青き龍とその姫   作:Zenon

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初投稿の第一話です。
今回は少しのほほんとした感じになっております


アインクラッド編
1話 リンクスタート


俺は一人で自室のデスクの上にあるパソコンを眺めていた。その画面には最新のVRMMOであるSAO(ソードアート・オンライン)についてのニュースが流れている。

 

ふと、時計を見るともうすぐでSAO正式サービスの時刻まで二分をきっていた。

 

俺は腰掛けている椅子から降りログインする体制になった。心の奥底から溢れ出る喜びを俺は隠しきれず思わず笑みをこぼした。

 

そして運命の時刻が来た

 

「リンクスタート!!」

 

 

目を開けるとそこは自分の自室ではなく見たことのある街並みだった

 

「やっと帰ってこれたなこの世界に」

 

ひとまず色々買い揃える必要があると思い俺はNPCの店に向かうため走りだした、その時だった

 

「ゼノンにぃ〜~」

 

(待てよ…この声って……)

 

俺が振り向くとそこには少し幼い感じの少女が立っていた。

 

「美…じゃなくて、こっちの名前はミルか、てか、ゼノンにぃはやめろ」

 

「はーい、じゃあ……お兄ちゃん!」

 

(なんでそうなるんだよ!!)

 

とも思ったが面倒くさいので指摘しないことにした。

 

ミル(現実名美咲)は。俺の実の妹の幼なじみだ。昔から俺になついていて知らぬ間にお兄ちゃんのように接しられてる。俺も嫌ではないのでそれを許し、俺も妹のように接している

 

「それにしてもよく見つけたな」

 

「だって、前にお兄ちゃんのβテスト時の名前聞いてたし、あとはなんとなくの雰囲気」

 

「そういえばそうだったな、とりあえずこのあとはどうする?」

 

「私、お兄ちゃんに狩りを教えてもらいたい!」

 

「りょーかい、任せろ」

 

「うん」

 

俺とミルは狩りのために町の外に向けて歩き出した。

 

少し歩いたところで路地裏的な場所で見覚えのあるやつが見知らぬおっさんとしゃべっているのを見つけた

 

「おい、キリト!何してんだそんなところで」

 

俺が声をかけた相手はこっちに気づくと

 

「なんだ、ゼノンじゃないか!久しぶりだな」

 

「あぁ、βテスト以来だな、そんでなんでそのおっさんと喋ってんだ?」

 

「おいおい、初対面の人に向かっておっさんは無いだろ!」

 

突然キリトと話してたおっさんが文句を言ってきた

 

「あぁ、この人はクライン、初心者だからレクチャーして欲しいってたのまれてたんだよ」

 

「なるほどな、さっきはおっさん呼ばわりして悪かったな、よろしくなクライン。俺はゼノンだ」

 

「いいよ、気にしてねーよ。ところでそちらのお嬢さんは?」

 

クラインは俺の後ろに隠れたミルを指さした

 

「あぁ、こいつはミル、俺の友だ……いって!!」

 

俺の友達って言おうとした瞬間ミルに背中を引っ叩かれた。ミルはじーっと俺を睨んでる

 

目の前にいるキリトとクラインは不思議そうな顔している

 

「こいつは俺の妹なんだ」

 

俺が言い直すとミルはニッコリと笑みを見せた

 

(なんなんだよマジで……)

 

「じゃあ、前に話してた妹ってのがその子なのか?」

 

「いや、俺には二人妹がいるんだβテストの時に話したのはこいつじゃなくてもう一人の方」

 

キリトにはβテスト中のクエストで何度か一緒になってたので俺のリアルの話もいろいろしてた。なので俺に妹がいることも知っている。あと、キリトにも妹がいるらしい

 

「なぁ、キリト達もこの近くの狩場に行くんだろ?なら一緒に行こうぜ」

 

俺がキリトに聞くと

 

「そうだな、ゼノンが居たほうが教えやすいかもしれないからな。クライン、それでもいいか?」

 

「全然構わねーよ。むしろ教えてくれる奴が増えるなら大歓迎だぜ!」

 

というわけで俺、ミル、キリト、クラインの四人で外の狩場に向かった。

 

ひとまず、俺はミルにキリトはクラインにレクチャーすることになった。

 

クラインはキリトの丁寧なレクチャーのおかげでなんとかソードスキルを使えるようになった。

 

それとは裏腹に、ミルは俺が結構適当に教えたのだが、ソードスキルを自由自在に繰り出せるようになっており、正直キリトも俺もほんとに初心者か!?って思うほどだった。

 

しばらく狩りをして空が夕焼けに染まりだした。SAOの世界と現実の世界の時間はリンクしている。つまり、現実でも夕方というわけだ。

 

このあとも続けるかという話になった時クラインが

 

「そうしたいのはやまやまなんだが、一旦落ちるわ。晩飯にピザを予約してあるんだ。あと十分後の五時半にな」

 

と言ったため一時解散となった。俺とミルも落ちるためにメニューウインドを出そうとした時、クラインが妙なことを言い出した。

 

「ログアウトボタンがねぇ……」

 

その言葉に俺とキリトは顔を見合わせた

 

「ボタンがないって……そんなわけないだろ」

 

俺とキリトは呆れながらもメニューウインドを開きログアウトボタンを押そうとした、しかしログイン直後とβテスト時にはちゃんとあったログアウトボタンが無かった。

 

「嘘だろ……ほんとにねぇじゃねぇか」

 

俺はそう言ってクラインの方を見ると

 

「ねぇだろ?」

 

「「うん」」

 

俺とキリトは揃って頷く

 

「ねぇ、お兄ちゃん、どうするの?」

 

ミルが不安そうに俺の服の裾を掴みながら言う

 

「ま、今日は正式サービス初日だかんな、こんなバクもでるだろ。まぁ、今頃運営は半泣きだろうな」

 

のんびりとした口調でそういうクラインだが、キリトにピザのことを言われて真っ青になった

 

「なぁ、キリト、ゼノン他にログアウトする方法ないのかよ」

 

「「他にログアウトする方法……」」

 

俺はキリトと同時に考える、しかしその方法はメニューウインドを操作する以外俺は知らない。俺は首を横に降ったあと、キリトなら分かるかもとキリトを見るがキリトも同様首を横に降った。

 

俺達は仕方なく運営がどうにかするのを待つことにした。

 

このあとこのゲームが豹変することをこの時の俺達は知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




原作とほぼ同じように進ませました。
最初のキリトにしては少し性格が違う感じがしますが
ゼノンには心を開いてるという感じです
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