ゆかれいむ短編集   作:走る

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霊夢さんの可愛さで幻想郷が危ない

…え?なんで機嫌が良いのかって?

そりゃああれよ。霊夢が可愛すぎるのよ。

もうヤバいわ。霊夢の可愛さで幻想郷が滅びるんじゃないかってくらいヤバい。

あんまりヤバいヤバい言ってると馬鹿みたいだけどそれもしょうがないわ。

それ以外表せる言葉が無いってくらいだもの。

というより私はもう馬鹿なのかもしれないわね。霊夢バカになっているのかもしれないわ。

うん、霊夢バカ…良いじゃない私が霊夢大好きってことが存分に伝わって。

これからは妖怪の賢者より霊夢バカね。

「霊夢バカ八雲紫」、これでいきましょう。

 

…いやいや、冗談だから。

そういうところ頭固いわねえ貴女は。

え?本気にしか聞こえなかった?

そりゃあそうよ。私が霊夢大好きなことは本気も本気だから。

また惚気か…みたいな顔しないの。

ほら座って座って。座布団出したげるから。

私が霊夢の事語り出したら一時間やそこらじゃ済まないわよ。

 

そうそう、上機嫌な理由だったわね。

さっき霊夢とご飯食べてたのよ。

久々に私が作ったのをね。

前作った時は失敗しちゃって、あまり美味しくなかったんだけど練習したの。

霊夢も最初は半信半疑な顔してたんだけど、食べたら美味しかったみたいで、残さず食べてくれたのよ。

なんで判ったのかって…霊夢、美味しいもの食べたら目が輝くじゃない。

私の作った味噌汁飲んだときなんかそれはもうキラキラしてたわね。

…そんな細かい変化なんか判らないって…駄目よ。修行が足りてないわ。

私みたいにしっかり霊夢力を高めておきなさい。

で、食べ終わった後よ。

おいしかった?って聞いたのね。

そしたらあの子、顔背けながら

 

「……美味しかったわよ」

 

なんて言うのよ!!

滅多に誉めないあの子が!!美味しいって!!

これでテンション上がらない方が可笑しいわね。

私なんか浮かれまくり、有頂天よ。

更に、更によ。

 

「あー……その、また作ってね」

 

なんて言うもんだから!!!

もうあんな事言われて惚れない訳ないじゃない。

あの霊夢の可愛さだけで幻想郷落とせちゃうわね。

というか霊夢のためだったら幻想郷だって落としちゃうわ。

…冗談でも止めてくれって?冗談なわけないじゃない。

霊夢のためだったら、幻想郷だろうが月だろうが滅ぼしちゃうわよ。

まあ、霊夢がそんなこと欲しがる訳ないけどね。

それだけの覚悟を持ってるってことよ。

わかった?

 

うん、よし。

いい子ね貴女は。

良い子良い子しちゃう。

…じゃあそろそろ私は寝るから、後はお願いね。

 

 

 

おやすみ、藍。

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