「この糸をここに通して、こうするの」
「ふむふむ。へ〜アリスの上海人形って案外複雑に出来てるんだな。凄いな〜アリス。」
俺の膝の上にアリスが乗り、アリスの肩から顔を出すようにして椅子に座り上海人形の作り方を教えて貰っていた。
「そろそろ腹減って来たな。」
「そうね。じゃあ、ご飯作りましょうか。」
「そだな。」
アリスとお揃いのエプロンを身につけアリスと台所に歩いていく。因みにエプロンは、アリスと一緒に編んだ。
「ひーさか」
「ん?」
アリスが俺を名前で呼んでくれるのは、滅多に無いので少々驚く。
「大好き」
「んムゥ⁈」
そう言うと俺の唇を奪ってきた。完全に不意をつかれ気付くと、アリスの舌と俺の舌が絡み合いいやらしい音をたてていた。特に抵抗する理由も無いのでされるがまま。ていうかされてたい。
「んちゅ・・んむっ・・れろっ、ぁ、はぁ、しゅきぃ・・んくっ、らいしゅきぃ」
頬を赤く染め必死に俺の口の中に舌を這わせてくるアリス。お、おおおお⁈アリスがエロい!エロすぎる‼︎このままだと自制心が持たない‼︎
「ん、ぷはぁ、アリス、飯、飯な。このままだとお互いスイッチ入んムゥ⁈」
再びキスしてくるアリス。もうアリスは、スイッチ入ってるみたいですね、はい。お互いもう我慢出来なくなり服を脱がせ始める。
「おう、おう、お熱いな〜お二人さん。」
「⁈」
思わぬ侵入者、魔理沙の声に真っ先に反応したのはアリスだった。今の一瞬で部屋の隅まで移動している。
「ま、ま、ま、ま、ま、魔理沙⁈どうひてここみ?」
顔が真っ赤になっており、最早パニクり過ぎて呂律が回っていない。可愛すぎるので永久保存版ですわ。だが。
「魔理沙ぁぁぁ‼︎今超いい空気だったのによくも邪魔してくてなゴルァァァ‼︎」
ブチ切れですわ。
「いやぁ悪い悪い。でも一応ノックは、したんだぜ?でも、反応がなかったから入って来ちまったんだぜ。私、なんか悪いか?」
「うーん、まぁギリギリ許そう。」
「まあ、ノックしてないんだけどな。」
「よし、表に出ろ。てめぇには、俺の鉄槌を下す必要がありそうだ。」
「悪かった、悪かったって。んでここに来た理由なんだが氷坂の歓迎会、もとい宴会をしようと思ってな。」
「ほぉ、そんな事やってくれんのか。いつ何処でやるつもりなんだ?」
「明日、博麗神社だぜ。」
「そんな急にか⁈まあ、別にいいんだが。特に何があるわけでも無いし。アリスは、どうだ?」
「私も、大丈夫よ・・」
まだ、部屋の隅にいるアリスが元気なさげに返答してくる。そんなに恥ずかしかったのか・・。
「じゃ、まあ伝えたんでな。私は、お邪魔な様だし帰るとするぜ。アリスぅ、悪かったなぁ折角ヤろうって時に邪魔しちまって。」
「⁈」
「おいおい、あんまりうちの嫁をからかってくれるな。ハッハッハッ!」
「〜〜〜⁈」
赤面とかの領域を超え頭から湯気でも出しそうな勢いでアリスの顔が再び赤くなっていく。
「んじゃな」
「おう、気をつけてな〜」
すると箒にまたがり窓から出て行った。
「まるで、嵐ね・・」
散々弄ばれたアリスが疲れきった様子で魔理沙の後ろ姿を目でおっている。
魔理沙の姿が見えなくなると、俺の腕に抱きつき
「さっき邪魔されちゃったから・・続き、いい?」
上目遣いでお願いするアリス。その圧倒的な破壊力に息を呑む。
「・・おう」
この後、なんの邪魔も無く俺とセッ・・・もとい、お互いの欲望を夜が明けるまで解放した。
翌日、アリスの部屋のベッドの上。
「アリスゥ、そういえば今日って宴会に誘われてなかったか?俺、今果てし無く眠いよ」
「夜通しでやっていたから、少し寝ないと私も眠いわね・・。」
「けどスッポカス訳にもいかないからな〜。」
じゃあ、頑張るとしますかね。服と、体がいろんなもので汚れてるから風呂に入ってから行くことにしよう。
「今から、風呂に入ろうと思うんだが先入るか?」
「え?あ、うん。あ・・」
「ん?」
一瞬何か閃いた様な顔をすると妖艶な笑みを浮かべ
「一緒に、ね♡」
うおお・・‼︎理性がぶっ飛びそうだ。しかも、全裸だからもうやばい。常人だったら遺伝子レベルでアリスしか考えられなくなるんじゃないか?
「ハァ、全く困った嫁さんだ。よっと。」
アリスの足に手を回しお姫様抱っこをし、風呂場へ向かう。
「いや?」
「滅相もごさいません。」
「フフ、ありがと」
俺の首に手を回し頬にキスをするアリス。こりゃあ、ダメだ。どんどん、アリスの魅力に惹かれてってる。
「うぉー、急げ急げ〜」
パパっと、支度を整え外へ出る。結局、風呂場でも二、三発やりおかげで大分時間が経ってしまった。主役が時間ギリギリで来るってどういうことだよ。ああ、あれかヒーローは遅れて来るものさ、的なもんか。
「はい、何処でもいいから掴まって。」
「はい」
ガシっと胸を鷲掴み。あ、なんかこのやりとり懐かしいな。
「ひ、氷坂がそうしたいならそうしてあげたいけど・・その、痛い、から」
頬を赤くしもじもじしながらそう言う。何ぃぃぃ⁈こ、これはアリスのデレが末期だ・・‼︎初めてこれやった時ぶん殴られたんだぞ⁈
「じょ、冗談だアリス。アリスの好きなように運んでくれて構わないから。」
「え?あ、うん。分かったわ」
スッと向かい合った状態で俺の腰に手を回しギュッと力を込める。
「え、ちょ、これは俺が恥ずかしいん
「好きにしていいって言ったじゃない。」
「ぐっ・・‼︎」
上目遣いとかずるい。
「ハァ、好きにしてどうぞ。」
「やった♪」
本当に嬉しそうだな・・。まあ、可愛いしこれくらい許してやるか。ん?フラグかな?スッと足が地面から浮き一気に加速する。うおおお・・‼︎速い・・‼︎
「はい」
「え?もう?」
「もう」
ストンと地面に降り辺りを見渡すと確かに博麗神社。なんつー速さや。
「おっそーーーい‼︎」
「うお⁈」
開口一番怒鳴って来るのは、霊夢。そんなに怒んなくったっていいじゃないかい。
「なんで、主役がこんな遅いのよ〜‼︎」
「いや〜、すまんすまん。色々あってな。って、こんな集まったのか・・‼︎」
なかなかどうしてこんなに集まった。
「まあ、ここいらの連中にとって生き甲斐みたいなもんだしね。こんなもんよ。」
さいで。宴会が生き甲斐ってどゆことなんだろね。こういう、世界だから戦闘こそ我が生き甲斐とかそんな感じじゃないのか?いわゆる、戦闘狂だな。
「まあ、少なからずそういうのもいるわ。」
「む?」
「いや、そんなこと考えてるんじゃないかなって思っただけよ。さ、氷坂のこと紹介するからこっち来て。」
「あ、ああ。じゃあ、ちょっと行ってくるアリス。」
「うん。行ってらっしゃい。」
スタスタとそこそこ早足でやいのやいのやっている集団の前に行く。
「はい、ちゅうもーーく!」
『ん?』
集団から注目を集める霊夢。よく見てみるとわりと見知った顔だな。勇儀やら、文やら、さとりやら。あれ?もしかして、俺って顔広い?
「今回の宴会の主役を紹介するわ。」
『おーう、待ってました〜‼︎』
「この頃幻想入りした、もといさせられた糸を肌身離さず持ってるちょっと変わった人。夜麻鳥 氷坂よ。」
「キャー‼︎お兄さーーん‼︎」
「ひーーくーーん‼︎」
あ?あいつら酔ってんのか?そう、信じよう。そう願おう。地味に霊夢とアリスの視線が痛い。
「あ、それと。」
文と輝夜の熱いコールに反応した霊夢が文と輝夜に向け、
『?』
「氷坂は、私と運命を約束しあった仲。だから、手出し無用よ。」
『・・・・は?』
ん?んんんんんん⁈⁈何言ってんだこいつぅぅ⁈アリスは、ともかく文と輝夜の目がやばい‼︎目がイってる‼︎
この空気をなんとかせねば・・‼︎
「はい‼︎というのは、冗談で。先程ご紹介頂きました。夜麻鳥 氷坂です。」
「ホッ、よかった冗談ですか」
「本当だったら色々しなくちゃいけないからよかった。ひーくんを傷つけずに済んで」
ん?一人やばい奴いるぞ?
「チッ」
なに、舌打ちしてんだあの紅白野郎。危うく傷つけられちゃうとこだったんですが?
「まあ、幻想入りしたばかりで至らないところもあるかもしれませんがよろしくお願いします!」
『緊張してんのかぁ〜?堅いぞぉ〜!』
『『『ワァアアアアアアアアア!!』』』
冷やかしやら、歓迎の声やら色んな声が聞こえてくる。何故かとても懐かしい感じがする。
「おっしゃあ‼︎今日は、飲むぞオラァァァ‼︎」
『『『オオオオオ!!』』』
戯けという通りまあ、おふざけ回みたいな物だと思ってくだしあ。投稿出来るだけ早く投稿するよう頑張ります。
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