蒼の魔王の転生記   作:(゚∀。)y─┛~

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 グラオで礼装が落ちない。あとオケアノスまだー?


6◆会話と弄り

 

 

 

 

「……それで?なんで俺を此処に?」

 

「だから改造を……」

 

「もうそれはいいから!?」

 

俺は先程まで寝かされていた手術台から解放され、手術室の外の恐らくこの別荘のリビングと思われる部屋でソファーに座りながら天樹と話しをしていた。まあ、ついさっきまで改造させろ、とマッドサイエンティスト並みに言われてツッコむという状況だったのは割愛しようと思う。

 

「そもそも、お前が俺を助ける意味が無いだろ」

 

「いや、別に俺が転生させられた理由が理由だから」

 

「なんだよ?」

 

「お前ら踏み台の調ky…矯正が仕事だから」

 

…コイツ、いま調教って言おうとしてた。

 

「それって、神に頼まれたのか?」

 

「まあな、でも頼まれなくても助けるぐらいするさ」

 

コイツ……やっぱり意外と良い奴なんだな。

 

「後、弄れる奴が欲しかった」

 

「台無しだよッ!?一瞬でもお前を良い奴だと思った俺が馬鹿じゃねえか!?」

 

「テラワロスwwwwwwwww」

 

「てめぇ!?」

 

やっぱ、コイツ嫌だぁ!?

 

 

ーーー

 

 

「普通死ぬはずだったお前を助けた、だからお前は俺のモノ」

「おい、いきなりふざけるな」

 

ほんと、コイツいきなり何言ってんだ。

 

「お前は俺の為だけに生まれた」

 

「おい、酷すぎだろ」

 

誰がお前の為に生まれたんだよ。

 

「愛もわかる。情もわかる。人の性に属するすべて、俺は余さず知っている」

 

「おい、待て」

 

ちょ、それはアカン

 

「ゆえに無論、己の邪悪さも誰より承知だ。俺は俺が望むまま、あるがまま鬼畜であるだけ。そこに後悔など一片もない」

 

「おいコラ、セージになるな」

 

ついにコイツ最後まで言いやがった。つか、なんでセージになってんだよ。

 

「言いたくなったなら言った」

 

「だから心読むな」

 

もうコイツの言動になんか慣れた感がするんだが……喜ぶべきなのか喜んでいいべきかわからねぇ。

 

「それでお前を此処に連れてきた理由だが」

 

「………」

 

「治療とか暴れた時に即潰すためだ」

 

前者はわかるが後者はひでぇ。いや、まあ、家で暴れられたら困るもんな。それはしょうがねえのか。

 

「あと改造」

 

「本気だったのかよ!?」

 

俺が寝てる間に改造されてねぇだろうな?

 

「ところでお前の特典だが、バビロンだけか?」

 

「え?いや、後金髪オッドアイ」

 

「m9。゚(゚^Д^゚)゚。プギャー」

 

「おい!?」

コイツ、絶対真面目キャラだと思ったのに完全なボケキャラじゃねえか!?

 

「ったくよ、それで?お前の特典はなんだよ?」

 

「なんとなく察しはついてんだろ?」

 

「一応な」

 

「当たったら教えてやるよ」

 

「全部だぞ、ちゃんと教えろよ」

 

「ああ」

コイツの事だから「よし当たった」「しょうがねえなーーな」「おい!?教えろよ!」「教えたろ?ーーだって」「それ俺が当てた奴!?」「誰が全部と言った?」、てなるに決まってるからな。保険は付けておくのしは忘れない。

 

「あの影からゴーレムを出したのが特典だよな?」

 

「そうだな」

 

「そんなの基本無いから、恐らくあれはゴーレムじゃない」

 

「ふーん」

 

「あのゴーレムは魔獣かなんか、恐らくお前の特典は獣王の巣だろ(ドヤッ)」

 

「……驚いた」

 

フフフ、どうだ流石にコイツも俺を凄いと思うだろう。

 

「ドヤ顔とそこまで自信満々なのに間違ってるとかスゲェ腹抱えて笑いたい」

 

「………え?」

 

「ドwwwヤwwww顔wwwwwwwww」

 

そ、そんな!?間違ってるのか!?じゃあ、何なんだよ!コイツの特典!!

 

「フ、フフ、あ、ああ笑った笑った、まあ惜しいとこまで言ったよ。ドンマイ」

 

「獣王の巣以外にそういうの知らねえぞ」

 

「別の作品も見ろよ。というか、別にゴーレムつくる能力とか探せばあるだろ?」

 

ぐぬぬ、反論できん。でも、他にも色々な作品見てるぞ?それよりもゴーレムつくる能力なんかあったっけ?

 

「絶対お前知ってるから」

 

「えええ?」

 

俺の知っている奴?なんだよ?魔獣創造?なわけねえとして。他にあったっけ?

 

「まあ、話しは終わり。さて、家に戻るとするか」

 

「家?」

 

「別荘って言ったろ?」

 

確かに言ってたけど、帰るって転移かなんかか?、そう思ってたら天樹はソファーから立って廊下へと向かって行った。

置いてかれると帰れなくなるな。

 

「早く来い」

 

「わかってるって」

 

天樹に急かされながらも長い廊下を渡るとそこには一つの広い空間が広がっていた。

 

「スゲェ……」

 

正八角形の部屋で各々の壁は大きな八枚のステンドグラスが美しく飾られた聖堂。どうやら八枚のステンドグラスは一枚一枚絵が違うらしく、いま俺と天樹が入って来たところの壁のステンドグラスには剣を持った甲冑、騎士の絵が。天樹の後ろの壁にはまるで聖女のような絵があった。

 

「良いだろ?俺の自慢の部屋だ。まあ、神聖がテーマの俺には少し合わない部屋だけどな」

 

「へ?だって神聖だろ?」

 

俺の言葉を聞いて天樹はスゲェ哀れんだ目で俺を見てきやがった。

 

「お前、やっぱり他の作品も見ろよ。テーマってのは自分から一番離れた物を研究すんの、それで俺は神聖。これでわかるか?」

 

「ええとつまり、お前から一番離れた物が神聖?」

 

「そういう事」

 

まあ、確かにコイツが神聖な奴とか言われても絶対に信じらんねえ。良くて何処ぞの聖餐杯と同じ邪な聖職者だろ。

そういや、この聖堂のステンドグラスの絵どっかで見た事がある気がすんだけどなぁ。

まあ、覚えてないって事はなんかにチョロッと出た程度のなんかをコイツが採用したってことなんだろう。

ん?あれ、コイツ帰るって言ってなかったっけ?どうやって帰るんだ?

 

「さて、帰るぞ」

 

「どうやって帰るんだ?」

 

この聖堂の何処にも帰る為の物なんか見当たんなんないんだが?

 

「こっちだ」

 

そう言って天樹はさっき来た道に戻っていく。

 

「なんの為に此処に来たんだよ!?」

 

「自慢」

 

「死に晒せ!?」

 

この後、天樹に何度かツッコミを入れさせられたが無事に帰る事ができました。




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