一直線に化物に突っ込む霊夢。
「な⁈あれじゃあ、格好の的だわ‼︎」
霊夢の奇行に驚きを隠せないパチュリー。
「ウガァァァ‼︎‼︎」
化物が霊夢の頭に足蹴りをする。
「・・・・」
化物の足蹴りに気付いていながらも避けない霊夢。
そして、霊夢の頭に足蹴りが直撃
否
すり抜けた
「⁈⁈⁈」
霊夢が化物の胸の上に手を置き弾幕を展開。
ゼロ距離であるため、展開と同時に即着弾。爆発する。
「ゲバァァ‼︎‼︎‼︎‼︎」
化物の胸から上が爆発により消えて無くなる。
「夢想天生は、何者からも浮き何ものからの干渉を受けない。そして、これが博麗の巫女としての特性よ」
なにものからの重力、重圧、脅しにも辞さず、なにものからも浮いた存在。それが、博麗の巫女としての特性。それが、夢想天生が干渉無効の極技である由縁。
「少しは効いたかしら・・・・?」
吹き飛ばされ、瓦礫に埋まった化物の下半身が再生していく。
封印再起まで約8分
壊氷、降り注ぐまで約4分
「くっ・・・・なんて再生力・・‼︎」
「グゥゥゥゥ・・・・」
じっと、霊夢を見つめ手を地面につく。
「⁇」
すると、化物の足元から地面が凍っていき辺り一面が紫色の不気味な氷で覆われる。
「ヘッ、隙だらけじゃねぇか。今のうちにやっちまえ‼︎‼︎」
鬼と、天狗が次々に化物に襲いかかる。すると、勇儀が何かに気付いたような素振りを見せ
「まさか・・・・‼︎防御しろぉぉぉ‼︎‼︎死ぬぞぉぉ‼︎‼︎‼︎‼︎」
「へーーー
「ウゥギャァァァァァァ‼︎‼︎‼︎‼︎」
化物が叫んだ影響で地にはっていた氷が勢い良く割れる。
「⁈⁈」
瞬間勇儀や、輝夜、文、鬼や、天狗を含め全員に謎の衝撃が襲う。
「グッッ、ガハッ」
反応が早かった文や血反吐程度ですんだ勇儀や輝夜らを除き、天狗や鬼たちが肉塊に変わっている。
ビチャビチャと鬼や天狗、だったものが地面に落ちる。
「壊氷を砕いて空間を揺らして衝撃波を起こしたのね。なんて威力・・‼︎」
「しかも、かなり空間が歪んでいる・・!異次元空間にいる霊夢に干渉しようとしてるのか!霊夢‼︎大丈夫か⁈」
「ええ、私は、ハァハァ大丈夫。それより、時間が無い・・‼︎ハァハァ、夢想封印‼︎‼︎」
霊夢が叫ぶと、同時に光弾が次々と発生。化物に飛んで行く。
「ッガ‼︎‼︎」
光弾を見た化物が一時的に動かなくなる。
動けない化物は、もろに光弾の嵐を喰らう。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛‼︎‼︎‼︎‼︎」
光弾による傷口が再生せず、傷口の周りを侵食している。
「かなり、効いているようだけどまだ致命傷に出来てないわ‼︎‼︎霧への妖力の供給が止まってない‼︎」
「ハァハァ‼︎‼︎グッ‼︎‼︎もっと・・‼︎‼︎」
「霊夢・・?」
明らかに体力を消耗している霊夢に視線を向ける輝夜。
「夢想天生は、体力を物凄い消耗するんだ‼︎‼︎これも、長くは続かない‼︎」
霊夢がガクガクと足を震わせ立ち上がりお札を構える。
「グゥゥゥゥゥゥ‼︎‼︎」
「な⁈逃げた⁈」
化物が霊夢から距離を取ろうとし後方へ高く飛び退避する。
「させません‼︎‼︎」
化物の上空から突風が吹き荒れ化物を地面に叩きつける。
「少しの間、お兄さんの動きを止めます‼︎‼︎その間に攻撃を‼︎‼︎」
「ウガァァァ‼︎‼︎」
化物が突風を振り払い、化物の頭上に壊氷を出現させる。
「な⁈それは、まずいですって‼︎‼︎」
化物が文に向かって壊氷を叩きわる。
「グフッッ‼︎‼︎衝撃波・・‼︎‼︎」
壊氷による衝撃波をもろに喰らい血を吐く文。
だが、ニヤリと笑い。
「やっちゃってください、霊夢さん‼︎‼︎」
「ハァハァ‼︎‼︎‼︎夢想封印・瞬‼︎‼︎‼︎‼︎」
「グギッッッッ‼︎‼︎」
化物が気付いた時にはもう遅く、霊夢が叫んだ瞬間に光弾が高速で発生、移動し着弾。
「ギャァァァァァァァァ‼︎‼︎‼︎‼︎」
光弾が化物の体を焦がしてゆく。
その痛みに、悶える化物。
「まだ、霧への供給が止まってない‼︎‼︎もう一発よ、霊夢‼︎‼︎時間が無い‼︎‼︎」
封印再起まで約6分
壊氷が降り注ぐまで、約2分
「ハァハァ‼︎‼︎‼︎ッ、む、むそ、ハァむそう・・‼︎‼︎」
「ギィィィィィィィ‼︎‼︎‼︎」
全力で飛び霊夢から距離を取る化物。
「くそッ‼︎‼︎逃がすか‼︎‼︎」
勇儀が化物を追いかけようとした瞬間、化物に矢の雨が降り注ぐ。
「ガガガ、ガガガガ‼︎‼︎‼︎‼︎」
矢が化物の体を捕らえ地に落とす。
「うおらぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」
そこに、追い打ちをかけるように拳で化物の体を叩き潰す勇儀。
そこに、入れ替わるように輝夜が現れ化物の体を捕まえる。
壊氷降り注ぐまで、約一分
「霊夢‼︎‼︎今よ‼︎‼︎私ごとでいい‼︎‼︎やりなさい‼︎‼︎」
「ハァハァハァハァ‼︎‼︎‼︎むそう・・・・ハァハァむそう・・‼︎‼︎」
化物の目の前で札を構える霊夢。
「グギャァァァァァ‼︎‼︎‼︎」
化物が叫んだ瞬間、上空に巨大な壊氷の塊が出現。
「な⁈なんて大きさ⁈永遠亭より、大きいわよ⁈」
壊氷の塊が地面に着くと同時に周りに強大な衝撃波が発生。輝夜の体が跡形も無く消し飛ぶ。
「まずい、氷坂が逃げる‼︎‼︎くそっ‼︎‼︎空間の歪みが強すぎて近づけない‼︎‼︎」
化物が再び飛び立とうとした瞬間化物の体の一部が爆ぜ、弾幕が降り注ぐ。
「私達が止めておくわ‼︎‼︎そのうちにトドメを‼︎‼︎」
レミリアが弾幕を張りながら勇儀に叫ぶ。
「ここの、館の住人達か‼︎‼︎助かった‼︎‼︎」
体の再生と弾幕への対処で動くことの出来ない化物。
「今度こそ逃がさないわよ・・‼︎‼︎」
体の再生が終わった輝夜が化物の体に抱きつき自由を奪う。
残り、10秒
『霊夢‼︎‼︎‼︎やれぇぇぇぇ‼︎‼︎‼︎‼︎』
「ハァハァハァハァ‼︎‼︎‼︎‼︎夢想封印・瞬‼︎‼︎‼︎‼︎」
残り、5秒
高速の光弾が化物に着弾。
「ギャァァァ‼︎‼︎‼︎‼︎ア゛ア゛ア゛‼︎‼︎」
化物の体が光弾に蝕まれ悶絶している。
「ウアァァァァ‼︎‼︎アアああぁ・・」
段々と、化物から狂気が薄れていき完全に消えた瞬間に化物は気絶。
乗っ取られていた紅い霧が晴れ、隠れていた太陽が霊夢達を照らす。
「ハハ、どうやら間に合ったみたいだな・・・」
「紅い霧への妖力の供給が完全に消えたわ」
勇儀と、輝夜が空を仰ぎ見言う。
「ハァハァ、終わった・・」
とうとう、完全に力尽きた霊夢がその場に倒れる
これから、づす。
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