アテナとの戦いから幾日が経った。
「まさか万理谷と同じ高校だったとはなー」
「ええ偶然ってすごいですねー(仕組んだこととは言えない・・・)」
「楽しい学校生活が送れるといいなー」
「あなたがカンピオーネである限り平穏は訪れないと思いますが・・・」
「そう言わないでくれよ。俺にとっては戦うってことも平穏の一部さ」
「草薙さんは相変わらずですね。周囲に迷惑をかけないのならいいのですが」
「まっ明日も学校があるからまた明日会おうな」
「はい,では失礼しますね」
学校の帰り道にこんな些細な会話をして別れた。この後万理谷は大きな問題に巻き込まれる。
万理谷side
「今日も一日楽しかったです,明日も楽しみだなぁ」
一日の終わりをお風呂に入り感じている万理谷。
「護堂さんはイタリアでの戦い以来問題を起こさないようになったので他のカンピオーネの方々よりは言い方なのでしょうか」
「戦っている時の護堂さんと学校で会う護堂さんどちらが本当の護堂さんなのか・・・私としてはいつも学校で会う護堂さんが本当の護堂さんだと嬉しいなぁ」
淡い願いを抱く万理谷
「コホン,失礼する」
「ハッどなたですか!・・・あなたは四年前にあの儀式で会った確かリリアナさん?」
「そうだ,万里谷祐理ここに来たのはあなたを彼のカンピオーネの所へ連れていくためだ」
「彼のカンピオーネ?あなたが仕えているのは確か・・・ヴォバン侯爵⁉なぜあの方が日本ヘッ」
「今私が仕えているヴォバン侯爵はあの儀式をもう一度始める気だ」
「まさかあのまつろわぬ神招来の儀をもう一度するおつもりなのですかッ」
「ああその様だ。ヴォバン侯爵が今巫女たちを世界中から集めている,万里谷祐理あなたもその内の一人だ」
「あの方は日本を戦場にするおつもりなのですか!」
「だろうな」
「そんな・・・でしたら私をヴォバン侯爵の元へとお連れくださいッ」
万理谷はヴォバン侯爵へと抗議をするため連れて行くように叫んだ。
「それはよかったこちらとしても無理やり連れていくというのは気が引けたからな。準備をしてくれあの方を待たせるわけにはいかない急いでくれ」
数分後
「準備が出来ました。私をあの方の元へ連れて行ってください」
「わかった。跳ぶぞ」(ザザッ
side out
そのころ護堂は[いどのえにっき]を使いとうちょ(盗聴では決してない)観察を行っていた。
「そうかヴォバンっていう先輩が来たのか情報が足りないな・・・アテナ頼む」
「わかった,妾に任せておれ」
「[契約執行・知識共有]今名乗っている名前はサーシャ・デヤンスタール・ヴォバンでえっと,かなりあれだな・・・横暴なじいさんだな」
「確かにヴォバンという人物は最悪な魔王といわれているからな」
「ま,とりあえずどんな奴であろうと俺の日常を少しでも壊そうとしてるやつは許せないよなぁだろアテナ」
「その通りだ。いくら気に食わない女であろうとも主の日常の一部と化している者に危害を加えたらどうなるか教えてやらねば行かぬな」
「だな,じゃあじいさんのところに行くとするか,アテナはあとから呼ぶからその時に来てくれ」
「ああ,わかった」
どこに行ったのかを確認しヴォバン侯爵がいるホテルへと歩き出した。
ここから少し話が飛び。
「巫女よ,私は渇望しているのだよ強者との戦いを,だから私は四年前にも行った招来の秘儀に挑戦しようと思うその為には君たちの協力が必要なんだ。むろん君は四年前のあの義を行った時点で私の所有物なのだから私に力を貸してくれるだろう?」
「王よ私はあなたのいうことを聞くことはできません!」
「ほう,私にたてつくかなかなかに勇気があるな。だがヴォバンのいうことに逆らうことが許られるわけがなかろう。これは絶対的命令なのだよ,そなたが従わないというのであれば私はこの国を亡ぼすとしよう。どうする?巫女よ」
「この国を守護する姫巫女としてそれを行わせるわけにはいきません・・・」
「では私の願いを聞きいてくれるな?」
「は「いや,俺の国に来て何かってなことをしようとしてるんだよ。それに女の子を物扱いとは許せないな」護堂さん⁉」
「誰だ?いや聞かずともわかることだな。我が下僕たちをなぎ倒しここにこれるものといえば私と同等のものしかいない,君が七人目だな?」
「ああその通りだ,俺は草薙護堂七人目のカンピオーネだ」
「それで君はここに何の用かな?」
「いや俺の友達を攫おうとしていたから助けに来ただけさ」
「ほう勇ましいな。気に入った,いいだろうゲームをしよう」
「ゲーム?あとじいさんに気に入られてもな」
「ああゲームだ,30分後に私は動き出す。夜明けまで必死に逃げたまえ逃げ切ったら私は引いてやろう。せいぜい私を楽しませてくれよ?」
そうヴォバンは上から目線で護堂に言った。
「俺はあんた戦っても負ける気はしないけどな。まぁ今はその話に乗ってやるよ,じゃあなほら行くぞ万理谷」
「ちょっと草薙さんッ」
「いいからここから遠い場所に行こう」
護堂は万理谷の手を引きホテルから出た。