リリスたちとの会議からしばらくがたち、俺は中学生になっていた。しばらくっていうレベルじゃねぇけどな。
まあ、特に何かイベントがあったわけじゃないから別にキンクリされても構わないからな。なんでキンクリしたか?そりゃ、アレだよ。作者の技量だよ、馬鹿、言わせんなよ、恥ずかしい。
それで俺はいま、中学二年生の一年間を過ごす教室でクラスメイトの自己紹介を聞いてるわけなんだが……どっからどう見ても踏み台系転生者ってわかる奴がいるんだが。
「俺の名前は天条院 皇我だ!女子はじゃんじゃん話しかけてこい!だが男はくんじゃねぇ!」
金髪オッドアイ乙。銀髪じゃねえのは意外だったが、大して変わらないか別に。
この世界の実力の基準がイマイチわからなねえからコイツがどれぐらい強いのかは知らない。でもまあ、魔力はこの前戦ったあのはぐれ悪魔とどっこいどっこいっていう程度か?
だけど、あのはぐれ悪魔の使う仙術…だったかな?それを考えて比べると多分コイツの方が弱いな、絶対コイツは特典を適当に振り回すタイプだし。英雄王みたいにバビロン打つだけだろうし。
「シキ、次あなたですよ」
「ん?悪いリリス」
どうやら、俺の番になったらしい。
自己紹介するために俺は立ち上がる。
「ええーと、天樹 熾畸だ。得意なのは料理、これから一年間よろしく頼む」
そう、自己紹介して座る。
それにしてもコイツ絶対にリリスやアナに絡むよな。間違いなく、二人とも可愛いし、可愛いし!!大事なことだから二回言いました。
もしリリスとアナに絡んで俺に喧嘩売って来たら、全力は可哀想だからあのはぐれ悪魔と戦った程度でぶちのめすか?特典極力使わずに魔道士としての力だけで戦うことになるけど大丈夫だろう。
■◆■◆
結果、やっぱりアイツはリリスたちに絡んで来た。そして絡んで来たのをリリスがやんわりと断って俺んところ来たら、なんか勝手に切れて人の事をモブ野郎とかぬかしやがった。
それで適当に流してたら、昼過ぎになって下校の時間になってアイツが来る前にリリスたちと聖を拾って来てさっさと家に帰って来た。
「ああー、すげえウザかった」
「うん、ちょっと気持ち悪かったよね」
「あ、あははは……」
俺はテーブルに突っ伏し、アナはため息をつきながら、リリスは苦笑しながらアイツを思い返していた。
「えっと、どんな人だったんですか?」
一年である聖は会っていないため!アイツの気持ち悪さとウザさを知らないので俺たちに聞いてくる。
「止めとけ聖、アレを理解するなどルーグがユイみたいな性格になるぐらい無理なことだ」
絶対にならないと俺はルーグを信じている……けど、言えばアイツやりそうだな。アイツ曰くお茶目度が強い奴ほど強いのが「
「なんかやりそうな気しかしないんですけど」
「うん、俺もそう思った」
まあ、俺の例えが間違えてたからしょうがないか。
そう言えば、ここ最近この辺の何処かにはぐれ悪魔の気配が感じられる。なんではぐれが街に潜伏しているというのにこの街を管理している悪魔は行動しない、無能なのか?
とりあえず、害になる前にさっさと狩るのが一番か。もうはぐれになった時点で害ではあるがな。
「聖、少し出てく」
「え?あ、はい分かりました。夕食までには帰って来てくださいね」
「ああ、わかった」
玄関に行く前にイリアを連れてくのを忘れずに。
玄関を出てすぐ、俺ははぐれが潜んでいるだろう、場所の周辺に転移した。
■◆■◆
よお!俺は天条院 皇我、転生者でこの世界のオリ主だ!
俺を転生させた爺さんに特典として「
俺は中学二年生として転生したせいで姫島朱乃を助けれなかったがまあ、それは気にしない事にした。
それで今日は学校で生意気なモブ野郎に会っちまった。
俺が女子に話しかけたら、女子がそのモブ野郎の方に行きやがった。俺に話しかけられたにも関わらず、別の奴に行くなんてありえねぇ、絶対あのモブ野郎も転生者で女子たちを洗脳してるに決まってる。
それであのモブ野郎を殺す為に俺はモブ野郎を探してるんだが一向に見つからねえ。
気づけば、俺はなんか知らねえ森の廃墟にいた。
帰ろう、と思ったらなんか音が聞こえたんで廃墟の入り口から中を覗いたらそこにはあのモブ野郎とでっけえバケモンがいた。
■◆■◆
「ゲヒャヒャヒャヒャハハハァッ!!」
俺は今、この辺に潜伏しているはぐれ悪魔の前にいる。
このはぐれは馬かなんかの下半身に熊の上半身という何とも言えない微妙な奴だった。
「にんげぇん!!てぇめぇを食っちまうぞぉ!」
「五月蝿い」
「んなぁァにィィ!?」
やっちまったなァ。おっと、やばいつい昔見てた芸人のネタをしちまった。つか、いちいちコイツうるせえな、さっさと倒すか。
「イリア」
『はい、いつでも大丈夫です』
イリアに確認をして、魔導書を取り出す。
「
膨大な魔力が俺から吹き出て、俺のメイガスモードを構成していく。
黒を基調とし、所々に蒼のラインが走っている衣服を纏う。
右腕に魔導書が鎖で巻き付いてるのを一瞥してはぐれに俺は目を向けた。
「しぃねぇぇぇ!!」
「それはお前だ。」
「ふう、なんかキモかったな」
『お疲れ様です。シキさん』
「ああ、ありがとうイリア」
『い、いえいえ!別にこれぐらい!』
イリアに激励の言葉をかけ後ろを振り向く、この廃墟の入り口を見て
「それで何時まで隠れてるつもりだ?」
入り口付近に隠れている奴に声をかけた。
活動報告の方にヒロインアンケートを載せました。
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