ポケットモンスターDo!   作:輪島健太

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森川健太(ケンタ)性別:男
性格:真面目   年齢:15歳
個性:負けず嫌い 口癖:「~しかないでしょ」

ケンタの手持ちポケモン

ヒコザル 性別:オス    スピアー 性別:メス 持ち物:スピアナイト
性格:やんちゃ       性格:寂しがり
個性:物音に敏感      個性:とても几帳面
覚えている技:火炎放射   覚えている技:毒針
       引っ掻く          ミサイル針
       雷パンチ          虫喰い
       火炎車

ピジョン 性別:オス
性格:意地っ張り
個性:少しお調子者
覚えている技:翼で打つ
       エアスラッシュ
       空を飛ぶ(オリジナル技)


フローラル(フローラ)性別:女
性格:無邪気     年齢:14歳
個性:負けん気が強い 口癖:「レッツゴー」

フローラの手持ちポケモン

イワーク(イワちゃん)性別:メス
性格:慎重
個性:打たれ強い
覚えている技:締めつける
       岩石封じ
       アイアンテール



第十話「ヒコザルの力、そして可能性へ・・」

これまでのポケットモンスター銅は?

 

 モブ1 「今ジムは閉鎖中だ。今ジムリーダーは別件でジムにいない。」

フローラル「別件?」

ジョーイ 「つい最近ねこの町の家に泥棒が入ってね、北にある

      ゴールデンボールブリッジを占拠しててテマサキンさんと連絡が

      取れなくて困っているの。ジュンサーさんが言うには、

      ロケット団の仕業なんじゃないかって。」

カスミラル「そこまでよ!ロケット団。盗んだ金品を返してここから去りなさい。」

ジュンサー「もうあなた達は完全に包囲されているわ!!」

ロケット団「フン、なら力ずくでも通してもらおう。」

 ケンタ 「待て、ロケット団!」

ロケット団「お前、あの時のガキか」

カスミラル「ちょっと待ってよ、いきなり来て何様?ガキんちょ共が」

 ケンタ 「ピジョンの勝ちだな・・」

ロケット団「畜生、覚えていやがれ」

ジュンサー「後は私たちに任せてね」

フローラル「よろしくお願いしまーす♫」

カスミラル「って事はチャレンジャーで良いのね。なら明日もう一度ジムに

      来なさい。相手してあげる。私がハナダジムのジムリーダーの

      カスミラルよ!知らないの?ガキね。」

 ケンタ 「ありがとうございます。よろしくお願いします。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

~4日目・昼~

 

フローラル「よし、昼ご飯にしよう。」

 ケンタ 「今までも缶詰とか買い食いで済ませてたから同じで良いんじゃ・・」

フローラル「良くないよ。私たちが良くてもポケモンが良くない!」

 ケンタ 「そうですか・・」

フローラル「ちょっと待ってて、腕によりをかけて・・」

 

 

~1時間後~

 

 

フローラル「出来た!サラダとシチューだよ!」

 ケンタ 「こ、これがシチュー?妙にサラサラしている気がするが・・

      味は悪くないな。」モグモグ

フローラル「本当?」

 ケンタ 「もう少しとろみがあるとより良くなるかな。」

フローラル「みんなはどう?」

ポケモン達「・・・・」

 ケンタ 「そこまで美味しくなかったのかな?」

フローラル「はうぅぅ・・」

 ケンタ 「まあ気にするなって、俺は美味しかったぞ。好みなんて十人十色。

      ポケモンだと十匹十色・・かな?」

フローラル「ぅん。ありがとう・・」ウルウル

 ケンタ 「うっ・・これが女の子の魅力というやつか・・マリナに対しては

      無かったのにな。やはり兄妹とそれ以外では違うのか・・」

フローラル「何か言った?」

 ケンタ 「何でも・・無いよ・・片付けも済んだし、テマサキンさんの所に

      行くぞ。」(心の声)「下から見上げてくるなって。照れちまうだろ。」

フローラル「う、うん・・」

 

 

ピンポーン

 

 

テマサキン「誰や?」

 ケンタ 「ど、どうも初めましてワカバタウンから来ました森川健太と・・」

フローラル「私はニビシティのフローラと・・」

テマサキン「おぉ!よう来たな。ケンタはん。話は聞いてるで。」

 ケンタ 「話って何ですか?」

フローラル「誰から聞いたんですか?」

テマサキン「フフン、あんたのヒコザルに関して思い当たる人や。」

 ケンタ 「オーキド博士か・・」

テマサキン「そうや。早速なんやけどな・・ヒコザルを調べさせてくれまへんか?」

 ケンタ 「え?ヒコザルを?でもあなたはポケモン預かりシステムの・・」

テマサキン「開発者や。今はオーキド博士含め様々な博士と協力して数奇な運命を

      持ったポケモンを調べとる。ヒコザルもその一匹や。

      ギアRシステム・・そのメカニズムについて調べさせてくれまへんか?」

 ケンタ 「どうぞ。でも明日のジム戦の特訓もあるので[なるはや]で。」

テマサキン「なるはや?」

 ケンタ 「なるべく早めに・・」

テマサキン「了解や、任せとき。それとあの小娘は・・」

 ケンタ 「フローラ!何してんの?」

フローラル「カワイイ~このイーブイ。」

テマサキン「そのイーブイはワイのお気に入りの一匹でな、進化の可能性に

      満ちているポケモンや。」

 ケンタ 「イーブイね・・」

 

 図鑑  「イーブイ、しんかポケモン。暮らしている環境で突然変異する不安定な

      遺伝子を持つポケモン。石の放射線が進化を引き起こすが、その他にも

      進化を引き起こす要因が見つかっており、詳細は謎に包まれている。」

 

 ケンタ 「進化の可能性か・・」

テマサキン「よし、ヒコザルありがとうな。調べ終わったで。」

 ケンタ 「で、結果は?」

テマサキン「さっきな、ギアRシステムをちょろっと発動してもろうたんやけど

      コントロールしてるみたいやから安心したわ。問題は進化しても

      使いこなせるかやな。」

フローラル「進化してから・・ですか?」

テマサキン「そうや、進化しても同じ性格のままってポケモンはそう多くないから

      気ぃつけや。真反対の性格になってもうたら終わりや思うても構へん。」

 ケンタ 「進化してからか・・頑張るぞ、ヒコザル。」

ヒコザル 「ヒッコ!」

テマサキン「そういや特訓とか言うてたな。カスミラルはんにヒコザルで挑むんか?」

 ケンタ 「はい、新技の雷パンチを使いこなしてから。」

テマサキン「雷パンチやと?そないな技を、なら稽古つけたる。かかってこいや。」

 ケンタ 「あ、あ、ありがとうございます!」

テマサキン「1対1でええな?」

 ケンタ 「は、はい」

 

バトル;ケンタ対テマサキン 1対1

 

 ケンタ 「行くぞ、ヒコザル」

テマサキン「ワイはサンダースや!行ったれ!」

ヒコザル 「ヒッコゥ!」

サンダース「サンダー!」

 

 図鑑  「サンダース、雷ポケモン。イーブイの進化系。細胞の出す弱い電気を

      体毛の静電気で増幅させカミナリを落とす。逆立った体毛は電気を

      帯びた針。イーブイに雷の石を使うとサンダースに進化する。」

 

テマサキン「ほな、行きまっせ。新技で来いな。サンダース、スパークや」

サンダース「サーン」ビリビリ

 ケンタ 「ヒコザル、雷パンチだ。」

ヒコザル 「ヒココ」ビリビリ

     「ヒャッコ?」バァン

テマサキン「そのままやと当たるで?」

 ケンタ 「クッ走って避けるんだ。どうして失敗したんだ?」

テマサキン「次はミサイル針や。」

サンダース「サン」ヒュヒュ

 ケンタ 「ここはギアRシステムで・・」

テマサキン「コラ!逃げんなや!」

 ケンタ 「いや、避けて対策を練らないと・・」

テマサキン「そういうことやない。ギアRシステムは切り札なんやろ?

      すぐ使うたら意味あらへんやろが!脳ある鷹は?」

 ケンタ 「爪を隠す・・です。」

テマサキン「トレーナーのケンタはんが信じんでどうするんや?」ドヤァ

 ケンタ 「そうだ、ヒコザルがニビジム戦でギアRシステムを使った時に

      苦しんでいるのを見て俺は・・信じることにしたのに・・

      そうか、あの時はギアRシステムと理解し合うヒコザルを信じたので

      あって本来のヒコザルを信じていなかった。

      ヒコザル、すまなかったな。本来のお前を信じることが出来ずに。」

ヒコザル 「ヒコ・・」

 

 

~ケンタの心の中~

 

 ケンタ 「誰だ?心に直接訴えかけてくるやつは?」

 ギアR 「俺はギアRシステムそのものだ。ヒコザルの体内に住み着いている。

      ヒコザルの意思に反して、な。」

 ケンタ 「お前はヒコザルに住み着いて何がしたい?」

 ギアR 「そうだな・・世界の破滅・・も良いが俺はこの力をどう使いこなすか

      見てみたいものだな。」

ヒコザル 「ヒコ・・」

 ケンタ 「ヒコザル・・俺は別に使いこなして欲しいとは思わない。それよりも

      ギアRシステム自身とヒコザルが理解し合い、俺とも理解し合い、

      お前にはお前の力を存分に発揮してもらいたい。」

 ギアR 「何だと?」

 ケンタ 「適材適所ってやつだ。各々活躍できるステージがある。俺はそう

      信じてる。だからヒコザルともお前とも腹を割って隠し事は無しだ。」

 ギアR 「ふん、なら提案がある。俺の力の一端をお前にやる。」

 ケンタ 「人間に?」

 ギアR 「ニビシティの図書館で貴様達がみた文献には続きがある。

      本当の意味での人とポケモンとの共存出来る世界を・・その後はだな、

       共存する世界を作るにはギアRシステムの事を理解しない限りは

       永遠に無理だ。我々はその解決策の1つとしてその炎ポケモンから

       ギアRシステムを取り出した。だが、それには多くの犠牲を

       伴ってしまい、結果的に別の炎ポケモンに封印せざるを得なかった。

      という訳だ。そしてお前がこのヒコザルと本気で理解し合いたいと

      思ったときにこうして心での対話が出来た。結果的にこれが貴様なりの

      解決策の1つとなった。」

 ケンタ 「俺の心に入って何をするつもりだ?」

 ギアR 「なぁに簡単なことさ、貴様とヒコザルを繋ぐ。つまり貴様とヒコザル

      そして俺が一つになるという事だ。」

 ケンタ 「急に言われても・・」

 ギアR 「貴様がギアRシステムの発動を宣言した時のみだ。通常状態の時には

      特に干渉するつもりはない。」

ヒコザル 「ヒコ・・」

 ケンタ 「解ったよ、来い。ギアRシステム。その前に1つ確認したい。」

 ギアR 「何だ?」

 ケンタ 「なぜそこまでしてくれる?」

 ギアR 「[信じて声をかける]そうお前が念じたから。では不満かな?

      文献に残した者共はその炎ポケモンばかり救おうとして俺は二の次。

      邪険扱いされた時もあった。だがお前は違った。貴様は面白い。

      ついでにヒコザルにあるキッカケを与えよう。このキッカケを

      生かすも殺すもヒコザル、お前次第だ。ではトレーナーケンタよ。

      覚悟するが良い。俺と共存などという解決策を見出した事、後悔・・」

 ケンタ 「そんな覚悟よりも期待の方がデカイぜ!問題ないっしょ。」

 

~心の中 おしまい~

 

 

テマサキン「うん?ケンタはんの様子が変わったような気が・・」

フローラル「どうしたんだろう?」

 ケンタ 「ヒコザル、楽しく行くぞ!俺に火炎放射だ!」

ヒコザル 「ヒッコ」ボォー

フローラル「えぇぇぇぇ~?」

 ケンタ 「ポフゥー。よし、悩むのおしまい!走れヒコザル!」

ヒコザル 「ヒココ」スタタタ

テマサキン「むやみに走っても意味あらへんぞ?」

 ケンタ 「雷パンチ!」

ヒコザル 「ヒッコウ」バン

サンダース「サンダ?!」ドフ

フローラル「当たった・・当たったよ!雷パンチ」

テマサキン「ほほぅ遂に完成しよったな。」

 ケンタ 「今の俺達なら出来る。行けるぞ。もう1回雷パンチ。」

ヒコザル 「ヒッコ」ビリビリビリ

テマサキン「よし、そこまでや。終了や。」

 ケンタ 「え?」

フローラル「え~これからが盛り上がると思ったのに。」

テマサキン「これぐらいバトルしたら雷パンチもモノに出来たやろ?」

 ケンタ 「はい!ありがとうございました。」

テマサキン「そこの小娘・・フローラとか言うたな?」

フローラル「はい?」

テマサキン「このイーブイ、まだ生まれて間もないんやけど良かったら

      育ててみるか?」

フローラル「良いんですか?」

テマサキン「ええで。進化の可能性、見つけて来ぃや」

 ケンタ 「良かったな。フローラ」

フローラル「うん。ありがとうございました!!」

 ケンタ 「色々とお世話になりました。」

テマサキン「確かワカバタウンから来たって言うとったな?セキチクに行ったら

      ジジイに、コガネに行ったらオヤジとお袋、妹によろしくな。」

 ケンタ 「はい。失礼します。」

 

 

 

 

 

オーキド 「どうじゃった?ケンタ君は?」

テマサキン「なかなかの逸材ですよ、オーキドはん。」

 ウツギ 「さすが、僕が見込んだトレーナーだ。」

テマサキン「ウツギはん・・彼をアレに入れる様推薦してもええですか?」

ナナカマド「うむ、問題なかろう。」

テマサキン「R&P′sPDF・・伝説及び幻のポケモン保護隊に・・」

 

 

 

 

見事雷パンチを会得したヒコザル、そしてギアRシステムと理解するキッカケを

掴んだケンタ、イーブイを手にしたフローラル。

気を抜くんじゃないぞ。明日はいよいよジム戦だぞ!




ヒコザル 「ヒッコ!」
 ケンタ 「さあ!一緒に行くしかないっしょ!次の冒険に!」



遂にジム戦、水タイプの使い手カスミラルとのバトルなんだけど・・

カスミラル「ガキにはまだ早いのよ!ジム戦なんて、ガキはガキらしく
      お家でポテチでも食ってなさい!」
 ケンタ 「もう旅に出られる年だ。いつまでも子供扱いすると・・」


次回ポケットモンスターDo!「対カスミラル、水上のステージ」
みんなもポケモンゲットしかないでしょ!

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