〜龍斗side〜
また今日が始まってしまった。俺は憂鬱になりながらもベットから降り、朝食の準備をする。朝食を食べ終わり、身支度を済まるともういい時間になっていたので、少し急いで家を出ることにした。
「いってきます…。」
そう言って家を出た。
通学路では生徒に会わず学校に着いてしまった。
学校に着いて先生方に挨拶して用も済ませて教室に行く。
教室に行き暇なので寝ることにした。
少しして教室が騒がしくなってきた。
そろそろホームルームかと思い起きると同時にチャイムが鳴る。俺は、
「俺的にこの音は授業の始まりじゃくなくて地獄の始まりだわの音だわ…。」
そう小さく呟き、外を見るのだった。
〜小猫side〜
今日も中島君は外を見ながら授業を受けている。
本当に不思議でたまらない。昼休みにでも話しかけてみよう。
〜龍斗side〜
やっと昼休みだ。さっさと昼飯食べて寝よ。
そうして弁当をひろげて食べ始める。
食べ終わり、昼寝しようとしたところに、
「……中島君ちょっといいですか?」
塔城さんが話しかけて来た。
昨日といい今日といいなんなんだこの人は。
ただでさえ授業中に溜まったイライラを解消する時間を、奪って何の用だよ!
「………何か用?」
「いえ、昨日の事で。本当はどうなんですか?」
またその話かよ。
そう思い俺はますますイライラが溜まってしまった。
「さぁどうなんだろうね」
といい俺は外を見るようにした。
これすればだいたいは何処かに行ってくれるから。
けど塔城さんは、
「もし、私に出来る事があれば言って下さい。力になります!」
と言ってきた。
「あ」
そう言って俺は塔城に向かってガンを飛ばすのだった。
「俺の事情を知らないくせに、俺の中にずかずか入ってくるな!」
と怒鳴るのだった。
お前みたい完全で産まれた奴が俺みたいな不完全のきもちがわかるのかよ。そう思い頭に血がのぼる。
教室が静寂に包まれる。
俺はここで自分が言った事に罪悪感を覚えた。
だが引っ込みがつかず、そのまま鞄を持ち教室を出た。
〜小猫side〜
中島君は起こって教室を出ていってしまっていた。
私は何が起こったか分からなかった。
「塔城さん大丈夫?」
「…………はい。」
クラスの友達が話しかけてきた。そこで小猫は周りの状態に気づく。「中島って感じ悪いよね。」「クラスの邪魔者よね。」「塔城さんに話しかけって貰ったのに怒鳴るとかまじ最低。」「中島もう死ねよ。」そんな彼の誹謗中傷の言葉が飛び交っていた。
中島君は悪くない。悪いのは相手の気持ちに気づかなかった私のせい。人には聞かれたくないことはある。それに私は触れてしまった。その罪悪感で私は押しつぶされそうだった。謝りたかったが中島君は学校にはもういなかった。
〜龍斗side〜
俺は学校を出て自宅まで帰って来ていた。
「はぁ〜………。ダサ過ぎる。」
ベットに倒れこみ呟いていた。
イライラしていたとわいえ女の子に怒鳴ってしまうなんて
「………死にたい……。」
そう言って俺はバイトの時間まで寝ることにした。
「さて行きますか。」
俺は足元に魔法陣を発動させバイト先である冥界に転移した。
俺は冥界のバーに行き、今日の獲物を探す。
薄々気づいていると思うが俺ははぐれ悪魔狩りのプロだ。
少し前に俺が堕天使や結界を知っている理由がこのバイトのせいだ。
大昔前に悪魔・堕天使・天使で戦争をしていたらしい。
その戦争中に二天竜のドライグとアルビオンに巻き込まれ三陣営に多大な被害をもたらした。その為、三陣営は手を組みドライグとアルビオンを封印した。その戦争で三陣営は多大な被害をもらい、戦争出来る状態では無かった為休戦したのだ。
そしてはぐれ悪魔悪魔については主を裏切ったり、殺したりした悪魔である。そのはぐれ悪魔には賞金がかけられている。その賞金を目当てに賞金稼ぎがいる。まぁ俺もその内の一人なのだが
「おじさん今日はいいのある?」
「おお、あんたか。今日はいいのは入ってないよ。」
「そんなしょぼいのしかないんですか?」
「最近あんたが狩りまっくったせいだよ。まったく。」
「ははは。そう言わないでくださいよ。いい事じゃないですか。」
俺が気さくに話しているのはここのバーのマスターだ。
初めて俺がここに来たとき、「ここはお前みたいなのがくるとこじゃない」といわれたのはいい思い出だ。
「じゃ〜マスター、B級でいいから何かない?」
いつもはA級からSS級にかけて狩っているのだが無いなら仕方がない。
「それだったらこれを殺るか?」
マスターが出してきたのは、
B級はぐれ悪魔 ザザン
と書かれたものだった。
「ザザンってどんな奴?」
「剣士だったらしいぞ。剣の為と言って仲間達を殺したクズ野郎だよ。」
マスターは吐き捨てるように言った。
まぁマスターは家族とか仲間とかを大切にするいい奴だもんな。嫌悪するのは当たり前か。
「マスター俺それ受けるよ。そいつ何処に居んの?」
俺はそう言い行く準備をし始める。
「そうか。受けてくれるか。コイツはここから20km離れたここの森だ。」
そう言ってマスターは地図を指さしていた。
「ありがとう。じゃぁ行ってくるわ。」
と言って俺は、背中を向け手を振りながら店を出ようとする。その後ろから、
「おう!いってらっしゃい。気をつけてな。」
とマスターが言ってくれた。
やはりここはいいところだ。心があたたかくなる。
「俺を誰だと思ってんだよ!はぐれ悪魔狩りの『死神』だぜ!気をつけるまでもない。」
と言って店を出る。
そしてバーは静寂に包まれる。
「照れ隠しかあいつ?可愛い奴だな。」
と呟く。その顔は孫を見て微笑むお爺さんのようだった。
それから龍斗は目的の森に到着したのはいいが目的のザザンが見つからなかった。情報に寄ればここに居る筈なのに何でいなんだ?と龍斗は思っていた。
それから五時間後………………
「何処にも居ねーじゃん!」
と叫ぶ龍斗の姿があった。そう五時間後ぶっ通しで探しているが全然見つからないのだ。ここの森は広いが五時間後も探して見つからないのはありえない。
龍斗は仕方がないので野宿をする事にした。
「は〜…。野宿かぁ。何で居ねーんだよ。」
と愚痴をこぼしながら野宿をする場所を決める。
そしたら丁度いい所に洞窟があった。
「良し、ここにしよう。」
といい洞窟の中に入る。洞窟の中は暖かく過ごし易い空間になっていた。俺はバックから缶詰を取り出し食事をする。
「缶詰を作った人を尊敬するわ。美味しいし、長持ちするし、かさばらないし、もう便利!」
そう言って缶詰を黙々と食べていく。
その時、トットットッと言う音が聞こえた。
すぐさま、迎撃体制を取る。すると、
「にゃ〜。」
猫の声が聞こえた。何でこんな所に?と疑問が生まれたが、お腹が空いているのかも思い缶詰の半分をその猫にあげる事にした。
猫は最初は警戒していたのか食べなかったが、それでも食べてくれた。
それからすこしして猫が食べ終わったのかこっち擦り寄って来た。俺はつい可愛くて頭撫でてあげた。
猫は気持ち良さそうにし、俺の膝の上に乗って寝始めた。
俺は猫が寝息立てていることに気づき、起こさないように俺も寝るのであった。
次に目が覚めたのは、あれから4時間後だった。
膝の上にはまだ猫が寝ていた。俺は起こさないよう撫でた。すると、
「……………んにゃ………?」
と言う声が聞こえた。
「起こしちゃったかな?済まないね。」
と言って謝る。その言葉がわかるかのように、
「んにゃ〜お」
と返してくれた。俺は細く微笑んでからもう一度撫でた。
朝食用の缶詰を二つに分けて猫にあげる。
喜んでいるらしく可愛い声で鳴いている。
朝食を食べ終わり、ここを出る準備をする。
「準備OK。さて、今日こそザザンを見つけるぞ!」
と言って喝を入れる。すると猫が、
「フシャーーー!!」
と威嚇をしてきた。まぁ分かってはいたがね。
俺は洞窟から出る時猫にこう言った、
「また次会うことがあったら、ちゃんと話してね悪魔の猫ちゃん♪」
と言って出て行った。
「あ、学校どうしよう…。まぁ会いずらいし今日ぐらいは許してね。おじいちゃん。」
と呟いて学校をサボる事にした。
〜???side〜
あの人間は何だにゃ?
私の正体を知っているのかにゃ?
それにザザンを見つけるって言ってたからあいつははぐれ悪魔狩りの奴にゃ!
なのに何で私の正体を知っているのに狩らなかったんだろうかにゃ?
わからない。あんな優しいはぐれ悪魔狩り見たこと無い。
はぐれ悪魔を狩ろうとする奴等はほとんど欲にまみれた奴にゃ。
なのに何であいつからはそんな感じがしないのか分からなかった。すると、
「あ、ここにいたか黒歌。」
洞窟の入口から仲間が声をかけてきた
「ごめん美猴。ここで休んでたにゃ。」
答えると、
「ヴァーリ達が心配してるからさっさと帰るぜ。」
「わかったにゃ。」
そうして私は美猴と共に転移した。
次会ったらお礼を言っておこう。そう思いながら。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがでしょうか?
人間界と冥界での龍斗が性格が違うと思う方が居るのでは無いでしょうか?
私は思います(笑)
まぁ龍斗にも色々ありましてね(笑)
冥界での龍斗が本当の龍斗君ですよ!そこは分かってあげてください。
次は出来れば明日出します!
こんなに駄文ですがよろしくお願い致します┏○┓
お気に入り登録してくれた方ありがとうございます。
これからもっと面白くなるよう書いていきたいと思うのであたたかい目でみて下さい。
後、感想があればどんどん下さい。
より良い作品にしていきたいのでアドバイスも貰えたらなっと思っています。
良かったら書いてください。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
次回はザザンを倒してバイサーを倒す所までいきます。
こうご期待!(`・ω・´)キリッ