俺がケンプファーになるのはまちがっている。 作:sewashi
気のせいでしょうか?
飛んできたナイフが鎖で引っ張られ、戻って行く。俺と由比ヶ浜(変身後)はその方へ向かう人影が見えた。女子制服が見えた……って、ケンプファーは女しかいねぇよ!(俺が言うな!)
「ちっ、誰も居ねぇ」
結局、見失った。昼休みも終わりに近づく。くそっ、天使の舞を見そこなった。
由比ヶ浜は元に戻る。俺は……戻れない?
「? ヒッキー、早く戻らないと授業に間に合わないよ?……」
「いや、戻れないんだよ……」
「……へ?」
俺は腕を振ったり、腕輪を叩いたり、腕に力を込めたりしたが、一向に男に戻る気配がない。
「すまん、由比ヶ浜。戻るコツを教えてくれ……」
「へ? あたしは意識したらフツーに戻れたよ?」
つまりは戻れない場合の方法を知らないって事かよ……帰ったらハラキリトラに聞いてみねーと……
俺は、この姿では授業に出られないので、屋上でサボる事にした……
「んで、なんで由比ヶ浜も来てんだ?」ソワソワ
「へ? いや、ヒッキー一人じゃ危ないかなぁ~って、さっきの様子じゃツァウバーもまともに使えて無さそうだし……もしまた襲われたら……」
グッ、言い返せねぇ……たしかにさっきの火の玉も上手く出せねぇ……しかし、由比ヶ浜にサボらせるわけにはいかん。
いや、それよりも俺は現在、男の尊厳を損ないそうな問題を抱えている……
「? どしたの? ヒッキー、さっきからソワソワして……」
「い、いや、なんでもない。元に戻ったら解決する」モゾモゾ
俺はスカートの裾を支えながら由比ヶ浜に言う。すると――
「ヒッキー……まさかトイレ行きたいとかじゃないよね……」
ギクリ。
「ヒッキーのヘンタイ! スケベ!」
ぐっ……そう言われたくないから黙ってたのに……すると由比ヶ浜は……
「ほら、行くよヒッキー」
「は? どこに?」モゾモゾ
「トイレ! 漏らしたいの!? 行くよ!」
……俺は男の尊厳を失ったかもしれん……
八幡の女子トイレエピソード……カット!
俺は女子トイレから出た。
「ヒッキー……大丈夫?」
「……あ、ああ」
正直大丈夫じゃない。今にも理性がおかしくなりそうです。
すると――
キーンコーンカーンコーン
五時間目の授業が終わった……俺は他の生徒に見つからないように――
ガシャアッ!
――さっきの鎖に繋がれたナイフがどこからか飛んできた!?
授業が終わってすぐかよ!?
俺は避け、由比ヶ浜は変身。
「今度は逃がさねぇぞ! クソッタレ!」
……何度見てもなれないな……不良ガハマさん。
俺と由比ヶ浜は鎖を追う。ナイフが曲がり角を曲がった。
「そこか!」
由比ヶ浜(暴)はそこにいた奴に銃を向けた。
………そこに居たのは…………
次回、赤のケンプファー登場(予定)
誰かヒント。
俺ガイル女キャラです。(当たり前)
八幡が知っている人物です。(当然)
髪が長いキャラです。
平塚先生ではありません。
さて、誰でしょう?