ツイテル話   作:笹鉄砲

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第五話

 額当てをもらい写真撮影が終わり、いよいよ班分けが始まった。仲の良かったシカマルやチョウジとかと一緒の班になりたいと思っていたがあいつらはみんなまとめて同じ班になった。

 

 非常にうらやましい。

 

 一緒の班になりたい奴がいれば逆に一緒の班になりたくない奴もいる。俺が一緒の班になりたくないのはうちはサスケとうずまきナルトの二人である。俺個人としてはあの二人に何かされたわけでもないし特別仲が悪いわけではない。では何故あいつらと一緒の班になりたくないかと言うとあの二人の背後にある。今もなんか背後で話しているし。

 

 

『僕の息子のファーストキッスが男なんてありえないよ!!』

 

『いや、これはこれでありってばね』

 

 死んでいて腐っているってお前はゾンビか。

 

『サスケ、まともな友達が少ないお前がキスをするとはこれが友情か』

 

『これは違うでしょ』

 

 俺もそう思います。そして、それは息子に言うセリフでは無いでしょ。

 

 最近というか柱間とあって以来思っていたが人は死ぬと頭のねじが50本ぐらい抜けるのではないかと思い始めている。でないと我が家の居候の説明ができない。

 

 そんなこんなで違う班を祈っていたわけですがどうやら神様は俺の事が凄く嫌いらしい。

 

「第7班、うずまきナルト、はるのサクラ、うちはサスケ。そしてウツロの四人だ」

 

 あちこちでやったーと叫んでるがそれどころではない。

 

「先生、普通は先生を入れてのフォーマンセルのはずです。それなのになんで4人も呼んだんですか?」

 

「今年はフォーマンセルを組もうとした場合一人余ってしまうんだ。それで、班を均等にするためにドべのナルト、一位のサスケ、それで女子の中で頭脳が飛びぬけて優秀なサクラ、そこに筆記の成績が不安定だが実技は優秀なお前を入れて良い感じになるはずだ」

 

「……なんかこじつけっぽくない?」

 

「……俺に言われても上から決められたことだよ。諦めなさい」

 

「そうだってばよ。俺もサスケとなんか嫌だ!!」

 

 俺はお前の背後霊が嫌だよ。

 

「私はサスケ君がいるなら」

 

 目を覚ませ、そいつは親公認のボッチだよ。

 

「誰が班員でも良い」

 

 すっげー嫌そうな顔で言うな。

 

「もう決まったことだ変更はできん。分かったな!!」

 

 イルカ先生は会話を切ると次の班を呼び始めた。

 

 ナルト達が嫌そうな顔をしている後ろでは、親同士がこれからよろしくお願いしますとお互いに挨拶している。

 

 お前らがよろしくするんかい、とつっこみたいが幽霊と関わるとめんどいので無視する。

 

 その後、それぞれの班が自分の担当をする先生の所に向かったが我らが先生はものすごく遅刻してきたうえに黒板消しトラップを食らった。

 

 これからの教え子にこんなものを食らうとは学級崩壊、いや班崩壊はすぐに起きそうだ。

 

 その後、はたけカカシ先生から第一印象は最悪との通告を受けたのである。

 

『あれ? カカシがナルトの先生かこんなこともあるんだね』

 

『猿飛先生が気を利かせてくれたんだってばね』

 

 ……これから面倒事を運んできそうなのはナルトだな。

 

 

 

 


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