みさだめさだとき
昔、政明と国康が東京に行った時にできた親友の一人
政明の母の遠い親戚にあたる
顔は整っており髪はオールバック
身長がほぼ五尺
自分の名前と身長が嫌い
成績は中の下
召喚獣は作業着で武器は工具
「そろそろ清涼祭だな」
そう、桜の木から花びらが無くなって
緑の葉が目立つ頃彼らが通っている文月学園では
清涼祭という文化祭が行われる
そして、ここは倉田宮城と呼ばれる彼らの家だ
「そうですね。
あ、そうだ、二の丸の御殿はもう一つ完成してましたか?」
「ああ、一応な、しかしどうした」
そして、彼らにはもう一つ大きな出来事が起ころうとしていた
「あ、実は定時がこっちに来るって」
そう、彼らの親友の未定定時がやって来るのだ
しかし彼は変人である。変人の彼らが言っているのだから間違いない!
「ああ、なんか言ってたなそんなこと」
「飛行場の滑走路はもう一本出来ているから着くでしょうね」
「さて、飛行場に行くとするか」
家の中に飛行場があるって言うのは凄いな
ちなみに、今は東の空が白んできた頃である
太陽の弧が見え隠れする空を背景にして一機のレシプロ機が
地面を叩きながら彼らの方向に走ってきた
……いまどき、レシプロ機はどうかと思うけど
まだ動き続いているが風防が開き
中の男が身を投げ出して開口一発―――
―――「やらないか」
地上にいる二人のうち軍服方が
「殺せ」と冷酷な言葉を放った瞬間
「ごめん!嘘だから!許して!」と衝撃の早業を見せる
「は~、これだから定時は」と白衣の男が
「今回は許してやる、これが鍵だ、さっさと登校の用意をしろ」
「へーい」と小型飛行機から降りて彼が暮らすところに向かっていった
時は流れてLHRの時間には
政明の国康は
よく寝ていた
おや、政明が起きて黒板を覗くと
【候補1 写真館『秘密の覗き部屋』】
【候補2 ウェディング喫茶『人生の墓場』】
【候補3 中華喫茶『ヨーロピアン』】
「……………………はいぃ!」
「やっと一人起きたわね」
扉がバナナのようにそり「皆、清涼祭の出し物は決まったか?」
鉄人がやって来た、恐怖と重い空気を引っさげて
その重い空気を除こうと島田が
「今のところ、候補は黒板に書いてある三つです」
【候補1 写真館『秘密の覗き部屋』】
【候補2 ウェディング喫茶『人生の墓場』】
【候補3 中華喫茶『ヨーロピアン』】
「……補習の時間を倍にした方がいいかも知れんな」
そのとき!Fクラスの生徒一同の底知れぬ底力が目覚め
重い空気を吹き飛ばした
『せ、先生!それは違うんです!』
『そうです!それは吉井が勝手に書いたんです!』
『僕らが馬鹿なわけじゃありません!』
馬鹿が馬鹿を馬鹿扱いしてさらに馬鹿になっていく
「馬鹿者!みっともない言い訳をするな!」
背筋が伸び上がるFクラスの馬鹿共
若干勝ち誇ったような目で馬鹿共を見ている
「先生は、馬鹿な吉井を選んだこと自体が頭の悪い行動だと言っているんだ!」
今度は馬鹿一人は殴りたそうな目で鉄人を睨んだ
「まったくお前たちは……。少しは真面目にやったらどうだ。稼ぎを出してクラスの設備を向上させようとか、そういった気持ちすらないのか?」
全員の目が輝きだし教室は喚起の海になった