青き龍とその姫   作:Zenon

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さてさて、実はついこないだSAOの映画を計二回見てきました。その影響でSAOブーム到来しているため、更新頻度が近くなっております。、


龍の牙

「お兄ちゃん、行ってくるねー!」

 

ミルは元気な声で出かけて行った

 

「アスナに迷惑かけるなよー!」

 

「わかってるよー!」

 

今日はアスナに狩りに誘われたらしくすごい楽しみにしてたためすごく嬉しそうだった

 

「さてと……」

 

俺はそう言ってメニューウィンドウからスキルを開く

つい最近、ある項目が追加されていた名前は『暗黒剣』

両手剣スキルみたいだがβの時はなかった……

 

そして俺はキリトにメッセージを飛ばす

 

『今なら少し会えないか?聞きたいことがあるんだが』

 

しばらくするとキリトから返信が来た

 

『今日は暇だから大丈夫だぞ』

 

俺は早速キリトの元へ向かった

 

「よぉ、どうしたんだ用って……あれ、ミルは?」

 

「あいつはアスナと出かけてるよ、ここじゃ話せないし中行こうぜ」

 

俺達はキリトの部屋に向かった

 

「で?どうしたんだ?」

 

「あぁ、これなんだ」

 

俺はメニューウィンドウを開いて暗黒剣の部分を見せる

 

「これは…………」

 

キリトはなにか知ってるような素振りを見せた

 

「なんか知ってんのか?」

 

「…………まぁ、ゼノンなら話してもいいか、それはユニークスキルと言って、ある条件を満たしたプレイヤーにのみ与えられる、実は俺も持っててな、二刀流というやつなんだ」

 

「へぇ、使ってみた感じ面白いスキルだったけどな、防御を捨て攻撃のみに専念する代わりに攻撃力が格段に上がるんだ」

 

「なるほど……ヒースクリフのスキルの真逆ってとこか」

 

ひとまず、何かわかったから安心はした。

 

 

 

ーーーーーー

 

カランコロン~

 

「いらっしゃいませ、リズベット武具店へようこそ……ってアスナかw」

 

「こんにちわリズ、ほら、ミルちゃんも隠れてないで出てきて」

 

「こ、こんにちわ……」

 

やっぱ初対面は苦手…………

 

「その子は?」

 

「ミルちゃんって言って今日は武器の注文に連れてきたの」

 

「なるほど、それで注文って?」

 

「ふぅ……えっと、両手剣で頑丈で重めのやつを作ってほしいの、」

 

私は緊張しながらもちゃんと言えた

 

「その、具体的な数値とかあると助かるんだけど」

 

「えっと、グレイスタイラントってわかりますか?」

 

私はお兄ちゃんが使っている武器の名前を教えた

 

「それって……、最近発見された洞窟のモンスタードロップのやつじゃない!ステータスも高くて有名な剣……」

 

「ミルちゃんはもうすぐお兄ちゃんが誕生日だからそのプレゼントで今よりも強くて頑丈な剣をプレゼントしたいんだって」

 

アスナさんが私の目的を話してくれた。けど、恥ずかしい……

 

「なるほどね……1個それに見合ったインゴットが手に入るクエスト情報入ってきてるけど、結構ボスが強いらしいのよ…………そんなかわいい子を連れて行くのは」

 

 

「大丈夫、私強いもん!」

 

私はドヤ顔で言う

 

「リズ、実はこの子最前線で戦ってる子なのよ、だから難易度も気にしなくていいと思うよ」

 

 

「分かった、場所はちょうど今の最前線にある洞窟の最深部にいるボスを倒すというクエストで、その報酬に上がっているインゴットで作れるみたいだから、それを持ってきてくれれば最高のものを作ってあげる」

 

「ありがとう!!アスナさん!早く行こ!」

 

私は剣をプレゼントできるとわかって嬉しかった、まだ、手にいれてはないけど早く手にいれて明日プレゼントしなきゃ!

 

装備を揃え私とアスナさんは例の洞窟へ向かった。その洞窟は不気味な感じを醸し出していた。

 

「どんなのが出るかな??」

 

「さぁ?けど、ちゃんと勝たないとね、ミルちゃん頑張ろ!」

 

アスナもいきいきしてる

 

「お化けでそうだねww」

 

私はお化けとか見てみたいと思ってるからそう言った。すると……

 

「ヒッ……や、やめてよ……」

 

アスナさんは悲鳴に似た声を上げた

 

「アスナさん……お化け、ダメなの??」

 

「そ、そんなことない……! さ、さぁ、早く行こう!」

 

うまく誤魔化されたけど、意外な弱点見つけれておもしろいと少しにやけた。

 

洞窟内を進んでいるとモンスターが出てきたが狼みたいなのとかコウモリみたいなのばっかでお化け系は出なかった。

 

「ミルちゃん!スイッチ!」

 

「はぁぁぁ、やぁ!」

 

アスナさんが細剣で敵の攻撃を弾き私が大鎌で敵を狩るというスタイルでどんどん進んでいった。

 

閃光、龍姫の二人は息ぴったりで二人の戦姫は無双して駆け抜けていく

 

「そういえばミルちゃんとゼノンさんってほんとに仲いい兄妹だよね、リアルでもこんなに仲いいの?」

 

「うん。でも、ホントは兄妹じゃないんだけどねw」

 

「え…………」

 

私の言葉にアスナさんはすごく驚いている。

 

「私はお兄ちゃん……ゼノンの本当の妹の友達で、ホントは幼なじみなんだ。けど、昔から妹のように接してくれてたからここではほんとの兄妹みたいにしてくれてるんだ」

 

私はアスナさんにホントのことを教えた

 

「そう……だったんだ…………」

 

「うん。最近はね、妹じゃなくて彼女になりたいなぁとか考えてて、その切り出しに今度プレゼントしようかなって」

 

「いいと思う!うん!応援するよ!私なんて、まだ一方通行だし…………」

 

アスナさんの好きな人、絶対キリトさんだよなぁ

 

「じゃあ、お互いに頑張らないとね~アスナさんは早くキリトさんに思い伝えれるようにね」

 

「え……な、なんで???」

 

アスナさん、すごい動揺してる

 

「だってそれ以外無いじゃん」

 

「も~……」

 

話をしながら歩いているといつの間にか最深部らしきところについていた

 

 

「ここが、最深部なんだよね…………何が出るんだろ」

 

「お、お化け系でありませんように…………」

 

不意に上から何かか降ってきた。それは石の塊のようだったが中心が光ったと思うと巨大な龍に変化した

 

「で、でかい…………」

 

「これ、二人で倒せってクエストのボスにしてはデカすぎでしょ…………」

 

龍は吠えたと思うと突っ込んできた

 

私達はひらりとかわすが、龍には隙がなく、接近できない。

 

「ミルちゃん!一旦距離とって様子を見ましょ」

 

「はい!」

 

私達は龍から少し距離をとったすると、龍が羽を開いた

飛ぶかと思ったが違って、羽から多くの棘を飛ばしてきた

 

「チっ……アスナさん、私の後ろに!」

 

私は大鎌を構えると回転させその棘を弾いた。

 

「こりゃ、接近戦するしかないか…………」

 

「アスナさん、私が突っ込みます。相手の攻撃を弾いて隙を作るのですかさずスイッチしてください。アスナさんのスピードならなんとか」

 

「分かったわ。けど、無理はしすぎないようにね」

 

私は大鎌を後ろ手に構えると一気に突っ込んだ

 

龍は明らかに私しか見てない、わたしは龍の攻撃をかわしつつ腕を思いっきり弾いた。

 

「アスナさん!」

 

「やぁぁぁぁー!」

 

アスナさんのソードスキルが炸裂する。

 

すると……また羽を広げた

 

「させない…………!」

私は地を蹴り羽を切り落とした

龍は悲鳴を上げると地面に落下した

 

「ミルちゃん!チャンス!」

 

わたしとアスナさんは一気に畳み掛け、龍のHPをゼロにした。龍はポリゴン片となって散った

 

私は疲れて座りこんだ

 

「ふぅ……疲れた…………」

 

「お疲れ様、ミルちゃん」

 

「アスナさんも!」

 

ーーパンーー

 

私達はハイタッチした。

 

私のストレージにはリズさんが言っていたインゴットが入っていた

 

「あ、ボスドロップしてる」

 

横でアスナさんがそういった。アスナさんはウィンドウを開くと私が使ってるのと同等のサイズの鎌を取り出した

 

「私がドロップしたけど、使えないし……これをミルちゃんにあげるね」

 

アスナさんに貰った鎌の名前は『サイズオブリーパー』

意味的には死神の鎌……怖っ! まぁ、強そうだしいいかな

 

「アスナさん!ありがとー!」

 

私達は手に入れたインゴットをリズさんに渡した

 

「よーし、最高のもの作ってあげる!」

リズさんは鍛冶スキルを存分に使って両手剣を作り出してくれた

 

「ドラゴタスク・タイラント……それがこの剣の名前だよ」

 

「ありがとうございます!ってどーゆー意味なんだろ」

 

「タイラントは暴君って意味だから強いて言うなら暴君の龍牙ってとこじゃないかしら?」

 

とアスナさんが教えてくれた。

 

「あー、お兄ちゃんにピッタリ……」

 

「確かにそうだね……さて、ちゃんと思い伝えて渡すんだよ!」

 

「も、もう…………アスナさんここで言わないでよー」

 

私は照れて顔を赤らめた

 

 

ーーー次の日

 

私とお兄ちゃんはふたりっきりで誕生会をした。お兄ちゃんは忘れてたためサプライズパーティーになった。

 

「お兄ちゃん!誕生日おめでとう! ……それでね、これ、プレゼント」

 

私はそう言って昨日作ってもらった両手剣をストレージからだした。

 

「え、これ……すごいいいサイズ感だし、重みも十分、すごい使いやすそう!ありがとうな!ミル」

 

お兄ちゃんはすごい喜んでくれた

 

 

「そ、それでね……、一個頼みがあるんだけど…………」

 

「ん?頼みって?」

 

いざ言うとなると恥ずかしくて、、暑くなる

 

「その。私を……、妹じゃなくて、一人の女性としてみてほしい……私はお兄ちゃんのことが好き…………」

 

「…………」

 

お兄ちゃんはうつむいたまま黙っている

 

「むり……かな…………?」

 

「いや、無理じゃない。ミルの気持ち受け取った。じゃあ、俺と……結婚しよう」

 

「え……えぇぇぇ!!!」

 

お兄ちゃんのまさかの発言に驚いて大声が出た。

 

「現実ではまだ無理だけど、このゲームの中ならそれができる。じつは、俺もミルの事結構気になってたんたぜ。あと、そのうちに家を買おう、それでどうかな?」

 

「うん、うん!そうしたい!」

 

こうして私はお兄ちゃんに気持ちを伝えれた。すごい嬉しかった

 

「まぁ……そろそろお兄ちゃん呼びやめないといけないんじゃないか?」

 

「えー!それはやだ!これからもお兄ちゃんって呼ぶもーん!」

 

この日私はお兄ちゃんと一緒に寝た。お兄ちゃんに寄り添い幸せな気分になった。これからもずっと……ずーっと一緒だよ




さてさて、ミルとゼノンの関係に急展開、こっからどんなふうにしていこうかといろいろ考えています。そしていずれはゼノンのユニークスキル、暗黒剣も登場させていきます
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