行事などで本当に長いこと遅れてしまいました…他の作者さんのペースが
羨ましい限りです…orz
ついこの前スクフェス始めました! 早速SR・URの貴重さを知りました…(汗)
モンハンの天鱗と同じ確率なんだし大丈夫っしょ^^とか思ってた自分がバカでした…
まぁゆっくりと楽しんでいく所存でございます(笑)
執筆中も様々なゴジラ映画を見たのですが、GMKは良かったですね~
次の2016年のゴジラでは、ぜひ狂暴凶悪なゴジラを見たいもんです!
ここは、レインボーブリッジから少し離れた芝浦の海岸付近。
「わぁー、綺麗!」
海上に浮かぶライトアップされたレインボーブリッジを前に、赤みがかった茶髪の少女が感嘆の声を漏らす。
「ハラショー!! 亜里沙、こんなキレイなもの見たの初めて!」
自分のことを亜里沙、といった金髪の少女も目をキラキラさせて感動の表情をしている。
「やっぱり都会は違うな都会は~。もうちょっと東京のど真ん中に生まれたかったよ私…」
「でも雪穂、私はあの街も大好きだよ?」
雪穂と呼ばれたその少女は、亜里沙の言葉を聞き少し膨れっ面をした。
「いや…そりゃあ大切な故郷だとは思うけど、なんかこうもっとキラキラ感が欲しいってかさぁ…何て言うか、こっちの方って都会の中とは言っても何だか田舎だな~、て思わない?」
それを聞いた亜里沙はちょっと困った顔をして、クスクスと笑った。
「まぁ、確かにそれはちょっと合ってるかも」
「そうでしょ!神保町と秋葉原と神田の間なんて中途半端過ぎるって思わない!?」
「私たちの近くにもあんな綺麗なものがあったらいいのにねぇ」
亜里沙が羨ましそうな顔でレインボーブリッジを眺めていると、ふととあることを思い付いた。
「そうだ、雪穂、せめてものお土産に写真を撮ろうよ!帰ってお姉ちゃんたちに見せてあげたらきっと喜ぶと思うの!」
雪穂はそれを聞くとはっとした顔になり、意地悪な笑みを浮かべた。
「写真…いいじゃん! せっかくだし姉ちゃんに正真正銘の都会ってもんを見せつけてやろうっと!」
彼女はそう言うと、早速ウキウキしながらカメラを取り出した。
「雪穂、いつになくノリノリだね!」
「もっちろん! ほらほら、そこに立って!」
雪穂の言葉を聞いて、亜里沙は小走りでパタパタと駆けていき、レインボーブリッジを背にしてカメラを持った雪穂の前に立つ。
「ここでどう?」
「あー、もうちょい右!」
「ここは?」
「うーん、そこからちょっと奥に下がって!」
雪穂が亜里沙に細かい指示を出しながら、微妙にピントを調整する。
「あ、そう、そこそこ! ちょうどいいよ!」
上手い具合にピントが合った。亜里沙の姿が程よく画面内に収まり、その後ろにレインボーブリッジが夜の暗闇の中、見事な背景を演出している。かなりいい感じだ。
「じゃあ撮るよ~…
…!?」
亜里沙は、シャッター音がいつまでも鳴らないことを不思議に思った。
「……雪穂? どうしたの………?」
雪穂は目を見開いて石のようにずっと固まったままだ。
「ねぇねぇ、雪穂ったらぁ!」
すると、しばらく動いていなかった彼女の口が、少しずつ動き始めた。
「亜里沙………後ろ…………」
亜里沙は怪訝に思い、それとなく後方に目を向けた。
そこにあるのは綺麗にライトアップされた美しいレインボーブリッジ。
そして、それの後ろに佇み、目を光らす巨大な影。
「あ…」
亜里沙は、雪穂が指していたものを完全に理解した。
それと同時に、心の中が混沌にかき乱されてゆく。
こんなのあり得ない。
僅かに残った平常心でそう考えようとすればするほど、目の前の異質な殺気、威圧感は心に訴えかける。
これは、現実なのだと。
その影は腕を伸ばしてレインボーブリッジを叩き割った。
唸り声が聞こえる。まるで大地そのものを揺り動かすような響きだ。
「嘘…だよね?こんなの…夢…だよ…ね…?」
亜里沙が錯乱を覚えながらそうつぶやく。
影から青い光が溢れ出す。
光というよりは炎のようなその輝きは、みるみる強さを増していく。
「…何………何が始まるの?」
雪穂がそう言っているうちも、影の背中の剣山で光の鼓動が何かのエネルギーを溜めるかのように唸りを上げ、その音の間隔が狭まっていく。
やがて幾重もの歯が並んだ口らしきところから炎が漏れ始める。
影は見計らったように、息を吸い込むかのように体を大きく仰け反らせた。
その約1秒後。
雪穂と亜里沙の目の前は、真っ白になった。
~秋葉原、神田川付近~
「……あぁ…ダメです……」
花陽が、首を振りながら携帯電話を切る。
「かよちん…やっぱりつながんない?」
凛があまり期待しない顔で聞く。
「うん…」
「きっと町中の人たちが今一斉に電波を使っちゃってるのよ」
真姫も溜め息をついてそう言うとスマホをポケットに閉まい込んだ。
「こういう時にこそ連絡を取りたいのに……こんな時に限って、ね」
にこが心底舌打ちしたい気分でつぶやく。
「これは一刻も早く家に帰るしかないわ…少し急ぎましょう」
絵里がそう言い、メンバーたちの足並みは少し早くなった。
やがて神田川の橋を渡った時、ある家電製品店にちょっとした人だかりが出来ているのが見えた。
「ん…?何かあったんかな?」
希が気付いてそこを指差す。
そこそこ多い人をかき分けると、その中心には店に置かれているラジオがあった。
どうやら何かのニュースをやっているようだ。アナウンサーの声がノイズ混じりで聞こえる。
『……改めて臨時ニュースをお伝えします。本日午後6時45分現在、港区東京湾付近で原因不明の巨大な爆発が起き、官庁街一帯で大規模な火災が発生しています。政府は原因の究明を急ぐとともに、今後火災が広がる可能性があるとして港区の住民に避難指示を、新宿区、千代田区、江東区の住民に避難勧告を発令しています。該当地区にお住まいの方は、冷静かつ迅速に対応し、地域から避難してください。しかし乗用車の利用などは混雑を招くので控え、バスなど公共機関をご利用ください。繰り返します。本日午後6時45分頃発生した爆発によって起こった火災について、政府は…』
「……爆発!?」
μ’sのメンバーたちは、一斉に驚きの声を上げた。
「…さっきの謎の物体といい…まさか、テロでしょうか?」
海未が不安そうに言うと、絵里は少し顔をしかめた。
「原因は何であれ、大変な事態になってるのは確かね。さっきも千代田区に避難勧告が出たって言ってたし…」
メンバーたちが心配そうな顔をするなか、言葉を切り出したのは穂乃果だった。
「皆、とにかく先を急ごう! 火災だって港区で起こってるし、家族に会ってからでも避難する時間はまだあるよ」
「そうですね…早くいきましょう。火災をどうこうするのは消防署や自衛隊がやることです」
海未がそう言うとメンバーたちの歩みは再び始まった。
しばらくして、ことりが穂乃果に近寄ってあることを聞いた。
「そういえば穂乃果ちゃん、雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんとは連絡とれたの?」
穂乃果はうつむいて、首を横に振った。
「ううん…さっきも絵里ちゃんと一緒にメールを送ったりしたけど、やっぱりダメ…」
「そっか……今頃港区は大混乱だもんね…」
「芝浦方面にいってレインボーブリッジ見るんだーって言ってたから多分無事だと思うんだけど、まさかこういうことが起こるなんて…やっぱり心配だよ……」
その時、穂乃果のポケットの中で着信音が鳴り響いた。
「!!」
穂乃果が確かめるようにことりと目を合わすと、ことりはこくりとうなずいた。
スマホの画面を見ると、そこには「高坂雪穂」と文字が表示されていた。
通話ボタンをタップする。
「もしもし…」
向こうから雑音が鳴り響いてくる。良く聞こえないが、それは人のざわめき、悲鳴にも聞こえる。
「……ちゃん…姉ちゃん…………こえてる?」
「雪穂! 雪穂だよね!?」
穂乃果の顔が喜びに満ちる。あいにく声はあまり聞き取れないが、妹の無事を確認出来ただけでも彼女にとっては十分な心の助けだった。
「良かったー! 本当に私心配だったんだよ! 亜里沙ちゃんは!?亜里沙ちゃんは大丈夫なの!?」
「……げて…………早く……にげ…!!!」
「え? 雪穂ー!よく聞こえないよ!?」
「とにかく…早く…………!!!!!」
すると、雪穂の声をさえぎるように、重い何かが地面を揺らすような音が聞こえてきた。
同時に雪穂の声の調子がどんどん上ずっていく。
「あぁ……ないで……来ないで!!!」
「来ない、で…………………?」
穂乃果が言葉の意味を量りかねてそう聞いた瞬間、ぶつっと音がした。
それっきり、雪穂の声は聞こえなくなった。
「……雪穂! 雪穂! どうしたの!? 返事して!」
穂乃果がどれだけ叫んでも、応答はない。
電話がツーツーと鳴るだけだ。
「返事してよ! ねぇったら!!…」
直も妹の名を呼ぶ穂乃果の肩に、ことりが手をおいた。
「穂乃果ちゃん……」
穂乃果が後ろを振りかえると、いつの間にかメンバーたちは彼女を心配そうに見ていた。
どうやら途中から穂乃果の会話を聞いていたらしい。
「穂乃果……一体何があったの?…まさか雪穂と亜里沙に、何か…」
絵里が不安げな様子で質問する。薄々嫌な予感がしているようだ。
「…電話をかけた時点では無事だったみたいなんだけど……途中から『来ないで』で言って……そのまま切れちゃった…」
「亜里沙は! 亜里沙はどうしたの!?」
「ごめん……雑音が酷かったし、短い間だったから雪穂としか話せなかった…」
「……………そう……………」
絵里の表情が暗くなっていく。
彼女を見ていた穂乃果は、ある決心をした。
「…………私、行ってくる………」
「…え?」
絵里が思わず聞き返すと、穂乃果はキッと視線を前に移した。
「私………雪穂と亜里沙ちゃんを迎えに行く!」
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「………来てしまいましたね……ついに」
ヘリコプターの中で外国人らしき女性が東京の夜景を見つめている。
その視線の先、ネオンが彩る日本の大都会の少し向こうに、炎の海が広がっている。
異様な光景を目にしながら、隣に座る東洋人の男性が沈痛な表情をしてそれに答える。
「………ついに止められなかった……私がもっと『彼』を分析出来ていたなら…」
「…今悔やんでも仕方ありません。それに、貴方だけの責任ではありません。
きっと『彼』は、我々にどうこうできるものではなかったんです」
「だが私は………結果的に見てもここを第三のヒロシマにしてしまう…一人の日本人として許されざる行為だ」
「今悔やんでもどうにもなりません。我々が出来ること、それは出来るだけ少しでも被害者を減らすこと……
……そうでしょう、芹沢猪四郎博士?」
フルネームで呼ばれたその男性は、再び前を向いた。
「…そうだな、ヴィヴィアン・グレアム博士。我々が出来ることはそれぐらいだ」
芹沢博士は一息ついて、目を瞑った。
「今こそ全人類に明かさねばならない…
『彼ら』のことを」
どうだったでしょうか?
今回はゴジラ2014で出てきたあの二人が出てきます!
原作からかなり設定を変えてますが、キャラ崩壊はないと思います…多分。
後は妹組ですね! ラブライブ!のキャラの中で最初にゴジラを直で見た人となります!
この二人はちょくちょく出していこうと思っています! でも本当にラブライブ!のキャラが
デッカイものに絶叫してるのなんて見たことないので描写が本当に難しい…
ちなみに芹沢博士のセリフで『怪獣』とカッコをつけてるのは、この世界には
「怪獣」という概念自体がないという設定を反映してます。
怪獣・特撮映画の元となる1954年の「ゴジラ」がそもそも作られてないし、
そのゴジラ自体どこかの国を襲うことがこの世界ではなかったので。以下ネタバレ
するのでここら辺で止めときます…