アrオリオン当たりました。
前世の母上父上どうか、この状況をどうにかする方法をこの私めにどうかさずけて下さい。どうかお願いします、割りとガチで。
「…………(ジー)」
「…………(ジー)」
「…………(ダラダラ)」
「…………(スッスッスッ)」
「…ア、ハ、ハ」
天樹の別荘から家に移り、お茶を貰ってるわけですが、赤髪の子と黒髪の子に凄い見られてます。はい、白い眼で。
天樹なんか、こんな状況で何スマホ弄ってんの?何やってんの?え?ポケモン?この世界にないだろ?任〇堂もないんだから。いや、それ以前にポケモンってスマホのゲームじゃねえだろ。あ、魔術で再現ですか、すいません。
というかカオス過ぎて水色の髪の子なんか苦笑いしとんじゃん。
マジで助けて!!!!これを乗り切れんならこの世全ての悪の聖杯に願ってもいいわ!?
「……はぁ、リリス、アナそんなに苛めてやるな。たのしm、いや面倒だから」
見かねた天樹が助け舟を出してくれた!!でも、お前いま楽しめないって言いそうになってなかった!?
「(いや?そんなこと思ってないぞ?楽しめないって言いかけただけで思ってはいないぞ)」
「(コイツ直接脳内に!?ってか言いかけたんじゃねえか!?)」
「(そうだな、それで?何か文句でも?)」
「(え、い、いや、はい、ないです)」
天樹のせいでなんか俺がネタキャラ化してきてる気がするんだが……うん?そういや、これってどうやって話してんだ?……いや、もう天樹だからって事でいいよな。これ以上余計な事言うと絶対天樹にさらにもっと弄られるに決まっている。
「(余計な事言わなくても弄るがな)」
「(なんで考えてる事わかるんですかねぇ!?)」
「(お前が寝てる時に少しな)」
「(やっぱりなんかしたんか!?)」
コイツぅ!?やっぱりマッドなサイエンティストの気があるぞ!?というか、間違いなく他にも何か細工されてる!、そう思って天樹を見ると天樹は鼻で笑ってやがる。
「それで?シキ、ちゃんと説明してください」
リリス、と天樹に呼ばれた赤髪の少女の言葉に俺と天樹の戦いは一旦切られた。……なんかジト目だけど?
「え?めんどう」
「シキ、説明してくれますよね?」
「え、でも」
「説明してくれますよね?」
「……ハイ」
折れた!?天樹が折れただと!?どんだけ圧力感じてんだよ……。
絶対にこの娘だけは怒らせないようにしよう、そう俺の中で決まった瞬間だった。
◆■◆■
「アアァァァァァッ!!!!????」
天樹家リビングから熾畸の悲鳴が響き渡った。
「シキさん、大丈夫ですか?」
「シキくん、大丈夫かい?」
「うわぁ」
リビングには黒焦げになって床に突っ伏している熾畸だった物と重火器を持って肩を上下させているリリス、それを見て心配する聖に笑みを浮かべながら心配の言葉をかけるアナと若干引き気味の皇我がいた。
「自業自得ですシキ!」
「………」
リリスは倒れ伏す熾畸を後にリビングから出ていき、熾畸は時折ピク、と動くだけで倒れ伏したまま。
「な、なあ、コレ大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ、何時もの事だから」
「ア、ハ、ハ……」
倒れ伏す熾畸とリリスが出ていった方を交互に見ながら心配し始める皇我の言葉にアナは笑って答え、聖は苦笑いしか出来ない。
熾畸が馬鹿やって、リリスが説教してそれに熾畸が反発その時に失言でリリスの重火器が火を吹く。これがこの天樹家では日常茶飯事なのである。
「……駄目だ、着いてけねぇ」
この家の日常茶飯事な光景を知らない皇我はただそう呟くしかなかった。
◆■◆■
「そして、突然のキング・クリムゾン!!!」
「いや、いきなり何言ってんだよ」
屋上で飯食っていたらいきなり、目の前の馬鹿が叫びやがった。マジでやめろ莫迦、俺達が変な目で見られるだろうが。
「いやさ、いきなり場面変わったからさ、やっぱり言わなきゃと思って」
「だからって、叫ぶな莫迦。つか、場面が変わったってどういう意味だボケ」
「え?そりゃあ、作者の技量とかそう言った都合上で、というか酷くない!?」
知らん、目の前の莫迦にそう言って俺は手に持ってたイチゴ牛乳を飲み始める。つか、ホント人間って変わるもんだな、中二ん時はひたすら俺とアナに弄られていてツッコミ係だったコイツが今じゃあこういう風にボロクソ言われてツッコミ食らうなんてな……ボロクソ言われんのは前からか。
「なあ、熾畸」
「なんだ莫迦」
「いや、莫迦言うな。それよりもさ、課題見せてくんない?」
やはり莫迦は莫迦なようだ。俺はイチゴ牛乳を飲み干してから立ち上がり屋上の出口へ向かって歩く。
「え?ちょ、まっ!?」
莫迦が後ろでなんか騒いでいるがガン無視して俺は屋上を出ていった。
無論、莫迦は課題忘れで課題を倍にされた。
次回も早めに更新したいと思います。できれば今月中にあと一話、無理かな?
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