ。

 

翼の様に長い袖を持ち、それ以外は体にフィットしたシャツとスパッツを着用し、色は全て白。

腰まで伸びた青空色の髪と瞳をしている。

 

キティやフレス、ベルセルクを『ご主人』と呼び慕い、明朗活発な少年の様な喋り方をしている。

 

現在の名前は『ご主人達』の大切な名前であると呼称を拒否、以前ベルセルクが自身を呼んだ『タイホウ』を呼称とするようアルゥに要求している。

 

呼称の由来は東方大陸に伝わる伝説の霊鳥『大鳳』と思われ、伝説の中でも数千里(一里=凡そ4km程)という巨体を持ち、一飛びで九万里(凡そ36万km)の高さまで飛び上がるとされる。

また、その姿は惑星Ziでも吉兆のシンボルとされる事が多く、目出度い絵等に描かれる様である。

 

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セラーネ=アルバコア:ニビルシティドック技術士長 29歳 女性

身長(義肢含む):181cm

体重(義肢含む):98kg

3サイズ:B96 W70 H98

 

赤髪のショートカットに碧眼を持つ、北部アメリカ系に似た白肌の女性。

 

元ネオゼネバス帝国の技術士官なのだが、4年前の爆発テロによって両腕の肩から先、両脚の股関節から先を焼失している。

特殊な体質の為に四肢の再生手術を行っても再生部位を身体が受け付けず、筋電反応式(筋肉に流れる微弱な電流を感知し、人体の動きを再現する電動式の義肢)の義手、義足を装着している。

 

現在は義肢の動作精度も向上しているが、四肢焼失当時の義肢の性能は低く、双子の妹であるセレーネ(後述)の負傷もあり、本来の技術士官に戻れないと判断、妹と共に軍を退役している。

 

かつての技術士官時代に培ったメカニックとしてのノウハウを駆使し、義肢というハンディキャップを克服、29歳という若さでニビルシティドックの技術士長の座を獲得している。

 

生真面目で一兵卒然とした会話からも解る通り、何事にも非常に真摯な態度で挑む、責任感の強い女性。

 

現在は超大型ゾイドドックベイに於いて、自らが従えるゾイド技士班と共にバハムートの修復作業に当たっている。

 

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セレーネ=アルバコア:ニビルシティ大型ゾイドドック管理技術士 29歳 女性

身長:181cm

体重:86kg

3サイズ:B96 W70 H98

 

赤髪のショートカットに碧眼を持つ、北部アメリカ系に似た白肌の女性。

 

元ネオゼネバス帝国の技術士官なのだが、4年前の爆発テロによって両眼球を損傷し、完全に失明。

姉同様特殊な体質の為に、再生した眼球を身体が受け付けず、半生体ユニット(本人の体質、遺伝子に合わせた人工細胞と機械を複合した生体組織補填用パーツ。)のカメラアイを義眼として装着している。

しかし、姉の四肢焼失という負傷と、自身の義眼というハンディキャップを鑑み、互いを支える為にと姉と共に軍を退役している。

 

かつての技術士官時代に培ったメカニックとしてのノウハウを駆使し、義眼というハンディキャップを克服、29歳という若さでニビルシティの大型ゾイドドック管理技術士の座を獲得している。

 

姉と違い、淑女を思わせる丁寧で淑やかな口調と仕草が特徴的な女性。

静かな物腰に強靭な意思を隠した『静かに闘志を燃やす女』である。

 

作中では大型ゾイドドックに於いてレディらの新規入手ゾイドを整備、セットアップを担当。

事の次第を済ませた後、再びレディとの面会を求めている。

 

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