ニャル子さんが箱庭に這いよるそうですよ? 作:one summer
ひゅうと心地よい風を真尋は全身で感じていた。
なぜなら・・・
「何で落ちてるんだよォォォォォ」
そう、真尋は今絶賛落下中である。
(これってニャル子たちのせいか?いや、そもそも何してたんだっけ?)
時は30分程前にさかのぼる・・・
**********************
その日はとても良い朝
ドタドタドタドタドタドタドタドタ
のはずだった。
「まっひろさぁーん、朝ですよ。さぁ今日も私と真尋さんの愛を体で確かめあいま、ちょっと真尋さんなんでフォークをかまえてるんですか、肉体言語なら違う意味で受け付けますからってストップしてください真尋さんジャストモーメンくわばらっ」
「朝っぱらからうるさいんだよお前は!」
朝から血圧が上がるのを感じる真尋であった
「・・・少年おはよう。今日もいい太陽、SANの恵みが受けられる」
「不吉なこと言うなお前は」
「シャンタッ君ここがいいの?」
「みっみーん」
朝上がった血圧が下がるような光景に思わず頬を緩めてしまう真尋
「真尋さん頬を緩ませてどうしたのですか?まさか私のことを考えて「それはない」最後まで言わせてくださいよ…」
「みんなご飯出来たわよ~」
「・・・少年の家のご飯はとても美味しい」
「ここにいることを感謝しなさいよクー子」
「お前の家でもないんだけどな」
「私は真尋さんのお嫁さんだからいいんですよ」
「ま、まひろくんは僕と合体するんだよ!」
「しねぇよ」
そんなこんなだが、これが1カ月かけててに入れた真尋の日常である
「母さん、新聞取ってくるね」
そう言い、外に出たら手紙がふってきた
「何だこれ?まぁどーせニャル子関係か」
1カ月でへんな耐性がついてしまったようだ
「真尋さーん、どうしたんですか?」
「あぁ、今いくよ」
と言いつつ手紙を開けようとする
「ややっ、まさかラヴレターですか?」
「違うだろ」
と言いつつ開ける
その瞬間真尋はいなくなってしまった
「ま、真尋さん?どこにいるんですか。困らせようとしてもニャル子には効きませんよ」
気が動転して変なことをくちばしってしまうニャル子
急いで家に戻り、このことを伝えようとする
「た、大変なのですよヨ」
「・・・ニャル子落ち着いて、口調がイス香になってる」
「ニャル子ちゃんどうしたの?」
「ま、真尋さんが消えたんですよっ!」
「「えぇーーーーーなんだってぇーーーーー」」
「今回はマジですよっ」
「どっどうするの?」
「・・・落ち着いて、少年はニャル子の黒い結晶体を持っている」
「ならだいじょうぶだね!」
「・・・少年はどうやって消えたの?」
「ラヴクラフトレターもとい手紙を開けたら、ええっと手紙の内容は………」
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能を試すことを望むのならば、
己の家族を、友人を、財産を、世界のすべてを捨て、
我らの”箱庭”に来られたし』
**********************
(そうだ、確かあの変な手紙を開けたらこうなったんだっけ)
「はぁ」
と真尋はため息をつく
(また、厄介なことに巻き込まれるんだろうな)
と諦めながら落下していった
なんで真尋がいなくなった後のことも書かれているのか?と思う人もいるでしょうが、
スルーでお願いします!