バカと学者と愛国者   作:通りすがりの愛国者

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もっと!もっと!儲けを出すぞ、どんどん人よ来い

『第三管区のカラオケボックスで乱闘、特殊新市街警備隊が取り押さえました。』

「ああ、明らかにむっつりしている奴と明らかに野生の人間と明らかに馬鹿な奴、あと被害者は釈放しろ、そしてここまで送り返してくれ」新市街のことは全て政明の一存でどうにでもなる

政明は校舎の屋上から新市街の方向を眺めている。双眼鏡を目に当てず右手で持ったまま何かを待つように転落防止柵に身を左脇を掛け立っていた

そして国康は望遠鏡を新市街の方向に向けていた。新市街のマンションのベランダに掛けている女物の下着を見ていた

何見ているんだよ、と政明が国康の頭を叩くそして「私にも見せなさい」と台無しの発言をした。結局政明も似たようなものを探していたのだった

 

「よし、二日目にもっと稼ぐために部屋を改装するぞ!」

君たちは荷物を全て空き教室に、お前たちは全部床のシートを剥がせ

床をダンボールを引きビニールシートを打ち付ける、そして木材をけちって鉋で薄くしてビニールシートに貼り付けワックスを塗りつけたら『なんちゃってフローリング』の完成だ

なんだかんだいって改装費用は三千円で済んだ

寝転がりながらもっと稼ぐことが出来る方法を考えていると

「おーい、倉田の殿下」

なんとなく定時の声が聞こえてきた気がしなくも無いが成功したら利益の一部分を配給する株券みたいなのを高値で販売するか

「おい倉田の殿下、h」

「おいこらなんか聞こえたぞ、でどうした」

やっと反応した政明

「Cクラスの荷物が少し収まりきらないので空き教室にその分置かせていただきたいと」

そんな理由か

「よし契約金10万円と一キログラム当たり1万円で受け入れてやろう」

「高い!…まあいいかそれでお願いします」

たちまち18キログラムの荷物が積みあがり

「28万円か、まいどありぃ!」

そのとき何を思い立ったか無駄に大きな胴体を一瞬動きを止め

「おい、お前はCクラスの全権を握ってんのかな」

 

はるかな東から旭日が昇り政明が登校してから暫くすると空き教室から

「いらっしゃいませCクラス支店へようこそ」

空き教室にCクラスが居座っていた

「おい政明Cクラスがなんで空き教室にいるんだ」

雄二が変に詰め寄ってきた

「いやいや、れっきとした契約ごとだよ。ただただ利益の八割をよこす代わりに店舗を構えていいと契約してやったからな」

政明は親子二代で一大財閥を築き特定亜細亜国家の経済を完全に破壊しこの先百五十年再び先進国入りは出来ないほどの打撃を与える経済力を築き上げた彼には設けの伊呂波を叩き込まれている

「なるほど、それで儲けは出るのか」

雄二の問いかけに対し

「ああ、儲け話は私に任せておけば何一つ問題ない」

嫌な予感しかしない

これが杞憂だったらいいのだが

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