転生して主人公の姉になりました。ダンまち編《凍結》 作:フリーメア
独自設定として魔法はステイタス更新前の場合は無意識に使えることにしました
あの後、和葉には身に覚えのないことだったのでその場にいた【ロキ・ファミリア】含めた全員が頭に?を浮かべた。(この時【ロキ・ファミリア】所属、〖
結局なにも分からないまま和葉はもう一度お礼をして【ロキ・ファミリア】と別れベルを追うためにダンジョンを出た。
和葉はとりあえず魔石を換金するためにギルドに向かった
魔石とはモンスターを倒すと手に入る石だ。
この魔石がモンスターの動力になっているらしい。証拠かどうかは分からないが、モンスターの胸部分にある魔石を狙って破壊するとモンスターは一発で死ぬ。
和葉はギルドに入り、顔見知りのヒューマンであるミーシャ・フロットにギルドの受付嬢兼自分達の担当アドバイザーであるハーフエルフのエイナ・チュールを呼んで貰う。すると「エイナは奥の部屋に兎君と一緒にいるよ」と教えてもらい頭を下げて部屋に入った。
部屋に入るとなぜか床に正座させられているベルとベルの前に立っている、もとい仁王立ちしているエイナがいた。エイナはこちらに気づき
「あ、和葉ちゃん、待ってたよ」
とにこやかな笑顔で言ってきた。
...なぜだろうか、その笑顔を見た瞬間この場から逃げたくなった。
和葉はくるっと180°まわり扉を出て行こうとしたがその前に和葉の肩をガシッとエイナの腕がつかんだ。
和葉は振り向き挨拶をした。
「...こんにちは、エイナさん」
「うん、こんにちは和葉ちゃん
それより、私の警告無視して五階層に行ったんだって?」
和葉の顔が引きつる。
なるほど、ベルが正座させられていたのはこれが理由か。
それと同時にエイナの笑顔が怖い理由が分かった。
「君達にちゃぁんと言ったよね?今の状態じゃ五階層は危険だって
それを無視して君達は・・・・」
それから一時間に及ぶ説教をくらった。
一時間後
「ふう、まぁ説教はこれぐらいにして、えっとアイズ・ヴァレンシュタイン氏の情報だっけ?」
どうやらベルはエイナにアイズの情報を教えてもらおうとしたらしい。返り血を浴びたまま...
「ん?ベルもしかして、アイズ・ヴァレンシュタイン氏に一目惚れしました?」
和葉がそう言うと
「っ!ち、ちちち違うって!!ななななんでそんなことを!?」
分かりやすいぐらい動揺した。それではyesと言っているようなもんだ。
そこにエイナが入り
「まぁ、ベル君が惚れたとしてもつきあうことは無理だと思うよ?」
とベルにとって落ち込む言葉を言った。
案の定ベルは落ち込んだ。
「ああ!ベル君そんなにおちこまないで!そう言う意味で言ったんじゃなくて違うファミリア同士じゃつきあえないってことを言いたかったんだよ!」
エイナは慌ててフォローした。
和葉はそれを苦笑しながら見ていた。
あの後、なんとかベルを立て直し、アイズの情報ももらったので二人は帰ろうとしたがエイナがベルを呼び止めた。
「あのねベル君、女性はやっぱり頼りがいがあって強い男の人に魅力を感じるから...」
そこで一回切り
「めげずに頑張っていれば、きっと、ね?
ヴァレンシュタイン氏もベル君に振り向いてくれると思うよ?」
するとベルの顔の笑みがどんどん深まり
「エイナさん、大好きーーー!!!」
「うえっ!?」
聞いてる人によっては爆弾発言をした。
「ありがとぉーー!!」
ベルはそのまま出て行った。
残されたのは顔を真っ赤にしているエイナとニヤニヤしている和葉。
「前から思っていたのですが、エイナさんって、もしかしてベルのこt「うわ、うわああああああああ!!それ以上はいわないでえええええ!!」」
良いことを知ったと和葉はほくそ笑んだ。
ギルドを出て二人は自分達の家である古い教会に入っていった。
「ただいま神様」
「今帰りましたよ、ヘスティア」
中にはソファに寝そべっていた、黒髪をツインテールにした少女がいた。
この少女こそが【ヘスティア・ファミリア】の主神である神ヘスティア。
ヘスティアは二人が帰ってきたことを確認すると髪をピコピコ揺らしながらトトトトと走ってきた。
「お帰り、ベル君、和葉君
大丈夫だったかい?」
「五階層で探索してたらミノタウロスに襲われてしまいまして...」
「【ロキ・ファミリア】のアイズ・ヴァレンシュタイン氏に助けて貰いました」
「おいおい、本当に大丈夫かい?
君達が死んだらボクは柄にもなく泣いてしまうかもしれない」
ヘスティアは心配そうに言ってきた。
「大丈夫ですよ。僕達は神様を悲しませることはしません」
「僕はベルとヘスティアが幸せにならない限り死ぬつもりはないですよ
まぁ、幸せになったところで死ぬつもりはありませんが」
この言葉にヘスティアが反応して
「な、ななな何を言っているんだい和葉君!ぼ、ボクは別に...」
「どうしたんですか?神様?」
「ヘスティアこそ何を言っているんですか?僕は普通のことを言っただけですよ?」
ベルは何も分かってないが和葉は確信犯だ。現に口元に笑みを浮かべている。
「~~っ、ステイタス更新をするよ!!」
ヘスティアは顔を真っ赤にして怒るように言った。
和葉は、ヘスティアがベルと相思相愛になりたいと思っていることを知っていてさっきの言葉を言った。
何も分かってないベルだけが頭に?を浮かべていた。
ベル・クラネル Lv.1
力:I 80⇒I 85│耐久:I 23⇒I 23│器用:I 93⇒I 96│敏捷:H 148⇒H 172│魔力I 0⇒I 0
魔法:【】
スキル:【】
ベルの更新が終わり部屋を出て貰い和葉の更新を始めた。
「ヘスティア、ベルのステータスで何かあったんですか?若干苛ついてるように見えますが...」
ヘスティアはしばらく黙っていたが「まぁ、和葉君なら大丈夫か」といい「絶対誰にも話さないでね」と前置きをもらい
「ベル君にスキルが発動してね
名前は【
効果は、早熱する、懸想(おもい)が続く限り効果持続、懸想(おもい)の丈により効果向上、というレアスキルが発動したのさ」
ヘスティアがご機嫌斜めになった。
「それって、もしかしなくても...」
「そうさ!ベル君はさっき話してくれたヴァレン何某とやらに惚れたんだよ!何でボクじゃないのさ!?一番近くにいるのはボクなのに!」
「ヘスティア、落ち着いてください
それで、なんでベルに教えなかったんですか?まぁ理由は分かりますが」
ヘスティアは少し落ち着き
「ベル君は嘘をつくことが苦手な子だからね
レアスキルが発動したと言うことが広まったら他の神の玩具にされかねないからね」
「確かに」
和葉・クラネル Lv.1
力:H 105⇒H 120│耐久:I 52⇒I 61│器用:H102 ⇒H 114│敏捷:H146 ⇒H 170│魔力:I 0⇒I 9
魔法:【
・造形魔法
スキル:【】
「はい?」
和葉は間抜けな声を出した。
ヘスティアが書き写してくれた紙に魔法があったからだ。
「ヘスティア、これは...」
「正真正銘、君のステータスだよ
ボクもびっくりだよ。こんなに早く魔法が発現するなんて、しかも魔力が上がってるってことは使ったんじゃないのかい?」
そういえば、アイズに刀に風がまとっていたと言われていた。
(本当に魔法だったんですか)
しばらくばれないようにしないと、と和葉は思った。
(まさか和葉君も似たようなスキルが発動するなんて)
スキル:【
・早熟する
・想いが続く限り効果持続
・想いが続く限り効果向上
(それだけ家族が好きってことなんだけど)
とりあえず誰にもばれないようにしなきゃとヘスティアは思った。
名の通り自然界にあるものなら何でも操ることができる
ただしその場にあるもののみ使うことができる(自ら氷などを生成することはできない)
詠唱は自由
例
【◯よ、敵を切り裂く刃となれ】【◯◯◯カッター】
など
◯の中には風や水などが入る
簡単に言えば【
違うのはその対象が家族なことだけ
英語の意味が違う?気にするな、適当だ
和葉「この魔法、チートっぽくないですか?」
作者「思いついた魔法がこれだから仕方ない」
※8/16ベルのステータスを追加しました
敏捷と器用、魔力以外を少し強化しました
それにともない和葉のステータスも変更しました
魔法のルビ訂正しました