「あ゛あ゛あ゛あ゛いでぇぇぇぇえ‼︎‼︎くっそいでぇぇぇぇえ‼︎‼︎」
「もう少しだから我慢して・・‼︎」
そんな悲痛な叫び声を博麗神社に響かせている今日この頃。俺は、霊夢と風呂に入っていた。普通だったらニヤニヤが止まらずいろんなものをおっ立ててしまうわけだが、この叫び声から分かるようにそんな余裕もなく。上半身の殆どの骨が逝っているせいで軽く手を動かそうと力を入れるだけで激痛である。それなのに風呂に入って体を洗っているわけだから、いわずもがなである。風呂なんぞ寝てんだから二週間やそこら入らなくてもいいべと言って断っていたのだが霊夢に強引に入れられ最初は、お互いの全裸に顔を赤くしながらも今となっては、もう見慣れたものである。霊夢には、身の回りの世話をして貰っている訳だが苦労に思うどころかいささか楽しんでいるように見える。なかなか大変なことなはずなのだが。身の回りの世話と言っても上半身が殆ど動かないから食事、風呂、寝返りに至るまでだ。
「ふー、キッツイなぁー。運んでもらうだけでも激痛だからな。なんていうか、憂鬱だわー。ごめんなー。」
「氷坂をこういうふうにした私がなんで謝られてるのよ。やめてよ。」
俺の体を洗い終わった霊夢が俺を担ぎ
「アイダダダダダダダダダ‼︎‼︎‼︎‼︎」
脱衣所に移動させる。籠からタオルを取り出し、まず霊夢が自身の体をパパッと拭き、俺の体を拭きはじめる。やはり、俺の股間のモノを拭く時の恥ずかしさには慣れないらしい。触れられる方はもっと恥ずかしいんだけどね。こちとら恥ずかしすぎて死にたいよ。俺の体も拭き終えた霊夢が服を俺に着せ始める。正直、服を着脱する時が一番辛い。そう、服を着脱する時腕を通したり抜いたりするためそれは、それは、激痛が体中に走るのである。
「いっづぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎‼︎」
そんな俺をよそに霊夢は、黙々と俺に服を着せる。いつまでこんな事が続くのかと思うと気が滅入る。服を、俺に着せ終え服を着終えた霊夢は俺を担ぎ寝室に連れて行く。
「ふぅ、ありがとう霊夢。」
「ハァ、それ何度言うのよ。ことあるごとに毎回言ってるじゃない。」
「ハハ、本心なんだからいいじゃないか。」
「言われるこっちは、罪悪感で心が持たないわ・・。じゃあ、晩御飯作ってくるから、大人しくしてなさいよ。」
そう言うと部屋から出て行った。風呂上がりで気持ち良くなっていたためかなんだか眠くなってきた。
「氷坂、氷坂、起きなさいって」
霊夢が俺の体をゆする。
「あ゛あ゛あ゛あ゛痛い痛いからやめて‼︎」
「だって何回読んでも起きないんだもん」
「読んだの今のが初めてだろ‼︎絶対そうだろ‼︎」
「え、えー、何のことかなー」
こんのアマ・・・‼︎怒りを最大限こめた目で霊夢を睨む。
「ハイハイ、ごめんごめん。晩御飯出来たから持って来たわよ。はい、アーン」
「あのさ毎度毎度言ってるけど一応霊力で糸を操れるようになったんだから食事くらいは出来るからな?」
「アーン」
「だから自分で出来
「アーン」
「ちょっと聞い
「アーン」
「これ恥ずかし
「アーン」
「・・・・ア、アーン」
ああ、今日もまた折れてしまった。これ恥ずかしいからあんまりやりたく無いんだが。これ以上抵抗しても無駄そうだな。
「はい、アーン」
「アーン」
「ごちそうさま」
「じゃあ食器洗って来るから待ってて」
「あいよ」
そう言うと霊夢は部屋から出て行った。特にすることも無からぼーとして過ごす。する事も無いと言うかやりたくても出来ないんだけどね。ぼーっとしていると霊夢が食器を洗い終えたようで戻ってきた。ぼーっとしていると時間経つの早いよね。
「さ、寝ようかしらね。」
「うむ。」
霊夢が俺が寝ている布団の中に入ってくる。最初は意味が分からず慌てたものだが、霊夢によると何かあったとき自分の寝室からこっちに来るまでが面倒らしい。霊夢らしいと言えば霊夢らしいが 別に死にかけの老人じゃあるまいし。まあ、やめろと言ったところでやめてくれないんだろうが。
「んじゃ、お休み。」
「ええ、お休みなさい。」
最初はこの状況に慣れず眠れなかったがこれまた慣れたものだ。
霊夢が俺の服をギュッと掴む。
「ねえ、氷坂?」
「ん?なんだ?」
「ここに住んでみない?ずっと、私と一緒に。」
「うーん。そうにもいかないよ。帰って来るな、とか言われちゃったけどきっと待っててくれてるからさ。」
「じゃあ待っててくれなかったらここに住んでくれるの?」
「うーん。そうだな〜。住むなとか言われてるのに住んだら唯の厄介者になっちゃうからな。まあ、その時は頼むよ。」
「そう。氷坂は、アリスのことどう、思ってるの?」
「どうって、具体的にどういうことだ?」
「だから、好きとか嫌いとか。その、恋愛感情が有るのかどうかよ。」
「なんだよ、急に。まあ、アリスのことは好きだけど恋愛感情がどうとかは無い、と思う。」
「そうなの?」
「ああ。男として可愛いなとかそういうのはあるけど恋愛感情とは違うだろ。」
「じゃ、じゃあ私は?」
「え、ええ⁈本人の目の前でこういう事ってあんまりいいたく無いんだけど。」
「ハァ、全く男なんだからハッキリいいなさいよ。」
「じゃあ、逆に聞くけどお前は俺のことどう思ってるんだよ。」
「え、ええ⁈私⁈」
急に霊夢の顔が赤くなっていく。
「うん。」
「わ、私は、その」
「どうだ?いいにくいだろ?だからこの話は、やめ
「好きよ‼︎‼︎」
「へ?」
予想だにしなかった返答にに思わす変な声をあげてしまう。
「私は、氷坂のことが好きよ‼︎どう⁈言ってやったわよ‼︎で?氷坂は、私のことどう思ってるの⁈」
霊夢が詰め寄って来る。逃げようにも体に力が入れられない。だ、ダメだ。パニクって頭が回らない。
「え⁈あと、その」
ダメだ、考えるんだ。ちゃんとした出来るだけ霊夢を傷つけないような返答を‼︎
「俺は、霊夢に恋愛感情を持ってるわけじゃない。けど、友人として霊夢は好きだぞ。」
真剣に霊夢の方をみて言う。
「・・・・」
霊夢が俯いて何も言わなくなってしまった。まさか、泣いてる⁈そんな、心配もあり恐る恐る声をかける。
「れ、霊夢?」
霊夢の体が心なしかプルプル震えている。
「ぶ、アハハハ‼︎アハハハ‼︎真剣な顔して言うから思わず笑っちゃった。アハハハ‼︎」
「な‼︎お前からかってたのか⁈こちとら真剣だったのに‼︎」
ホッとし半分真剣だったのにからかわれたと気づき恥ずかしくなって来た。だが、
「からかってなんかないわよ。」
一瞬でそんな気持ちは、吹っ飛ぶ。
「え?」
「氷坂が好きって言うのは本心よ。」
「でも、」
「ええ、氷坂は私の事を恋愛対象として見れないんでしょ?だったら」
霊夢が巫女服を脱ぎ全裸になる。
「な⁈」
「怪我が治るまでにあたしの虜にしてあげる」
スッと俺のズボンに手をかけ下げようとする。
「ちょ、落ち着け霊夢‼︎ってズボンとパンツを脱がすな‼︎一旦止めい‼︎」
「何よ氷坂のここは、したいって言ってるけど?」
俺の元気になっている股間のモノに触れそう言う。
「そ、そりゃあこんな綺麗な胸みたら誰だってこうなるわ、グヘヘ。ってそうじゃなくて‼︎‼︎色々とすっ飛ばしすぎだろ‼︎‼︎な?」
「そうね。先ずはキスからよね。」
「そうそう、そういうって違うわ‼︎‼︎そういうムッ⁈」
霊夢が急に唇を重ねて来る。すると霊夢の口から俺の口の中へ、舌が入り俺の口内を蹂躙する。
「んちゅっ・・れろっ・・ぁ、はぁ・・んむっ、んっ・・・じゅるっ、れろ・・」
「んちゅっ・・やめ・・ろぁ、はぁ・・んむっ、やめなは、いぃ」
クソ言いたいことも言えないそんな世の中じゃぁー。体も動かずされたいようにされてしまう。
「はぁ〜、」
堪能したという顔で唇を離す。離した唇から唾の糸がひく。
「い、いい加減にしないとお兄さん怒っちゃうぞ⁈」
「フフフ、そんなこと言ってるけど無抵抗じゃない。」
「抵抗出来ないんだよ‼︎誰がこうしたと思ってんだゴルァ‼︎‼︎」
「でもこんな事女の子にしてもらえるなんて一種の男の夢じゃない?」
「あぁ、そうだねぇ‼︎でも、俺の男としての何かが光速で削られてってるよ‼︎」
「自制心かしら?」
「我慢してねぇよ‼︎ちょっとしてるけど・・。って違うわ‼︎男としての最低限のプライドだよ‼︎‼︎」
すると、霊夢の本当に楽しいという顔から一転悲しそうな顔で
「そんなに私じゃ・・いや?」
「ぐッ・・‼︎ず、ずるいぞ。」
「フフフ、だから氷坂は好きよ。」
そういうが早いか俺の唇をまたも奪う。
「ンム⁈」
あぁ、もうダメだ。こりゃあ抵抗しても無駄だ。しかも、俺の自制心ももうもたないよ。あぁ、もうお婿にいけないッ。
結局そのまま朝まで霊夢に好き勝手されてしまった。内容は・・・・言うまでも無いだろう。
いやぁ、ノリツッコミって考えるの面白いですね。
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