ウルトラマンゼロ物語(ストーリー) in RED ZONE STAGE   作:剣音レツ

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 試験期間だったのでだいぶ遅くなりました。すいません。

 今回、櫂の衝撃の事実が明らかになります。バトルシーンはありません。

 注:今回、一部差別的な表現があるかもしれませんが設定上の事なので私自身に悪意は無いのでご了承ください。

 UAが1000を突破しました。ありがとうございます。


第7話「悪魔と天使の狭間……。~闇を抱える男と女~」

(OP:TAKE ME HIGHER)

 

夜の霞ヶ崎のスクランブル交差点。百数人いるその人混みの中、激しく息を切らし走りながら人混みをかき分ける一人の少女がいた……。

 

先ほど『ウルトラウーマンSOL(ソル)』となって宇宙でゴルゴザウルスを撃破し地球に戻ったばかりの眞鍋海羽である。彼女は先ほどの戦いの最中、ゼロが突如襲って来たギンガダークと戦い敗れ地球に落下した所を目撃しているため、ソルの能力でここ霞ヶ崎に微弱な未知のエネルギー反応がある事を知った海羽は、もしかしたら霞ヶ崎のどこかにゼロがいるのではないかと思い、必死で探しているのだ。

 

 先ほどの戦いでダメージを負い疲れた体を奮い、息を切らしながらも何とかスクランブル交差点の人混みを抜けるが、走る力も無くなったのか、その場に立ち止り、膝に手を置き「ハァ、ハァ、……」と苦しそうな呼吸を続ける。

 

 「ハァ……ダメだわ……ゼロ……私はどうすれば………」

 

 海羽は心が折れかけており、無力を痛感したのか目は涙で潤み始めていた……。

 と、その時、

 

 「あら?……海羽ちゃん?」

 

 突然優しい声が聞こえ顔を上げる。そこにいたのは新田真美だった。彼女は、竜野櫂との食事を終えて別れ、帰り道の最中であった。

 

 「どうしたの?しんどそうだけど…」

 

 真美は海羽の苦しそうな姿を心配して話しかける。だが、海羽は自身がソルである事を友達に話すわけにはいかない。

 

 「ぁぁ……ち、ちょっとランニングをしてて張り切りすぎちゃって……」

 

 海羽はしばらく考えた末、何とか誤魔化し台詞を思いつき、悲しい思いをしているのを押さえ明るく答える。

 

 「そう、健康的で良いけど、無理しないようにね。」

 

 真美は光る様な笑顔で優しく言い、海羽も少し笑顔で頷く。だが、それは今気落ちしている海羽にとっては目が眩むほど眩しいような物だった。

 

 「あ、丁度よかった。これ、海羽ちゃんへのお土産。」

 

 真美は櫂と金を出し合って買ったチーズケーキ(海羽の好物)を差し出す。

 

 「わあ、ありがとう真美ちゃん!」

 

海羽は、少しだけ元気を取り戻しチーズケーキを受け取る。だが、海羽が受け取ろうと手を伸ばした瞬間、真美の目の色が少し変わった。

 

……海羽は白い半そでのTシャツを着ている。だが、右肩の部分だけ直径二cmぐらいの焼け焦げた様な穴が開いていて、何やら生々しい赤いものが露出していた。

 

………先ほどソルとなってゴルゴザウルスと戦った際、いくつか火炎弾を被爆しており、その際に出来た傷である。激しく気落ちしていたのは、この傷の痛みに耐えていたためでもあった。

 

 「…どうしたの海羽ちゃん、肩に怪我してるじゃない…」

 

 真美は穏やかながらも少し慌てて傷を確かめる。

 「…火傷だね、これは。…今すぐ手当てするからね。可哀想に……。」

 

真美は憐れむ様な顔で言った後笑顔に戻り、バッグから救急箱を取り出し手当てを始める。真美は医学部所属と言う事もあり、万が一怪我をした人を見つけた時の為に救急箱は常に持っているのだ。

 

怪我をした理由も聞かず、優しい眼差しでただひたすら手当てをする真美をあどけないじっと見つめている。自分の傷を手当てしてくれているため嬉しいはずなのに、海羽には何か複雑な感情も芽生えていたのだろうか……。

 

 「…これで良し。二、三日もしたら治るからね。」

 

 「あ、……ありがとう。」

 

 真美は笑顔で言い、海羽はぎこちなく返す。

 

 「大丈夫?…一緒に帰ろうか?」

 

 真美はいつもの明るさを感じない冴えない顔している海羽を心配する。

 

 「あ、いや、大丈夫……ありがとう…………じゃあね!これ、家でゆっくりいただくから。」

 

 海羽は気落ちしている自分を無理やり押し殺して明るく答え、真美と別れを告げる。真美は帰る海羽の後ろ姿を心配そうな顔でじっと見つめている。さっきは表面こそ明るく答えていたものの、少し震えている後ろ姿からかすかに泣いているのではないかと感じていた…。

 

真美の察し通り、海羽はすすり泣きをしていた。それは単に泣き虫だからではなく、初めてウルトラ戦士として戦った事による不安でもあった。

 

ウルトラ戦士は大抵人間と一体化する際、どんな理由があっても正体を明かしてはならないと言う条件がほとんどで、ソルもその一人であった。それに加え今回の様に、人知れず孤独な戦いをし傷を負ってしまい、それを友達に治してもらう事…これを今後も繰り返すことで自分の体はボロボロになり、更には友達にも迷惑をかけてしまうのではないか……そう考えると辛くてたまらない物であった。

 

涙をぬぐい、真美からもらったチーズケーキを眺め何とか元気を取り戻しながら、海羽は独り家への夜道をとぼとぼと歩いていった………。

 

 

 

 

 一方、霞ヶ崎のとある歩道。その一角には、色鮮やかで派手なサングラスの様な物が転がっている……。

 

それは、先ほど宇宙空間でギンガダークに敗れてエネルギーをほとんど失い、地球に落下したゼロの姿だった。自分自身の体が『ウルトラゼロアイ』の姿になってしまうほど、あまりにもエネルギーの消費が激しかったのである。

ウルトラゼロアイ本来、ウルトラマンゼロに変身するためのアイテムで、顔の両目に被せる様に当てる事で人間の姿からゼロに変身できる。本来はゼロの左腕のUBに収納されている。

 

ゼロアイの姿のゼロは、自我は一応残っているがエネルギーがほとんどないため、ほとんど動けない状態である。

 

 「………チクショウ…………こんな所で………。しかし、ギンガの身に何が起こったって言うんだ……それに、あの女ウルトラマンは一体………。」

 

 ゼロは敗れた悔しさや身動きが取れない事に苛立ちを感じながらも、黒いギンガと謎のウルトラウーマンの事に疑問を抱き続けている。

 

 「こんな事になるとは思いもしなかったぜ…。誰か拾ってくれると良いのだが………。」

 

ゼロは僅かな希望を願い続けていた。しかし、町は既に夜。歩道は夜中でも遊び呆ける若者達が行き交い、車道は仕事を終えたサラリーマンとOL達が乗った多数の車が走っている。

 

若者のはしゃぐ声や車の走る音などが夜のビル風と共にどこか物寂しく響くような感じだ。誰もゼロに気付く気配が無く、仮に誰か気づいたとしても、一般人だと壊れたオモチャと勘違いしてゴミ箱に捨てられるかもしれない……。今のゼロに出来る事は、動けなく転がっている状態で辺りを見渡す事だけだった。

 

 「くそっ…ウルトラマンである人間さえいれば……。」

 

 ウルトラマンである人間なら、自分を見つけた時に気付いてくれる……ゼロはそう思い始めていた。ウルトラマンである自分がウルトラマンに頼る事になるとは……ゼロは少しながら皮肉に感じていた。

 

 その時、コツン、コツン、と何かとがった物に突かれる感覚がした。(人か!?)そう思ったが、よく見てみたら2羽のカラスがゼロアイの姿の自分を食べ物と勘違いして嘴で突いているのだった。

 

 「うぉあっっ!?……いっ……痛てててて、やめろ!……やめろって‼」

 

 ゼロは必死に叫ぶ。カラス達はゼロアイが食べられないと分かったのか、飛び去って行った。

 

 「フゥ~……エラい目に合った………うぉあっっ!?」

 

 安心したのも束の間、今度は一匹の野良猫が寄って来て、食べ物かどうか確かめるため舌で舐め始めた!

 

「うおっ……く…くすぐったい………や、やめろ!やめろ!本当にやめろって‼」

 

 ゼロは、濡れた生肉の様な物で擦られる様なくすぐったい感覚がして、たまらず声を上げる。

 

ガリンッッ

 

「ゥワオッッ!!?」

 

ゼロは今度は複数の硬い棘をぶつけられる様な感覚がし、思わず裏声に近い声で驚く。猫が、食べ物かどうか確かめる最終手段として、ゼロアイの姿の自分を噛み始めたのだ!

 

猫はなおも数回噛み続け、ゼロは悲鳴を上げる。ゼロアイの姿とは言え地球の動物に良いようにつつかれるとは、ウルトラ戦士として屈辱極まりなかった。

 

 猫は、ゼロアイを数回噛んだ後、食べ物ではないと判断したのか去って行った。

 

 「………………一体これを……何回続けるのだろうか……………。」

 

 ゼロは途方に暮れていた。因みにその後も、夜明けまで何度かカラスや猫につつかれたんだとか………………。

 

 

 

 翌日(7月21日)、夏休みの始まりの日の朝、普段よりもどこか物静かで、朝からウキウキ遊ぶ小・中学生くらいの子供たちもいた。麟慶大学の部活に入っている学生の中には、練習のために大学に行く人もいた。

 

真美も鼻歌を歌いながら大学に向かっていた。

 

 「天気快晴、今日もいい一日でありますように~♪」

 

 上機嫌で歌いながら道を歩く真美。と、その時、何かを思ったのか、スキップから少しゆっくりな歩きになる。

 

 「それにしても…海羽ちゃん、どうしちゃったのかな…」

 

真美はまだ、昨夜の悲しそうだった海羽の事が気になっていた。考え事で顔を下に傾けたその時、何かに気付いたのか、立ち止まる。

 

真美が見つけたのは、道端に落ちているウルトラゼロアイだった。

 

 「何かしら、これ。」

 

 「‼……見つかったか……よりによって地球の女に…」

 

 ゼロはやっと見つけてもらった事で安心感を感じたと同時に、それが女性だと言う事にドキドキしていた。

 

 真美は、見たことない派手なサングラスの様な物を恐る恐る拾い上げる。そしてあどけない顔でじっと見つめ始めた。

 

 「うぅっ……かっ…可愛い……!まるで女神の様だぜ。もしや俺を呼んだのはこいつか………いや、違った。こいつはウルトラマンではない。民間人だ。…変なコトしなければいいが………。」

 

ゼロは目がハートになりかけるが、超能力で真美がウルトラ戦士ではない事に気付き少し不安な気持ちになる。しかし、自分を見つめる純真な瞳からは自然と邪気を感じない感じだった。

 

しばらく見つめた後、真美はゼロアイを鞄にしまう。

 

 「この珍しいメガネのオモチャ、後で櫂君と海羽ちゃんにも見せよーっと。」

 

 真美は無邪気にそう言うと、再び鼻歌を歌いながらルンルンと歩き始める。

 

 「っておいっ‼俺はオモチャじゃねーぞ‼………俺、この先どうなるだろうか………。」

 

 ゼロは再び不安を募らせていた………。

 

 

 その頃、同じく大学に向かっているマーベラスとアイムは他愛も無い話をしている。

 

 「最近はアレですけど……今日は平和だと良いですね。」

 

 アイムはマーベラスににこやかに話を振る。

 

 「そうだな。万が一怪獣が出ても、ウルトラマンが倒すだろ。」

 

 マーベラスは遅寝早起きをしたのか、あくびをしながら答える。そんな話をしていた時、二人は道端でうずくまってすすり泣きをしている小学生ぐらいの少年を見つける。

 

 「どうしたの、僕。何を泣いてるの?」

 

 アイムは少年の元に歩み寄り、優しく話しかけるが、少年は人見知りをしているのか、答えようとしない。

 

 「もしかして、親とはぐれたのか?」

 

 マーベラスは直感で言うが、その言葉を聞いた瞬間、少年は再び声を上げて泣き始める。

 

 「あらまあ……泣かないで。」

 

 アイムは少年を軽く抱き、頭を優しく撫でる。

 

 「わたくし達で、この子の親を探してあげましょう。」

 

 「そうだな。部活までまだ一時間あるし………いっちょ付き合ってやるか。」

 

 かくして、マーベラスとアイムは、迷子の親探しを始めた。

 

 

同じ頃、竜野櫂も大学に向かう道を歩いていた。

 

 「そろそろ真美との待ち合わせだな。」

 

楽しそうに独り言を言っていたその時、櫂は偶然通りかかったコンビニの入り口で、他の客の迷惑を考えずにワイワイ騒ぎ立てている女子高生三人を見つける。

 

櫂は迷わず彼女たちの元へ駆け寄る。彼は正義的行動も積極的に行う。そのため、他人事でも見逃せないのである。

 

 「君たち、人が迷惑しているじゃないか。楽しむのはいいが、別の場所にしてくれないかな?」

 

櫂は紳士的に注意する。彼は誰にでも親身に接する人当たりの良い好青年の様だ………。

 

三人は、いきなり知らない人に話しかけられた事に戸惑いを感じつつも不信者見るような目で櫂を睨み付ける。

 

 「……何この人、関係無いのに…」

 

 「何か、きもい!」

 

 「変質者じゃない?」

 

 三人は、いきなり話しかけてきた櫂の事を不愉快に思ったのか、親切に注意した櫂口々に批判してしまった。予想外の事を言われた櫂は、軽く驚き動揺する。

 

「さあさあ、こんな奴ほっといて、話の続きをしよう。」

 

 一人の女子が櫂に背を向けたその時、櫂はその女子の肩を優しく掴んで振り向かせる。………と、その時!

 

 ガスッッ‼

 

 あろうことか、横振りの右裏拳でその女子の顔の右頬を殴りつけた!

 

 「?!!ッ………」

 

 殴られた女子は少し後ずさり、右頬を押さえて目を見開いて櫂を見つめる。いきなり殴られた事に動揺しているようだ。他の女子二人も驚愕しつつ身構える。

 

その途端、櫂は三人に猛然と襲い掛かり、殴り、蹴りなどで容赦なく痛ぶり始めた!三人は正当防衛として抵抗するが、櫂はあざ笑うかのようにいなし、更に打撃を加える。

 

さっきまで穏やかだった櫂の表情は一転、今まではまるで別人のようで、鬼の様に険しくなっていた。

 

 三人がグロッキーになるまで痛ぶった後、櫂は独りの女子の下あごを親指と人差し指でつかみ、顔を持ち上げる。

 

 「ッたく………人様がせっかく誠意込めて注意してあげたってのに………ま、こんなもんか。」

 

 顎を掴まれている女子は、恐怖で固まっており、他の二人も足がすくんでいた。櫂は殺気を放ちながらも丁寧に話すと言う不気味なしゃべり方で、話を続ける。

 

 「知らないと思うが、俺がこの町でも有名な麟慶大学であらゆる方面でトップの才能を持っているんだ。迷惑かけたり文句しか言えないお前らとは違ってね………つまりだね、男子も女子もみんな俺の事を信頼してるって事だよ。」

 

 櫂は自分と相手の顔を、十センチしか感覚が無いぐらい近づけ、鋭く睨み付ける。女子達は恐怖で震えるしかなかった。

 

 「そもそも男と女では若干力に差があってねえ……その結果がこれなのだよ。それに、大学の女子はエリート故に忙しい俺に優しくしてくれる………だから邪魔なんだよ……分かるか?……俺の事を癒せない女(やつ)は邪魔なんだよ!」

 

 櫂はドスの利いた声で脅すように言い放つ。残りの女子二人は通報しようとしているのか、近くの公衆電話へ向かおうとする。

 

 「おーっと!通報してみろ。ご自由に。こうなっても良いならな!」

 

 櫂は一喝で二人を止めた後、自分の後ろの石堀に軽くパンチを打つ。石堀は、拳の当たった部分から半径二十センチぐらいまで蜘蛛の巣の様なヒビが入り、拳も、二~三センチぐらい食い込んでいた。櫂は石堀から拳を離した後、突き刺すような視線で三人を睨み付ける。

 

 「………リ…リンコ、ユリカ、逃げよう!」

 

 女子の一人は、櫂の強大な力や鋭い視線から強烈な殺意を感じたのか、震えた声で二人に逃げる様に促す。

 

 「そうねナオミ……下手な事したら殺されるわ!」

 

 二人も同意する。三人は一目散に走って逃げて行った。櫂は走り去っていく三人を見届けた後、地面に勢いよく唾を一回吐いた。

 

 「フンッ…人様の親切も聞き入れられない哀れな屑共が…!」

 

 櫂は独り言の様に言った後、さっきまで険しかった表情を戻し、大学への道を歩き始めた。

 

 一方、そんな櫂の一部始終を陰ながら見つめている一つの影があった。

 

 「フフフ…良い事思いつきました。」

 

 影は不気味に笑いながら呟いた後、どこかへと去って行った。

 

 

 

 

皆さんお分かりだろうか?櫂には一つ、恐ろしい所があった………それは、『激しい二面性』である。普段は優等生で、スポーツ万能、誰にでも人当たりが良い好青年だが、本心では自分を不快にさせる、もしくは自分の思い通りにならない者は邪魔だと考えているという非常に恐ろしい本性を隠している。上記のように、気に入らない相手はたとえ女でも容赦なくなぶるなど、かなりの危険人物である。

 

また、それだけではなく、上記の台詞の様に、男女差別的な思考も持っているなど、まるで男女平等をポリシーとしている麟慶大学には相応しくない性格もしている!

 

だが、これらの本性は好青年を演じる事で完全に隠しており、しかも演技が非常に上手いため、彼の二面性を見抜いた者は一人もおらず、幼馴染の真美でさえ知らない………。

 

 

 女子高生を痛めた櫂は、気がすんだのか、何事も無かったかのように大学に向けて歩いていた。しばらく歩くと後ろから誰かが駆けて来るのに気づく。さっきの女子高生の仕返しかと思い振り向くが、それは違い、さらさらとした長髪をなびかせながら笑顔で駆けて来る真美の姿だった。

 

 「おはよう、櫂君。」

 

 「ああ、おはよう、真美。」

 

 櫂は、真美の挨拶に気さくに答える。その顔は、先ほどの表情が信じられないくらい爽やかな表情になっていた。合流した櫂と真美は、歩きながら他愛も無い会話を始める。

 

 「櫂君は部活?」

 

 「ああ。厳密には、今日も部長の代理かな。今日もサッカーと女子ビーチバレーを頼まれてね。」

 

 櫂は少し笑いながら言った。

 

 「そう………大変そうだけど、私、応援してるから、頑張ってね。」

 

 真美は笑顔で櫂を応援する。先ほど彼が、本性ムキ出しで恐ろしい事をしたとも知らずに………。

 

(ED:赤く熱い鼓動)




 竜野櫂のキャラ設定は、平成仮面ライダーのある人物を元にしています。特撮ファンならお分かりでしょうか?

 次回、ゼロ復活なるか⁉

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