サルデーニャ島にできたとても大きなクレーターに一柱の神と一人の神殺しがいた。
「東方の軍神のみならず我をも負かすとは,さすがだ神殺しよ」
そこに佇む一柱の神・・・アレスはボロボロであった。
「今回はなかなかに接戦だったよ。少しでも気を抜いてかかると危ないということを学べてよかったよ」
「我と戦い自分の弱点を見つけ,それを無くし更に強くなれ神殺しよ」
「ああ,俺は誰にも負けないさウルスラグナとも誓ったからな。」
「ああ誰とも負けるなよ。我が復活しお前ともう一度戦うその日までな」
「ああ,あんたとも誓うよ俺はどんなものにも負けはしないとたとえ復活したあんたにもな」
「そういえば聞いてなかったなお前の名前は何というのだ?」
「俺の名前は草薙護堂だ。次ぎ合う次ぎ合う時まで忘れるんじゃないぞ」
そういいながら護堂は笑みを浮かべた。
「ああ,忘れないとも・・・」
アレスはこの一言を言い放つと同時に光となって消えていった。
《幻想世界の神秘に新着の通知が入っています。》
ああアレスを倒したことで新しい権能が増えたのか。《我が道を示せ》
《新着:城壁の破壊者の権能が追加されました》
それにしてもまたクレーター作ってしまったな・・・まぁアレスが悪いんだようんアレスが悪い俺関係ない。
「現実逃避はこれくらいにして腹が減ったなどこかに飯食べにいこう。その前にエリカに電話してどうにかしてもらおう」
責任を押し付けるために護堂はエリカに電話をした。
「あーエリカ,クレーターが出来上がっ「知ってるわ遠視の魔法で見ていたから」なんだ知ってたのか」
相変わらず魔法って便利だよな
「そのクレーター直せとか言わないわよね」
「ぐっ直してくれたら嬉しーなーなんて・・・」
苦し紛れのお願いをする護堂であった。
「まぁいいわ。まつろわぬ神と戦ってこの程度の損害と考えたら安いものよ」
「頼むよ。俺は日本に帰ろうと思うから」
「日本に帰るの?じゃあ飛行機をチャーターする?」
さらっと庶民の俺には聞きなれないことを言ったな・・・
「いや権能で帰ろうかなって思ってるとこだ」
権能で帰るなんて無駄遣いな気がするけどな。
「あなた権能で家に帰るだなんて・・・いや非常識な存在に常識を言っても意味ないわね」
「おいおいそれは聞き捨てならない。俺は常識を知ってるつもりぞ」
「へぇーでも少なくとも常識知ってたらこんなクレーター作んないわよねあと権能で家に帰ろうともね」
「返す言葉がない」
「で,どうする?」
「エコノミーでお願いします。」
専用機なんて恥ずかしくて乗ってられないエコノミーで十分だ。
「あら,エコノミーでいいの?」「エコノミーがいいの」
「まぁそこまで言うのならその通りにするわ」
「じゃあよろしく」(プチ
よし空港に向かおうそしてその道中で何か飯を食べよう。
「おっエリカどこにいるのかとおもったぞ」
道中で腹を膨らませてきた護堂は空港を20分ほど歩きやっとエリカを見つけた。
「護堂ここにいたのね探したわよ」
お互いに動いて探してたから中々見つからなかったのか
「こちらの人は?」
隣にいた年配の男性のことが気になった護堂はエリカに質問をした。
「初めまして,草薙王よ。お会いできて光栄ですよ」
「どうも?」
「紹介するわ。こちらの方は騎士団<百合の都>に所属しているプルコーンさん。彼はこの空港の最高責任者なの」
「はぁ最高責任者・・・」
カンピオーネになってからもうそこら辺驚かなくなったな。
「この度は,日本へと帰るということなので我が社最高のものを用意しようと思っていたのですが草薙王が通常機をお望みのようなのでそちらを用意させていただきました」
「ああ,どうも」
「これからも仲良くしていただけるととても嬉しいです」
「うん・・・そうだね仲良くできたらいいね。じゃあもう行くよ」
「ええまた会いましょう」
話を終え護堂は飛行機へと向かい,日本へと帰って行った。