疲れた…。
それでは、どうぞ!
追記 題名を少し変えました。
転校生の気分になったあの日からもう4日が経った。
特に驚く様なこともなく普通に過ごした…というわけでもないんだなこれが。
とある出来事が起きたのです!
それはなんと里で僕と同じく幻想入りしてきた人がいたということ!
いや幻想入りしてきた人ならほかにもいそうですけどやはり身近に同じ境遇の人が
いるということはうれしいものですよ。
なんかこう…分かち合えるんですよね何かが、うん何かが。
ただ一つ不思議なことがあるんですよね。
それは外の世界の話をしていても話が噛み合わないということです。
具体的に言うとその人、須原 暁(すはら あかつき)の住んでいた外の世界の首都は
東京から京都に変わったとか。
…なにがあったんだ東京。
まあここまでは過去の話、そしてここからが現在の話
*****
さて、決心はついた。
今から早速暁に頼みに行こう。
え?何を頼みに行くかって?そういやまだ言ってなかったですかね。
実は暁は己の霊力で体を強化して妖怪退治を生業にしてるっぽいです。
んで僕も就く職業を妖怪退治にすることにしたから
早速暁に教えてもらおうというわけ。
っとそろそろ暁ん家だな。
あ、家が見えてきた…ってお?暁が家から出てきたぞ?どこに行くんだろう?
ちょっと聞いてみよう。
「おーい暁ー!今からどこに行くのー?」
「ん?おお航成!俺は今から博麗神社に行くんだ。」
博麗神社か…、丁度いい。
前々から霊夢さんに聞きたいこともあったから僕も同行させてもらおう。
「暁、僕も博麗神社に行かせてくれないかな?」」
「ほぉ、またなんで?」
「実はかくかくしかじかで…。」
「へえ~、分かった。
じゃあ連れて行ってあげるよ。」
「ほんと!ありがとう!」
「ただし!絶対に俺から離れちゃいけないぞ?
道中は普通に妖怪が出るし普通の人間は危ないからな。」
「分かった。」
「じゃあ早速行こうか。」
「お~!」
かくして、博麗神社への旅(?)は始まったのだった。
あんなことが起きるとも思わずに…
*****
ただいま博麗神社がある山に入っています!
周りは木、木、木!
もうすごいことになってますよ!
あれ?なんだかデジャヴが…。
まあ何はともあれ順調に進んでいます。
途中で下級妖怪が2体ほど出てきましたが暁の敵ではありませんでしたね。
暁曰く
「俺は中級妖怪までなら相手できるぜ。」
だそうです。
でも大体人間って妖怪にやられる側じゃないですか。
でも逆に人間が妖怪を打ち負かした時の爽快感というかそんなのが半端ないですよね。
しかもめちゃくちゃかっこいいですし。
「あともうちょっとで鳥居が見えると思うんだが…」
周りを見てみるとあ、ほんとだ鳥居が見える。
う~ん、あと250mくらいかなあ。
事件はその時起こった。
茂みがガサガサと揺れたかと思ったら黒い影が高速で目の前を通り過ぎて行く。
腕が自動的に顔の前をクロスするようにしてかばった。
その瞬間、激痛が腕に走る。
顔を歪めながら見てみると一の腕に沿って傷口がパックリと割れていた。
その時暁のことを思い出し音のするほうを見てみると暁は妖怪と戦闘していた。
妖怪の見た目は4年生くらいの女の子だった。
今のところは均衡を保っているがどちらがいつ何時スキを突かれるかわからない。
そして最初にスキを突いたのは――――妖怪のほうだった。
暁がストレートパンチを放った時に腹に潜り込んで足蹴りを食らわせる。
体が「く」の形になり吹き飛ばされ「ドガァァアン!!」という音がしたかと思うと
土煙が上がったきり暁は動かなくなってしまった。
「冗談…だよね…?暁…。」
まだ知り合ってから一週間たってないとはいえ大事な親友だった。
今までの人生で一番気の合うやつだった。
そしてさっきまで元気に笑っていたのにわずか数分後は動かなくなってしまった。
一度にいろいろなことが起こりすぎて航成の頭は混乱を極めている。
とりあえず今の状況を整理してみると
・命の危険にさらされている
・頼みの綱の暁はやられてしまった
・霊夢さんに助けを求めようにも神社まで走っている間に追いつかれる
そして航成は逃げ場がないことに気が付いた。
しかし何もしないまま死ぬのは己が許さない。
そこで至った結果は「とりあえず戦う」ということだった。
ここまで絶望を与え怒らせた罪は大きいぞ…。
最初から勝てるとは微塵も思っていない。
しかし抗うのだ、負けると分かっていても…
「うおおおぉぉおおおおおーーー!!!」
相手に向かって走っていきとりあえずストレートパンチ。
案の定妖怪は腹に潜り込もうとするがそんなことは分かり切っている。
すでにそこに僕はいない。
妖怪は先ほどと違ってひじ打ちを繰り出していたが俺はすでに真横にいたため
その妖怪の顔を殴りつける。
相手の体は小さいのでそのまま倒れると思ったがそこは妖怪。
体制はそのままで顔だけゆっくりとこちらに向けて突然、殴りつけていた腕を掴まれ
そのまま吹き飛ばされた。
僕は木にぶつかり意識を刈り取られそうになったが何とか踏みとどまる。
しかし体はもう動かない。
僕は目を閉じる。
音で妖怪が近づいてくるのが分かった。
これが僕の死に様か。
まあ最後まで諦めなかったからいいよね。
もうすぐ、おそらく数秒、数十秒後には僕はこの世を去っているだろう。
…もう少し幻想郷のいろいろな風景、生き物、文化を見てみたかったな…。
でももうそれも叶わぬ願い。
潔く死を覚悟しt―――
「そこの妖怪、今すぐどきなさい。」
この声は…霊夢さん?
ゆっくりと目を開けるとそこには巫女棒とお札を構えた霊夢さんが宙に浮いていた。
一方妖怪のほうを見てみるとよほど怖いのだろう。
顔は青ざめ息遣いは荒くなり汗がダラダラ流れていた。
「もう一度言うわ、そこをどきなさい。
次はもうないわよ。」
霊夢さんがそう言った瞬間妖怪はサッと背中を向け一目散に逃げて行った。
と、とりあえずは助かったっぽい…。
うわ、安心した瞬間これだよ…。
そうして今度こそ航成は意識を刈り取られたのだった。
*****
(んん…、ここは…?)
起き上がってみると和室の部屋だった。
えっとたしか…そうそう思い出した。
暁と僕は妖怪に襲われたんだった。
そしてどっちもやられて死んだと思ったら霊夢さんが助けに来てくれて…。
ということは流れ的に考えたらここは博麗神社の一室かな?
(て、あ!!こんなこと考えてる暇じゃない!暁の様子を確かめなきゃ!)
僕は手をついて起き上がろうとしたがその瞬間に腕に激痛が走った。
見てみると包帯で巻かれており妖怪に傷つけられていたことを思い出した。
なので手を使わず普通に起き上り障子をあけて外に出た。
そこは縁側になっておりちょうど霊夢さんが歩いていた。
「ちょっとあんた、どこに行くのよ。」
「暁の様態が知りたくて…」
「ああ、あいつなら心配しなくても生きてるわよ。
まだ意識はないけどそのうち戻るでしょう。」
「は、はああ~、良かったあ~。」
その言葉に安堵してついその場にへたり込んでしまった。
「で、あんたはどうなの?」
「腕以外はばっちりだよ!」
「そう、それはよかったわね。
次からはもうちょっと気を付けるのよ」
「Yes ma’am!」
「は?」
「英語ですよ英語」
「あんた日本人なんだから日本語をしゃべりなさいよ」
「了解っす」
「で、あんた何か聞きたいことあるんでしょ。」
「ッ!?もしや霊夢さん読心術使えるんですか!?」
「そんな大層なもん使わなくてもあんたは分かりやすいから問題ないわよ。」
「あっ、そうなんですか。
じゃあ話は早いですね。
単刀直入に言わせてもらいますがこの世界に弾幕ごっこって存在しないんですか?」
「弾幕ごっこ?何それ新しい遊び?」
やっぱりないのか…、なんでだ?
廃止されたとしてもああ、そんなの昔あったわねくらいの返答はあるはずだよね。
なんでなんだ~!?
「それはあなたが平行世界、パラレルワールドから来たからよ。」
「えっ?」
「だーかーらー、あなたはパラレルワールドからここの幻想郷に来たの!」
「ま、ま、まじでえええええええええええええええ」
ってか紫さんいつの間にいたの。
「だからね、この幻想郷には弾幕ごっこが存在しないのよ。」
「Really?」
「yes」
弾幕ごっこ、超楽しみだったのに…。
幻想入りしたら絶対にやってやるランキング上位だったのに…。
なんでなんだよおおおおおーー!!!
「だけど落ち込むにはまだ早いわ。
というのもこっちの幻想郷は幻想郷で別の決闘方法があるからね。」
「な、なんですとぉ!?」
「今からどんなものか教えてあげるわ。
霊夢、やるわよ。」
「あら、あんたがわざわざやるのね。」
「最近してなかったから久々にやってみたいし。
それにあの子が感動する顔を見るのが楽しみなのよ。
なんかこう…やってやったり!って感じなのよ。」
「ふ~ん、いいわ。
やってあげましょう。」
そういって二人は庭で向かい合って立つ。
そこに一陣の風が吹き木々がざわめいた。
一体これから何が始まるというのだろう。
暁「うわ、ずるい終わり方だな」
航成「仕方がなかったんだよ~」
たしかにこの終わり方はひどいですね、ね!航成
暁&航成「お前が悪いんだろ!」
はい、サーセンorz
暁「ったくなんでこんな終わり方になったんだ?」
だってスペルカードルールっていうすごい決闘法と同等くらいの決闘法が
思いつかないんですよ~!
暁「うん、まあ、その~…頑張れ?」
正直言ってその同情の目が一番つらいっす。
航成「というわけで次のお話でものすごい決闘法を作者が考えてきてくれるから
楽しみにしててね~!」
てめえ、最後にさらっとプレッシャーかけてんじゃねえええーー