白猫と盲目の龍人 〜断ち切れない気持ち〜   作:967

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旧校舎のディアボロス
出会い


〜小猫side〜

 

私は塔城小猫。駒王学園の一年生です。私には秘密があります。それは私が悪魔という事です。決して私が頭がイカレてるいるわけではないんです。本当に存在するんです。

 

 

私は駒王学園の3年に所属している、リアスグレモリー様の眷属悪魔なんです。

 

 

さて、説明は後にしましょう。何故かもう少しで説明する機会がくる予感がしますので。それは置いといて、私にはもう一つ秘密があります。それは、

 

 

「龍斗君、ここの問題わかりますか?」

 

 

「はい。答えは、3√2です。」

 

 

「正解ですね。じゃぁ次の問題を………。」

 

 

そう、私の秘密とは気になる男性がいることです。

決して好きとういう事じゃなくて、彼の雰囲気が気になるのです。

授業中はずっと外を見ているのに今のようにすぐに答えてしまう。ただ頭がいいだけかもしれないのだけど、黒板を見ていないのに直ぐに答えるのは凄く奇妙でなんです。

先生などは気にしていないみたいなのですが、生徒達は気味が悪くて彼に話しかけるとこを見たことはない。

私は彼には私達みたいに人間じゃない何かなのかもしれない、とういう興味があった。

なので今日、彼に話かけてみようと思う。

どんな事を話そうかな。

 

 

 

〜龍斗side〜

 

 

俺は中島龍斗、駒王学園の一年だ。最近学校が憂鬱で仕方無い。多分俺の授業態度が気に食わないのか、気味が悪がって、ひそひそと影口を言って来るやつが増えてきている。

 

腹が立って仕方がない。今なら人を一人や二人殺してしまえるくらい腹が立っている。

 

 

「はぁ〜……。帰りたいな。」

 

 

そんな愚痴を呟いていると一人の人が近寄って来る音が聞こえる。

 

 

「……中島君今暇ですか?」

 

 

俺はびっくりしていた。たぶん俺は今ポカーンと何が起こったかわからない顔をしているだろう。

初めてのだったのだ、この学園に入って初めての俺に喋りかけてくれたのだ。

 

 

(他の人間はおれが気味が悪くて話しかけてこなかったのにこの人はなんで俺に喋りかけてくれたんだ?もしかして罰ゲームか?)

 

 

「………あの中島君?」

 

 

「ごめん。ちょっとボーとしていたんだ。今は暇だよ。何か用かな?」

 

 

危ない危ないもう少し遅かったら塔城さんが折角喋りかけてくれたのに無視をしたと塔城さんのファンに何をされるかわかったもんじゃなかったから、ちゃんと受け答えできて良かった〜。

 

 

「……いえ、少し気になる事がありましてちょっと聞いてみようかなって思ったんです。」

 

 

「気になる事?」

 

 

「はい。なんで授業中黒板を見ていないのに答えがわかるのですか?」

 

 

「っ!」

 

 

塔城さんはそんな問を投げかけてきた。

これはクラスの全員が疑問に思っていたのでクラス内が一気にシーンとなった。

みんな聞きたいんだろう。やはり人間は自分のわからない現象はなんだって怖いし知りたいと思っている。

そのせいで俺は嫌われている。だが、本当の事を言ったらそのせいでイジメられる。そういう過去が俺にはある。

だから俺は、

 

 

「なんでだろうね。」

 

 

そう言ってあしらって、外を見るようにした。

その時の塔城さんの顔はどんな顔をしているんだろう?

俺はその顔が見れない。外を見ているからではない。

また別の理由がある。

 

 

「…………そうですか。」

 

 

塔城さんはそう言って何処かへ行ってしまった。

その時の塔城さんの声は寂しそうなそんな弱い声だった。

一気に罪悪感が体中を支配する。

手足の感覚はなく、耳からも何も聞こえなくなっている。

まるで別世界にでも突然放り出された感覚だった。

それは時間と共に無くなって来たが、次に待っていたのはクラスの人達の罵声や影口。

 

 

(俺には何処にも居場所が無いんだね。)

 

 

俺はそう思い、笑った。

今の自分はどんな顔をして笑っているんだろう?

から笑い?万円の笑み?それとも、悪だくみでもしそうな歪んだ笑いかもしれない。だが俺は自分がどんな顔をしているのか見れない。何故なら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は目が見えないから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜小猫side〜

 

 

中島君と話して気になっていたことを聞いてみたがあしらわれて終わりだった。私は寂しかった。クラスの仲間として見られていないような気がして。

私が席に戻ってもう一度彼を見ると、彼は外見ながら笑っていた。でもその笑顔は苦しい中で出すから笑いのようなものだった。なんでそんな悲しい顔をするの?と私は益々彼が分からなくなった。

何故か助けてたくなってくる。本当になんでこんな感情が生まれてくるかわからない。

その時私は彼の瞳を見た。

 

 

(あっ!)

 

 

彼の瞳を見たことがある。裏切られ、絶望した瞳。

昔私が同じ瞳をしていたことを思い出した。

私はリアス先輩達グレモリー家の皆さんが居たから今は幸せですけど彼はそんな人達がいるのだろうか?

もしいなかったら、これらの彼の人生はどうなってしまうのか?そんな思いがぐるぐるとまわっていた。

そして1つの結論に行き着く。

 

 

(もし彼が助けを求めるのであれば全力で助けよう。)

 

 

私ははそう決意した。

 

 

 

 

 

〜龍斗side〜

 

 

学校が終わり今は放課後。身支度を済ませ帰ろうと準備をして帰ろうとしている時どこからか走る音と罵声が聞こえる。

なんだろうと耳を傾けるとある「待ちなさいこの変態共」

「死ね」「今日という今日は絶対許さない」と言った女性が言ってるかも疑うくらいドスのこもった声と「うわっ今日はなんかやべぇぞ!」「童貞のままでは死ねない!」

「俺は今日は見ていないのになんで〜!」といった男子の声が聞こえてくる。

 

 

「……またあの人達か。毎日楽しそうだな。」

 

 

と呟いていた。さて、そんなのはどうでもいいので帰るかな。ここにいたくないし。と思い足早に学校を後にする。

 

 

 

〜イッセーside〜

 

 

オッス!俺は兵藤一誠だ。よろしくな(`・ω・´)キリッ

……………………………………はぁなにしてんだろ俺。

俺は女子剣道部から逃げて帰ろうとしていたところに突然

 

 

「付き合って下さい!」

 

別の学校の女性が告白してくれたんだ。

最初は遂に妄想が見えてきはじめたかと思って、手を抓って見るとちゃんと痛みもあるし、ちゃんと見えている。

改めて女性を見てみると黒髪で出るとこは出て引っ込むとこは引っ込んでるスレンダーな女の子だった。

見とれてしまった。それだけ可愛かった。

こんな子がこの俺と付き合いたいなんて、もうテンションが上がりまくって速攻OKした。

これからの俺の学園生活はバラ色だろうと思っていた……

 

 

 

 

 

 

 

「死んでくれないかな?」

 

 

 

俺は何を言っているのか分からなかった。

 

「…………ごめん、聞き間違いかもしれないからもう一度言ってくれない?」

 

 

「だから死んでくれないかな?」

 

 

そう言って夕麻ちゃんの背中から黒い羽が生えてきた。

もう俺は何が起こっているのかわからない状態だった。

そして夕麻ちゃんが続けていう、

 

 

「楽しかったわ。あなたと過ごした日々。初々しいままごとに付き合って感じだったわ。」

 

 

そう言って夕麻ちゃんは手に光る槍を投げる。

 

ドスっ

 

その槍は俺の腹に刺さっていた。激痛が走り前のめりで倒れる。腹からは止めどなく血が流れ出す。

 

 

「ゴメンね。恨むなら、その身に神器を宿した神を恨みなさい。」

 

 

そう言って飛び立とうとした時、

 

 

「おい、ちょっと待てよ。」

 

 

そんな声が聞こえた。意識が朦朧とする中その人を見ていると黒い着物を着て目を包帯でぐるぐる巻にしている、黒髪の男がいた。そこで俺は意識が無くなった。

 

 

 

〜龍斗side〜

 

 

今日はバイト先に行こうとした所に、結界の気配と堕天使の気配を感じた。なぜ俺がこんな事を知っているのかは後で話そう。今は急いだ方が良さそうだ。

そして俺は結界が張られている公園へと急いだ。

着いてみたら、堕天使の気配ともう一つ人間の気配を感じる。

 

 

(人間の方は光の槍で刺されて死にかけか)

 

 

現状を把握していると堕天使の方が逃げようとしていた。

 

 

(おいおい、死体はそのままかよ。)

 

 

と思い堕天使に待ったをかけた。

 

 

「おい、ちょっと待てよ。」

 

 

「ん?あら、結界張ってたのに人間が入って来ちゃうなんて。けど残念ね。目撃者は死んで貰うわ。」

 

 

そう言って光の槍を投げてくる。俺はそれを握り潰した。

 

 

「なんで?」

 

 

「こんなしょぼい槍で俺を殺せると思ってたのか?」

 

 

俺は動揺する堕天使におちょくる口調でいった。

 

 

「巫山戯るな!この人間風情がぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 

堕天使は怒り狂い槍を投げてくる。

俺はそれを容易くよけて遊んでいた。

 

 

「クソッ!なんで当たらないのよ!」

 

 

「さぁ。なんでだろうね。」

 

 

と言ってみてみると槍も量が増えた。怒ったのかな。

さてそろそろ終にしようかな。

そう思い、堕天使に接近する。そして俺は目にも止まらぬ速さで堕天使の後ろに回り込み回し蹴りを堕天使の横腹に叩き込む。

 

 

「がはっ!」

 

 

そう言って血反吐を吐き地面に叩きつける。

 

 

「さぁどうする?まだやる?」

 

 

「ぐッ。覚えて起きなさいよ!」

 

 

と三流の小物が言いそうなことを言って何処かへ行ってしまった。さて、問題は済んだ後はもうバイトは行かないでおこう。眠いし。さてこの人間どうしよう。

すると、

 

 

「あなた、私の領地で何してるの?」

 

 

「…………………………………………。」

 

 

参ったな〜。よりによってコイツが来たか。

関わりたくないしコイツに押し付けて帰るかな。

 

 

「ちょっと聞いてるの?」

 

 

「………………そこの人間を頼む。」

 

 

そう言って俺は魔法陣で自宅に転移した。

自宅に帰り風呂に入り、ベランダに出て、

 

 

「はぁ…。なんか嫌な事に巻き込まれていくような気がする。それに………………………………………まぁこの事は後で考えるか。」

 

 

と言ってベットに入り、1分もしない内に寝息を立てていた。

明日から頑張ろうと思いながら……………。

 

 

 

 

〜小猫side〜

 

 

明日も中島君に話しかけてみようと思う。

それで彼が救えるのなら。

そう思い小猫は眠りについっていった。

 

 

 

 

 

 

これから起こることも知らずに…………………。

 




最後まで読んでいただいありがとうございます。
この物語は小猫ちゃんといちゃこらしたいと思い書き始めた作品ですが、何故かこんなになってしまった。

なんか最初が重い。ラフな感じでスラスラ読める感じしたかったのにこんなになってしまった。

まぁ頑張りますので良かったら感想下さい。
今後ともよろしくお願い致します。
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