ニャル子さんが箱庭に這いよるそうですよ?   作:one summer

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第2話

(あれ、そういえばのんきに回想してたけど、たしか今・・・)

 

「落ちてるんだったぁぁぁぁ」

 

「わっ」

 

「きゃっ!」

 

ドボン

 

(僕死んだのかな?あれ?意識がある?)

 

「ご、げほっげほ、はぁ、死んでなかった。」

 

(ん、向こうに3人いるぞ)

 

「し、信じられないわ!まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、空に放り出すなんて!」

 

「右に同じだクソッタレ。ん、この場合上になるのか?」

 

「何を言っているのかしら?」

「いや、何でもない」

 

「此処・・・・・・・・どこだろう?」

 

「さあな?まあ、世界の果てっぽいのが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえか?」

 

「君達にも変な手紙がきたの?」

 

「そうだけど、私は久遠飛鳥よ。覚えといて。それで、そこの猫を抱きかかえているあなたは?」

 

「・・・春日部耀。以下同文」

 

「そう、よろしく春日部さん。次に野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

 

「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」

 

「そう、取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」

 

「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけお嬢様」

 

「それでさっきから空気になってる、溺れかけていたそこの貴方は?」

 

「八坂真尋だ。よろしくってなんでさっき助けてくれなかったんだ?」

 

「めんどくさかったからよ」

 

 (酷いな)

 

そんな彼らを物陰から見ていた黒ウサギは思う。

 

(うわぁ・・・なんか問題児ばっか見たいですね、1人のぞいて)

 

「で、呼び出されたはいいけど何で誰もいねえんだよ。」

 

「僕達に言うな」

 

「何の説明もないままでは動きようがないもの」

 

「・・・この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」

 

「春日部さんが言うなよ」

 

(貴方もです!)

 

「仕方がねえな。こうなったら、そこに隠れている奴にでも話を聞くか?」

 

「なんだ、貴方もきづいていたの?」

 

「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?」

 

「友達いたのか」

 

「おい、八坂。失礼だろそれは。んで、お前らも気づいていたんだろ?」

 

「風上に立たれたら嫌でもわかる」

 

「あんなに見られてたらね」

 

「へえ?面白いな春日部」

 

「んで、何なんだ?お前」

 

「や、やだなあ御四人様。そんな狼みたいな「うるせえ」・・・あっ、はい」

 

(可哀想に)

 

「えい」

 

「フギャ!」

 

「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとは、どういう了見ですか!?」

 

「好奇心のなせる業」

 

「自由にも程があります!」

 

「へえ?このウサ耳って本物なのか?」

 

「・・・・・・。じゃあ私も」

 

「ま、真尋さん」

 

(助けてあげたいけど・・・僕じゃとめられないししかたないか)

 

「真尋さんなんでそんなにいい笑顔を!?」

 

「Good luck」

 

「なんで今その言葉をって、ちょ、ちょっと待っ―――」

 

(黒ウサギさん。安らかに……)




全然進まない…
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