ーーーピピピッーーー
俺は目覚ましの音で目を覚ます、時計を見ると朝の5時半だった、ベッドから降りるとそのままパソコンにむかった。パソコンを起動すると1件のメールがとどいていた。差出人は兄だった
「瀬乃、ちゃんと教えたメニューこなしてるみたいだな、このまま続ければいい感じに体力付くと思うぞ」
俺はSAOからもどってきてから兄から送られてきたメニューをこなしてリハビリをしている。
「そっちは研究のほうどうなんだ?結構忙しいみたいだけど根詰め過ぎんなよ」
俺は兄にメールを送るとパソコンから離れ外に出るため玄関にむかった。藍那はまだ寝ているようなので家の中は静まり返っていた、ちなみに両親は幼い頃に他界しているためいまは藍那と二人で暮らしている。外に出ようとドアノブに手をかけた時
???「わっ!!」
瀬乃「どわっ!!」
後ろから驚かされ思わず転んでしまった、振り向くとしてやったりという顔をした藍那が立っていた
瀬乃「ったく何のつもりだ……」
藍那「最近朝出かけるの知ってたから脅かしたくなっちゃって……」
(๑>•̀๑)テヘペロてきな表情を浮かべこちらを見てくる藍那に少々イラッとしたため、立ち上がり藍那の頭をつかむ、キョトンとした表情の藍那を他所に思いっきり頭を握りしめた、
藍那「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!めり込んでるからぁ!!」
瀬乃「何でこんなことするかなぁ?? 」
痛がっているが弱める気は無い
藍那「ごめんなさい!!申しません!!だから離してお兄ちゃん~ 」
藍那が泣きそうになった所で手を離してやった
瀬乃「ったく、そんじゃ軽くランニングして来るわ」
藍那「うぅ……はぁーい…」
俺は家をあとにすると軽く数kmランニングした、最初の頃は歩くのも不自由だったがよくここまで回復したもんだな……
ランニングを終え家に戻ると玄関のところに美咲が立ってた。俺に気付くと近づいてきた
美咲「お疲れ様、お兄ちゃん」
そう言ってスポーツドリンクを渡してくれた
瀬乃「お、サンキューな。ところでどうしたんだ急に」
美咲「藍那にお兄ちゃんが毎朝トレーニングしてるった聞いたから差し入れしに来たのが第1の理由」
この言いぶりからすると別にも何かありそうだ
瀬乃「んで?ほかの理由は?」
美咲「お兄ちゃんに渡したいものあるからうちに来てほしいけど今からでもいい?」
瀬乃「わかった」
俺は美咲の家まで向かった。美咲到着するとそそくさと家の奥まで行ってしまったので玄関のところで待っていると美咲は大きな袋を持ってきた
美咲「はい、これお兄ちゃんへのプレゼント」
そう言われて渡された袋を開けると、
瀬乃「えっ……これって……」
出てきたのは俺のSAO内での相棒だったあの大剣によく似せてある木剣だった
瀬乃「美咲これどうしたんだ??」
美咲「おじいちゃんに作ってもらった、筋トレに使えるだろうし……正直あの世界にもう行けなくて物足りないんじゃないかって……その多少の気晴らしになればってね」
美咲の言ってることは間違いじゃない、確かに今でもあの世界を求めている自分がいる。ミルやキリトとアスナエギルやクラインなどあの世界で出会ったヤツらを思い浮かべていた……
瀬乃「あぁ、ありがとうな、こいつに現実世界で会えるなんて思わなかったよ、有難く使わせてもらうぜ」
美咲「うん!じゃあまたALOで!」
俺は美咲に別れを告げると俺は急ぎ足で家に戻った、藍那と簡単な飯を済ませ各自ALOにダイブした。
ログインするとスフィーからメッセージが来てた
スフィー「ミルと買い物してから行く」
俺は時間つぶしのために街を散策したり、ちょっとしたアイテムを買って時間を潰していた、ある程度経ったので集合場所に戻ったが二人ともまだ来てない様子だった。仕方ないからしばらくそこで待ってることにした。
少々時間が経ちそろそろメッセージでも送るかと思った時背後に嫌な気配を感じた。慌てて後ろをむくと鎌が振り下ろされてきた、圏内だからダメージはないが思わず大剣で防いだ…………と、よく見ると犯人はニッコリと笑顔を向けてきてるミルだった
ゼノン「おい、なんのつもりだ?」
ミル「んー、ドッキリ?」
さすがにイラッときたのでミルを近くに来させる
ミルはキョトンとしてるが思いっきり頭をつかみ握りしめた
ミル「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!め、めり込んでるからァぁぁぁー」
ゼノン「なんで揃いも揃ってこーゆー事するかなぁ??(怒)」
ミル「ご、ごめんなさいぃぃ!!も、もうしないから離してぇぇぇ」
俺が手を離すとちょっと涙目になっていた
スフィーは朝のことを思い出したかのようにポリポリと頬をかいていた
ゼノン「とりあえずさっさと行こうぜ」
俺が待ちきれない感をかもし出してると
スフィー「まって、アイテム分けるから」
そう言っていくつかのアイテムを分けてもらった
スフィー「ちなみに今回のクエスト本当は初心者がやるようなクエストじゃないんだからね、お兄ちゃんたち強いけど結構大変だよ」
ぶっちゃけステータス的には全然初心者のレベル超えちゃってるんだよなぁ……とか思いつつそこは黙っておくことにした
ゼノン「分かってるよ、強い武器手に入れるための代償って思えばいいって」
ミル「そうそう!SAOの時のお兄ちゃんの武器の素材もむっちゃ強かったんだし」
スフィー(このふたり怖い……)
などとおもったスフィーだったがこのふたりなら仕方ないと呆れ出発することにした
道中のモンスターも普通のよりかは手強く苦戦をするかと思いきやミルとゼノンのいきのあった連携の前にあっさりとちってしまった。スフィーの考えていた時間よりも30分以上も早く目的の洞窟に着いてしまった
スフィー「お兄ちゃんたちどんだけ強いの……普通ここ来るまでにもっとかかるのに」
ゼノン「まぁSAOでさんざん暴れてたしな、だいぶこのスタイルにも慣れた」
ミル「でも、スフィーがいるから安心して戦える、ALOの戦闘むっちゃ慣れてるしすごい頼れる」
ミルに素直に褒められてスフィーはニヤけるのを抑えれなかった
ゼノン「とりあえずこっからが本番だ!気閉めてくぞ!」
ミル&スフィー「リョーかいっ( ̄^ ̄)ゞ」
洞窟に入ると何やら不気味な空気が立ち込めていた……ボス部屋までは階段で繋がってるようで特に道中にモンスターはいなさそうだった
スフィー「なんかおばけでも出そう……」
ミル「スフィー怖いの??」
スフィー「べ、別に平気だもん!」
明らかに強がってるのがわかった
ゼノン「スフィー後ろになんかいるぞ?」
スフィー「え……」
スフィーが恐る恐る後ろを見た瞬間
ーーパン!ーーー
と大きな音が鳴った
スフィー「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
スフィーは大絶叫した
ゼノン「ぷっ……ははははっ!!驚きすぎだっての」
スフィー「もー!!!お兄ちゃんの意地悪!!」
ミル「今のはさすがにひどいって……」
さすがにミルにも呆れられた、まぁ緊張感がほぐれて結果オーライってとこかなと思った訳だが、スフィーはしばらくご機嫌ななめだった。そんなことをしているうちに大きな扉の前に来た
スフィー「この奥だよ……多分むっちゃ強いから二人とも気をつけてね」
ゼノン「まぁ、なるようになるだろ」
ミル「絶対勝ちたい!勝とう!」
スフィー「二人ともポジティブだなぁ……」
扉を開けると真っ暗な空間が広がっていた、それはどことなくSAOの第74層のボス部屋を思い浮かべた
しばらく歩くと
???「グルルルル」
不気味な唸り声がしたと思った時、猛烈な風邪が吹き付けた
3人「うっ……」
それはその場に留まることの出来ないほどの強風で俺達は飛ばされてしまった
目を開けると草原のようなフィールドに場所が変わっていた
ゼノン「強制いどう……?」
???「ぐぉぉぉぉぉおおおお!!」
雄叫びに気づきそっちを見ると赤と黒のあわさった龍が羽を広げていたそのモンスターのゲージの上には『Fefnir』と書かれていた
ゼノン「ファフニール……」
スフィー「嘘!?ファフニール!?」
スフィーは驚きの声を上げた
ミル「スフィーどうしたの?」
スフィー「ファフニール。ALOの中にいるモンスターの中でトップクラスと言われるモンスターのうちの一体……」
ゼノン「へぇ……トップクラス……ね、やりがいがあるじゃねぇか、スフィーは俺とミルの支援を頼む、ミル2人で叩くぞ!グリームアイズのときと同じ要領だ」
ミル&スフィー「うん!!」
こうしてファフニールとの戦いが始まった。
さて、いよいよファフニールとの戦いになります、この強敵にどう立ち向かうのか……お楽しみに