性格:真面目 年齢:15歳
個性:負けず嫌い 口癖:「~しかないでしょ」
ケンタの手持ちポケモン
モウカザル 性別:オス スピアー 性別:メス 持ち物:スピアナイト
特性:?? 特性:虫の知らせ
性格:やんちゃ 性格:寂しがり
個性:物音に敏感 個性:とても几帳面
覚えている技:火炎放射 覚えている技:毒針
引っ掻く ミサイル針
雷パンチ 虫喰い
火炎車
ピジョン 性別:オス ニドラン雄 性別:オス
特性:鋭い目 特性:毒のトゲ
性格:意地っ張り 性格:冷静
個性:少しお調子者 個性:力が自慢
覚えている技:翼で打つ 覚えている技:冷凍ビーム
エアスラッシュ 角で突く
空を飛ぶ(オリジナル技)
たつまき
フローラル(フローラ)性別:女
性格:無邪気 年齢:14歳
個性:負けん気が強い 口癖:「レッツゴー」
フローラの手持ちポケモン
イワーク(イワちゃん)性別:メス イーブイ(ブイ太)性別:オス
特性:頑丈 特性:適応力
性格:慎重 性格:無邪気
個性:打たれ強い 個性:抜け目がない
覚えている技:締めつける 覚えている技:電光石火
岩石封じ スピードスター
アイアンテール
ニドラン雌(ニーラン)性別:メス
特性:毒のトゲ
性格:大人しい
個性:負けず嫌い
覚えている技:シャドークロー
乱れ引っ掻き
シゲオ 性別:男
性格:慎重 年令:15歳
個性:抜け目が無い 口癖無し
シゲオの手持ちポケモン
ゼニガメ 性別:オス バタフリー 性別:オス
特性:激流 特性:複眼
性格:うっかり屋 性格:陽気
個性:血の気が多い 個性:悪戯が好き
覚えている技:水鉄砲 覚えている技:サイコキネシス
噛み付く 固くなる
糸を吐く
半年振りの更新で申し訳ありません。
・「サン・ムーン」の発売
・ポケモン新シリーズ開始
・ポケモンバンク開放
色々ありましたね
シゲオを旅に加入します。
そのキャラ設定で時間を食ってしまいました。
前話とキャラが違いますが、悩んだ末の結果です。
前回までと小説のスタイルを変更しました。
前回のポケットモンスター銅は?
ケンタ 「ポケモンの技に無駄な物なんて無い!ただ、
必要かどうか決めればいいだけで一つも無駄な技なんて・・」
エリカツ 「強くなる過程で新しい技を覚える時に捨てる技もあるでしょ?
それはその後使えないから無駄と決めつけて忘れさせる・・違う?」
ケンタ 「俺もここのところ、ずっと心配してたんだ。
俺は進化した姿がどんな姿か分かんない。でもヒコザルはヒコザル。
どんな姿になろうとお前とギアRと共に歩んでいく。
俺はそう決めたのだから。後はお前に任せる。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日はいつもより早く起きてしまった。なのに・・
なぜだろう。太陽の光を浴びても清々しくない。
そうだ。今日はゲームセンターの地下にあるロケット団のアジトに乗り込むんだった。
それを悟った時にはシゲオとフローラは目を覚まし、階段を下りて来ていた。
「どうしたの?浮かない顔で・・」
そう言いながらフローラが俺の顔を覗く。
「うん。」俺も素っ気ない態度をとってしまう。
「やっぱアジトに乗り込むのは危険で?」
シゲオが洗った顔を拭きながら神妙そうに言ってきた。
「それもそうなんだが、ヤマブキにこの先入れないのは辛いんだよね。
バッジも欲しいし・・」
今ヤマブキシティにある大手企業「シルフカンパニー」を
ロケット団が占拠していてヤマブキシティに入れないのだ。
「そもそも、どうしてクチバシティに行ってない訳?」
バイキング形式のポケセンの朝食を取ってきたシゲオが聞いてくる。
「その時シオンから向かおうとしたんだけど、海沿いの道は道路の舗装中で
行き止まりになってて」
「そうしたら、ヤマブキシティ丸ごとロケット団に占拠されてるって聞いて、
タマムシのジムの方が近いって聞いたから、タマムシジムを先に攻略したってわけ。」
フローラと俺も次々に答える。
あ、そういえば・・
「質問が2つあるんだけど、
①どうしてシゲオはタマムシに俺がいるってわかったのか?
②オツキミ山の時は一緒に行くのを嫌がってたのにこうして一緒に
朝飯を食べてるのか?
大丈夫か?答えられる範囲で構わないからさ。」
一口コーンスープを飲んでから俺が矢継ぎ早に聞いた。
「①の理由としてはケンタとオツキミ山で再開した後、クチバに行ってジムに
力を試しに行ったんだ。そしたらクチバのジムは電気タイプを主力としてて、
バタフリーはいい所まで頑張ってくれたんだけど、ゼニガメがジムリーダーの
ライチュウの十万ボルト一発でやられたんだ。」モグモグ
シゲオがパンをかじりながら言う。続けて、
「しょげて歩いてたら、二人をタマムシ近くの地下通路の出口で見かけて
追いかけて来て今に至る。」モグモグ
「で、②の方は?」モグモグ
①の方の理由をシゲオが言い終わると同時に俺が聞いた。
「②の方は、僕も一緒に旅をして僕にしか見つけられないものを見出したいんだ。
だから、恩着せがましいとは思うんだけど、旅に同行しても良いかい?
正直オツキミ山の時は、悔しかったんだ。メガシンカ出来て、ジム戦の時に
進化してたモウカザルも別の地方のポケモンなんだろ?」
シゲオはそう言い終えるとうつむいた。
「昨日かな、ジム戦の前にオーキド博士に連絡したらモウカザルはシンオウって
地方のポケモンだって言ってたよ。」
そこにフローラが割って入ってくる。
「シンオウ地方はここから結構遠いって言うから直ぐには行かないさ。な?」
そう俺が問いかけると、モウカザルは食べながらも頷いた。
「よし、食べ終わったらアジトに乗り込む。シゲオも来るんだろ?」
「もちろん!僕も同行させていただきます。ヤマブキの街並みも見てみたいし。」
「それじゃ行こうよ!ケンタ、シゲオさん!」
俺、シゲオ、フローラの順で食べ終わると口々に言った。
「じゃ、各々準備して30分後に入口ね。」
そう俺は言い残して部屋に戻った。
「あのう、シゲオさん?」
「シゲオで良いですよ。どうしました?フローラさん。」
「こちらこそフローラで良いです。ハナダからクチバまでどうやって行ったの?」
「ハナダからヤマブキ方面への道路の先に地下通路があったんだよ。
見てなかったの?」
「はい、その時はシオンタウンへ行ってタマムシに行こうとしてたので・・」
「そうでしたか!なら無理もないでしょう。そういえばさっきから一緒に食べてる
あのカラカラは新たにゲットしたポケモンですか?」
「あ、あのカラカラは野生の時に母親ガラガラをロケット団に殺されて
傷心だったところをフジ老人が引き取り、シオンタウンの「魂の家」で
保護していたんです。でもケンタの事が気になるらしく、ついて来ているの。」
「へぇ、ケンタらしいですね。」
その時のシゲオの表情は優しくて、それでもどこか懐かしい感じにも見えたの。
だったら意を決して聞いてみよう。
「シゲオはマサラタウンの頃のケンタを知ってるんですよね?」
「えぇ、知ってますとも。何か気になる事でも?」
「一応この小説ではケンタは主人公ですが、昔からああいう口調でしたか?」
「聞きましたよね?彼がワカバタウンというこのカントー地方の隣の
ジョウト地方の出身だと。」
「はい。」
「彼がマサラタウンに引っ越してきたのは中3の春でした。
彼がワカバタウン出身だと聞いた時は驚きました。あの話し方や口調のままなので
クラスでも独りぼっちでした。僕は興味本位で近づいて仲良くなりました。
そしたらクラスで独りでいる理由が分かりました。」
「独りの・・理由・・?」
「ケンタは物事を伝えようとする時一言多いのです。
その余計ともとれる一言のせいで口喧嘩が絶えませんでした。
そのせいもありまして独りで休み時間も机でボーっとしていたり、
宿題をしていたりしてました。」
「どうしてそんなケンタと仲良くなろうと?」
「先程も言いましたが興味本位です。
それと、同じクラスの男子女子から動向の観察目的も」
「動向観察?危険生物じゃ・・あるまいし・・」
「ケンタ以外のクラスメイトが生まれも育ちもマサラの人という事もあり、
よそ者に対しての警戒が凄かった・・のがあのクラスの唯一の欠点でした。
そこ以外はテストの点数、授業態度提出物、掃除の態度・出来のどれをとっても
学年トップで校長からも認められる程でした。」
「ほうほう。」
「ケンタが引っ越しして来て漂う異国感、その父親がタマムシデパートの総支配人。
みんな先入観でマサラを乗っ取られると思ってしまったようです。」
「ケンタの父さんってタマムシデパートの総支配人なの?」
「聞いてなかったんだ。ケンタらしいですけど。」
「ら、らしい・・」
「そうです、一言多い割に自分については一言二言足りないんですよ。
初めは二重人格かとも思いましたが、ただ単に人見知りだっただけでした。笑
さあ、話はこのぐらいにしましょう!ケンタに浮気かも?と勘違いされるのも
腑に落ちないので。」
「はい!ありがとう。いろいろケンタについて知れた気がします。」
「まぁ言っても会って1年も経ってないのでまだまだ分からない部分がありますよ。」
~男子部屋~
シゲオ・・遅いな。何してんだろう?
「ふぅ食べた食べた。」
「何話してたんだ?フローラと。」
「ちょっとケンタの昔話を、嫌だったか?」
「いや、過去の事だ。下手に隠蔽する必要も無いしな、それにシゲオなら
話しても大丈夫な気がする。勘違いさせることも無いだろうし。」
「どうしてそう思ったの?まさか・・」
「主人公の勘・・だな!」
「やっぱりな」
「どうだった?」
「驚いてたよ、親父がタマムシデパートの総支配人になってた事に」
「そこ?」
「そこ以外はそんなに驚いている様子は無かったな。思い当たる節があったのかな?」
「女の勘は主人公の勘より鋭いよ。」
「主人公が言います?普通」
「行こう。女は待たせるものじゃない、待つものだ。」
「そんなセリフ、いつ覚えた?」
「旅の道中」
~30分後、ポケセン出口~
俺とシゲオは早めに準備を終わらせ、自動ドアで遊んでいた
「お待たせ、待った?」
フローラが小走りでやってきた。
「フローラ!今ね・・」
俺が興奮気味に説明しようとすると・・
「ケンタ!やめよう。言ってもポカンとされておしまいだよ。」
シゲオが食い気味に寸止めして来たので
「だな」
言うのをやめた。実際は自動ドアのセンサーが反応しないギリギリの所を
攻めるチキンレース的なゲームだった、まぁ当事者でなければつまらないものだ。
「じゃあ早速・・」
「ゲームセンターに、レッツゴー!」
出発の音頭をフローラが言ってくれるから俺は助かる。良い気分転換だ。
「急に元気になったな、いつもこんななのか。」
シゲオは初見で驚いた様子。
なんやかんやありましてゲームセンター地下のロケット団アジトに突入です。
~タマムシシティ・ゲームセンター~
「着いた!2~3分ぐらい?」
フローラが言うと・・
「いや、2分と32秒だな」
「シゲオ細かっ!そうだ、中学の時も書記とかでタイムキーパーだったっけ?」
「学級会の時は常にタイムキーパーだったね。」
「そういえば、アジトに潜る為のスイッチがあるとか・・」
フローラが話に割って入ってくるかの様にゲーセン内を探し始めた。
「あのポスターの裏とか怪しいね・・」
そうシゲオが指さしたのは、ゲーセン奥の自動販売機ゾーンよりもさらに奥に
謎のスペースがあった。1畳くらいのスペースとその目の前にポスター
キャッチコピーは「これを飲んであなたもエスパー?!サイコソーダ」だった。
「にしては画が微妙というか・・」シゲオが苦い顔をする。
「Rの文字が至る所に描いてあるし!」フローラが大声で言った。
幸いゲーセンの音で聞こえたのは俺達3人だった。
「よし!ポチっとな!」フローラが押した
何だ何だ?畳一枚分の床が動き始めた。
「あれ!」シゲオが指さした先には・・
「怪談だ、怖いな~怖いな~」フローラがボケた
「”かいだん”違いだよ。階段!」シゲオが訂正という名のツッコミを
「キャラ変わった?」俺が中学に転入した時とはシゲオの態度が違うので
恐る恐る聞いた
「あの時は僕達がどうかしてた。あのクラス代表として一言謝らせて下さい。
ゴメンナサイ。」ペコ
見事な90℃の礼だった。
「あの時の事を謝るのは間違いだよ。
むしろ俺があのクラスに溶け込めなかっただけ。気にしないで」
俺は今できる精一杯の笑顔をシゲオに向けた。すると・・・・
ーシンニュウシャ、シンニュウシャ、ハッケン、シンニュウシャ、ハッケンー
突然警報が鳴るとロケット団の、恐らく下っ端であろう団員が数名やって来た。
「やるしかないか、シゲオ?」
「だね、行こうケンタ」
「ニドラン、行け!」ポゥ
「バタフリー、バトルスタンバイ!」ポゥ
「ニドランか・・良いの捕まえたな!」シゲオが褒めてくれる。
「そっちこそ!バトルスタンバイってセリフ、かっこいいな!」
「そんな二匹で俺達のズバットに勝てるのか?吸血だ。」
そう言うと団員達はズバットをおもむろに出して、吸血を仕掛けて来る。
「一発で仕留めるぞ!シゲオ。」俺が鼓舞する
「言われるまでも無い、ケンタ」シゲオも応える。
「ニドラン」
「バタフリー」
「「冷凍ビーム!サイコキネシス!」」二人の声が一致する。
冷凍ビームとサイコキネシスが全ズバットに直撃する。
「クソッ、ここは退避だ。」団員が奥へ逃げて行く。
「よし!行くぞ。」シゲオが先導する
「引いている今の内に進んでおこうよ!チャンスだよ。」フローラが続く
「う、うん・・」
俺は嫌な予感がした、こんなにもあっさり敵が引いて行くなんて。
「罠だ・・罠だよ!これ!ストップだ!シゲオ!フローラ。」俺は叫ぶ。
「「え?」」二人が立ち止まると床に穴が開いた。
「「「うわーーーー」」」落ちた。落とし穴だ。罠だった。
ドスン!
「痛たたたた・・大丈夫か?二人とも、」シゲオが聞いてくる
「あの・・」フローラが苦しんでいる
「シゲオ・・俺達の上に乗っておいてそれは無いんじゃない?」
「あ、悪い悪い!ゴメン。」
「揃いも揃ってお気楽だな。サーカスか?」
奥から声がする、ドスの効いた深い声だ。
「誰だ!」シゲオが不安げに聞く
「私はロケット団の総帥、言わば団長かな?アサシだ。」
「化成の?色々なことに着手してる・・」なぜかフローラが聞く。
「そうそう・・イヒッ!の・・ってそれは{アサヒ}化成だ!
私はアサシ、アサシン・・暗殺者のアサシンのアサシだ!」
この人もノリツッコミするんだ・・
「とにかくそれは置いておいて・・アサヒ!」シゲオが叫ぶ
「アサシだ。全く・・何度言わせれば・・」呆れている様子だ
「アサシ!ヤマブキシティを占領してるらしいな。解放しろ!聞いたぞ。
ジョウトのコガネシティとカントーのヤマブキシティを繋いでいるリニアが
動かなくなったって・・」
「貴様・・名は?」
「俺はケンタ、ワカバタウンのケンタだ!」
「ジョウトの出身か?」
「そうだ!だが最近マサラタウンに引っ越した。」
「ならば答えよう、少年。私はヤマブキシティのシルフカンパニーを拠点に
全世界、全地方をロケット団の帝国とする。このタマムシシティの
ゲームセンターの地下のアジトはその足掛けに過ぎんのだよ。」
「そうか、もしその帝国が出来たら皆幸せになれるのか?」
シゲオが唐突に聞く
「そうだ、私の帝国が完成すれば何も考えなくて良い。皆が私の為に働くのだ。
私の帝国の中では思想も、恋愛も、全てが無駄となり排除されるのだ!
そして皆は私に感謝する!アサシ様万歳と!」フハハハハハ
「楽しそうだな・・{貴方だけ}は・・」
「何を?」眉を歪めて聞くアサシ
「独自の考えが、思想・・恋愛・・いや、そんな括りでまとめられない程の
考えを皆が持っているから!意見をぶつけ合って、より良い世界を
目指しているんじゃないのか?」
「だからこそ思想の違いで戦争が起きるのではないか?」
「あれは・・だから・・」俺も黙ってしまう
「話し合いで終わらなかったからこそ戦争が、紛争が、殺し合いが生まれるのだ!
私はそんなこの世界に飽きたのだ。だからこそ私の帝国が完成した暁には
入国審査を私がし、入れない者には・・」
「入れない・・者には・・?」フローラが不安そうに聞く。
「死だ」
少し間を開けてアサシが答える。
「俺は・・戦争まで話が展開するのは間違っていると思う」
「ほう・・分かるではないか。なら我がロケット団に・・」
「でも、意見が違うからこそ、新しく発見出来る事もある。
武力行使に発展しそうなら俺が止めてやる。」
「今の君にそんな力があるとでも?」
「持ってるさ。メガシンカとギアRシステムがあれば・・止められる!」
「だが、それでは恐怖政治なのでは無いか?」
「俺は人の上に立つつもりは無い。先に立ち皆を引っ張って、同時に背中を押す。」
「欲張りだな・・」
「俺は自分のやりたい事は全部やりたい主義でね、我慢とか抑制とか
他人から縛られたくないんだ!」
「貴様・・何者だ?」
「通りすがりのポケモントレーナーさ!覚えておけ!」
「決まった!」俺が論争を言い終えるとフローラが言った。
「これ、何ですの?」シゲオがフローラに聞いた。
「いつもジム戦の時にジムリーダーそれぞれの拘りとか信念を聞いて、
自分なりの答えを出すの。ケンタに聞いたんだ・・」
~とある日の夜、ポケセン内~
「ケンタ?そういえばさ・・」
「何だフローラ?」
「ジム戦の時にジムリーダーから信念とか拘りとか聞いてるけど、
聞いてどうするの?」
「俺は旅の中で、ただ力を試したり力をつけたりしたく無いんだ。
それだったら力による自己の証明がし易いし、旅の理由にもなる。」
「だったらそれで良いんじゃ・・?」
「ギアRシステムの解明・・それが目的って・・言ったよね?」
「う、うん・・」
「それ以外の目的を考えた時に全く違うのも考えたんだけど、
どうしても思いつかなくて・・それで」
「それで・・?」
「その目的を見つけようとジムリーダーの信念とか聞いて、
自分なりの答えを編み出そうって・・」
~・・・・~
「そうだったのか。ケンタ・・」
「で、どうする少年?どうやって私を止める?」
「まずはこのアジトを不能にする為にアサシを倒す、ポケモンバトルで!」
「ほう・・ならばこちらからも提案だ。ダブルバトルはどうだ?
こちらも2匹しか持ち合わせていなくてね。」
「よし、分かった。ダブルバトル・・だな・・?」
「私も戦う!」
「フローラ?おま・・」
「そこの女・・ただの旅のパーティでは無い様だな?」
「私はフローラ、父はタケジンよ!」
「ほう・・ニビシティのジムリーダーが父か・・
少しは歯ごたえがあって欲しいな?行け、サイホーン、ニドクイン」
ー図鑑情報ー
サイホーン・・トゲトゲポケモン
ひたすら真っ直ぐ突き進み壊しまくる。
走っている内に目的を忘れる程、脳みそが小さく頭が悪い。
何かを壊すとたまに思い出すらしい。
鋼鉄の塊にぶつかっても平気だが、1日経つとちょっと痛みを感じる。
ニドクイン・・ドリルポケモン
硬い鱗で覆われた体をぶつけて相手を弾き飛ばす攻撃が得意。
子供を守る時が一番強い。
「私も戦いたい!私も試したい!」
「分かった・・なら俺達のツインニドランの力、見せよう!」
「見てろよカラカラ!俺達の力を!」
「ニドラン・・」
「ニーラン・・」
二人で顔を見合わせ・・
「バトルスタンバイ!」
「ニドクインを見ても尚その一番進化前のニドラン雌を出すとは・・」
「愚か・・とでも言いたいのか?」
「いや・・さすが少年少女と言った所だな・・」
「作戦があるの・・ケンタ・・」ゴニョゴニョ
「良いぞ!その作戦。一矢報いる事が出来るかもしれない。
このバトル自体はもしかしたら・・」
「負ける・・なんて言葉言わせないからね?」
「そんな・・事・・」勘づかれたか?
「何か気負ってた自分がバカみたいだ。勝とう!」
「そう!その意気!」
「弱気になるケンタをあそこまで鼓舞させるなんて・・
どうりで相性最高で相思相愛な訳だ・・」
「さあ、始めよう・・」
「バトルスタート!ニーラン!乱れ引っ掻き!」
おもむろにフローラが仕掛ける・・
「対象はニドクインか・・二度蹴りで迎え撃て。」
「ニドラン、冷凍ビーム!撃て!」
「冷凍ビームだと?!」
「当たった!直撃よ!」
「話していたのはそんな事だったのか・・」
「何だと?」
「見るんだ!ケンタ、フローラ!」
シゲオが叫んで、俺達は気付いた・・
冷凍ビームを受けたのは・・
サイホーンだった・・
「ふぅ・・危ない危ない・・だが無様だな、一撃で倒れるとは・・戻れ」
「ニーラン!大丈夫?」
ニドクインの二度蹴りに打ち負けてしまったニーラン・・
「でも・・狙い通りだ・・フッ」俺は笑う
「馬鹿な・・ニドラン雌を陽動に使ったのでは?」
「いいや、俺とニドランは最初からサイホーンを狙っていた。
たまたまニドクインの近くにいて、ニドクインが流れ弾に当たって
右足が凍っているのは予想外だったけど。」
「作戦成功!やったねケンタ!」
「フローラ、ナイス指南!でもニーランを疲れさせちゃったね・・」
「大丈夫!あと一発ぐらいなら打てるよ、ニーラン?」
ニーランはゆっくり頷く。
「ニドラン、走れ!」
「今度はニドラン雌を真打扱いか・・そうはさせない。波乗りだ!」
「地面タイプのポケモンが水タイプの技を?」シゲオの解説①
「ニーラン!ジャンプ!」回避成功!
「ニドラン!ジャンプ!」出遅れて後ろ半身波乗り直撃
「ニドラン!?」
ニドランは体をブルブル振る。まだまだ大丈夫な様だ・・
「よし、発射の準備だ。もう一度走れ、走り回るんだ!」
「ニーラン、シャドークロー!」
「小癪な・・まだ腕がある!冷凍パンチ!」
シャドークローと冷凍パンチがぶつかる・・
凄い轟音だ・・ニーランのパワーにも内心驚いている。
「ニーラン・・ニーラン・・ニーラン!」
「ニーランが・・ニドラン!」
「クッ・・いつの間に後ろに?!」
「冷凍ビーム!」
「炎のパンチ!」
「倒れるのは・・どっちだ?」
バタ
「同時に・・倒れた・・」
「引き分けか・・」
「一先ず勝負は預ける、ヤマブキのゲートを全て開けよう。」
「どういう事だ?」
「引き分けてしまったからな、いくら手加減をしたとはいえ。
私の手持ちは本社にあるのでね、本社で待つ。」
「アジトは今すぐ放棄してあげよう。アジトは無くとも本社のみで
このカントー地方ぐらいは征服出来るからな、さらばだ。」
「とりあえず・・目的達成?」シゲオが駆けつけて来る、
「いや、まだだ。」
「どういう事?ニーランだって頑張って・・」
「でも、やっと引き分けで・・手加減した・・とも言ってたから、
まだまだ足りないんだ。強さが!」
「ケンタ、どうするんだよ?タマムシジム終わったんだろ?」
「うーん・・どうしよう?」悩む俺・・
「そうだ!クチバシティは?」
「フローラ、そっちへのゲートは閉まって・・」
「いや、あるぞ。その線!」
「どういう事だよケンタ?」
「アサシは去り際に「全てのゲートを開ける」と言っていた。
って事は・・」
「そうか!クチバシティへのゲートも開いている!」
「クチバジムへ挑戦できる!まだまだ強くなれる!」
「私も道中で頑張ろうかな!」
「俺も!シルフカンパニーの中もアサシだけじゃ無いだろうし。」
「カラカラも行くか?」
無言の頷き
「じゃあクチバへ・・」
「レッツゴー!」
自然な流れでクチバ行き決定!
小声で
{ケンタ、フローラってどうしてあんなに明るいんだよ?}
{元からなんだ。まぁ父さんには敬語だけどね。}
{敬語なんだ、想像出来ん・・}
{まぁ過去の事は詮索しない様にしてるんだ。
俺は詮索されまくりだけどね、特にお前からとか?}
{イッ・・それは・・}
{もう良いから行くぞ!遅れちまう。}
「ケンタ、何話してたの?」
「ん?カラカラの事とかだよ。」
「そっか!」
「とりあえずヤマブキのポケセンに行こう。」
かくしてアサシと引き分け、勝負はお預けとなり先にクチバに行く事を
決意したケンタ達。
クチバまでの道のりでフローラは強化できるのか?
「モッカ!」
「さあ、行くしかないっしょ!次の冒険に!」
シゲオは通れないの?どうして?
「何で僕だけ通れないんだよ?」
「ジムリーダーからのお達しです。」
次回ポケットモンスターDo!「フローラとシゲオ、それぞれの戦い」
みんなもポケモン、ゲットしかないでしょ!