影が薄くてもダンジョンを攻略する。のは間違っているだろうか?   作:ガイドライン

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どうも。
当作者の小説三本立て!!!
というか、本当にお久しぶりです。
すみませんね更新遅れまして……

そしてハジメはまだ出てきません(笑)

次のアニメが始まる前にはこの章を終わらせたいですねー
………出来るかな(笑)では、どうぞ。





影が薄いためにあれやこれやの出来事に関わらない。

「……な、なんなの…何なのよ…一体……ッ!!!??」

 

ボロボロの身体にムチを打ち遠くへ逃げようと移動するイシュタル。さっきからずっとどうして!どうして!と疑問の嵐で頭の中がいっぱいになっており、自分がいま何処を歩いているのかさえ分っていない。

 

簡単に墜ちるはずだった。

フレイヤの負け顔を見るつもりだけだった。

美の神は私一人で十分だと思い知らせるつもりだった。

なのに、ただ、それだけなのに……

 

あの男に少し手を出しただけで歓楽街は崩壊寸前。

恐らく自分の子供達も多くが倒されただろう。

そしてどういうわけか自分のこんなにボロボロになっている。

 

後悔してもしきれない……

とにかくいまはここから逃げようと動いているが

 

「………なんや、お前……それ……」

「!!?イシュタル!!どうしたんだいそれはッ!!」

 

ここにきて見つかりたくない者に出会ってしまった。

ロキにヘスティア、そしてその後ろにはフレイヤ。

そしてロキファミリアのフィンとフレイヤファミリアのオッタル。

 

「随分と、やられたようねイシュタル」

「フレイヤ……ッ!!!」

 

恨みを、憎しみを、怒りを込めたような表情でフレイヤを睨むイシュタル。()()()()()()()()

そうイシュタルがフレイヤを毛嫌いしていたことは誰もが知っていた。だから誰もがそんな反応をすると思っていたのだ。

しかしイシュタルの表情は驚きはあるが、それ以上変わることがなかった。その怪我と何かあるのかと思いフレイヤは

 

「でもその様子だとあと一撃かしら?天に帰るのは」

「…………んなの………」

 

しかしフレイヤの嫌味にも聞こえる言葉を無視してボソボソと何かを言い出したイシュタル。誰の耳にも届かないその声は恐怖という感情により爆発し

 

「何なのよアレはッッ!!!!!!

あんなのがこの外界に存在していいわけがないわッ!!!!!」

 

突然の激怒。それもそれはフレイヤに向けられたものではない。きっとそれはイシュタルにその怪我を負わせた相手。

 

「ちょっ、ちょっと落ち着けや………」

「あの男を狙ったのが悪かったのよ……じゃないと、あんな化け物がこんな………」

 

「化け物……ちょっい待ち!イシュタル!!そいつはッ!!!!」

 

「……ここにいたら殺される……壊されるわ……いや、いやあああああああああああぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!」

 

突然発狂し何かから逃げるようにフレイヤ達から離れていくイシュタル。しかしその先、壊れた建物の瓦礫が頭上から………

 

「イシュタルッッ!!!!!」

「……もう、いや………」

 

確かにヘスティアの声は届いた。しかしもうこれ以上耐えられないと避ける行動を起こさずにそのまま落ちてきた瓦礫に飲まれてしまい、そしてその後にその瓦礫から眩い光が天へと登った。

 

「………ヘスティア、こいつはヤバいで……」

「みたいだね……すぐにベル君達と合流して撤退だ!!」

 

イシュタルの天界へ送られたという事実を前にしても、ロキとヘスティアの思考はすぐに切り替わった。

そうしないといけない。判断を間違えると()()の可能性のある……

 

…………………………

 

「……あの、光は………」

「………はぁ…もうやめ。やめ……」

 

攻防につぐ攻防。

必死にしがみついたが決め手にならずにどうしようかと悩んでいた。フィンやガレス達から訓練されていたお陰で未だに立ってはいられるが……

 

アイシャはあの光を見たあと武器を捨てた。

その行動に警戒するベルはまだ緊張を解かない。

 

「どういうこと、ですか…」

「あれは、イシュタル様よ。繫がりが、切られたわ」

 

「分かるんですか?」

「神が天界へ戻ると同時にステータスが封印される。

このままやってもメリットがないわ」

 

つまりは………

 

「ベル様ああああぁぁぁぁッッ!!!!!」

 

飛び抱きついてきた春姫を上手くキャッチするベル。

涙を流しながら一生懸命に感謝の言葉を告げる。

それを見ていたアイシャは

 

「春姫。何処へでもいきな」

「アイシャさん……」

 

()()·()()()()()。春姫を泣かしたら私がアンタを殺すからね」

 

「はいッッ!!!!!!!」

 

…………………………

 

あらかたの戦闘は終わった。

イシュタルファミリアの負けとして。

しかし、そんなことは関係ないと未だに続く戦闘があった。

……………いや、ほぼ終わりを見せていた。

 

「……はぁ、はぁ、…………くっ!!」

 

見たことのない攻撃。魔法だったらどれだけ良かったか…

フードの者の周りには()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

(あれは、間違いなく……ハジメと同じ力……)

 

フードの者が指先でリューの方へ向けると浮いていた物が一斉に襲いかかる。ビンや石、鉄くずやブロック、人や生き物、テーブルから建物まで………

 

フードの者がリューを追い詰めている時に無作為に吹き飛ばした物が全て宙で止まっているのだ。さっきまで上級冒険者と並ぶ力を持つリューをまるで稽古をしているかのように実力を隠したまま襲いかかっていたフードの者。普通に戦闘するだけでも追い込まれていたのに、ハジメと同じ力を持っているとなると………

 

(不用意に魔法が、使えない…ッッッッ!!!!)

 

魔法を使えばきっとそれも止められ、そして利用される。

同じ力を持つ者ならきっとそうするに違いないと。

だがそれでも、力の差は歴然であった。

 

「いつまでも避けれるとでも思っているの」

 

かわせるものはかわし、捌けるものは叩き落とし、なんとか最小限で飛んでくるものを避けていたが、最後の大きな壁を切り落とした先に炎が目の目の前に迫っていたのだ。

 

(やはり!保存していた魔法ッッ!!!!!!)

 

ハジメもリヴェリアの魔法を保存していたことを知っている。だからもしかしてとは思っていたが、目の前にきた魔法を避けるほどの時間はなかった。

 

とっさに杖を前に出して防御を図るが、そんなものは些細なもの。あっという間に炎に飲み込まれそのまま後方へ吹き飛ばされた。

 

「グッ!!!」

 

壁に激突し意識が飛びそうになるのを唇を噛み意識を保つ。

そうしないと次の攻撃がよけれそうになかったからだ。

目の前には全方位からの薄い物体が回転しながら飛んできている。

 

これもハジメが使っていたトランプに回転力を加えて一時停止させて、それをさらにまた回転させた後に一時停止停止を解除することによってのハイスピード。鉄も切り裂く兇器の完成である。

 

めり込んでいる壁を壊し、その壁の一部を投げつけた。

しかしそれはすべて切り裂かれてしまったが、その分回転力が落ちたことにより、リューの力でも叩き落とせる事ができた。

 

しかし、それをただフードの者が見てるわけがない。

 

「そこ、アウト」

「しまっ!!」

 

これも知っていた。

なんでもない箱のような物の中に凝縮された魔法が閉じ込められていることを。そして指をパチンッと鳴らすと一時停止が解除されて………

 

「ぐあああああぁぁッッ!!!!」

 

まともに魔法を喰らったリューの身体は宙を舞い受け身を取れずに木箱へと落下した。

フードの者ははぁーとため息を付きながらリューの方へと歩きながら

 

「ダメね。まるでダメ。あの子の使う物をやっただけよ。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()やはり貴女じゃあの子の隣に置かせることなんてありえないわ」

 

ふふふ。不敵に笑うフードの者に違和感を感じたリューは

 

「どうして、どうしてそこまでして…」

 

「なに。あの子に執着するのかとか言いたいの??

言わせれば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()これは私とあの子の問題」

 

「ならば!!どうしてまた一人にさせようとする!!!!!」

 

そう。そこが分からないのだ。

どうみてもこのフードの者はハジメに執着している。

しているのにどういう訳かハジメを孤独にさせようとしている。

それが分からないのだ。大切に思うならそんな……

 

「するに決まってるじゃない。()()()()()()()()()()()()()

 

「な、なにを……言っている…………」

 

「知らないの??強く気高いある動物は自分の子供を崖へと落とすのよ。それはこれから先の未来を生き抜くために。つまりはそういうこと。この先の未来を絶対に生き残るためにどんな犠牲を払っても強くなってもらうのよ

 

うっとりと、まるでそれが幸せのような表情で語る。

表情は見えない。見えないのにその声が、動作がそのように見せてくるコイツは

 

明らかに、狂っている!!

 

だから悲鳴を上げている身体を無理矢理言うことをきかせて立ち上がりフードの者に向かって

 

「よく分かりました。貴女はハジメに近づけてはダメだと。

ハジメの隣に立つのは私だ。

 

「言ってくれるじゃない。貴女を消してハジメを私の元へ戻すわ






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