バカと学者と愛国者   作:通りすがりの愛国者

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戦う前からすでに情報戦と言う最大級の戦いが始まっているんだよ!つまりここが一番大事なんだ

Dクラスに勝っていい気分になっていた俺、新しいチョークが手に入って喜ぶ姫路、Dクラスの棚を手に入れて不吉な笑みをうかべるムッツリーニ

この対Dクラス戦の勝利は級友達に少なからず様々な影響を与えていたようだ。

おや、雄二はまた教室の隅で肉体改造をしようとしているようだ。

「おい、雄二それ以上筋肉つけたら某世紀末主人公みたいになるぞ」

雄二は言った

「それはいやだな、まあそうなるとな…何でもない」

なんか言えよ

「はぁ…そろそろ散らないか」

さすがに、もう帰りたいからな

「そうだな、よし!全員解散!」

あ、外は今雨降ってるじゃないか……まあ、精神力で何とかなるか

「国康、早く帰るぞ」

「はいはい、分かりましたよ」

彼は面倒くさそうに答えた

 

「ただいま……と」

誰もいない大きな家に今日も帰ってきた

「ああ~、今日も疲れたと」

なんとなく高いところに行きたくなってきた。その為、我が家の敷地の端のほうにある大きな櫓に行くことにした。(我が家はまさに城だからな。)これは父上が趣味で作った櫓だがちょうど四層目を作っている時に死んだ、いや………殺された。

「まあ、いいや」

そうこうしているうちに最上層に到着した。よく晴れている時には文月学園もよく望めるのだが今日は生憎曇りだから見えないようだ

ん、何処かで『同期の桜』が流れて……携帯電話か……

「もしもし、こちら倉田宮政明だが」

『おぬし、今日もそこにおるのじゃな』

「ああ、秀吉か……なんとなくここが目の端に止まったからな」

『姉上もそこにおぬしが…』

電源を落としたからもう大丈夫だろう

ああ、そう言えば今日は母上が死んだ日か……それを心配していたのか…秀吉が

もう、今日はここで寝るか

 

朝か………今日から軍服を着ていくか……

そうと決まれば、即時行動に移す!その心意気が大切だからな

Bクラス戦の作戦は既に立てているから……今日も行くか!

と、その前に

「国康、起きろ!即時起床しない場合は貴様の尻に闘魂注入棒を叩き込んでやる!」

こいつは俺が広げた土地に住まわせている

「殿下、起きます!起きますから!もうそんな時間なのですか?」

「ああ、貴様のせいで遅刻した経験は何回あるか…」

「そうでしたね………」

 

「よう、雄二!今日も元気か?」

「ああ、所で今日の作戦はどういう感じなんだ?」

…………それなんだがな

「………実は生憎詳しくは作れなくてな…」

「どういうことだ?」

殺気を放っていない!これは大丈夫だ!

「それは、Bクラスの代表がせこい事で有名な根本恭二なんだ」

「何だと!あの根本恭二か…」

「ああ、カンニングの常連であり球技大会で相手に一服盛ったり喧嘩に刃物は当然装備するあの根本恭二だ」

まあ、常に日本刀二本を帯刀して拳銃、短剣を持ち歩く俺が言える事ではないが

「そうか、他にいいものはないのか」

「これを使おうと思っている」

「流石だな…お、政明見てみろよ兵士がだいぶ揃ってきたぞ」

「そうだな」

 

「おい、政明今日の大まかな作戦を教えてやれ」

もう発表してよいのだろうか

「ああ、まず具体的な戦力差だ、Bクラスは一人が2000点程度取っているので十万点。対するこちらは俺、国康、姫路を4000点、それ以外は800点取っているのでおよそ五万点で2:1に見えるが実際はBクラスの親衛部隊が5人としてこちらが第四部隊12人と俺だからおよそ、88000点対36000点なので約7:3。つまり3:1三人で一人を倒さなければならない。しかし、我々には、何事にもかえられない経験がある。その差で如何に敵を押さえられるかが鍵だ」

まあこいつらは中盤は全く聞いていたかっただろう

「そして大まかな作戦は最初に急襲してそこからBクラスの教室に敵を押し込むのが作戦だ!以上!説明終わり!」

 

「飯のじかんだ~!」

作戦説明を終えたら、待ちに待った昼飯の時間になった

「殿下、本日のお弁当はなんでございましょうか」

国康がこんなことを聞いてきた

「貴様と俺の弁当は同じ人に作らせているのだからわかるだろう」

「そうですね……あはは」

「明久今日も塩水か?」

雄二は明久に判りきったことを聞いたようだ

「心外だな~雄二、今日はソルトウォーターだよ」

おい!それ一緒だぞ!

「あ、あの。皆さん……約束の……」

姫路が浮浪者予備軍を救おうとした

「おお、もしや弁当かの?」

「は、はいっ。迷惑じゃなかったらどうぞっ」

おお!明久の塩水という食事(?)が変わるか?

「それでは、せっかくのご馳走じゃし、こんな教室ではなくて屋上でも行くかのう」

「そうだね、政明達も来なよ」

「ああ」

次の瞬間雄二はこういった

「そうか。それならお前らは先に行っててくれ」

「ん?雄二はどこか行くの」

「飲み物でも買ってくる。昨日の礼も兼ねてな」

「あ、それならウチも行く!一人じゃ持ちきれないでしょ?」

「じゃあ、俺が金を出そう。そもそも作戦立案は俺がしたからな」

金ならあるからな

「殿下が行くなら………」

「貴様は別にいらないからな」

「………」

「悪いな。それじゃ頼む」

 

「すいません、コーラ缶10本と緑茶缶4本下さい」

5000円あれば足りるだろう

「はいよ」

「ありがとうございます」

「けっこう買うわね……」

「じゃあ俺と雄二が五本ずつで島田が四本だ」

「わかった」

「わかったわ」

あ、そうだ

「すいません清涼飲料水をください。糖分のうんと高いやつ二本」

「はい」

これでよし!

「政明、なんでそれを買ったんだ?」

「ああ、一応頭を働かせるためにな」

「坂本、そろそろ行かないと弁当が無くなるわよ」

「そうだな……って政明はもう行ったのか」

 

あー腹減ったな~

「おーい………(国康!何があったんだ!)」

「(姫路の弁当が………姫路の弁当が…)」

「(姫路の弁当がどうした!)」

「(殺人兵器であります………)」

…………………………はぁ?

「(貴様、粛清されたいのか?)」

「(いいえ!見ればわかります!)」

「おう、待たせたな!へー、こりゃ旨そうじゃないか。どれどれ?」

雄二で見てみるか……まあ、食事で人殺しはできまい

「あっ、雄二」

『パク    バタンーガシャンガシャン、ガタガタガタガタ』

清涼飲料水の缶をぶちまけて倒れてた……………………えっ!?

「さ、坂本!?ちょっと、どうしたの!?」

「(国康!どういうことだ!)」

「(言ったじゃないですか!)」

「(そうか………)」

こうなれば…已むお得ん!

「(逃げるぞ!国康!)」

 

我々は戦場から凱旋したのだかの恐怖はもう無い

「雄二、そろそろ時間だぞ」

もうすぐ一時、これが開戦予定時刻だ

「ああ、明久お前が宣戦布告してくるんだ」

「OK、まかせてよ雄二、ところで何で今回は僕の第二部隊だけなの」

「政明、明久に教えてやれよ」

ああ、明久は馬鹿だからこの意味を知らないんだな

「…まず、第二部隊がBクラスを教室に押し込む、それから援軍を出すから我慢してくれ、急襲攻撃は敵が知ったら意味がないんだ」

「わかった、点数が危なくなれば退いていいんだよね?」

ここで勇猛果敢に玉砕しろ!とも言えないから

「ああ、一人も飲まれないようにな」

「わかった、いってくるよ」

「少し待て、明久」

「どうしたの、雄二」

「殿下!化学の教師をつれてきました!」

「明久!逝ってこい!」

「雄二、僕は大丈夫だよね?」

「ああ」

いつも思うがこいつ等の友情は変な友情だな

 

「よし………第一部隊第三部隊はDクラスに即時移動せよ!」

「「「「了解!」」」」

「国康!例の物は!」

「あと、二分下さい!あと二分!」

「承知した!」

戦争が始まって三分、もうそろそろ第二部隊がまずい展開になって来ただろう

「「「参謀!準備は完了致しました!道も完璧です!」」」

「殿下!完成致しました!」

「よし!お前ら!逝ってこい!」

「「「了解!」」」

誤字ではないはずだ、今から行う作戦はBクラスの戦意と戦力を削ぐ作戦だ

「俺は現場を見てくる!雄二、少し任せた」

「ああ、わかった」

 

やつら三人に何をさせたかと言うと国康に召喚獣を召喚させて作らせた物だ、いったいどのような物かと言うと……

「明久!直ぐにFクラスまで戻ってこい!フィールドは繋がっているから!」

「了解!今すぐ撤退!」

「「「「了解!」」」」

さてと

「先生、先生の所の召喚フィールドの消去をお願いします」

「わかりました」

よし、これで第二部隊の撤退が完了した、えーと、十二人、よし!全員だ!

「「「天皇陛下万歳!!!!」」」

物凄い爆発音が聴こえてきた、ちなみに国康には腕輪の力で爆薬とアルミを作り作らせた物だ!つまり、あの三人は言わば、肉弾三勇士といった所だ

初戦はムッツリーニのカメラによるとBクラス8人こちら3人と良くもないが悪くもない結果となった

「英霊たちに敬礼!」

 

 

大本営・・・坂本雄二、倉田宮政明

第一部隊・・・隊長姫路瑞希12/12交戦中

第二部隊・・・隊長吉井明久12/12補充中

第三部隊・・・隊長木下秀吉12/12待機中

第四部隊・・・隊長東川国康9/12警護中

「まあ、ざっとこんな具合だ」

こんなことを雄二は聞いてきた

「政明第三部隊は大丈夫か?」

「ああ、大丈夫だ」

「どうしてそんなことがわかるんだ?」

「それはな、最初に急襲攻撃と特別攻撃を行ったんだ、きっと奴等はそれを警戒している。そこに爆発音を流せば相手は恐怖を感じるだろう。その精神攻撃にたえられなくなり一時停戦うまくいけば講和を願い出てくるはずだからな」

特別攻撃はかなり精神的に痛めつけれる

「なるほどな!」

「代表!参謀!Bクラスより軍使が参りました!Cクラスで一時停戦条約を結びたいと申しております」

いい話が飛び込んできたな

「本当に来たか」

「いっただろ」

しかし、ここまで早いとはな何か策でもあるのか…………ああ、あるなCクラスの代表は根本のアレだからあそこはBクラスの属領と言う訳だな、まあ、乗ってやるか講和をいい条件で持っていくためにな

「政明、何か策があると思わないか」

「まあ、いいじゃないか姫路に一撃離脱はきついだろう」

「そうか、すぐいくと言っておいてくれ」

「了解!」

 

「さてと、本日はもう勉学に励んで戦争は明日に持ち越しましょう」

根元の発言は物凄くうわべだけという感じがするな

「雄二、俺は受けてもいいと思うがどうする」

「もちろう受けるぞ」

「ありがとうございます。それでは今が一時五十分なので二時から明日の九時まで平和が約束されました」

こいつ鬱陶しいな

「雄二、用はすんだぞ」

「そうだな」

ああ、そうだ

「Bクラスのやつ!今回のは『平和条約』ではなく『停戦条約』だと言うことを忘れるな」

 

「はー、やられたな」

教室が破壊されていてなおかつ個人の持ち物まで壊されている

「政明が開戦前にDクラスのFクラス所有の棚に荷物を運んでおけと命令していて正解だったな。ただ、これじゃあ勉強どころじゃないぞ」

「まあ、それはDクラスの机を徴発すればいいんだ」

「おい、もう交戦していないんだぞ」

はぁ?なにいってんだこいつ

「いや!Dクラスと協力している期間は戦時中だ、戦争と平和は対になっても戦争と停戦は少し違う。つまり、まだ、戦争状態なんだよ!」

「そう言うことか!」

「よし!Fクラスに残った全員でDクラスに行くぞ!」

「「「了解!」」」

「殿下、本当に勝てますか?」

「もちろんだ」

 

「平賀くーん少しいいかな」

俺は邪魔にならないように平賀君を呼んだ

「ああ、倉田宮君どうしたんだい?」

「学級間条約のFクラス権限でDクラスに机の提供を要求する!」

これでよいだろう

「拒否します、既にBクラスとは停戦状態なら我々が要求をのむ必要がない」

「我々は、停戦はしているが終戦はしていないぞ」

さあ!これでどうだ!

「そうですね、要求をのみましょう」

よし、これでなんとかなったぬるいな!

 

「よし!よく聞けお前ら!Dクラスは使えるようになった!しかし、席はくじ引きで決める!いいな!」

「「「へーい」」」

「順番が終わった者からこのFクラス教室の整理を行え!」

「代表!参謀!大変です!」

「どうした!」

「AクラスとEクラスが学級間条約を締結し、Eクラスを防波堤として利用しようとしています」

「なにっ!」

「政明、そんなに焦ることか?」

「勿論だ!」

「どうしてだ?」

「我々がAクラスに勝つためにはこちらに有利な条件を提示してそれをのませなければいけない!それをのましても開戦は一日後、そこにEクラスが宣戦布告してきたら全ては水の泡だ!」

「……なんだと」

「俺はDクラスにいってくる、国康!」

「はい!只今」

「Dクラスに行くぞ!」

「はい!」

 

「平賀君、ここに清水さんはいるか?」

「はい、なんでしょうか、下らないことだったらぶち殺しますわ」

「まあ、そう悪い話じゃないんだが……今俺達はここの教室で一緒の机に座る人を決めているのだが。貴女と座る人を島田さんにする代わり!貴女にAクラスを監視し逐一これで報告してほしいのだが」

俺は手を差し出した、すると光の速さで俺の手を握りにきた

 

「只今」

「政明、何をしていたんだ?」

「すこしな」

「雄二、これ書いておいてくれ」

「おお、席か」

俺もくじを引いた

『33』

ゾロ目かよ

「ちなみに島田は清水の隣です、抜かりは有りません」

 

「お姉さま!美春は!………」

「…………ちょ!離しなさい!美春!」

あー賑やか、賑やか

「いや、今回はすまなかった・・・・名前をお聞きしても宜しいでしょうか」

「玉野美紀です、今回の事は別に構いませんよ」

「本当にすまなかった」

なんか玉野さんとやらに噂はあったかな・・・・・まあ、いいか!

 

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