1ヶ月もお待たせして申し訳ありませんでした!!!
途中で個人の都合やら何やらで投稿がとても遅くなってしまいました!
今回もゴジラ様はまだ姿を見せませんが、被害は増える一方です(笑)
ラブライブ!のメンバーたちの日常が、少しずつゴジラによる非日常へと変わっていくのを
上手く表現出来てたらいいな、と思います。
…いや、廃校寸前の学校の女子高生が一年足らずで日本のスクールアイドルの頂点に登り詰める
こと自体凄いんですけどw
そういえば、この1ヶ月の間でシン・ゴジラの俳優さんが発表されましたね!
一年後に公開されるのが、楽しみで仕方ないw
ここは、夜のアキバ。
いつもは賑やかなこの街にこの夜、正体不明の咆哮が響いている。
μ'sのメンバーたちの視線は、大型ディスプレイに釘付けになっていた。
突然、さっきまで荒立っていた海面が突然嘘のように静まる。
ヘリのライトで照らされた海中に、ぼんやりと小さな細長い影が現れる。
するとそれは、アブクを出しながら少しずつ大きくなっていく。
どうやらその影は海中を上昇し続けているようだ。
いつの間にか多くの人々の視線が、ディスプレイに向けられている。
みるみるうちに海面と物体の距離は近くなっていく。
やがて、物体は海上に浮かび上がった。
その瞬間、街の人々の間に衝撃が走った。
言葉を発する者は誰一人もいない。
海未は画面を見つめながら、さっきから掴んでいた穂乃果の袖をさらに強く掴んだ。
「……………何故…………」
海未の目は画面に向かって、大きく見開かれ、震えている。
「何故…………………潜水艇が真っ二つになっているのですか…………!?」
画面の中で、無数の金属の破片が水面で揺れる。
「穂乃果ちゃん………あの下で…………何が起こったっていうの……?」
ことりが声を震わせて、硬直した穂乃果の腕を抱きしめる。
穂乃果の心臓は、張り裂けそうなほど早く鼓動していた。
彼女はついに、二人の問いに答えることが出来なかった。
その時、画面を見ていた彼女の目にあるものが映る。
剣山。
そうとしか言えないモノが、波の中から姿を現した。
メンバーたちを含めた街中の人間たちが、その威容に一瞬にして呑まれ、言葉を失う。
幾重にも連なった山は、一つ一つが炎のような形をしている。まるで芸術作品だ。
辺り一面が暗闇の海の中で、それは不気味に青白く発光し、異質な存在感を放っている。
それはさながら、水が燃えていると言っても差し支えない風景。
人々はただただ、呆然として目の前の風景を見ているばかりである。
数秒と立たないうちに、剣山は海中へとその姿を消していく。
完全にそれが沈むと、何事も無かったかのように海は静かになった。
後はただ、波が鉄屑と化した潜水艇を揺らすだけである。
街に動揺が広がり始めていた中、μ'sのメンバーたちは九人全員で集まっていた。
「みんな……………アレは何なの?」
真姫が困惑と動揺の表情を浮かべている。「アレ」とは、もちろんあの光る剣山のことだ。
「…夢…にしては信じられないわね」
にこも、今しがた起こった出来事を完全に受け入れられずにいる。
「真っ二つになった潜水艇と、あの剣山……何か関係があるのかな?」
凛が、不安げな顔で画面を見る。
皆が状況をまだ信じられない中、穂乃果が彼女らしくない不安げな表情で口を開く。
「…私、皆で早く帰った方がいい気がする。わからないけど…何だか嫌な予感がするの」
海未が少しうつむいて考えた後、視線をメンバーたちに向ける。
「穂乃果に賛成です。私も何だか嫌な胸騒ぎがします」
「うちもそう思う。何が起こってるのか、これから何が起こるのかも分からんし、
一刻も早く帰った方がええと思うんよ」
希も続いて穂乃果の意見に賛成する。
「ことりも、そうした方が良いと思うなぁ。いざ何かあったら大変だし…」
「私もそう思います………大したことにならないと思いたいけど……」
ことり、花陽も賛成の意思を見せた。
「じゃあ、これから秋葉原を皆で徒歩で抜けて神田川を渡ってから、
それから順次別れていくって形にしましょう。家に帰ってからは
携帯で連絡し合うってことで……良いわよね?」
そう提案した絵里に全員が頷き、μ'sのメンバーたちは帰路に着いたのであった。
その頃東京湾の底では、真っ暗な海中を青い光が進んでいた。
先ほどの剣山である。
さっきまで呑気に泳いでいた魚たちが、慌てて岩の隙間、影に逃げ込む。
そんなものにも構わず、その光は「ある方向」へと一直線に進んでいく。
やがて、青い光が進んでいる方向に、二つの光が現れる。
その光は、ただただ冷酷に、そして残酷なほど正確に、その「ある方向」に向けられていた。
海底が少し明るくなってくる。さっきまで静かだった海中もなにやら騒がしくなってきた。
光の持ち主は海の中を進んでいく。
「光溢れる場所」に向かって。
ゴジラの水中で泳ぐ速度って結構早いですよね。
まぁ、自分もしっかり計ったわけでもありませんが、GODZILLA2014を見たことの
ある方ならあれぐらいの早さを想像していただけると分かりやすいかと思います。
まだμ'sとゴジラが対面するのはもうちょっと先になるかな…
後、潜水艇が浮かんでくるあたりは、初代ゴジラの最初の漁船沈没時のbgmを
かけるといいかなと思います。