ラブライブ!×ゴジラ 破壊神と九人の女神   作:Misma

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申し訳ありません!!何か前にほざいてましたが、事情により異常にお待たせしてしまいました!!
ちなみに事情はテストとテスト前の堕落です←
分かってるんです…分かってるんですけどダメなんですorz
これで欠点だったらだめ押しですね(ォィ
さて…りんぱなが行方不明になったその後…!?

後…言わせて下さい…

μ’s、三月でファイナルだとー!!??(驚)

マジですか!?まともにラブライバー歴一年位でしかないのに…悲しすぎる…(泣)
責めて紅白、そして1月の再放送…心を込め、応援していこうと思います。


閃光

「………ん…んぅ…」

 

残り火が燻り、煙がたち混んでいる街並みの中、倒れている一人の少女の腕が僅かに動く。

穂乃果は意識が朦朧としながらも、何とか状況を把握しようとした。

 

『ええと…私、何してたっけ?』

 

薄く開いた目からは、赤く照らされた瓦礫がぼんやり見えている。

それに被せるように、地響きがこだまのように遠くから聞こえていた。

 

『確かあの後海未ちゃん、ことりちゃんと無我夢中で逃げてて…急に周りが青く光って…それから…』

 

そこまで考え、彼女は飛び起きた。 

幼なじみの二人の姿がないのである。

「海未ちゃん! ことりちゃん!」

早速周りを見渡す。

あの衝撃のせいか、周辺には乗用車や看板など様々なモノが無秩序に散乱していている。

ビルなどの建造物の窓ガラスは全て砕け散り、所々残り火が燻っていた。

その内、穂乃果からそう遠くない、横たわった一つの影が僅かに動いた。

 

「…!」

 

穂乃果は急いで駆け寄り、上から覗き込む。

その顔は、紛れもない幼なじみのものであった。

 

「…ぅ……」

 

「…ことりちゃん!!」

 

気配に気づいたのか、彼女の目がゆっくりと開かれる。

その瞳は、穂乃果の姿を捉えた。

 

「…グスッ…穂乃果ちゃぁん…」

 

ことりの瞳がみるみるうちに涙で満たされていく。

 

「…私…もう死んじゃったかと思ったよぅ…」

 

穂乃果はことりの体を優しく両手で包み込んだ。

 

「大丈夫…もう大丈夫だよ…もうあの化物はあっちに行ったから…」

 

「…うん…」

 

ことりが少し落ち着いたところで、穂乃果は周辺の瓦礫の山を見渡した。

「海未ちゃんも早く探さなきゃ…」

穂乃果がことりを立たせ、海未を探しに行こうとしたその時。

 

 

「…ないで…来ないでください!!」

 

 

明らかに彼女のものと思われる悲鳴が耳に入ってきた。

 

「…海未ちゃん……!」

 

穂乃果たちは声のする方に全体重をかけて走り出した。

 

「海未ちゃん! 一体何が…」

 

徐々に心臓の鼓動が激しくなる。口調からして、ただ事ではあるまい。

やがて悲鳴が聞こえたビルの角に到着する。

息をつく暇もなく、穂乃果、ことりは角を曲がった。

 

「海未ちゃん! 今来たよ…」

 

そこで、穂乃果たちは言葉を失った。

なぜならそこでは、身長1mはあろうか巨大なフナムシが海未に覆い被さり、今にも彼女の首に噛みつこうとしていたからだ。

 

「―――――――!!!!!」

 

巨大フナムシが奇声を上げて牙を突き立てるのを、海未は両手に持った鉄パイプで何とか凌いでいる。

だがフナムシはしつこいことに、なお彼女に絡みついてくる。

 

「穂乃果、ことり、何とかして下さい!!」

 

「う…嘘…こんな大きい虫が…」

 

穂乃果たちが呆然としていると、海未は喉の奥から必死の叫びを上げた。

 

「早く!!」

 

見たこともないグロテスクな生物を目の前で目撃したことりは気を失いそうだったが、

やがて視界の横に、非常時にドアを開けるのに使う斧を発見する。

 

「…ほ、穂乃果ちゃん! これ、使えるかも!」

 

ことりは斧を何とか踏ん張って持ち上げる。少女一人では重すぎるように見える。

 

「あっ!それだよ!それでいこう!」

 

穂乃果が指差すと、次々に振りかざされる牙をパイプで受け止めながら、海未が答える。

「では…それを二人で持って、私が数字を数えたらこれを弾くので、それで腹を刺して下さい!チャンスは一度きりですよ!」

 

「「分かった!!」」

 

穂乃果とことりが横に斧を構える。

 

「じゃあ行きますよ…」

 

海未が全精神を腕に集中させる。

 

「3…2…1…」

 

0が来るタイミングで、彼女はパイプを縦に持ち替え、フナムシの腹に思い切り一撃をお見舞いした。

 

「はあっ!!!!」

 

「――――!」

 

不意を突かれたフナムシは吹っ飛び、地面に転がって柔らかい腹を晒した。

 

「今です!!」

 

「「うぁぁぁぁぁぁ!」」

 

穂乃果とことりは斧を持つ手にぐっと力を込め、目の前の化物に向かってー

 

得物を降り下ろした。

 

「―――――――――――――――!!!!」

 

苦しみもがくフナムシから、緑色の体液が噴水のように飛び散る。

思わず目を背ける三人。

 

「―――――――…………」

 

やがて二人が斧から手を離す。

未だフナムシは斧を腹に突き刺して、ピクピクと仰向けになって脚を動かしていたが、長くは持たなそうだ。

 

「…や、やったのかな?」

 

「…どうやらそのようですね」

 

「良かったぁ…私達、海未ちゃんが無事で本当に…」

 

「無事を祝いあうのは、今は止しましょう。今はここから離れるのが先です」

 

海未は人差し指を唇に当て沈黙を促すと、向こうの暗闇に視線を向けた。

その先からは、さっきと同じあの耳障りな音がいくつも聞こえてきた。

 

二人は黙って頷き、三人は急いで表通りへと出ていった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

「…一体あの虫、何だったんだろう…」

 

廃墟の中で足元の瓦礫に気をつけて歩きながら、穂乃果がつぶやいた。

 

「分かりません…目を覚ましてすぐのことだったので、何とも」

 

海未は視線を落としたままで首を横に振る。

ことりは変わり果てた街を見回した。

 

「何だか…私たち、街ごと別の世界に来ちゃったみたい。こんなことが起こるなんて、思ってもなかった…」

 

「…そうですね。まるで地獄のようです」

 

海未は彼女の言葉に頷いて、空を見上げる。

大規模な火災で、夜空は赤に染まっている。

まるで揺らめく炎のようにも見えるそれを見ると、地獄という言葉もあながち嘘では無いと思えてくる。

穂乃果が空を見つめたまま、ふと呟く。

 

「あれは何だったんだろう?あの化け物がこの世界を連れて来たのかな?私…そんな気がする」

 

海未とことりも、穂乃果の発言に微妙に納得してしまった。

彼女たちは、あの時自分たちの脳天を貫いたあの雄叫びを思い起こした。

聞いてしまった者は必ず、この世にいるとは思えぬであろう雷のような咆哮を。

しばしの沈黙の後。

 

「…二人とも、今考える暇はありません。早くみんなに追いつきましょう」

 

海未が先に歩き出す。

 

「あっ! 待ってよ!」

 

穂乃果、ことりは置いていかれまいと、海未の背中を追いかけて行った。

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

その頃、淡路町付近はパニックに見舞われていた。

人々は後ろから迫る化け物から逃げようと、大火の中蜘蛛の子を散らすように走っていく。

まるでそれらを追いかけるかのように、化け物は青い光を背中に光らせながらうごめいていた。

そしてその足下の人混みの中には、その怪物から逃げ惑う、四人の少女たちの姿があった。

彼女たちはビルを駆け抜け、ひたすら上空から聞こえてくる咆哮から、少しでも離れようとしている。

 

「みんな、早く走って!もうすぐ後ろに来てる!」

 

絵里が後方を向きながら必死の形相で叫んだ。

同時に、巨大な爪の生えた物体が百メートル後ろに捨て置かれた車の集団を一気に踏みつけ、スクラップにする。

先ほどこの怪物に出くわしてからというもの、五分ほどぶっ続けで走っているが、一向に距離は開かず、むしろますます縮まるだけ。今やほんのわずかでも歩幅を広げれば、彼女たちを簡単に踏み潰せる距離であった。

即座に後ろから目を背け、にこが焦りに駆られた声で叫ぶ。

 

「どうするのよ!このままじゃ追い付かれるわ!」

 

直後、背後でいくつもの悲鳴が聞こえてきたかと思うと、それらは地響きのような足音と共にパタリとたち消える。

 

「…何でこんな思いしなくちゃならないの…!!」

真姫が、後ろから迫る恐怖に耐えきれず、目に涙を溜め始めた。

 

不意に、夜で暗いはずの地面が一面、青い光で照らされた。

 

自分たちの影が鮮明に、地面にまるで影絵のように映し出される。

μ’sのメンバーたちはもちろん、逃げていた人々も立ち止まった。

さっきまで喧しく響いていた悲鳴が嘘のように鎮まる。

無意識の内に彼らは逃げる方とは反対の方向を向いていた。

その先では、立ち止まってこちらを見下ろす怪物の口の奥が、炎のようなもので青白く染まっていた。

まるで、何らかのタイミングを待つように。

 

体長の半分は占めているであろう、長大な尻尾が横に揺れる度、その先端の方から口のものと同様の青白い光が漏れ、その輝きは徐々に強くなりながら怪物の上方へと向かっていく。

 

「何かが…来る…」

 

希がその言葉を口に出した時には、光はもう怪物の腰の辺りまで来ていた。

 

「…みんな…逃げて!!」

 

希が叫んだ一瞬の間の後、一人が絶叫して駆け出したかと思うと、もう一人、もう一人と次第に人々の混乱の濁流がさっきよりも速くなって再開する。

μ’sのメンバー四人も集団で固まりながら、怪物に背を向けて走り出した。

 

「希!! 一体何が来るってのよ!!」

 

絵里が、背中の光が胸の高さまで来、背後からスポットライトのように照らし出されている怪物の姿を尻目にして希に聞いた。

 

「私も分からないんよ…でも…とても嫌な予感がするんや…!」

 

希はちょうど目前に見えた横通りを指差した。

 

「みんな、あそこに逃げ込んで!!」

 

怪物の光が首の当たりに差し掛かった時、怪物の口内はより一層輝きを増した。

百メートルの巨体が、ゆっくり体をのけ反らせる。

 

そして。

 

四人が横通りに入り、真姫が最後に飛び込んだ瞬間。

 

 

青白い閃光が、表通りを覆い尽くした。

 

 

真っ白の光の海の中、様々なものが残像となって、強烈な熱波と一緒に、一瞬にして彼女たちの脳裏に焼き付いた。

 

吹き飛ばされていくトラック。

燃焼し、灰となって飛んで行く土。

そして重なり合う悲鳴と共に溶け、姿を無くしていく人々。

 

「…嘘…でしょ?」

 

にこが、目を大きく見開き、呆然としてつぶやいたその言葉は、メンバーたちの脳内でも同様に巡っていた。

 

「…殺されるのよ…」

 

上ずって震えた声に、三人は真姫の方を向いた。

信じられぬことに、彼女は涙を流していた。形容しがたい、とてつもない恐怖によって。

 

「私たち…いつかアイツに殺されるのよ…!! あんな風に踏みつけられて…全身溶かされて…」

 

そう言うと、真姫はにこの胸に顔を埋めた。

にこは何も言わず、むせび泣く真姫の両肩に腕を掛け、そっと抱き締めた。

そうでもしないと、自分も恐怖に飲み込まれてしまいそうだった。

白い光は、もう止んでいた。

いろんなものが焼ける焦げ臭い匂いと共に、火が照らす闇夜の中から怪物の雄叫びが聞こえた。

 

―――――――――――――――――

 

「…それで、君たちが探す『彼女たち』には近づいているのか?」

 

「はい。僅かではありますが、反応は強くなっています」

 

東京の荒廃し、誰も居なくなった街並みを、一台の乗用車が駆け抜けて行く。

運転席には芹沢博士、助手席にはグレアム博士、そして彼女の膝の上には蓋が開けられた小さな箱が置かれており、その中の段差に小さな二人の女性がちょこんと腰かけている。その内の一人が芹沢博士に笑顔で話し掛ける。

「改めて芹沢博士、私たちの願いを引き受けて下さい、本当に感謝しています」

「礼には及ばん」

「それにしても、最初は驚いたものよ。手のひらに乗るお人形のような人が出てくるなんて」

小美人は二人とも、そう聞いたグレアム博士に微笑んだ。

「えぇ、確かに。あのお二人の唖然とした顔、今でも覚えていますわ」

「あなたたちの作戦を聞かせて貰ったときも、正直科学者としては信じられなかったわ…

 

 まさか、『テレパシー』という言葉が出てくるなんて…」

 

「しかし、その科学者であるお二人は、引き受けて下さいました」

ハンドルを握って前を見ながら、芹沢は厳しい顔をしていた。

「人智を超えた存在に対し対策する我々にとって、科学的、非科学的などと言っている場合ではない。それに、現に目の前に君たちがいる。少しでも被害を減らせるのならば、どんなことでもしよう…ただ、するなら一刻も早くした方が良い」

「えぇ…確か、ラドンのこともあるし、『厄介なこと』が起きた…と」

「あぁ、その通りだ。君たちも知っていたようだったが…」

「はい。『彼』のことは十数年前から知っておりました」

「一秒たりとも無駄には出来ない。彼女たちを少しでも探さねば…さもなければ」

 

 

ーこの東京は、「三大怪獣」の決戦場となる。

 

 




という訳であの怪獣のフラグ…のつもりです←
分からない人には分からない、ていうか、分からない人の方が多いんだろなー…(遠目)
因みにフナムシは、きちんとゴジラシリーズに出てきた奴です。
知らない人は「ショッキラス」で検索だ!
形はモンハンのあの転がるウザイ小型モンスター「クンチュウ」のデッカイ版と思っていただければ。
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