[練習作品]立派な魔王になる物語   作:喰理夢

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よろしくお願いします!


七魔

護堂は雷速で移動しながら周囲を破壊することを最小限に抑えるすべを考えていた。

 

「あっそうだ。あのアーティファクトを使えば周辺に被害を出さずに思い切り戦える!」(バチバチッ)

とあるアーティファクトのことを思い出し,もっと早く思い出せばよかったと思う護堂であった。

 

「おっ見えてきたなあれがアテナか・・・幼女?」(バチバチッ)

目標地点にいるアテナを見て護堂はそう思った。

 

 

「よぉ,あんたがアテナか?」

間違いではないかと一応質問をした。

 

「いかにも妾がアテナだが?そなたがこの国の神殺しだな」

 

「ああそうだ。それでその姿は本当の姿ではないんだよな?」

 

「ああ,妾は力を封印され今はこの姿になっておる。だからその封印を解くためにそなたが持つゴルゴネイオンを貰い受けに来た」

 

「つまりゴルゴネイオンがあれば封印がとけて本気になれるってことだな」

 

「その通りだが・・・いったい何を考えておる?」

 

「まぁ,今はそれはいいとして少し移動するぞアーティファクト発動[無限抱擁]」(パァ)

アーティファクトを発動した瞬間,光を放ち周囲を視認できなくなったと思った次の瞬間にはブロックがいくつも積み重なったかのような地面や果てしない距離があろう空間へと移動していた。

 

「移動し終わったぜ」

 

「こんなところに移動して何がしたい・・・?」

 

「最近少し暴れすぎたせいで怒られたから暴れても問題ない空間に移動しただけだ。ああついでにほらこれやるから早く力の封印?解いてくれよ。じゃないと本気で戦えないじゃないか。ほらっ」(ポイッ

 

「そなたこんなことをなぜする?私を舐めているのか?」(パシッ

 

「いや,舐めてなんかないぞ。ただ単に今のあんたは楽しめる気がしないから,本気になってほしいだけだ」

 

「・・・それを舐めているというのではないのか。まぁいい,舐めてかかったことを後で後悔するがいい!」

余裕そうなオーラを出している護堂にアテナは怒り,呪文を唱え自らにかかっている封印を解いた。その瞬間周囲に死の風をまき散らした。

 

「おお,すまぬな。まだ力をうまく制御できておらぬようだ。ハハハッもしや今の風で死んではおるまいな?」

自らがまき散らした死の風で護堂がもう死んでしまったのではないかと笑った。

 

「死の風?ああこの風かこの風そんな効果があるのか常に状態異常とかに対応するやつ発動してるからそういうの意味ないんだ」

 

「そうだともその程度で倒れてもらっても困るのだよッ!」

言い放ったアテナは空間を歪めそこに手を入れ恐ろしいオーラを纏った鎌を取り出し,護堂へと向かってきた。

 

「そうそうっ楽しませてくれよっアテナ!『風楯』」(パシッ

護堂はアテナの攻撃を魔法を纏った腕で止めていた。

 

「遅いぞ!」(バチバチッ)

護堂は雷速でアテナの後ろへとまわっていた。

 

「そなたのその雷速はどこの神の権能なのじゃっ!智慧の女神である妾にさえもわからないとはッ」

数多の物事を知る智慧の女神の自分ですらわからない権能に違和感を感じるアテナ

 

「これは権能でもあるが元を辿るとただの魔法だぜただ最強の一角のだがな」

 

「魔法・・・たかが魔法でここまでの者を生み出すとは驚きを隠せぬよ。して作ったのは何というものだ?」

自分が知らぬこととなると気になって仕方がないアテナだった。

 

「仕方ない教えてやろう。この魔法を完成させたのは闇の福音と呼ばれた一人の少女さ」

 

「闇の福音か・・・智慧の女神である妾もまだ知らぬことがあるとはな」

 

「話は終わりだ。そろそろギアを上げていくぜッ『連弾・光の1001矢』」(ダダダダダッ

 

「妾の弱点の一つである光を撃ってくるか,だが己の弱点に対策をしていないわけがないだろう!アイギスよ我を守れッ」

護堂が放った光の弾からアテナを守るように大きな盾が現れた。

 

「それが対策ってやつか」

 

「いくら弱点があろうともその攻撃が当たらなければどうということはないッ!」

 

「ならその当たるまで撃ち続けてやるよッ」

 

「その前に動きを封じさせてもらう。今だ手足をつかめ我が眷属よ!」

 

「グッ注意散漫だったか、近づいてくる蛇にきずかないなんてな。だがこんなものじゃ俺を縛ることはできないぜ。すぐに引きちぎってやる!クッ千切っても千切っても増えるからキリがねぇ」(シュルルルル

 

「そう簡単に我が眷属の拘束から逃げることはできぬよ。さてこれで勝負は着いたなではさらばだ最後にそなたの名前を聞いておこう」

アテナは勝利確信したように言葉を言い放った。

 

「俺の名前は草薙護堂だ。俺もあんたは凄いと思うよ,この技を俺に使わせる位にはなっ!くらえっ[エターナルゥゥゥネギッフィーバぁぁぁぁぁ]」(ゴォォォォォォォ

 

「ッ⁉」

護堂は全身から光線を放出し拘束を解くとともにアテナへ攻撃を行った。

 

 

「この技は威力だけはあるけどなるべく使いたくなかったんだよな。てかもう使わねぇ」

護堂は今使った全身から光線を出すという技をもう使わないと心に決めた。

 

 

 

 

 

 




話数をずらし一話目を邂逅と権能紹介にしようと思っています。
アーティファクト[無限抱擁]は様々な形のブロックがいくつも積み重なったような広大な空間です。

『風楯』は腕を囲むように発動する対物・魔法障壁です。

『連弾・光の1001矢』は1001の光弾が飛んでいく魔法です。

『エターナル・ネギフィーバー』というのは全身から光線を出すものです。ちなみに威力は恐ろしいものです。
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