現代社会
坂本雄二
116点
吉井明久
71点
未定定時
142点
「おお、意外と定時は点を取れているようですね」
「やはり殿下がかつて扱きに扱いてきたおかげでしょう」
「そうかいそうかい」
「うぐっ、俺の召喚獣制服と金槌かよ。ださいな」
「残念だったね。一人しかいないなんて」
明久が踏み込んで木刀を振り下ろしたとき
「あれ、木刀って金槌で砕けるんじゃないかな」
凄い事に気が付いた定時が金槌を思いっきり振ったら
ぼっきりいきました
「え、―――どうしよ雄二」
「安心しろ明久、さっきの言動からまだ扱い慣れていないだろうから…」
「ヘイヘイ来いよ」
定時は召喚獣のブレザーを脱いで金槌に結びぶんぶん振り回していた
「雄二!もう使いこなしてるじゃんか!」
「ああ、策はある」
と明久の頭を掴み
「最終手段明久スイング!」
「て、何するのそれに最終手段っていったよね」
「えい」
そして決着はついた
まあ、雄二と明久が勝った
雄二が明久を振り回し
定時がブレザー金槌で明久の首を絞め明久退場
折れて落ちていた木刀に躓きこける
その勢いで金槌が頭に当たる定時脱落
「まあ、こんなものでしょう」
「帰りませんか、殿下」
「……ああ、ふっそうだいいことを考え付きました」
客足が少なくなってきたので戦略会議を開いている彼らだ
「さて、ここにチャイナドレスが三着ある」
こう問うた
「君たちはこれをどうすると思う」
返答を聞かずにこう答えた
「女子二人と明久に着せようと――」
「却下ーーーー!」
そのとき急にに尿意をおぼえた政明は
「ああ、便所いってくるので、後はよろしく」
「我~が大君に~」
気持ちよさそうに放尿していると
『おい、さっさと作業しろよ』
『無理だろ、トイレでパソコンでビラ作るなんて』
個室の中で二人が何かをしているようだ
「ふう……さてと」
ベルトを締めなおした政明は
掃除道具入れからホースを取り出した
それを蛇口に取り付け、放水
『うお!水だ!』
『どうすんだよ!壊れるぞ!』
『インクが!』
「愉快だな!はっはっは」
彼は上機嫌で教室へと向かった
教室にて
「結局誰が着ることになったのですか」
今更だが気分で口調が変わるんだよな
ただ軍服を着ている筋肉が異常なまでにあり身長が2m弱の男が丁寧に話している奇妙な構図が出来上がっている
「ああ、それなら姫路さんと美波とムッツリーニ―――」
「嫌な予感が」
「―――が直してくれたやつを葉月ちゃんが着てくれることになったよ。よかったね」
「私はロリコンではありませんよロリコン」
まだ怒っていないまだ怒っていない
「明久、もう時間だぞ」
「あ、じゃあ後は任せたよ」
「はいはい」
「殿下、少し改良したいので木材を1m五本持ってきて頂けませんか」
「ああ、はいわかりました」
教室を面倒くさそうに出て試験召喚戦争の混乱の間に実効支配してAクラス戦の敗戦後の粘り強い交渉の結果荷物置き場としての実効支配が認められた苦い思い出のある空き教室だ
「違う違う、小麦粉の中に殺虫剤をぶちまけるんだよ」
教室内に小麦粉の袋の口に殺虫剤のノズルを突っ込んでいる奴等が四人いた
彼らは腰にトランシーバーをつけている
「もしもし、何しているのかな君たち」
「げ」
「もういい!見られたなら殺せばいいだろ!」と小麦粉を思いっきりばらまいてポケットの中を探る音が聞こえた瞬間嫌な予感がした政明は身を小さくして放置されていた卓袱台の陰に転がり込んだ